家計簿で貯金はウソ!?見せかけだけ黒字のでたらめ家計簿が危険!
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貯金をするために家計簿をつけているという方は多いものです。
しかし、この家計簿。実はつけ方を間違えてしまうと「家計簿上では貯金ができているのに、実際は貯金ができてない」という摩訶不思議な現象がしばしば起きます。
家計簿&家計管理アドバイザーとしてこれまで1000件以上の家計のご相談をお引き受けしていますが、この「見せかけだけ黒字のでたらめな家計簿」をつけて満足している方が非常に多いので驚きます。
「家計簿の計算上だけで貯金できている家計簿」ではなく「本当に貯金が残っている家計簿」をつけていなければ家計簿をつけている意味がありません。
ここでは「見せかけだけ黒字のウソの貯金額が記載されているでたらめな家計簿の特徴」と、「どのようなつけ方をすると見せかけだけ黒字のでたらめな家計簿になってしまうのかの理由」について紹介します。

家計簿の計算上では「年間100万円以上の貯金ができている」など一見大変優秀な家計簿。
しかし、実際本当に残っている貯金額はごくわずか…。
家計簿の計算上だけ黒字で、実際は黒字ではない「でたらめな家計簿の特徴と対処法」は以下の通りです。
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、家計簿上だけで収支や貯金額の計算を行い、実際の貯金額と照らし合わせないという特徴があります。
今月の収入額や支出額から自分で計算した貯金額を信用しすぎてしまうのです。
そのため、家計簿上は月5万円の黒字なのに、実際は月3万円の赤字というようなでたらめな家計簿になることがあります。
貯金額を計算する際には必ず「手持ちの通帳口座の残高」から計算した収支と、手計算の収支を照らし合わせ「実際の貯金額と家計簿上の貯金額に大きなずれがないか」を確認しましょう。
なお、1円単位までピッタリ正確に合わせる必要はありません。だいたい同じ金額になっていれば構いません。あまりに大きくかけ離れてしまう場合は家計簿のつけ方や集計方法に誤りがある可能性があります。
■参考:月1回はやりたい!銀行残高から正確な貯金額を知る方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3797
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、前月からの繰越残高を「収入」として計算するという特徴もあります。
先月のやりくりの結果5万円が余り、手元に5万円が残っている。
今月の給料で25万円が支給された。
このような場合に、今月の家計簿の収入欄に先月の繰越残高と今月の給料を合わせた「30万円」を収入として記入してしまうのです。
先月のやりくりで余ったお金は「今月の収入」ではありません。
先月からの繰越残高を収入にしてしまうと、その分見せかけだけ収入が増えてしまい、正確な収入が分からなくなります。
上記の例だと5万円収入が多い状況として家計簿に記録されていますので、当然収支にも5万円のずれが生じます。
家計簿上では3万円の黒字になっても、実際は2万円の赤字。
前月からの繰越金を収入として計算してしまうと、このような「収支の結果がでたらめな家計簿」になってしまうのです。
前月からの繰越金は「残高」には含めますが「収入」には含めません。
■参考:家計簿の繰越金については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2956835
家計簿上だけでもなんとかして黒字にしておきたいと考えてしまう方も多いです。
実際には赤字なのに、赤字である事実を隠すような家計簿のつけ方をしてしまうのです。
例えば毎月20万円でやりくりしようと決めるものの、20万円で足りなくなりそうな時はクレジットカードを利用し、クレジットカードの支払いは家計簿に記入しない。
すると家計簿上だけは20万円でやりくりができているように記入されてしまいます。
毎月黒字にしなくてはと焦るあまりに、家計簿で「今月は赤字」という事実がつきつけられるのが怖くて受け入れられなくなってしまうのです。
■参考:毎月黒字にこだわりすぎてしまうことについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3677
家計には「特別費」と呼ばれる支出があります。冠婚葬祭、車検、固定資産税、旅行代、家電の買い替えのような比較的高額な支出のことです。
こちらの支出のことを「特別費」と言い、家計管理では「支出」として家計簿につけるのが通常です。
しかし、貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、特別費という概念がなく、特別費は「貯金から出すもの」と考えているという特徴があります。
「特別費」と「貯金」の区別がついていないため、高額な支出があると「貯金」を崩して支払う。
貯金を崩して支払った「特別費」については家計簿に記載しない。
そのため家計簿上では年間100万円の黒字。
特別費にあたる支出を家計簿につけないことで家計簿上では年間100万円の黒字など、計算と実績が大きくずれてしまう家計簿になってしまいます。
このような家計簿にならないように、「特別費」も含め、支出はすべて家計簿につけるようにする必要があります。
■参考:特別費は貯金ではないについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4655131
■参考:特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、「積立」と「貯金」の区別がついてないという特徴もあります。
例えば毎月「旅行積立」「家電積立」「車検積立」などを各1万円ずつ合計月3万円ずつ貯めている。
そのような場合に「月3万円貯金」というように家計簿に記載してしまう方がいます。
ご自分でも「わが家は毎月3万円、年間36万円貯金している」と考えています。
しかし、実際には「旅行積立」「家電積立」「車検積立」は、1年以内に使う予定のあるお金。
家計簿上では年間36万円の貯金ができていることになりますが、実際にはこの36万円は使ってすぐになくなってしまうお金です。
「使う予定のある積立」は「貯金」ではなく「支出」として家計簿につけましょう。
■参考:使う予定のある積立の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17284
上記のような家計簿のつけ方をしていると、家計簿はどんどんでたらめになってしまいます。
正常な家計簿のつけ方をしている方からみると、そんな人いるの?と首をかしげることも多いものですが、このような問題のある家計簿をつけている方は実は非常に多いのです。
家計簿をつけているなら、収支と貯金額だけはほぼ正確な金額が記載できている状況を保たなくてはいけません。
もちろん1円単位まで正確である必要はありませんし、すべての支出を正確に書き出す必要もありません。
ただし、収支と貯金額だけはある程度の正確性が保てるようにしましょう。
上記のような理由から「家計簿つけているのに貯まらない」という「問題のある家計簿」の事例を何度も拝見してきました。
きちんとしたつけ方で家計簿をつければ家計簿はお金の指針として大いに役立ちますが、でたらめな家計簿ではかえって混乱を招いてしまいます。
家計簿をつけるなら「つけるだけで貯まる本当の貯金ができる家計簿」を目指しましょう。
■参考:つけるだけで正確な貯金額が記載できる家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:他にもある!正しい家計管理の方法については以下にまとめてあります。
・正しい家計管理の方法
しかし、この家計簿。実はつけ方を間違えてしまうと「家計簿上では貯金ができているのに、実際は貯金ができてない」という摩訶不思議な現象がしばしば起きます。
家計簿&家計管理アドバイザーとしてこれまで1000件以上の家計のご相談をお引き受けしていますが、この「見せかけだけ黒字のでたらめな家計簿」をつけて満足している方が非常に多いので驚きます。
「家計簿の計算上だけで貯金できている家計簿」ではなく「本当に貯金が残っている家計簿」をつけていなければ家計簿をつけている意味がありません。
ここでは「見せかけだけ黒字のウソの貯金額が記載されているでたらめな家計簿の特徴」と、「どのようなつけ方をすると見せかけだけ黒字のでたらめな家計簿になってしまうのかの理由」について紹介します。
家計簿の貯金額はウソ?でたらめ家計簿の特徴と対処法

家計簿の計算上では「年間100万円以上の貯金ができている」など一見大変優秀な家計簿。
しかし、実際本当に残っている貯金額はごくわずか…。
家計簿の計算上だけ黒字で、実際は黒字ではない「でたらめな家計簿の特徴と対処法」は以下の通りです。
1.家計簿だけで貯金額を確認し、実際の貯金額を確認していない
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、家計簿上だけで収支や貯金額の計算を行い、実際の貯金額と照らし合わせないという特徴があります。
今月の収入額や支出額から自分で計算した貯金額を信用しすぎてしまうのです。
そのため、家計簿上は月5万円の黒字なのに、実際は月3万円の赤字というようなでたらめな家計簿になることがあります。
貯金額を計算する際には必ず「手持ちの通帳口座の残高」から計算した収支と、手計算の収支を照らし合わせ「実際の貯金額と家計簿上の貯金額に大きなずれがないか」を確認しましょう。
なお、1円単位までピッタリ正確に合わせる必要はありません。だいたい同じ金額になっていれば構いません。あまりに大きくかけ離れてしまう場合は家計簿のつけ方や集計方法に誤りがある可能性があります。
■参考:月1回はやりたい!銀行残高から正確な貯金額を知る方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3797
2.前月からの繰り越し残高を「収入」として記入している
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、前月からの繰越残高を「収入」として計算するという特徴もあります。
先月のやりくりの結果5万円が余り、手元に5万円が残っている。
今月の給料で25万円が支給された。
このような場合に、今月の家計簿の収入欄に先月の繰越残高と今月の給料を合わせた「30万円」を収入として記入してしまうのです。
先月のやりくりで余ったお金は「今月の収入」ではありません。
先月からの繰越残高を収入にしてしまうと、その分見せかけだけ収入が増えてしまい、正確な収入が分からなくなります。
上記の例だと5万円収入が多い状況として家計簿に記録されていますので、当然収支にも5万円のずれが生じます。
家計簿上では3万円の黒字になっても、実際は2万円の赤字。
前月からの繰越金を収入として計算してしまうと、このような「収支の結果がでたらめな家計簿」になってしまうのです。
前月からの繰越金は「残高」には含めますが「収入」には含めません。
■参考:家計簿の繰越金については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2956835
3.家計簿上だけでも黒字にしたいと考えてしまう
家計簿上だけでもなんとかして黒字にしておきたいと考えてしまう方も多いです。
実際には赤字なのに、赤字である事実を隠すような家計簿のつけ方をしてしまうのです。
例えば毎月20万円でやりくりしようと決めるものの、20万円で足りなくなりそうな時はクレジットカードを利用し、クレジットカードの支払いは家計簿に記入しない。
すると家計簿上だけは20万円でやりくりができているように記入されてしまいます。
毎月黒字にしなくてはと焦るあまりに、家計簿で「今月は赤字」という事実がつきつけられるのが怖くて受け入れられなくなってしまうのです。
■参考:毎月黒字にこだわりすぎてしまうことについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3677
4.特別費を支出として記入しない
家計には「特別費」と呼ばれる支出があります。冠婚葬祭、車検、固定資産税、旅行代、家電の買い替えのような比較的高額な支出のことです。
こちらの支出のことを「特別費」と言い、家計管理では「支出」として家計簿につけるのが通常です。
しかし、貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、特別費という概念がなく、特別費は「貯金から出すもの」と考えているという特徴があります。
「特別費」と「貯金」の区別がついていないため、高額な支出があると「貯金」を崩して支払う。
貯金を崩して支払った「特別費」については家計簿に記載しない。
そのため家計簿上では年間100万円の黒字。
特別費にあたる支出を家計簿につけないことで家計簿上では年間100万円の黒字など、計算と実績が大きくずれてしまう家計簿になってしまいます。
このような家計簿にならないように、「特別費」も含め、支出はすべて家計簿につけるようにする必要があります。
■参考:特別費は貯金ではないについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4655131
■参考:特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
5.積立と貯金の区別がついていない
貯金できているはずなのにできていない家計簿をつけている方は、「積立」と「貯金」の区別がついてないという特徴もあります。
例えば毎月「旅行積立」「家電積立」「車検積立」などを各1万円ずつ合計月3万円ずつ貯めている。
そのような場合に「月3万円貯金」というように家計簿に記載してしまう方がいます。
ご自分でも「わが家は毎月3万円、年間36万円貯金している」と考えています。
しかし、実際には「旅行積立」「家電積立」「車検積立」は、1年以内に使う予定のあるお金。
家計簿上では年間36万円の貯金ができていることになりますが、実際にはこの36万円は使ってすぐになくなってしまうお金です。
「使う予定のある積立」は「貯金」ではなく「支出」として家計簿につけましょう。
■参考:使う予定のある積立の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17284
正確な貯金額がわかる家計簿にしよう
上記のような家計簿のつけ方をしていると、家計簿はどんどんでたらめになってしまいます。
正常な家計簿のつけ方をしている方からみると、そんな人いるの?と首をかしげることも多いものですが、このような問題のある家計簿をつけている方は実は非常に多いのです。
家計簿をつけているなら、収支と貯金額だけはほぼ正確な金額が記載できている状況を保たなくてはいけません。
もちろん1円単位まで正確である必要はありませんし、すべての支出を正確に書き出す必要もありません。
ただし、収支と貯金額だけはある程度の正確性が保てるようにしましょう。
上記のような理由から「家計簿つけているのに貯まらない」という「問題のある家計簿」の事例を何度も拝見してきました。
きちんとしたつけ方で家計簿をつければ家計簿はお金の指針として大いに役立ちますが、でたらめな家計簿ではかえって混乱を招いてしまいます。
家計簿をつけるなら「つけるだけで貯まる本当の貯金ができる家計簿」を目指しましょう。
■参考:つけるだけで正確な貯金額が記載できる家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:他にもある!正しい家計管理の方法については以下にまとめてあります。
・正しい家計管理の方法

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