二人暮らしの家計簿公開!夫婦で手取り月収38万円。どこから見直せばいいですか。
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※その他免責事項をお読みください。
家族構成 夫婦2人 32歳30歳
年収 夫280万 手取り月16万
ボーナス1ヶ月〜1.5ヶ月 40
妻320万 手取り月22万
ボーナス1.5ヶ月〜2ヶ月
固定費
車ローン35000円
ボーナス払い150000円
ガソリン月2万
5年残クレ残り4年
(四年後買取250万必要)
車ローン36000
ガソリン0円 電気自動車
(5年後40万円で買取)
家賃5.5万
光熱費
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
携帯
夫15000
妻6000
生活費
食費、雑費込み20000
医療費10000予備(通院なし)
娯楽費1-2万円
こずかい
夫20000(▲間に合う時と急遽必要な時にクレジットカード払いしてしまう…いくら使ったかは把握できておらず)
妻20000
保険
年払い 車10万、13万
生命保険3万
貯金
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
家計簿をつけてはいるが管理しきれておりません。
ボーナス払いの15万、車重量税を毎月積立したいが上記の貯金で精一杯。予算的には間に合うはずがカード払いの使用不明金が多い状況です。
夫のこずかいを増やしてカード払いを辞めてもらおうか検討中です。臨時の職場飲み会の予算なども予算立てして余裕を持った管理をしたいところです。
車は五年後から1台分のローンが無くなり電気自動車のため維持費もほぼかからない予定です。
これから子供、マイホームも考えているため貯金のための予算と、年払い関連の予算は分けて確保したいです。
どこから見直し、どのように夫のこずかい、やりくりを考えたら良いでしょうか。
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計簿相談」についてですね。
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
まず質問者様の月の家計について見てみましょう。
車ローン35000円
ガソリン月2万
車ローン36000円
家賃5.5万
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
携帯
夫15000
妻6000
食費、雑費込み20000
医療費10000予備(通院なし)
娯楽費1-2万円
小遣い
夫20000(▲間に合う時と急遽必要な時にクレジットカード払いしてしまう…いくら使ったかは把握できておらず)
妻20000
生命保険3万
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
合計 約37.2万円
質問者様の家計はご夫婦合わせての手取り月収が38万円ですので、ほぼ毎月上記の支払いでトントンの家計と言えます。
ただし、積み立てや投信など貯蓄分が月6.2万円ありますので、年間74.4万円は貯蓄しているようです(定期積立については一度積み立てたものを崩していないか確認してみましょう)。
質問者様の家計の特別費にあたる支出は以下のとおりです。
保険(年払い)車10万、13万
車 ボーナス払い 150000円
少なくとも 38万円の支払いはあるようです。
ご夫婦合わせてのボーナスは年間100~120万円ほどはありそうですから、60万円~80万円は残りがあることになります。
しかし、上記の特別費には車検や自動車税が含まれていませんので、そちらの支払いを済ませると年間で20万円~40万円ほどボーナスから残るかどうかではないかと推測されます。
質問者様の家計は、以下の支出についての見直しを検討されることをオススメします。
■水道光熱費
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
ご夫婦二人暮らしにしては水道光熱費が高いと言えます。
特に、ガス代や水道代が高いと感じます。
ガスについては地域柄プロパンであるなら多少やむを得ないところもありますが、そうでなければ見直しましょう。
給湯器のスイッチを1日中つけっぱなしにしたりしていませんか?
水道代についても、お子さんがいらっしゃらない状況ですので半分くらいの予算にできてもおかしくありません。
洗濯の回数やお風呂の利用の仕方を見直しましょう。
■携帯電話
夫15000
妻6000
携帯電話についてもご夫婦二人で2台と考えると大変に高いと言えます。
ご夫婦合わせてせめて1万円以下にできないか検討してみましょう。
■保険
生命保険3万
保険(年払い)車10万、13万
保険についても見直しを検討しましょう。
生命保険はご夫婦二人、お子さんがいないと考えると非常に高いと言えます。
もしかしたらほとんどが貯蓄性の保険である可能性もあります。
こちらが貯蓄性の保険ではないか確認してみてください。
そうでない場合は保証額など今一度見直しましょう。
また、車の保険についても見直してみましょう。
車2台で年間10万円程度の支払いにすることも通常充分可能です。ご夫婦のご年齢が20代であると多少高くなる保険もありますが、ご夫婦ともに30代と考えるともう少し安い車の保険もあると考えられますので見直しをオススメします。
■食費
食費、雑費込み20000
月約6万円の貯蓄と、月約9万円の車にかかる支出で毎月の家計が非常に圧迫され、肝心の食費は月2万円と非常に少ない状況です。
ご夫婦ふたりで食費が2万円というのは少なすぎます。これからお子さんを考えるのであれば、食費はますます必要になります。
支払いを増やしすぎて食費が確保できない家計管理にならないように気をつけましょう。
■参考:食費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621
質問者様の家計は、上記の点を重点的に見直すことで、月2、3万円、年間で24万円~36万円ほどの節約が可能であると推測されます。
しかし、見直しを行わず今後も現状の家計を続けていくと、今後お子さんやマイホームを検討する頃には現状の家計のやりくりでは非常に苦しい家計になる可能性が高いと言えます。
現状でも月2万円程度の食費がさらに厳しい予算になる可能性も十分に考えられます。
そのような家計管理にならないように、以下の点についても見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
■車関連費用
車ローン35000円
車ローン36000円
車 ボーナス払い 150000円
合計 年間100万円
ご夫婦合わせて年間約100万円を車のローンで支払っています。
今後お子さん、マイホームのご購入を検討中ということですが、まずは車のローンをなんとかしなくては今後の家計のやりくりが非常に苦しくなる可能性があります。
万が一現状の支出を抱えたままお子さんを出産、育児休業などにはいり奥様の手取り収入が減ってしまうと仮定すると、現状できている貯蓄をまずやめなくては生活できないという家計に転落する可能性があります。
また、もし車のローンの支払いが終わってからお子さんを考えるとすると、5年後になりますので、ご主人は37歳奥様は35歳で第一子を迎えることになります。
ご主人が37歳で第一子となると、お子さんが22歳になり大学を卒業するころにはご主人は59歳。満足な貯金が貯められないまま老後に突入するというやりくりになる可能性もあります。
二人目のお子さんをさらに39歳で迎えたとすると、第二子大学卒業時ご主人は61歳です。万が一定年していると、65歳まで年金はありませんから、定年退職・無年金の時期に大学の費用を負担しなくてはいけないという可能性も出てきます。
さらに、車のローンなどその他のローンがある場合、住宅ローンの借り入れ限度額は減ることになります。
ご主人が主な住宅ローン債務者になり、奥様と収入合算(奥様の配分2分の1)で借り入れを行うとして、仮にご夫婦合わせての年収が440万円借入限度額が35%とすると、月12.8万円までの借り入れが限度になります。
現状では月8.3万円を車のローンで支払っていますので、月4.5万円までしか住宅ローンは組めないというようなことになりかねないのです。
仮にご主人が35歳の時にマイホームを購入、返済期間30年、金利1.5%で住宅ローンを借り入れるとすると、1300万円前後までの借り入れしかできないというような可能性も出てきます。
車の返済を終えた5年後にマイホームの購入を検討した場合でも5年後のご主人の年齢は37歳。35年ローンにすると完済時の年齢は72歳。
老後まで住宅ローンの返済に追われる生活になってしまいます。
上記の試算は奥様も今後も働き続けるという前提で行いましたが、万が一お子さんの出産を機に奥様が退職。
ご主人だけの収入になった場合には、車の返済だけで月の借入限度額は超えていますので、車の返済が終わらない限り住宅ローンの借り入れ自体できない可能性もあります。
借り入れのできない期間が長くなると、ご主人の年齢も高くなり、住宅ローンを完済する年齢もますます高くなります。
このように、お子さんを迎える時期や住宅ローンを組む時期によっては老後まで苦しい生活に転落する可能性もありますし、住宅ローンの審査自体が通らない可能性もありますので、注意してください。
できれば車のローンについては繰り上げ返済を行い早期完済を目指し、その後マイホームの購入資金を貯蓄。同時にお子さんを迎える準備を始めるという順番の方が家計管理としては安心ではないかと推測されます。
ご夫婦のご年齢から考えると、できるだけ早く家計の見直しを実行したほうがよいでしょう。
質問者様の家計の予算としてオススメなのは以下の配分です。
(毎月の固定費、生活費)
車ローン3万5千円
ガソリン月2万
車ローン3万6千円
家賃5万5千円
電気7千円
ガス8千万
水道4千円
携帯 1万2千円
食費、雑費込み3万円
医療費1万円予備(通院なし)
娯楽費2万円
小遣い
夫小遣い3万円
妻小遣い1万円
生命保険3万円
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
合計 約36.7万円
(特別費)
自動車保険 10万円
車 ボーナス払い 15万円
車検・自動車税 30万円
自動車税 8万円
その他 20万円
合計 83万円
(貯蓄)
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
ボーナスから貯金 20万円~40万円
月々の生活費の余り貯金 6万円
合計 年間100万円~120万円
使途不明金をなくしながら年間でひとまず100万円~120万円の貯蓄を最低限行い、ある程度の資金を残しながら車のローンの繰り上げ返済を行うというプランです。
ご主人のお小遣いは上げましたがクレジットカードの支払いは予算として計上していません。
もちろんあくまで試算ですから、実際の状況と照らし合わせてご自由にご変更ください。
ご夫婦二人暮らし、お子さんがいない時期というのは本来「貯め期」にあたります。
この時期を逃してしまうとその後の家計のやりくりが厳しくなることが予測されますので、お子さんがいらっしゃらない今のうちにしっかりと家計を立て直しておくことをオススメします。
二人暮らしの家計簿の考え方についてもよろしければあわせてご覧ください。
■参考:貯め期とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
■参考:二人暮らしの家計簿の考え方の基本については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13185
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■月収をベースに考える!みんなの家計簿はこちらから
・みんなの家計簿公開のまとめ
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
家族構成 夫婦2人 32歳30歳
年収 夫280万 手取り月16万
ボーナス1ヶ月〜1.5ヶ月 40
妻320万 手取り月22万
ボーナス1.5ヶ月〜2ヶ月
固定費
車ローン35000円
ボーナス払い150000円
ガソリン月2万
5年残クレ残り4年
(四年後買取250万必要)
車ローン36000
ガソリン0円 電気自動車
(5年後40万円で買取)
家賃5.5万
光熱費
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
携帯
夫15000
妻6000
生活費
食費、雑費込み20000
医療費10000予備(通院なし)
娯楽費1-2万円
こずかい
夫20000(▲間に合う時と急遽必要な時にクレジットカード払いしてしまう…いくら使ったかは把握できておらず)
妻20000
保険
年払い 車10万、13万
生命保険3万
貯金
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
家計簿をつけてはいるが管理しきれておりません。
ボーナス払いの15万、車重量税を毎月積立したいが上記の貯金で精一杯。予算的には間に合うはずがカード払いの使用不明金が多い状況です。
夫のこずかいを増やしてカード払いを辞めてもらおうか検討中です。臨時の職場飲み会の予算なども予算立てして余裕を持った管理をしたいところです。
車は五年後から1台分のローンが無くなり電気自動車のため維持費もほぼかからない予定です。
これから子供、マイホームも考えているため貯金のための予算と、年払い関連の予算は分けて確保したいです。
どこから見直し、どのように夫のこずかい、やりくりを考えたら良いでしょうか。
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計簿相談」についてですね。
家計のやりくりはどうする?
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
月の家計を見てみよう!
まず質問者様の月の家計について見てみましょう。
車ローン35000円
ガソリン月2万
車ローン36000円
家賃5.5万
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
携帯
夫15000
妻6000
食費、雑費込み20000
医療費10000予備(通院なし)
娯楽費1-2万円
小遣い
夫20000(▲間に合う時と急遽必要な時にクレジットカード払いしてしまう…いくら使ったかは把握できておらず)
妻20000
生命保険3万
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
合計 約37.2万円
質問者様の家計はご夫婦合わせての手取り月収が38万円ですので、ほぼ毎月上記の支払いでトントンの家計と言えます。
ただし、積み立てや投信など貯蓄分が月6.2万円ありますので、年間74.4万円は貯蓄しているようです(定期積立については一度積み立てたものを崩していないか確認してみましょう)。
特別費のやりくりは?
質問者様の家計の特別費にあたる支出は以下のとおりです。
保険(年払い)車10万、13万
車 ボーナス払い 150000円
少なくとも 38万円の支払いはあるようです。
ご夫婦合わせてのボーナスは年間100~120万円ほどはありそうですから、60万円~80万円は残りがあることになります。
しかし、上記の特別費には車検や自動車税が含まれていませんので、そちらの支払いを済ませると年間で20万円~40万円ほどボーナスから残るかどうかではないかと推測されます。
家計を見直そう!
質問者様の家計は、以下の支出についての見直しを検討されることをオススメします。
■水道光熱費
電気6-8千円
ガス1万
水道6千円
ご夫婦二人暮らしにしては水道光熱費が高いと言えます。
特に、ガス代や水道代が高いと感じます。
ガスについては地域柄プロパンであるなら多少やむを得ないところもありますが、そうでなければ見直しましょう。
給湯器のスイッチを1日中つけっぱなしにしたりしていませんか?
水道代についても、お子さんがいらっしゃらない状況ですので半分くらいの予算にできてもおかしくありません。
洗濯の回数やお風呂の利用の仕方を見直しましょう。
■携帯電話
夫15000
妻6000
携帯電話についてもご夫婦二人で2台と考えると大変に高いと言えます。
ご夫婦合わせてせめて1万円以下にできないか検討してみましょう。
■保険
生命保険3万
保険(年払い)車10万、13万
保険についても見直しを検討しましょう。
生命保険はご夫婦二人、お子さんがいないと考えると非常に高いと言えます。
もしかしたらほとんどが貯蓄性の保険である可能性もあります。
こちらが貯蓄性の保険ではないか確認してみてください。
そうでない場合は保証額など今一度見直しましょう。
また、車の保険についても見直してみましょう。
車2台で年間10万円程度の支払いにすることも通常充分可能です。ご夫婦のご年齢が20代であると多少高くなる保険もありますが、ご夫婦ともに30代と考えるともう少し安い車の保険もあると考えられますので見直しをオススメします。
■食費
食費、雑費込み20000
月約6万円の貯蓄と、月約9万円の車にかかる支出で毎月の家計が非常に圧迫され、肝心の食費は月2万円と非常に少ない状況です。
ご夫婦ふたりで食費が2万円というのは少なすぎます。これからお子さんを考えるのであれば、食費はますます必要になります。
支払いを増やしすぎて食費が確保できない家計管理にならないように気をつけましょう。
■参考:食費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621
今後の家計はどうなる?
質問者様の家計は、上記の点を重点的に見直すことで、月2、3万円、年間で24万円~36万円ほどの節約が可能であると推測されます。
しかし、見直しを行わず今後も現状の家計を続けていくと、今後お子さんやマイホームを検討する頃には現状の家計のやりくりでは非常に苦しい家計になる可能性が高いと言えます。
現状でも月2万円程度の食費がさらに厳しい予算になる可能性も十分に考えられます。
そのような家計管理にならないように、以下の点についても見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
■車関連費用
車ローン35000円
車ローン36000円
車 ボーナス払い 150000円
合計 年間100万円
ご夫婦合わせて年間約100万円を車のローンで支払っています。
今後お子さん、マイホームのご購入を検討中ということですが、まずは車のローンをなんとかしなくては今後の家計のやりくりが非常に苦しくなる可能性があります。
万が一現状の支出を抱えたままお子さんを出産、育児休業などにはいり奥様の手取り収入が減ってしまうと仮定すると、現状できている貯蓄をまずやめなくては生活できないという家計に転落する可能性があります。
また、もし車のローンの支払いが終わってからお子さんを考えるとすると、5年後になりますので、ご主人は37歳奥様は35歳で第一子を迎えることになります。
ご主人が37歳で第一子となると、お子さんが22歳になり大学を卒業するころにはご主人は59歳。満足な貯金が貯められないまま老後に突入するというやりくりになる可能性もあります。
二人目のお子さんをさらに39歳で迎えたとすると、第二子大学卒業時ご主人は61歳です。万が一定年していると、65歳まで年金はありませんから、定年退職・無年金の時期に大学の費用を負担しなくてはいけないという可能性も出てきます。
さらに、車のローンなどその他のローンがある場合、住宅ローンの借り入れ限度額は減ることになります。
ご主人が主な住宅ローン債務者になり、奥様と収入合算(奥様の配分2分の1)で借り入れを行うとして、仮にご夫婦合わせての年収が440万円借入限度額が35%とすると、月12.8万円までの借り入れが限度になります。
現状では月8.3万円を車のローンで支払っていますので、月4.5万円までしか住宅ローンは組めないというようなことになりかねないのです。
仮にご主人が35歳の時にマイホームを購入、返済期間30年、金利1.5%で住宅ローンを借り入れるとすると、1300万円前後までの借り入れしかできないというような可能性も出てきます。
車の返済を終えた5年後にマイホームの購入を検討した場合でも5年後のご主人の年齢は37歳。35年ローンにすると完済時の年齢は72歳。
老後まで住宅ローンの返済に追われる生活になってしまいます。
上記の試算は奥様も今後も働き続けるという前提で行いましたが、万が一お子さんの出産を機に奥様が退職。
ご主人だけの収入になった場合には、車の返済だけで月の借入限度額は超えていますので、車の返済が終わらない限り住宅ローンの借り入れ自体できない可能性もあります。
借り入れのできない期間が長くなると、ご主人の年齢も高くなり、住宅ローンを完済する年齢もますます高くなります。
このように、お子さんを迎える時期や住宅ローンを組む時期によっては老後まで苦しい生活に転落する可能性もありますし、住宅ローンの審査自体が通らない可能性もありますので、注意してください。
できれば車のローンについては繰り上げ返済を行い早期完済を目指し、その後マイホームの購入資金を貯蓄。同時にお子さんを迎える準備を始めるという順番の方が家計管理としては安心ではないかと推測されます。
ご夫婦のご年齢から考えると、できるだけ早く家計の見直しを実行したほうがよいでしょう。
予算を考え直そう!
質問者様の家計の予算としてオススメなのは以下の配分です。
(毎月の固定費、生活費)
車ローン3万5千円
ガソリン月2万
車ローン3万6千円
家賃5万5千円
電気7千円
ガス8千万
水道4千円
携帯 1万2千円
食費、雑費込み3万円
医療費1万円予備(通院なし)
娯楽費2万円
小遣い
夫小遣い3万円
妻小遣い1万円
生命保険3万円
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
合計 約36.7万円
(特別費)
自動車保険 10万円
車 ボーナス払い 15万円
車検・自動車税 30万円
自動車税 8万円
その他 20万円
合計 83万円
(貯蓄)
ドル建て積立 月1.5万
投信 7千
定期積立4万
ボーナスから貯金 20万円~40万円
月々の生活費の余り貯金 6万円
合計 年間100万円~120万円
使途不明金をなくしながら年間でひとまず100万円~120万円の貯蓄を最低限行い、ある程度の資金を残しながら車のローンの繰り上げ返済を行うというプランです。
ご主人のお小遣いは上げましたがクレジットカードの支払いは予算として計上していません。
もちろんあくまで試算ですから、実際の状況と照らし合わせてご自由にご変更ください。
二人暮らしの家計簿
ご夫婦二人暮らし、お子さんがいない時期というのは本来「貯め期」にあたります。
この時期を逃してしまうとその後の家計のやりくりが厳しくなることが予測されますので、お子さんがいらっしゃらない今のうちにしっかりと家計を立て直しておくことをオススメします。
二人暮らしの家計簿の考え方についてもよろしければあわせてご覧ください。
■参考:貯め期とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
■参考:二人暮らしの家計簿の考え方の基本については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13185
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