夏休み費用で予算がカツカツ?夏休みのお金はどこからいくら出す?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
あきさん、いつもお世話になっています。
特別費と通常予算の扱いですっきりしたいところが出てきたので、お伺いします。
夏休みなどの子どもの長期休みについてです。
夏休みなどは特別費を用意していると拝見してます。
仮に10万の夏休みの費用を用意した場合、このときの夏休み特別費はその月(期間)でトータル10万の補充金?としているイメージなんでしょうか。
普段の生活の予算とのはバランスはどう考えるのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夏休みの費用」についてですね。
夏休みというのは意外とお金がかかる時期ですよね。
旅行に行けばあっという間に10万円がなくなってしまう…。
毎月同じくらいのお金で生活しようとしても、夏休みの費用があると予算が守れない…。
わが家も子供が3人いますので、夏休みの費用は悩みどころです。
そんな「夏休みの家計管理の悩み」を解消するわが家の方法について紹介します。
子どもたちが夏休みに入ると、夏休み中のお昼ごはん代やレジャー費など様々な支出が増えますよね。
そんな時に「いつも通りの予算でやりくりしなくては」なんて考えてしまうと、いつもの食費や日用品に充てられるお金がなく予算もカツカツになってしまいます。
頑張って節約している方は、レジャー費を確保するために苦しいやりくりをしてなんとか1ヵ月を乗り切るという方も。
もちろんそのようなやりくり法も節約になり素晴らしいのですが、私が実践している方法は「夏休みはお金がかかるものとして割り切る」というものです。
私が実践している夏休みの費用の準備の仕方は非常に単純です。
家計簿に「夏休み費」という支出を作るだけです。
もちろん家計簿をつけていない人でも「夏休み費」という封筒をひとつ準備するのもオススメです。
・実家帰省費 2万円
・夏休みレジャー費 5万円
上記のように夏休み中に必要なお金をだいたいで計算し、夏休み費を確保します。
夏休み中の支出は「夏休み費」から出すという方法です。
■参考:夏休みだけでなく、冬休みも春休みも同様に費用を準備をするのがオススメです。
家計簿をつけている人なら、夏休みの費用は「特別費」として計上することをオススメします。
特別費というのは「冠婚葬祭、固定資産税、車検」といった必ず支払う支出から「旅行、家電の買い替え」まで「家計の中でも特別に高額になりやすい支出」のことです。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
実際の家計簿への書き方の例は以下の通りです。
・実家帰省費2万円
・夏休み費用4万円
わが家の場合は家計簿の特別費欄に上記のように2行書いておしまいにしています。
家計簿に記入する内容がたった2行で済ませられるので簡単です。
実家帰省費2万円、夏休み費用4万円と家計簿につけた後、実際にお金を使う時は以下の手順で使っています。
・「実家帰省費」「夏休み費」とふたつの封筒にわけてお金を入れる。
・使う時は封筒から今日使う分だけお財布にお金をうつす。
・すでに支出として家計簿につけているため、実際に使う時は家計簿には何も書かない。
なお、夏休み費などの費用は普段の食費などが入っている財布とは別の財布に入れて持ち歩いています。
■参考:財布の分け方については以下の記事で詳しく紹介しています。
私が実践している夏休みの費用の考え方は上記の通り「夏休み中はお金がかかるものとして普段の生活費とは別にお金を準備する」という方法です。
つまり、普段の生活費が20万円で、夏休みの費用が10万円ならトータル30万円まで1カ月に使ってもいいお金と考えるということになります。
このように考えると、夏休みの支出が多く普段の生活がカツカツになることもありませんし、反対に普段の生活費で精いっぱいで夏休みのお金が準備できないということもなくなりますよ。
夏休み費という費用を準備することで、夏休みだからと言って際限なくお金を使いすぎるという浪費を防止することもできます。
夏休みに1週間実家に帰省し、実家に帰省している間の支出は実家帰省費から捻出。
1週間実家に帰っていたので普段の食費や日用品にお金がかからなかった。
そのため、普段は月20万円の生活費の予算が、18万円で済んでしまった。
この時、余った2万円をどのように扱えばいいかというのが質問者様のご質問であると推測いたします。
結論からお伝えすると、わが家の場合はこのような時に余ったお金は「予定通りの支出がかかったものとして支出として計上し積み立てる」という方法をとります。
例えば、毎月20万円生活費の予算が18万円になった場合、差額の2万円は支出があったものとみなし、家計簿に「積立2万円」などと記して「海外旅行費積立」など任意の積立にお金をうつしています。
もちろん余ったお金は貯金にしてもいいですし、赤字補填用に積み立ててもいいでしょう。
予定に対して余ったお金の使い道は自由に考えましょう。
■参考:毎月のやりくりで余ったお金の扱い方については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:目的別積立貯金については以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!家計のやりくりアドバイスに関するご質問は以下にまとめてあります。
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさん、いつもお世話になっています。
特別費と通常予算の扱いですっきりしたいところが出てきたので、お伺いします。
夏休みなどの子どもの長期休みについてです。
夏休みなどは特別費を用意していると拝見してます。
仮に10万の夏休みの費用を用意した場合、このときの夏休み特別費はその月(期間)でトータル10万の補充金?としているイメージなんでしょうか。
普段の生活の予算とのはバランスはどう考えるのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夏休みの費用」についてですね。
夏休みの費用
夏休みというのは意外とお金がかかる時期ですよね。
旅行に行けばあっという間に10万円がなくなってしまう…。
毎月同じくらいのお金で生活しようとしても、夏休みの費用があると予算が守れない…。
わが家も子供が3人いますので、夏休みの費用は悩みどころです。
そんな「夏休みの家計管理の悩み」を解消するわが家の方法について紹介します。
夏休みの費用の考え方
子どもたちが夏休みに入ると、夏休み中のお昼ごはん代やレジャー費など様々な支出が増えますよね。
そんな時に「いつも通りの予算でやりくりしなくては」なんて考えてしまうと、いつもの食費や日用品に充てられるお金がなく予算もカツカツになってしまいます。
頑張って節約している方は、レジャー費を確保するために苦しいやりくりをしてなんとか1ヵ月を乗り切るという方も。
もちろんそのようなやりくり法も節約になり素晴らしいのですが、私が実践している方法は「夏休みはお金がかかるものとして割り切る」というものです。
夏休みの費用の準備の仕方
私が実践している夏休みの費用の準備の仕方は非常に単純です。
家計簿に「夏休み費」という支出を作るだけです。
もちろん家計簿をつけていない人でも「夏休み費」という封筒をひとつ準備するのもオススメです。
・実家帰省費 2万円
・夏休みレジャー費 5万円
上記のように夏休み中に必要なお金をだいたいで計算し、夏休み費を確保します。
夏休み中の支出は「夏休み費」から出すという方法です。
■参考:夏休みだけでなく、冬休みも春休みも同様に費用を準備をするのがオススメです。
夏休みの費用は何費?
家計簿をつけている人なら、夏休みの費用は「特別費」として計上することをオススメします。
特別費というのは「冠婚葬祭、固定資産税、車検」といった必ず支払う支出から「旅行、家電の買い替え」まで「家計の中でも特別に高額になりやすい支出」のことです。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
夏休みの費用の家計簿のつけ方
実際の家計簿への書き方の例は以下の通りです。
・実家帰省費2万円
・夏休み費用4万円
わが家の場合は家計簿の特別費欄に上記のように2行書いておしまいにしています。
家計簿に記入する内容がたった2行で済ませられるので簡単です。
夏休みの費用の使い方
実家帰省費2万円、夏休み費用4万円と家計簿につけた後、実際にお金を使う時は以下の手順で使っています。
・「実家帰省費」「夏休み費」とふたつの封筒にわけてお金を入れる。
・使う時は封筒から今日使う分だけお財布にお金をうつす。
・すでに支出として家計簿につけているため、実際に使う時は家計簿には何も書かない。
なお、夏休み費などの費用は普段の食費などが入っている財布とは別の財布に入れて持ち歩いています。
■参考:財布の分け方については以下の記事で詳しく紹介しています。
夏休みの費用の考え方
私が実践している夏休みの費用の考え方は上記の通り「夏休み中はお金がかかるものとして普段の生活費とは別にお金を準備する」という方法です。
つまり、普段の生活費が20万円で、夏休みの費用が10万円ならトータル30万円まで1カ月に使ってもいいお金と考えるということになります。
このように考えると、夏休みの支出が多く普段の生活がカツカツになることもありませんし、反対に普段の生活費で精いっぱいで夏休みのお金が準備できないということもなくなりますよ。
夏休み費という費用を準備することで、夏休みだからと言って際限なくお金を使いすぎるという浪費を防止することもできます。
普段の支出との考え方
夏休みに1週間実家に帰省し、実家に帰省している間の支出は実家帰省費から捻出。
1週間実家に帰っていたので普段の食費や日用品にお金がかからなかった。
そのため、普段は月20万円の生活費の予算が、18万円で済んでしまった。
この時、余った2万円をどのように扱えばいいかというのが質問者様のご質問であると推測いたします。
結論からお伝えすると、わが家の場合はこのような時に余ったお金は「予定通りの支出がかかったものとして支出として計上し積み立てる」という方法をとります。
例えば、毎月20万円生活費の予算が18万円になった場合、差額の2万円は支出があったものとみなし、家計簿に「積立2万円」などと記して「海外旅行費積立」など任意の積立にお金をうつしています。
もちろん余ったお金は貯金にしてもいいですし、赤字補填用に積み立ててもいいでしょう。
予定に対して余ったお金の使い道は自由に考えましょう。
■参考:毎月のやりくりで余ったお金の扱い方については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:目的別積立貯金については以下の記事で詳しく紹介しています。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!家計のやりくりアドバイスに関するご質問は以下にまとめてあります。
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
コメント
コメント一覧 (2)
まさしく私が知りたかった内容が事細かに教えていだきました。
また長期休み中の生活費の余剰まで教えてくださりありがとうございますm(_ _)m
本日からの夏休み、特別費夏休み代から補充しつつ、すごそうと思います。
また先日はご多忙かと思い
問い合わせのメールのお返事を控えさせていだたきましたこと
ここでご報告させていただけたらと思います
いろいろな事情も重なり、夏休みは支出がかさみますよね!
それでも予算から余剰がでるあおいさんの家計管理は大変に立派です。
こちらこそご利用ありがとうございました。またいつでもご利用ください。楽しみにお待ちしております。