食費を節約するコツは?なかなか食費が節約できないのですが…
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんこんにちは!毎日楽しみに読ませていただいています。ブログをお手本に一行家計簿も挑戦しているところです。
そこで分からないことがありメールさせていただきました。
食費の予算と節約のコツ、スーパーでの買い物についてです。
あきさん宅は水土日曜日が3000円その他の曜日は1500円ということで、一週間を15000円でやりくり、1ヶ月60000円予算ということですよね?これには米や調味料、お菓子は含まれていますか?
それと、例えば日曜日に、日曜日と月曜日の買い物をするとき、この時は4500円を持って買い物に行き、4500円以内に二日ぶんをおさめるという考え方でよろしいでしょうか?
私もその日の予算でおさまるようにとリストを作って行くのですが、お菓子などを買うとオーバーしてしまい、なかなか食費の節約ができないです。
子供のお友達が来たりしたときにお菓子をだしたりする事が多く、どうしたらいいかと毎日悩みます。
お時間があるときにアドバイスをお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「食費節約のコツ」についてですね。
家計を管理していると、食費の節約はどうしても気になるところですよね。
「食費の節約ができればもっと家計が助かるのに」
と思う反面
「家族の健康のためにも栄養のある食事を用意したい」
「食べる楽しみを失いたくない」
と思う気持ちもあり、どこまで食費を節約するか迷うところでもありますね。
ここではわが家の食費について紹介しながら「食費の節約ができないと感じる時に実践しやすい食費節約のコツ」について紹介します。
わが家の食費の予算は、質問者様がおっしゃる通り少し前まで63,000円でした。
しかし、子どもが中学校に行くようになり弁当が必要な時が増えたこと、下の子が大きくなり食べる量が増えたことから、食費の予算は1000円アップし、現在は64,000円にしています。
おそらく子どもが高校生になると給食がなくなりお弁当が始まりますので、食費はさらにもう少し増えるものと考えられます。
質問者様のご質問にお答えすると、こちらの食費には、米や調味料、お菓子代は含まれています。その他、酒代も含まれています。
ただし、「外食」は含まれていません。
■参考:63000円が予算だった時のわが家の食費の内訳の詳細については、以下の記事で紹介しています。
わが家では食費を節約するために「無駄に食費を増やさない工夫」を取り入れています。
・財布には予算以上のお金をあまり入れないようにする
・今日の買い物の予算をだいたい決め、その金額以下になるように気をつける
主にこのような点を意識してスーパーに行くようにしています。
1日に買う食費の予算をだいたいで決め、その金額だけを財布に入れる。
2日分をまとめて買う時は、2日分の食費を財布に入れる。
このようにしてお財布に入れるお金の調整をしています。
質問者様がおっしゃるように、日曜日の予算が3000円で、月曜日の予算が1500円なら4500円を持って買い物に行きます。
時々大きなお金しか家にないこともありますので、そのような時はやむを得ず大きなお金を持っていくこともあります。
このように、だいたいの予算を頭に入れて買い物をすると、ついつい食費が増えすぎるということがありません。
ただ、あまり厳しい予算で行ってしまうと、せっかくの買い物が楽しくなくなってしまいますよね。
予算が守れないことが続くと落ち込んでしまう原因にもなります。
だいたいこれくらいになったらOK!というくらいの気持ちで予算を設定したほうが長続きします。
最近は、キャッシュレスの支払いも増えてきたので、現金を使わない時でも、予算を守れるように気を付けています。
■参考:食費の予算の立て方については以下の記事で詳しく紹介しています。
子どものおやつ代というのも、家計の食費では大きくかかる支出の一つですよね。
節約したいと思っても、手作りのおやつを用意するのは手間がかかりますし、お友達が来ているのにおやつを出さないという節約方法も考えもの。
そんな時にオススメなのが「おやつは定量を守る」という方法です。
1回の買い物につき1つか2つまでなど、だいたいの数を決めておくと予算が余りに大きくオーバーすることはなくなります。
また、よくありがちなのが「お菓子のストック買い」です。
どうせ食べるものだからと安い時に買いだめしておこうと考える方も多いのですが、買いだめというのはたいがい消費者が損をするようにできています。
必要な時に必要な数だけ購入したほうが、一つ一つの単価は少し高くなったとしても最終的にお菓子に使う金額を節約できます。
定期的にお菓子ストックゼロになるようにすると、収納場所にも困りません。
■参考:子どものおやつ代については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:買いだめについては以下の記事で詳しく紹介しています。
食費を無理なく上手に節約するコツはとにかく「定量を守る」ことだと私は思います。
「そうだ、あれも買っておこう!」
と、あとから買うものを追加してしまうことで、全体的な食費は大きく膨らむ傾向があります。
「お肉を買う時はだいたい500gまで」
「野菜は使い切れずに捨ててしまうことのないよう2,3日で必要なものだけ」
「おやつを買う時は1回2日分2個まで」
「安いからといってストックはしない」
このようにして、無駄なものを買わないようにすることで、食費の節約にもなりますし、無駄な体重の増加も防げますし、冷蔵庫の中がパンパンになってしまうことも防ぐことができます。
冷蔵庫の中が2,3日で調味料以外なにもなくなり、体重も適正という状況をキープできているなら、これ以上食費を節約するのは家族の栄養を削ることと同じと考えられます。
子どもが大きくなれば赤ちゃんの頃よりも食費は高くなって当たり前ですし、消費税が上がれば食費も上がります。
無理のない食費の節約をこころがけるほうが、ストレスにもなりません。
■参考:食費の節約は削るより守るという考え方については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:スーパーの回り方で食費を節約する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
どうしても本格的に食費を節約したいなら、献立ノートやお買い物リストを作るという方法もオススメです。
私も面倒な時は献立ノートもお買い物リストも作らず買い物に出かけますが、時々予算をしっかり守らなくては!と思う時は献立ノートを活用します。
やはり一番食費が押さえられるのは献立ノートを記入してから買い物に出かけた時ですね。
献立ノートを使うか使わないかで月に5000円くらいは食費が節約できると言えます。
質問者様はお買い物リストを作ってから買い物に出かけているということですが、お菓子を買うと予算オーバーになってしまうとお悩みのようです。
おそらくお買い物リストにお菓子が入っていないのではないかと推測されますので、お買い物リストには「お菓子」も記入したうえで予算を立ててお買い物にいくことをオススメします。
調味料や米やボトルの酒などひとつで値が張る商品はいつもの予算を大きくオーバーしても仕方がありませんが、お菓子くらいではオーバーにならない金額をいつもの食費の予算にしてみてはいかがでしょうか。
■参考:献立ノートについては以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんこんにちは!毎日楽しみに読ませていただいています。ブログをお手本に一行家計簿も挑戦しているところです。
そこで分からないことがありメールさせていただきました。
食費の予算と節約のコツ、スーパーでの買い物についてです。
あきさん宅は水土日曜日が3000円その他の曜日は1500円ということで、一週間を15000円でやりくり、1ヶ月60000円予算ということですよね?これには米や調味料、お菓子は含まれていますか?
それと、例えば日曜日に、日曜日と月曜日の買い物をするとき、この時は4500円を持って買い物に行き、4500円以内に二日ぶんをおさめるという考え方でよろしいでしょうか?
私もその日の予算でおさまるようにとリストを作って行くのですが、お菓子などを買うとオーバーしてしまい、なかなか食費の節約ができないです。
子供のお友達が来たりしたときにお菓子をだしたりする事が多く、どうしたらいいかと毎日悩みます。
お時間があるときにアドバイスをお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「食費節約のコツ」についてですね。
食費の節約
家計を管理していると、食費の節約はどうしても気になるところですよね。
「食費の節約ができればもっと家計が助かるのに」
と思う反面
「家族の健康のためにも栄養のある食事を用意したい」
「食べる楽しみを失いたくない」
と思う気持ちもあり、どこまで食費を節約するか迷うところでもありますね。
ここではわが家の食費について紹介しながら「食費の節約ができないと感じる時に実践しやすい食費節約のコツ」について紹介します。
わが家の食費
わが家の食費の予算は、質問者様がおっしゃる通り少し前まで63,000円でした。
しかし、子どもが中学校に行くようになり弁当が必要な時が増えたこと、下の子が大きくなり食べる量が増えたことから、食費の予算は1000円アップし、現在は64,000円にしています。
おそらく子どもが高校生になると給食がなくなりお弁当が始まりますので、食費はさらにもう少し増えるものと考えられます。
質問者様のご質問にお答えすると、こちらの食費には、米や調味料、お菓子代は含まれています。その他、酒代も含まれています。
ただし、「外食」は含まれていません。
■参考:63000円が予算だった時のわが家の食費の内訳の詳細については、以下の記事で紹介しています。
予算を意識した買い物の方法
わが家では食費を節約するために「無駄に食費を増やさない工夫」を取り入れています。
・財布には予算以上のお金をあまり入れないようにする
・今日の買い物の予算をだいたい決め、その金額以下になるように気をつける
主にこのような点を意識してスーパーに行くようにしています。
1日に買う食費の予算をだいたいで決め、その金額だけを財布に入れる。
2日分をまとめて買う時は、2日分の食費を財布に入れる。
このようにしてお財布に入れるお金の調整をしています。
質問者様がおっしゃるように、日曜日の予算が3000円で、月曜日の予算が1500円なら4500円を持って買い物に行きます。
時々大きなお金しか家にないこともありますので、そのような時はやむを得ず大きなお金を持っていくこともあります。
このように、だいたいの予算を頭に入れて買い物をすると、ついつい食費が増えすぎるということがありません。
ただ、あまり厳しい予算で行ってしまうと、せっかくの買い物が楽しくなくなってしまいますよね。
予算が守れないことが続くと落ち込んでしまう原因にもなります。
だいたいこれくらいになったらOK!というくらいの気持ちで予算を設定したほうが長続きします。
最近は、キャッシュレスの支払いも増えてきたので、現金を使わない時でも、予算を守れるように気を付けています。
■参考:食費の予算の立て方については以下の記事で詳しく紹介しています。
子どものおやつ代
子どものおやつ代というのも、家計の食費では大きくかかる支出の一つですよね。
節約したいと思っても、手作りのおやつを用意するのは手間がかかりますし、お友達が来ているのにおやつを出さないという節約方法も考えもの。
そんな時にオススメなのが「おやつは定量を守る」という方法です。
1回の買い物につき1つか2つまでなど、だいたいの数を決めておくと予算が余りに大きくオーバーすることはなくなります。
また、よくありがちなのが「お菓子のストック買い」です。
どうせ食べるものだからと安い時に買いだめしておこうと考える方も多いのですが、買いだめというのはたいがい消費者が損をするようにできています。
必要な時に必要な数だけ購入したほうが、一つ一つの単価は少し高くなったとしても最終的にお菓子に使う金額を節約できます。
定期的にお菓子ストックゼロになるようにすると、収納場所にも困りません。
■参考:子どものおやつ代については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:買いだめについては以下の記事で詳しく紹介しています。
食費節約のコツ
食費を無理なく上手に節約するコツはとにかく「定量を守る」ことだと私は思います。
「そうだ、あれも買っておこう!」
と、あとから買うものを追加してしまうことで、全体的な食費は大きく膨らむ傾向があります。
「お肉を買う時はだいたい500gまで」
「野菜は使い切れずに捨ててしまうことのないよう2,3日で必要なものだけ」
「おやつを買う時は1回2日分2個まで」
「安いからといってストックはしない」
このようにして、無駄なものを買わないようにすることで、食費の節約にもなりますし、無駄な体重の増加も防げますし、冷蔵庫の中がパンパンになってしまうことも防ぐことができます。
冷蔵庫の中が2,3日で調味料以外なにもなくなり、体重も適正という状況をキープできているなら、これ以上食費を節約するのは家族の栄養を削ることと同じと考えられます。
子どもが大きくなれば赤ちゃんの頃よりも食費は高くなって当たり前ですし、消費税が上がれば食費も上がります。
無理のない食費の節約をこころがけるほうが、ストレスにもなりません。
■参考:食費の節約は削るより守るという考え方については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:スーパーの回り方で食費を節約する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
食費を節約したいなら献立ノート
どうしても本格的に食費を節約したいなら、献立ノートやお買い物リストを作るという方法もオススメです。
私も面倒な時は献立ノートもお買い物リストも作らず買い物に出かけますが、時々予算をしっかり守らなくては!と思う時は献立ノートを活用します。
やはり一番食費が押さえられるのは献立ノートを記入してから買い物に出かけた時ですね。
献立ノートを使うか使わないかで月に5000円くらいは食費が節約できると言えます。
質問者様はお買い物リストを作ってから買い物に出かけているということですが、お菓子を買うと予算オーバーになってしまうとお悩みのようです。
おそらくお買い物リストにお菓子が入っていないのではないかと推測されますので、お買い物リストには「お菓子」も記入したうえで予算を立ててお買い物にいくことをオススメします。
調味料や米やボトルの酒などひとつで値が張る商品はいつもの予算を大きくオーバーしても仕方がありませんが、お菓子くらいではオーバーにならない金額をいつもの食費の予算にしてみてはいかがでしょうか。
■参考:献立ノートについては以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
コメント
コメント一覧 (2)
アイス代も含めた予算を見直したいと思います。お忙しいのにありがとうございました、またよろしくお願いいたします
暑くなるとアイスなどが恋しい季節になりますよね。
お菓子も買えない予算では守るのが大変です。かといってお菓子代ばかり確保してしまっても浪費になりますので、適度に加算されてみてくださいね。
またいつでもご利用ください!楽しみにお待ちしております。