あなたも気をつけて!「つけても貯まらないダメ家計簿」の5つの特徴とは?
-
- カテゴリ:
- 家計簿の基本のつけ方
家計簿をつけているのにお金が貯まらない…
そんな悩みを抱えている人は「つけても貯まらない家計簿のつけ方」をしていることが原因なのかもしれません。
これまで家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上のご相談をお引き受けしてきた実績から「家計簿をつけているのにお金が貯まらない原因」を紹介します。
家計簿をつけているのにお金が貯まらない…という時は、以下の特徴にご自分の家計簿が当てはまっていないか確認してみてください。
家計簿の項目は、多すぎても少なすぎても良くないと私は考えています。
家計簿の項目を考えるのが面倒だからと「費目を1~3つ」と極端に少なくする方も見受けられます。
一見すると、項目の数が少ないため、簡単な家計簿になる気がしますが、実はそこが落とし穴になってしまうのです。
極端に費目を少なくすると「その費目に該当する支出が異常に多くなる」という現象が起こります。
例えば、月に100回の支出があったとします。
費目の数が1つだと、1つの費目の中に100個の支出が記入されます。2つの場合は50個。3つの場合は約33個。
この33個から100個にもなる支出の中から「今月無駄遣いだったと思う支出を抜き出してください」と言っても、探すことが非常に困難になります。
また、反対に項目の数を極端に増やし、20個にするとどうなるでしょうか。
100個の支出は10個ずつに振り分けられるとすると数も多くないため振り返りがしやすくなる気がします。
しかし、各10個ずつ支出が振り分けられるとは限りません。
月によっては0個という項目も存在することになります。
また、費目の数が多すぎることによって「部分は見えるが全体が見えない」という状況に陥りやすい傾向があります。
家計簿の費目は4個~7個程度に収めると分かりやすい家計簿になると考えます。
■参考:家計簿に作ってはいけない費目については以下の記事で詳しく紹介しています。
家計簿をつけるなら「予算が立てやすく守りやすい」ことが大切です。
しかし、家計簿をつけているのに貯まらない方の家計簿は「予算が立てにくく守りにくい」という特徴があります。
「食費は月5万円の予算にしよう」など、項目に対して予算を立てることは誰にでもできます。
しかし、その実績はどうでしょうか?
・予算を守ろうと努力したけど結局7万円になってしまった
・今月は極端に少なく4万円になってしまった
など、予算を立てても守れない家計簿のつけ方をしている人が非常に多いのです。
これでは家計簿をいくらつけても貯まらないのは当然です。
何の支出をどこにいれるかを今一度振り返ることで予算が立てやすく守りやすい状況にすることができます。
特に、まず食費と日用品に何の支出を分類するかということに注意すると、全体的な予算が立てやすく守りやすくなります。
■参考:食費だったらどのように分類するかについては以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:日用品だったらどのように分類するかについては以下の記事で詳しく紹介しています。
つけても貯まらない家計簿の特徴としては「月の収支しか把握できない家計簿の構成になっている」ということも挙げられます。
家計というのは、月単位だけで赤字になった黒字になったということが大切なのではなく、「年間で黒字だったか赤字だったか」を常に見通せるようにしておくことが大切です。
さらにひいては「来年、再来年など長期的な家計状況はどうか」というところまで見通せればほぼ完璧です。
しかし、多くの家計簿では「初心者向け」にこだわるあまり「月の収支しか重視しない」という形式を採用しているものが非常に多いのです。
そのため、年間では黒字の家計の方でも「今月も赤字だった…」とムダに赤字に悩んでいる場合もあります。
もちろん年間で収支を考えることは初心者がいきなりやろうとしても難しいものです。
できれば1年程度家計簿を続けると年間収支が分かるようになります。
■参考:家計が赤字の場合の考え方については以下の記事で詳しく紹介しています。
家計簿をつけるなら「振り返りをすること」が何より大切です。
・この支出が多すぎたのではないだろうか
・この支出ももっとこうしたらよかったのではないか
このような振り返りをすることが非常に重要なのですが、つけても貯まらない家計簿をつけている方は「振り返りをしても意味が分からない家計簿をつけている」という特徴があります。
つけるだけで満足してしまい、振り返りをしていないという方もいますので注意しましょう。
■参考:正しい家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
つけているのに貯まらない家計簿の特徴としては「家計が正確に把握できない」ということも挙げられます。
毎月しっかり家計簿をつけ、貯金もできている
という方でも、実はその貯金は「たまったと思ったら崩す」ということを繰り返しているだけで、一向に増えていない。
このような意味のない家計簿のつけ方をしている方が非常に多く見受けられます。
家計簿をつけているなら、最低限収支はしっかり把握できていなくてはいけません。
むしろ、明細をきれいにたくさん書くに意味はなく、最終的な収支さえ把握できていれば明細などどうでもいいのです。
見せかけだけ黒字の家計簿ではなく、本当に黒字の家計簿にする必要があります。
■参考:家計簿で貯金をしていると勘違い?については以下の記事で詳しく紹介しています。
つけても貯まらない家計簿があるのと同様に、つけるだけで貯まる家計簿というものもあります。
つけても貯まらない家計簿、つけるだけで貯まる家計簿、両方を特徴を知っておくことで家計簿をより効果的に活用することができるようになりますよ!
■参考:つけるだけで貯まる家計簿、つけても貯まらない家計簿の特徴については以下の記事で詳しく紹介しています。
そんな悩みを抱えている人は「つけても貯まらない家計簿のつけ方」をしていることが原因なのかもしれません。
これまで家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上のご相談をお引き受けしてきた実績から「家計簿をつけているのにお金が貯まらない原因」を紹介します。
「つけても貯まらない家計簿」の5つの特徴
家計簿をつけているのにお金が貯まらない…という時は、以下の特徴にご自分の家計簿が当てはまっていないか確認してみてください。
1.項目(費目)の数が多すぎる(または少なすぎる)
家計簿の項目は、多すぎても少なすぎても良くないと私は考えています。
家計簿の項目を考えるのが面倒だからと「費目を1~3つ」と極端に少なくする方も見受けられます。
一見すると、項目の数が少ないため、簡単な家計簿になる気がしますが、実はそこが落とし穴になってしまうのです。
極端に費目を少なくすると「その費目に該当する支出が異常に多くなる」という現象が起こります。
例えば、月に100回の支出があったとします。
費目の数が1つだと、1つの費目の中に100個の支出が記入されます。2つの場合は50個。3つの場合は約33個。
この33個から100個にもなる支出の中から「今月無駄遣いだったと思う支出を抜き出してください」と言っても、探すことが非常に困難になります。
また、反対に項目の数を極端に増やし、20個にするとどうなるでしょうか。
100個の支出は10個ずつに振り分けられるとすると数も多くないため振り返りがしやすくなる気がします。
しかし、各10個ずつ支出が振り分けられるとは限りません。
月によっては0個という項目も存在することになります。
また、費目の数が多すぎることによって「部分は見えるが全体が見えない」という状況に陥りやすい傾向があります。
家計簿の費目は4個~7個程度に収めると分かりやすい家計簿になると考えます。
■参考:家計簿に作ってはいけない費目については以下の記事で詳しく紹介しています。
2.予算が立てにくく守りにくい
家計簿をつけるなら「予算が立てやすく守りやすい」ことが大切です。
しかし、家計簿をつけているのに貯まらない方の家計簿は「予算が立てにくく守りにくい」という特徴があります。
「食費は月5万円の予算にしよう」など、項目に対して予算を立てることは誰にでもできます。
しかし、その実績はどうでしょうか?
・予算を守ろうと努力したけど結局7万円になってしまった
・今月は極端に少なく4万円になってしまった
など、予算を立てても守れない家計簿のつけ方をしている人が非常に多いのです。
これでは家計簿をいくらつけても貯まらないのは当然です。
何の支出をどこにいれるかを今一度振り返ることで予算が立てやすく守りやすい状況にすることができます。
特に、まず食費と日用品に何の支出を分類するかということに注意すると、全体的な予算が立てやすく守りやすくなります。
■参考:食費だったらどのように分類するかについては以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:日用品だったらどのように分類するかについては以下の記事で詳しく紹介しています。
3.1ヵ月の収支は把握できても年間の収支が把握できない
つけても貯まらない家計簿の特徴としては「月の収支しか把握できない家計簿の構成になっている」ということも挙げられます。
家計というのは、月単位だけで赤字になった黒字になったということが大切なのではなく、「年間で黒字だったか赤字だったか」を常に見通せるようにしておくことが大切です。
さらにひいては「来年、再来年など長期的な家計状況はどうか」というところまで見通せればほぼ完璧です。
しかし、多くの家計簿では「初心者向け」にこだわるあまり「月の収支しか重視しない」という形式を採用しているものが非常に多いのです。
そのため、年間では黒字の家計の方でも「今月も赤字だった…」とムダに赤字に悩んでいる場合もあります。
もちろん年間で収支を考えることは初心者がいきなりやろうとしても難しいものです。
できれば1年程度家計簿を続けると年間収支が分かるようになります。
■参考:家計が赤字の場合の考え方については以下の記事で詳しく紹介しています。
4.見返しても意味が分からない
家計簿をつけるなら「振り返りをすること」が何より大切です。
・この支出が多すぎたのではないだろうか
・この支出ももっとこうしたらよかったのではないか
このような振り返りをすることが非常に重要なのですが、つけても貯まらない家計簿をつけている方は「振り返りをしても意味が分からない家計簿をつけている」という特徴があります。
つけるだけで満足してしまい、振り返りをしていないという方もいますので注意しましょう。
■参考:正しい家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
5.家計を正確に把握できない
つけているのに貯まらない家計簿の特徴としては「家計が正確に把握できない」ということも挙げられます。
毎月しっかり家計簿をつけ、貯金もできている
という方でも、実はその貯金は「たまったと思ったら崩す」ということを繰り返しているだけで、一向に増えていない。
このような意味のない家計簿のつけ方をしている方が非常に多く見受けられます。
家計簿をつけているなら、最低限収支はしっかり把握できていなくてはいけません。
むしろ、明細をきれいにたくさん書くに意味はなく、最終的な収支さえ把握できていれば明細などどうでもいいのです。
見せかけだけ黒字の家計簿ではなく、本当に黒字の家計簿にする必要があります。
■参考:家計簿で貯金をしていると勘違い?については以下の記事で詳しく紹介しています。
「つけても貯まらない家計簿」のまとめ
つけても貯まらない家計簿があるのと同様に、つけるだけで貯まる家計簿というものもあります。
つけても貯まらない家計簿、つけるだけで貯まる家計簿、両方を特徴を知っておくことで家計簿をより効果的に活用することができるようになりますよ!
■参考:つけるだけで貯まる家計簿、つけても貯まらない家計簿の特徴については以下の記事で詳しく紹介しています。
コメント