六人家族のリアルな家計簿公開!1ヵ月の生活費の平均と内訳はいくら?
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六人家族の生活費の平均や内訳はいくら?と気になる方もいるのではないでしょうか。
子どもが4人の場合や両親と同居している場合など、同じ6人家族でも家族構成は異なりますよね。
また、六人家族の家計の平均は統計などでも見ることができますが、実際の6人家族の家計簿もそれぞれのご家庭によりさまざまになります。
家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「6人家族の統計の生活費の平均と実際に6人家族の方のリアルな生活費」を紹介します。
2019年の総務省統計局の調査(※1)によると、6人以上の世帯の1ヵ月の生活費の平均は341,792円です。
ただし、「住居費は月10,242円」となっており、ほとんどが持ち家で家賃がかかっていません。
6人家族の家賃以外の生活費としては「住居費」を除いた支出の331,550円が家賃以外にかかる1ヵ月の生活費の平均と考えられます。
また、こちらの統計は6人以上の世帯となりますので、世帯構成は必ずしも6人とは限らず、7人、8人家族も含まれている可能性があります。(世帯人員平均人数は6.28人)。
※1 引用元:2019年 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 (総務省)
六人家族の家賃以外の生活費の平均が331,550円と考えると、六人家族の家賃以外の生活費の年間支出額の平均は約397.8万円と考えられます。
家賃が月10万円かかるとすると年間の生活費は約517.8万円。
家賃が月10万円の場合は、おおよそ1ヵ月平均43.1万円の生活費がかかると考えられます。
総務省による統計上の六人家族の生活費の平均は上記の通りですが、当方でご相談をお引き受けした実際の6人家族のリアルな生活費についても世帯構成、世帯収入、貯蓄額別に紹介します。
夫(40歳)、妻(35歳)、子ども(小学4年、小学3年、小学1年、年少)の6人家族
・年間支出額 年間556万円(月平均46.3万円)
・年間収支 年間約15万円の赤字
・年間貯蓄額 約97.2万円以上
年間支出額は収入を超え年間約15万円の赤字。
97.2万円分の貯蓄性保険などへの支払いがあるため、貯蓄は年間で100万円近くありますが、現金が全く残らず、現金の面でのやりくりは赤字になってしまうというご相談です。
夫(30歳)、妻(30歳)、子ども(年長、年中、年少、0歳)の6人家族
・年間支出額 年間539万円(月平均44.9万円)
・年間収支 年間120万円の黒字
・年間貯蓄額 約120万円
年間支出額は539万円、年間120万円の黒字。
30歳にして総貯蓄額は750万円。ただし使途不明金が年間80万円ほどあり、レジャー費などが適切かというご相談です。
夫(38歳)、妻(39歳)、子ども(中2、中1、小5、4歳)の6人家族
・年間支出額 年間796万円(月平均66.3万円)
・年間収支 年間1万円の黒字
・年間貯蓄額 約15万円
年間支出額は796万円、年間1万円の黒字。ただし、学資保険の支払いがあるため貯蓄としては年間15万円。
来年は100万円ほど減収予定。なんとかほぼトントンの収支まではもっていくことができたが、これ以上どう節約していいか分からないというご相談です。
夫(36歳)、妻(33歳)、子ども(4歳、2歳)、義父(63歳)、義母(60歳)の6人家族
・年間支出額 年間714万円(月平均59.5万円)
・年間収支 年間56万円の黒字
・年間貯蓄額 約68万円
年間支出額は714万円、年間56万円の黒字。ただし、積み立てを支出として計上しているため年間貯蓄額は68万円。
次年度は100万円ほど減収の予定があり、使途不明金も多い中どのような家計にしていけばよいかというご相談です。
夫(38歳)、妻(39歳)、子ども(中2、中1、小5、3歳)の6人家族
・年間支出額 年間754万円(月平均62.8万円)
・年間収支 年間57万円の赤字
・年間貯蓄額 約14万円
年間支出額は754万円、年間57万円の赤字。ただし、学資保険を支出として計上しているため年間貯蓄額は最低限15万円以上。
夫の減収があり、赤字の家計に。今までどんぶり勘定で貯金はゼロ。どのように家計を立て直していけばよいかというご相談です。
夫(35歳)、妻(33歳)、子ども(小6、小5、小4、年少)の6人家族
・年間支出額 年間880万円(月平均73.3万円)
・年間収支 年間190万円の赤字
・年間貯蓄額 約0万円
年間支出額は880万円、年間190万円の赤字の予定。
下の子が幼稚園に上がったためそろそろ妻も働こうと計画中ですが、年間190万円赤字の予定で、妻が働きに出ても赤字予定。どのように家計を設計したらよいかというご相談です。
夫(不明)、妻(35歳)、子ども(高校2、小6、小1、0歳)の6人家族
・月の支出額 35万円
・月の収支 3万円の赤字
・年間貯蓄額 約0万円
妻が産休に入り収入が減ったことで赤字に転落。家計簿をつけておらず月の不明金は16万円。これからどのように家計簿設計していけばよいのかというご相談です。
※手取り世帯年収には児童手当など各種手当や臨時収入なども含みます。
実際の6人家族のリアルな家計簿の生活費は総務省の統計調査と違い、かならずしも平均値に近いものではありませんでした。
また同じくらいの収入でも貯金ができる家計の方もいれば貯金が全くできていないという家計の方まで様々です。
ご自分の世帯環境や収入と近い方の家計簿をご覧になると参考になりますよ。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:世帯年収別のリアルな家計簿は以下の記事で詳しく紹介しています。
子どもが4人の場合や両親と同居している場合など、同じ6人家族でも家族構成は異なりますよね。
また、六人家族の家計の平均は統計などでも見ることができますが、実際の6人家族の家計簿もそれぞれのご家庭によりさまざまになります。
家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「6人家族の統計の生活費の平均と実際に6人家族の方のリアルな生活費」を紹介します。
6人家族の生活費の平均はいくら?
2019年の総務省統計局の調査(※1)によると、6人以上の世帯の1ヵ月の生活費の平均は341,792円です。
ただし、「住居費は月10,242円」となっており、ほとんどが持ち家で家賃がかかっていません。
6人家族の家賃以外の生活費としては「住居費」を除いた支出の331,550円が家賃以外にかかる1ヵ月の生活費の平均と考えられます。
また、こちらの統計は6人以上の世帯となりますので、世帯構成は必ずしも6人とは限らず、7人、8人家族も含まれている可能性があります。(世帯人員平均人数は6.28人)。
※1 引用元:2019年 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 (総務省)
6人家族の生活費の年間支出額は?
六人家族の家賃以外の生活費の平均が331,550円と考えると、六人家族の家賃以外の生活費の年間支出額の平均は約397.8万円と考えられます。
家賃が月10万円かかるとすると年間の生活費は約517.8万円。
家賃が月10万円の場合は、おおよそ1ヵ月平均43.1万円の生活費がかかると考えられます。
リアルな六人家族の生活費はいくら?
総務省による統計上の六人家族の生活費の平均は上記の通りですが、当方でご相談をお引き受けした実際の6人家族のリアルな生活費についても世帯構成、世帯収入、貯蓄額別に紹介します。
■手取り世帯年収約540万円
夫(40歳)、妻(35歳)、子ども(小学4年、小学3年、小学1年、年少)の6人家族
・年間支出額 年間556万円(月平均46.3万円)
・年間収支 年間約15万円の赤字
・年間貯蓄額 約97.2万円以上
年間支出額は収入を超え年間約15万円の赤字。
97.2万円分の貯蓄性保険などへの支払いがあるため、貯蓄は年間で100万円近くありますが、現金が全く残らず、現金の面でのやりくりは赤字になってしまうというご相談です。
■手取り世帯年収約659万円
夫(30歳)、妻(30歳)、子ども(年長、年中、年少、0歳)の6人家族
・年間支出額 年間539万円(月平均44.9万円)
・年間収支 年間120万円の黒字
・年間貯蓄額 約120万円
年間支出額は539万円、年間120万円の黒字。
30歳にして総貯蓄額は750万円。ただし使途不明金が年間80万円ほどあり、レジャー費などが適切かというご相談です。
■手取り世帯年収約797万円
夫(38歳)、妻(39歳)、子ども(中2、中1、小5、4歳)の6人家族
・年間支出額 年間796万円(月平均66.3万円)
・年間収支 年間1万円の黒字
・年間貯蓄額 約15万円
年間支出額は796万円、年間1万円の黒字。ただし、学資保険の支払いがあるため貯蓄としては年間15万円。
来年は100万円ほど減収予定。なんとかほぼトントンの収支まではもっていくことができたが、これ以上どう節約していいか分からないというご相談です。
■手取り世帯年収約770万円
夫(36歳)、妻(33歳)、子ども(4歳、2歳)、義父(63歳)、義母(60歳)の6人家族
・年間支出額 年間714万円(月平均59.5万円)
・年間収支 年間56万円の黒字
・年間貯蓄額 約68万円
年間支出額は714万円、年間56万円の黒字。ただし、積み立てを支出として計上しているため年間貯蓄額は68万円。
次年度は100万円ほど減収の予定があり、使途不明金も多い中どのような家計にしていけばよいかというご相談です。
■手取り世帯年収約697万円
夫(38歳)、妻(39歳)、子ども(中2、中1、小5、3歳)の6人家族
・年間支出額 年間754万円(月平均62.8万円)
・年間収支 年間57万円の赤字
・年間貯蓄額 約14万円
年間支出額は754万円、年間57万円の赤字。ただし、学資保険を支出として計上しているため年間貯蓄額は最低限15万円以上。
夫の減収があり、赤字の家計に。今までどんぶり勘定で貯金はゼロ。どのように家計を立て直していけばよいかというご相談です。
■手取り世帯年収約690万円
夫(35歳)、妻(33歳)、子ども(小6、小5、小4、年少)の6人家族
・年間支出額 年間880万円(月平均73.3万円)
・年間収支 年間190万円の赤字
・年間貯蓄額 約0万円
年間支出額は880万円、年間190万円の赤字の予定。
下の子が幼稚園に上がったためそろそろ妻も働こうと計画中ですが、年間190万円赤字の予定で、妻が働きに出ても赤字予定。どのように家計を設計したらよいかというご相談です。
■手取り世帯月収約32万円
夫(不明)、妻(35歳)、子ども(高校2、小6、小1、0歳)の6人家族
・月の支出額 35万円
・月の収支 3万円の赤字
・年間貯蓄額 約0万円
妻が産休に入り収入が減ったことで赤字に転落。家計簿をつけておらず月の不明金は16万円。これからどのように家計簿設計していけばよいのかというご相談です。
※手取り世帯年収には児童手当など各種手当や臨時収入なども含みます。
6人家族の家計簿と生活費
実際の6人家族のリアルな家計簿の生活費は総務省の統計調査と違い、かならずしも平均値に近いものではありませんでした。
また同じくらいの収入でも貯金ができる家計の方もいれば貯金が全くできていないという家計の方まで様々です。
ご自分の世帯環境や収入と近い方の家計簿をご覧になると参考になりますよ。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:世帯年収別のリアルな家計簿は以下の記事で詳しく紹介しています。
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