2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

月収24万円の家計簿公開!毎月5万円赤字で貯金ゼロ。助けてください。

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさん、こんにちは。

夢のマイホームに向けて貯金をしたいと思っています。

我が家の家計診断をお願いします。

家族構成 夫婦(27歳)、子ども2人(小1、1歳半)

収入
夫 手取り年収220万円 (月10万円)※家賃給料天引き3万2千円
ボーナス(年2回)3~5か月
妻 手取り年収210万円(月14万円)
ボーナス(年2回)1~2か月
児童手当 30万円

収入合計 460万円

固定費
ローン①、② 370,260(月30855円)
ボーナス払い 165,810円
電気 84000円(月7000円)
ガス 144,000円(月12000円)
水道 48,000円(2か月に1回8000円)
浄化槽 18,144円(2か月に1回3024円)
小学校諸経費 76500円
保育料 375,000円
生命保険 108,000円
奨学金 192,000円
携帯代(2台、アイパッド1台) 324,000円
ドコモ光 67,824?円
ガソリン代(2台)384,000円

固定費計 約260万円

特別費
旦那小遣い 36000円(月3万)
自動車税 51,500円
クレジットカード 744,000円(月62000円 オムツ、コンタクト代、被服費など)

特別費年間 約84万円

現金管理
食・日用品費 月4万
娯楽費、外食費 月1万円

現金管理 年間60万円

収入460万円-支出404万円=56万円

年間でみると少し余裕がありそうですが、毎月5万円近く赤字です。

児童手当やボーナスの月は良いのですが、そのほかの月は支出が収入を上回ってしまいます。貯金はゼロです。

何をどうしたらよいのでしょうか・・・。助けてください。よろしくお願いいたします。


ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。

全体的な感想について


まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。

年間収支は?


収入460万円
支出約約404万円

収支は年間約56万円の黒字の予定ということですね。

ただし、計算上は黒字になっているけれど、実際は毎月5万円以上の赤字がでており、貯金はゼロということですので、なんらかのやりくりがうまくいかない理由があるようです。

家計のやりくりはどうする?


質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

ローン①、② 370,260(月30855円)
ボーナス払い 165,810円
電気 84000円(月7000円)
ガス 144,000?円(月12000円)
水道 48,000円(2か月に1回8000円)
浄化槽 18,144円(2か月に1回3024円)
小学校諸経費 76500円
保育料 375,000円
生命保険 108,000円
奨学金 192,000?円
携帯代(2台、アイパッド1台) 324,000円
ドコモ光 67,824円
ガソリン代(2台)384,000円

固定費計 約260万円

現金管理
食・日用品費 月4万
娯楽費、外食費 月1万円

現金管理 年間60万円

合計 320万円(26.7万円)

一部特別費で管理したほうが良い支出もありますが、ひとまずこのままで計算すると、質問者様の月収が24万円に対して月の支出だけで26.7万円

毎月2.7万円の赤字がある家計となります。

特別費を見てみよう!


質問者様の特別費としては、以下の支出が考えられます。

特別費
旦那小遣い 36000円(月3万)
自動車税 51,500円
クレジットカード 744,000円(月62000円 オムツ、コンタクト代、被服費など)

特別費年間 約84万円

おそらくご主人のお小遣いは36万円の記載違いではないかと推測されます。

記載違いですと、特別費は年間約116万円となります。

計算上は56万円の黒字となっていましたが、上記の点が記載違いであると年間支出は436万円となります。

これでも多少の黒字は見込まれますが、車検などの費用が特別費にのっていない点から実際には車検など大きな支出があると赤字になってしまう可能性のある家計と考えられます。

家計を見直そう!


質問者様の家計は、現状では毎月赤字があり、ボーナスや手当でなんとか補填しながら年間ではやや黒字、または少し赤字となりやすい家計と言えます。

なんとかして節約しなくてはという気持ちはあると見受けられますが、全体的に月の生活費と特別費がうまく切り分けられていないため、やりくりにやや混乱が見られる家計ではないかと推測されます。

特に以下の支出についてのやりくりについて見直されることをオススメします。

■ローン

ローン①、② 370,260(月30855円)
ボーナス払い 165,810円
奨学金 192,000円

家賃が給料天引きであることから、おそらく奨学金以外のローンは車のローンではないかと推測されます。

車のローンだけでも年間で約53.5万円の支払いがありますので、こちらの支出が家計を圧迫していると考えられます。

こちらの支払いがいつまで続くのかをまずは確認しましょう。

今後マイホームの購入を希望する場合、車のローンなど他の借り入れがあると借入限度額が減ってしまいます。

審査が通らず希望する住宅を購入できない可能性も出てきてしまいますので、早期に完済を目指したいところです。

■保育料

保育料 375,000円

保育料についても、今はまだ下のお子さんが小さいので費用がかかりますが、こちらもあと数年もすれば幼児教育無償化の対象となります。

保育料が減った時に、本当の貯め期がやってきますので、あと数年後にくる貯め期を逃さないようにしましょう。

下のお子さんが幼児教育無償化の対象になる2年後程度から、上のお子さんが小学校高学年~中学校1,2年生になるまでの3~5年間が特に人生の上でも最もお金が貯められる時期になります。

この約2年後からくる貯め期に油断しすぎないように今から考えておきましょう。

■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16151

■生命保険

生命保険 108,000円

生命保険についても、掛け捨てにしては高いと言えます。

もしかしたら貯蓄性のある保険である可能性もありますので、確認してみてください。

■通信費

携帯代(2台、アイパッド1台) 324,000円
ドコモ光 67,824円

通信費についてもやや高いと言えます。おそらくアイパッドをパソコン代わりに使われているのではないかと推測されますが、それでも少し高いように感じます。

光回線が入っているようですので、家にいる間はWIFIで接続するなど、全体的な通信量をうまくコントロールできるともう少し携帯電話代も安くできる可能性があります。

一度料金プランの見直しだけでもしてみることをオススメします。

■お小遣い

旦那小遣い 36000円(月3万)

ご主人の小遣いはあるようですが、奥様のお小遣いはないようです。

奥様もお仕事をされていますので、お小遣いがなくても大丈夫なのか今一度確認されてみてください。

クレジットカードなどの支払いにご自分の支出が含まれていないかについても確認してみましょう。

■参考:妻の小遣いがない家計については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11853

■クレジットカード

クレジットカード 744,000円(月62000円 オムツ、コンタクト代、被服費など)

質問者様の家計では、クレジットカードの支払いも大きく家計を圧迫しているようです。

クレジットカードの支払いは「特別費」として管理されているようですが、こちらは娯楽費や日用品に分類したほうがよさそうな支出も含まれていると予測されます。

できればクレジットカードの支払いについては「現金を取り分ける」「月の支出に計上する」などの対策を取られることをオススメします。

■参考:クレジットカードの支払いについては以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/969

予算を見直そう!


質問者様の家計の予算を以下のように見直されることをご提案いたします。

ローン①、② 370,260(月30855円)
ボーナス払い 165,810円
電気 84000円(月7000円)
ガス 144,000円(月12000円)
水道 48,000円(2か月に1回8000円)
浄化槽 18,144円(2か月に1回3024円)
小学校諸経費 76500円
保育料 375,000円
生命保険 108,000円
奨学金 192,000円
携帯代(2台、アイパッド1台) 324,000円
ドコモ光 67,824円
ガソリン代(2台)384,000円

固定費計 約260万円

現金管理
食・日用品費 月6万
娯楽費、外食費 月2万円

現金管理 年間96万円

合計 356万円(約30万円)

特別費
旦那小遣い 360,000円(月3万)
自動車税 51,500円
クレジットカード 0円(オムツ、コンタクト代、被服費など)
その他 240,000円(車検などその他費用として予備)


特別費年間 約65.2万円

毎月基本的なやりくり費を26.7万円から30万円に増額しました。

月の赤字は拡大してしまいますが、合計支出額は436万円から421.2万円に減額となり、年間38.8万円貯蓄ができるプランです。

ひとまずほとんどの固定費を減らさず、主にクレジットカードの支払いを見直すことで家計を一度立て直すというということを目的としました。

出来れば通信費と生命保険を見直し、月1万円でも節約が可能になれば、年間で50万円は貯蓄が可能になります。

なお、こちらの貯蓄は今まで予算をとっていなかった車検代も予算に含めたやりくりになりますので、貯金が崩れにくくなる効果が期待できます。

食費、日用品、娯楽費の予算を大きく上げていますので、今まで予算を使い切ってしまったらクレジットカードで支払うというやりくりになりがちだったところを、クレジットカードを使わずに支払うことから始めてみてください。

始めは月の赤字がさらに拡大してつらいかもしれませんが、数カ月後今までクレジットカードで支払ってきた赤字分が解消してくると家計のサイクルが整ってくることが予測されます。

数カ月間を乗り切ればあとはずいぶんやりくりもしやすくなると考えられますので、ご希望に応じて取り入れてみてはいかがでしょうか。

家計のサイクルが整うようになると、いずれくる数年後の貯め期に向けて大きく家計が改善し始める可能性も出てきます。

また、さらに各種ローンの支払いが終わり、幼児教育無償化の対象になれば、本来なら年間70~100万円程度までは貯められてもおかしくない家計に改善していく見込みがあります。

これからいかに油断せずに家計を設計していくかがカギになるでしょう。

まとめ


質問者様の家計は、月の家計の負担をなるべく減らしたいという意識がみられる家計です。

しかし、反面「毎月のやりくりで足りない分はクレジットカードで支払いボーナスや手当でなんとかする」というやりくりになっているように感じられます。

これから数カ月は少しやりくりが厳しいと感じることもあると思いますが、上記を参考にした家計改善を進めていけば、貯め期が数年後にやってきます。

今後マイホームの購入などを検討されるのであれば、特にこの貯め期を上手に活用して家計を管理されることをオススメします。

支払いだけが増えることのないような家計設計を今から立てておけば、今後も安心した家計を維持できるのではないかと推測されます。

ここ1,2年が家計改善の大きなターニングポイントになると考えられますので、ぜひこの1,2年間は特に重点的にしっかり家計を管理されてみてください。

色々と家計の見直し点はありますが、まずは携帯電話の料金プランの見直しの相談をされることから始めてみてください。
次にその他の支出も見直しながら同時に月30万円でクレジットカードの支払いを含めた基本的なやりくりができるように意識をしてみるという順番がオススメです。

共働きで忙しい毎日だと思いますが、無理をしない程度に今後も家計の管理を続けられて行かれることをオススメします。
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。

・手取り年収400万円台以上の家計のまとめ


■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

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