2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

子供3人の家計簿公開!借金に追われ滞納。誰にも相談できない。

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

こんにちは。初めまして。

家計が火の車、借金の返済に追われて滞納しがちになっています。

家計簿はつけてないのですが、インターネットで調べてここにたどり着きました。

これからあきさんの家計簿のつけ方を読んで学んで実践していきたいと思いますが、誰にも相談できずにいます。

どうかお力をお貸しください。
お願いします。

※家族構成
夫34歳、妻28歳、子(小2)、子(小1)、子(2歳)

※年間収入
夫 360万
妻 60万
手当56万
年間476万です。

※銀行支出(年間)
カードローン 36万
車保険 約8万
クルマローン 57万
保育園 63万
学校費用 18万
保険 8万
弁護士費用 42万
合計 232万円

※現金支出(年間)
食費 48万
日用品 12万
娯楽費 60万
合計 120万円

思いつくのはこれくらいです。

借金があり、旦那には内緒ですがやりくりが出来なくなり弁護士の方に任意整理をしてもらっています。

収入などで見ていたらプラスになることもあるのですが、支払えず滞納して毎月払っているので、現金支出がもっとあるはずです。

どうかお力をお貸しください。

どこから手をつけ滞納分を返済していけばいいかわかりません。

パチンコに行ってしまうので、現金支出が多くあります。

やめないといけないと思うのですが、どうも止まらないのです。
こんなクズですが、お願いします。


ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。

全体的な感想について


まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。

年間収支は?


収入476万円
支出約352万円

収支は年間約124万円の黒字の予定ということですね。

計算上は上記の通り黒字になりますが、実際には借金などがあり支払いの滞納をされているということですので、おそらくその他はすべて使途不明金になっており、実際には貯金はないと考えられます。

家計のやりくりはどうする?


質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

カードローン 36万
車保険 約8万
クルマローン 57万
保育園 63万
学校費用 18万
保険 8万
弁護士費用 42万
合計 232万円

食費 48万
日用品 12万
娯楽費 60万
合計 120万円

合計 29.3万円(352万円)

質問者様の家計では月の支出が毎月29.3万円

質問者様の月収は分かりませんが、月29.3万円以上の給料があれば毎月赤字にはならない家計のはずです。

まずここが赤字になってしまっている場合は特に注意が必要です。

ただ、家賃などの支出の記載がありませんので、ご主人のお給料で天引きになっているのか記入漏れなのかは判断できません。また車があるのにガソリン代、仕事をしているのに小遣いの記載もありません。携帯電話の利用料金や水道光熱費の記載もありません。

家計簿をつけていらっしゃらない状況ですから、これぐらいの記載漏れは仕方のないことではありますが、実際にはもう少し支出が多い可能性も高いので、今一度支出状況については確認されてみてください。

特別費を見てみよう!


質問者様の家計には、現在特別費という概念は存在しないようです。

家計簿もつけていらっしゃらないということですので、おそらく特別費と貯金の区別もついておらず特別費の対応がうまくいっていないと考えられます。

年間124万円の黒字の大半は特別費などに消えているのではないかと推測されます。

■参考:特別費と貯金の区別については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4655131

■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239

家計を見直そう!


質問者様の家計は、借金などの返済があり非常に危険な家計のやりくりになっています。

ご主人にも相談できずにいるということですので、家計のやりくりは危険な状況が依然続いているものと推測されます。

家計は早急に立て直しが必要な緊急性の非常の高い状況ですので、以下の点についての見直しなどをしっかりと早急にお考えになることをオススメします。

■車

車保険 約8万
クルマローン 57万

質問者様の家計では車の保険と車のローンが家計を圧迫していると考えられます。
特に車の保険については、更新のタイミングで今一度見直しをされることをオススメします。

■保育料

保育園 63万

質問者様の家計では収入に対し保育料が高いという特徴もあります。

一番下のお子さんはまだ2歳ですが、もう少し大きくなれば保育料については幼児教育無償化の対象になります。

月5万円以上かかっている支払いがほとんどかからなくなるのですから、家計を立て直すタイミングは一番下のお子さんが幼児教育無償化の対象になった時と考えましょう。

この時のタイミングをいかに逃さないようにするかが質問者様の家計では特に重要なポイントになります。

■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16151

■食費、日用品、娯楽費

食費 48万
日用品 12万
娯楽費 60万
合計 120万円

食費、日用品は適正な予算の範囲内に収まっていますが、娯楽費が月5万円と家計を圧迫しているようです。

おそらく奥様の月収はそのまま奥様のお小遣い(兼娯楽費)になっているのではないかと推測されます。

■参考:食費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621

■参考:日用品の平均については以下の記事詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11628

■参考:娯楽費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890

■クレジットカード


カードローン 36万

質問者様の家計ではクレジットカードでの支払いも家計を圧迫しています。
何の支出のローンなのかはわかりませんが、クレジットカードは足りない生活費を補填するための魔法のカードではありません。

現金で支払えないからと言ってクレジットカードで支払うということを繰り返せば家計はますます赤字になりますので注意しましょう。

■参考:クレジットカードの支払いでお金がない!については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6803985

家計の予算を立て直そう!


質問者様の家計は上記の通り早急に見直しが必要な家計です。

小さなお子さんが3人いらっしゃり、これからますます子どもにお金のかかる時期に突入しますので、払い遅れのない正常な家計を早急に取り戻す必要があります。

現状では把握しきれていない支出も含め今一度家計のやりくりを考えましょう。

■固定費、生活費

カードローン 36万
車保険 約5万
クルマローン 57万
保育園 63万
学校費用 18万
保険 8万
弁護士費用 42万
光熱費 18万円
夫小遣い 24万円
ガソリン 6万円
携帯電話 14.4万円

食費 48万
日用品 12万
娯楽費 60万

合計 412万円(34万円)

■特別費

車検 10万円
自動車税 4万円
その他 20万円

合計 34万円

ひとまずの支出を年間442万円程度に抑え、年間34万円貯蓄をするプランです。

なお、上記のプランはほとんどの支出を見直さず、使途不明金の活用を明確にしただけとなりますのでひとまずとして簡単に実践できる予算になっています。

毎月34万円をおろして34万円の中でやりくりし、残りは特別費と貯金にあてるという内容です。

まずは簡単に実践できるプランからはじめ、幼児教育無償化の対象となる頃を見計らって徐々に家計を引き締め、最終的には以下のようなプランにまで移行できるとなお効果的です。

■固定費、生活費

カードローン 0万
車保険 約5万
クルマローン 57万
保育園 12万
学校費用 18万
保険 8万
弁護士費用 42万
光熱費 18万円
夫小遣い 24万円
ガソリン 6万円
携帯電話 14.4万円

食費 48万
日用品 12万
娯楽費 36万

合計 約300万円(約25万円)

■特別費

車検 10万円
自動車税 4万円
その他(旅行など) 50万円

合計 64万円

カードローンの支払いや保育料の支払いの負担が軽くなり、娯楽費についてももう少し節約できるようになれば旅行などに使えるお金を増やすことが出来ます。

また、お子さんのこれから増える入園入学に伴う支出にも対応できるようになります。

旅行などに使えるお金を大幅に増加しましたが、年間で112万円貯蓄ができるプランです。

質問者様の家計は一番下のお子さんの保育料が少なくなると一番の貯め期が訪れます。この時期は人生の中でもお金の貯めやすい時期にあたりますので、その時を逃さないことが非常に重要になります。

ここを逃してしまうと、お子さんの教育費に家計が圧迫され、ますますやりくりが厳しくなると予測されますので、今後2,3年のうちにしっかりとした家計のやりくりを身につけましょう。

■参考:家計の貯め期については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674

なお、家計簿をつけるのが苦手な時は、家計簿をつけなくてもできる家計管理をオススメします。

苦手な家計簿を無理をしてつけるよりも、家計簿をつけなくてもできることに集中しましょう。

■参考:家計簿をつけなくてもできる家計管理については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11348
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収400万円台以上の家計のまとめ

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

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