日用品の予算が守れない!月いくらと決めてもバラつきます。
-
- カテゴリ:
- 食費・日用品
日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
あきさん、はじめまして。
結婚してからずっと家計簿をつけていましたが、今年の1月からあきさんのやり方に変えました(^o^)
毎月予算を守る努力をしていますが、今月初めて日用品費が予算オーバーしてしまいました。
そこで、まだまだ悩む事も多い費目分けについて教えて頂けたらと思い、質問をさせてもらいました。
家族4人(おむつ1人分あり、今月からサイズアップしておむつ代月約6000円かかるようになりました)
日用品費予算 10000円
妻(専業主婦)小遣いなし
どこまでが自分の小遣いの範囲か悩んでしまうので、小遣いなしで管理する方法にしています。
あきさんの費目分けに倣い、日常的なスキンケア用品として化粧水、乳液、洗顔フォーム(各3000円以下)は日用品費、残りのファンデーション、マスカラ等(各3000円以下)は小遣いなしなので娯楽費、ネットでまとめ買いするクレンジングオイルは高額(6000円)になるので特別費にしていますが、この費目分けで合っているのか分からず…。
今月日用品費の予算がオーバーしたのは私だけが使う乳液に2500円がかかったのが原因です。
通常なら日用品費に入れても良い物だと思うのですが、購入頻度が半年に一度くらいなのと(前回購入が昨年12月)金額も数百円の物ではないので支出がでこぼこになってしまいます…
小遣いをもらってでこぼこを防いだ方が良いのか(出来たら今まで通り小遣いなしでいきたいのですが)、そもそも予算が少ないのか、2500円程度ならそのまま日用品費にして支出が重ならないようにもっと気を付けて買い物するべきなのか…
他にも、特別費にするほど高額ではないけど購入頻度が少ない物の費目分けに悩んでいます。
・マウスウォッシュ(1000円、4〜5ヶ月に一度の購入)→今は日用品費に分類
・私だけが医療行為として飲んでいるサプリメント(ネットでまとめ買い2500円、4〜5ヶ月に一度の購入)
日用品費をでこぼこ支出にさせないのが毎月の目標です。
ちなみに、今年は手取り年収の2割近く黒字になる予定です。
お忙しい所申し訳ありませんが、教えて頂けるとありがたいですm(_ _)m
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「日用品費の予算が守れないこと」についてですね。
・日用品費を月にいくらと予算を決めても守れない
・日用品費の予算を月いくらにしていいか分からない
家計を管理していると日用品費とは何か、予算をどうやって守ればいいかと迷うこともありますよね。
ここでは「日用品費の予算が守れない時」について紹介します。
日用品費の予算が守れない時は「なぜ日用品費の予算が守れないのか」という理由を考えてみましょう。
・そもそも日用品費の内訳とは?
・日用品費から外した方がいい支出とは?
・日用品費の予算をばらつかせている原因は?
このようなことを具体的に考えてみると日用品費の予算が守れない原因がはっきりとしてきます。
日用品費の予算が守れない原因のひとつとしては「そもそも日用品費の内訳に何を想定しているか」という点があげられます。
ひとくちに日用品費と言っても、人によっては日用品として定義する支出の内訳は非常にあいまいなものです。
オムツや母乳パッドといった育児のための支出は日用品ではなく子ども費にしているという方もいますし、クリーニングの費用を衣服費としている人もいれば日用品費とする人もいます。コンタクトのまとめ買いを日用品にする方もいます。
このように人によってばらつきの大きい日用品費の定義について一度自分なりのルールを作るということが日用品の予算を守るうえでは重要です。
■参考:そもそも日用品とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
日用品費の予算が守れない原因のひとつとしては「月のよってばらつきの大きい支出を日用品として計上している」ことがあげられます。
例えば、フライパンや寝具など毎月購入するわけではないけれど、ごくまれに購入する比較的値が張る支出を日用品として計上している場合など。
毎月購入するわけではないフライパンや寝具5000円を日用品に計上してしまうと、日用品の予算がその月だけ大きくオーバーしてしまうという現象が起こります。
上記の何を日用品費として考えるかにも通じますが、
このような場合は、フライパンなど比較的少額な支出は「娯楽費」、寝具などめったに購入しないものは「特別費」として計上し、日用品から外すようにすると日用品費の予算が守りやすくなります。
様々な支出をなんでも日用品にしているとそもそも日用品の予算が大きく肥大する原因にもなります。
■参考:日用品の見直しについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4542
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
上記のようにして考えると、日用品の予算がなぜ守れないのかという原因が特定できるようになるものです。
この支出が日用品費に含まれているため日用品費の予算が守れていないのではないか
ということが分かるようになることが大切です。
質問者様も「化粧品の支出が大きく予算が守れない」と原因の特定まではできているようです。
あとは、この支出をどのようにして管理するかという運用面を考える必要があります。
質問者様も日用品の予算が守れない原因までは特定できていますから、あとは運用方法を考えましょう。
質問者様もお気づきのように「化粧品は小遣いから出す」という方法も非常に有効な手段です。
化粧品は個人の小遣いから出すことし、家計簿に化粧品代を記入しないという方法です。
■参考:化粧品は何費にする?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2278170
質問者様はできれば小遣いとして出したくないということですが「妻小遣い」や「美容費」という費目を作成してもよいでしょう。
化粧品、乳液、洗顔フォーム、ファンデーション、マスカラ、クレンジングオイル、個人的なサプリメントなどすべての支出を「妻小遣い」の費目に記入します。
妻小遣いの費目は、月にいくらと決めてもクレンジングオイルなどまとめがいの支出があれば予算をオーバーしてしまうことは目に見えています。
そのため、妻の小遣いは年間に12万円までというように、月いくらではなく年間でいくらと予算を立てだいたいで守れるようにしておくとよいでしょう。
マウスウォッシュ(1000円、4〜5ヶ月に一度の購入)→今は日用品費に分類
こちらのような支出は「ひな人形の防虫剤」「虫よけ」「日焼け止め」など同じで年に数回しか購入しないが必ず使う比較的安価な日用品ですから、日用品費のままでかまいません。
オムツのお子さんがいらっしゃって月1万円で月数千円の化粧品までいれてやりくりされているのですから、やりくり力は大変立派であると考えられます。
おそらく化粧品を外すことで日用品の予算は守りやすくなると予測されます。
外した後にどこで管理するかのオススメは一番は「妻の小遣い費」として他の支出と一緒に管理していく方法ということになります。
妻の小遣いを作りたくないということですが、
1回800円のママ友ランチ会を月1回娯楽費に計上するくらいならまだしも、数千円の化粧品を娯楽費にしていると妻の支出で家族の支出が知らないうちに圧迫される原因にもなりやすくなります。
■参考:家計簿に妻の小遣いは作るべき?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8636278
上記のようにして、まずは「なぜ日用品費の予算が守れないか」を考えることが重要です。
何が原因で日用品費の予算が守れないのか原因が特定できるようになれば、あとは運用面を考えるだけですみます。
基本的なやりくり力は非常に高い方ですから、上記のように対応することで上手に予算管理ができるようになると考えられます。
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさん、はじめまして。
結婚してからずっと家計簿をつけていましたが、今年の1月からあきさんのやり方に変えました(^o^)
毎月予算を守る努力をしていますが、今月初めて日用品費が予算オーバーしてしまいました。
そこで、まだまだ悩む事も多い費目分けについて教えて頂けたらと思い、質問をさせてもらいました。
家族4人(おむつ1人分あり、今月からサイズアップしておむつ代月約6000円かかるようになりました)
日用品費予算 10000円
妻(専業主婦)小遣いなし
どこまでが自分の小遣いの範囲か悩んでしまうので、小遣いなしで管理する方法にしています。
あきさんの費目分けに倣い、日常的なスキンケア用品として化粧水、乳液、洗顔フォーム(各3000円以下)は日用品費、残りのファンデーション、マスカラ等(各3000円以下)は小遣いなしなので娯楽費、ネットでまとめ買いするクレンジングオイルは高額(6000円)になるので特別費にしていますが、この費目分けで合っているのか分からず…。
今月日用品費の予算がオーバーしたのは私だけが使う乳液に2500円がかかったのが原因です。
通常なら日用品費に入れても良い物だと思うのですが、購入頻度が半年に一度くらいなのと(前回購入が昨年12月)金額も数百円の物ではないので支出がでこぼこになってしまいます…
小遣いをもらってでこぼこを防いだ方が良いのか(出来たら今まで通り小遣いなしでいきたいのですが)、そもそも予算が少ないのか、2500円程度ならそのまま日用品費にして支出が重ならないようにもっと気を付けて買い物するべきなのか…
他にも、特別費にするほど高額ではないけど購入頻度が少ない物の費目分けに悩んでいます。
・マウスウォッシュ(1000円、4〜5ヶ月に一度の購入)→今は日用品費に分類
・私だけが医療行為として飲んでいるサプリメント(ネットでまとめ買い2500円、4〜5ヶ月に一度の購入)
日用品費をでこぼこ支出にさせないのが毎月の目標です。
ちなみに、今年は手取り年収の2割近く黒字になる予定です。
お忙しい所申し訳ありませんが、教えて頂けるとありがたいですm(_ _)m
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「日用品費の予算が守れないこと」についてですね。
日用品費の予算が守れない
・日用品費を月にいくらと予算を決めても守れない
・日用品費の予算を月いくらにしていいか分からない
家計を管理していると日用品費とは何か、予算をどうやって守ればいいかと迷うこともありますよね。
ここでは「日用品費の予算が守れない時」について紹介します。
日用品費の予算が守れない原因は?
日用品費の予算が守れない時は「なぜ日用品費の予算が守れないのか」という理由を考えてみましょう。
・そもそも日用品費の内訳とは?
・日用品費から外した方がいい支出とは?
・日用品費の予算をばらつかせている原因は?
このようなことを具体的に考えてみると日用品費の予算が守れない原因がはっきりとしてきます。
1.そもそも日用品費の内訳とは?
日用品費の予算が守れない原因のひとつとしては「そもそも日用品費の内訳に何を想定しているか」という点があげられます。
ひとくちに日用品費と言っても、人によっては日用品として定義する支出の内訳は非常にあいまいなものです。
オムツや母乳パッドといった育児のための支出は日用品ではなく子ども費にしているという方もいますし、クリーニングの費用を衣服費としている人もいれば日用品費とする人もいます。コンタクトのまとめ買いを日用品にする方もいます。
このように人によってばらつきの大きい日用品費の定義について一度自分なりのルールを作るということが日用品の予算を守るうえでは重要です。
■参考:そもそも日用品とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
2.日用品費から外した方がいい支出とは?
日用品費の予算が守れない原因のひとつとしては「月のよってばらつきの大きい支出を日用品として計上している」ことがあげられます。
例えば、フライパンや寝具など毎月購入するわけではないけれど、ごくまれに購入する比較的値が張る支出を日用品として計上している場合など。
毎月購入するわけではないフライパンや寝具5000円を日用品に計上してしまうと、日用品の予算がその月だけ大きくオーバーしてしまうという現象が起こります。
上記の何を日用品費として考えるかにも通じますが、
このような場合は、フライパンなど比較的少額な支出は「娯楽費」、寝具などめったに購入しないものは「特別費」として計上し、日用品から外すようにすると日用品費の予算が守りやすくなります。
様々な支出をなんでも日用品にしているとそもそも日用品の予算が大きく肥大する原因にもなります。
■参考:日用品の見直しについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4542
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
3.日用品費の予算をばらつかせている原因は?
上記のようにして考えると、日用品の予算がなぜ守れないのかという原因が特定できるようになるものです。
この支出が日用品費に含まれているため日用品費の予算が守れていないのではないか
ということが分かるようになることが大切です。
質問者様も「化粧品の支出が大きく予算が守れない」と原因の特定まではできているようです。
あとは、この支出をどのようにして管理するかという運用面を考える必要があります。
日用品費の予算が守る方法!
質問者様も日用品の予算が守れない原因までは特定できていますから、あとは運用方法を考えましょう。
質問者様もお気づきのように「化粧品は小遣いから出す」という方法も非常に有効な手段です。
化粧品は個人の小遣いから出すことし、家計簿に化粧品代を記入しないという方法です。
■参考:化粧品は何費にする?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2278170
質問者様はできれば小遣いとして出したくないということですが「妻小遣い」や「美容費」という費目を作成してもよいでしょう。
化粧品、乳液、洗顔フォーム、ファンデーション、マスカラ、クレンジングオイル、個人的なサプリメントなどすべての支出を「妻小遣い」の費目に記入します。
妻小遣いの費目は、月にいくらと決めてもクレンジングオイルなどまとめがいの支出があれば予算をオーバーしてしまうことは目に見えています。
そのため、妻の小遣いは年間に12万円までというように、月いくらではなく年間でいくらと予算を立てだいたいで守れるようにしておくとよいでしょう。
マウスウォッシュ(1000円、4〜5ヶ月に一度の購入)→今は日用品費に分類
こちらのような支出は「ひな人形の防虫剤」「虫よけ」「日焼け止め」など同じで年に数回しか購入しないが必ず使う比較的安価な日用品ですから、日用品費のままでかまいません。
オムツのお子さんがいらっしゃって月1万円で月数千円の化粧品までいれてやりくりされているのですから、やりくり力は大変立派であると考えられます。
おそらく化粧品を外すことで日用品の予算は守りやすくなると予測されます。
外した後にどこで管理するかのオススメは一番は「妻の小遣い費」として他の支出と一緒に管理していく方法ということになります。
妻の小遣いを作りたくないということですが、
1回800円のママ友ランチ会を月1回娯楽費に計上するくらいならまだしも、数千円の化粧品を娯楽費にしていると妻の支出で家族の支出が知らないうちに圧迫される原因にもなりやすくなります。
■参考:家計簿に妻の小遣いは作るべき?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8636278
日用品費の予算が守れない時(まとめ)
上記のようにして、まずは「なぜ日用品費の予算が守れないか」を考えることが重要です。
何が原因で日用品費の予算が守れないのか原因が特定できるようになれば、あとは運用面を考えるだけですみます。
基本的なやりくり力は非常に高い方ですから、上記のように対応することで上手に予算管理ができるようになると考えられます。
関連記事
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
コメント
コメント一覧 (2)
あきさんのアドバイス通り、私もお小遣いをもらって対応していく事にしたらモヤモヤがスッキリしました!
これからも引き続き、あきさんのブログと書籍で勉強していきます!
本当に本当にありがとうございました。
何をお小遣いにして何を家計にするかは様々な決め方がありますが、きちんと整理すると家計もスッキリしますね。
こちらこそご利用ありがとうございます。
またいつでもご利用くださいね。楽しみにお待ちしております。