食費を5週間でやりくりするコツは?予算の立て方・守り方!
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんこんにちは。
ブログ発信ありがとうございます。いつも参考にさせていただいています。
我が家は、ほぼ食費は生協です。日用品も生協とネット購入です。
その理由は、スーパーまでが遠い地域なのと、仕事で通勤時間を含めると朝早く出勤、夜も帰宅が遅くなること、スーパーで長蛇の列に並ぶことがストレスになるタイプだからです。
生協をとっていて予算についての質問です。
一ヶ月週4回の配達で、5万円を予算としています。
しかし、一ヶ月週5回になる月もあり、その場合どのように予算を立てたら良いでしょうか。
今までは週5回でも5万円としていましたが、結局途中でスーパーに買い足しに行くことになります。
生協の食材も家族全員がお気に入りなので、生協はこのまま続けたいです。食材、一部日用品は生協で買うスタイルが一番私に合っていると思っています。
既出の質問かもしれませんが、お手数ですが教えていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「食費を5週間で考える方法」についてですね。
「食費を1週間単位で考えることで食費の予算を守りたい」と考える方も多いかもしれません。
しかし「通常は4週なのに月によっては5週目もありどのようにやりくりしたらいいかわからない」と迷うこともありますよね。
ここでは家計簿&家計管理アドバイザーとして「5週目の食費のやりくり」について紹介します。
食費の予算を「1週間いくら」と予算を立てている方も多いですよね。
1週間1万円と予算をたてているなら4週間では4万円になります。
しかし、時には5週目がある月もありますよね。
5週目があると、買い物をする回数が多くなってしまいますし、週の途中で月もかわってしまいます。
・5週目があるから食費の予算は5万円にすべき?
・それとも4週間の時と同様の4万円で上手にやりくりすべき?
と5週目のある月の食費のやりくりに迷ってしまう方も多くみられます。
結論からお伝えすると、食費の予算というのは「週いくら」と予算を立てるのは実は間違いなのです。
週いくらと予算を立てると「5週目がある月」のやりくりがどうしても不透明になります。
「5週目があっても4週分でやりくりする」と目標を立てる方もいますが、月に3,4日分の食費の増加分をなかったことにしなくてはいけなくなりますので、「目標は立てたものの実際のやりくりは予算オーバー」となりやすい傾向になります。
質問者様も5週目があると4週分の食費でやりくりしようとしても足りなくなり、追加で買い物をすることになる傾向があるようです。
つまり「週いくら」と食費の予算を立てても「5週目があると食費の予算が守れない」という現象が起こることになり「食費の予算を立てた意味がなくなる」のです。
食費の予算の立て方の基本は「週いくら」ではなく「1日いくら」と予算を立てることです。
質問者様の場合は一ヶ月週4回の配達で、月5万円を予算にしているということですから、1ヵ月を31日と考えると1日の予算は約1613円、1週間で11300円です。
週に1度買い物をしているなら週11300円以内で買い物をすればよいということになります。
4週分で考えると月45200円。5週目がある月は月56500円でやりくりできれば年間でかかる食費はほぼ平均月5万円でおさめることができます。
4週分で月45200円でやりくりすることが難しい場合は1週間12500円としてもかまいませんが、その場合は1日の食費の予算は1785円になりますので、1ヵ月約55357円平均の食費と考えればよいということになります。
なお、生協で週に1回買い物をしている場合は、生協の費用が月によって多少ばらつくのは仕方がありません。
年間でいくらという予算を守っていけば問題ありません。
■参考:生協の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
生協などを利用していると買い物は基本的に週1回になりますよね。
週1回なので上記のように5週目がある月は食費の予算を上げつつ年間でいくらという予算を守っていくというスタイルの方が簡単です。
しかし、スーパーで買い物をする場合などは少し家計簿のつけ方を工夫しても構いません。
例えば、1週間分の食材12000円分を週1回5週目に購入した場合。
月末まであと3日なら3日分の食費として5142円を当月の食費として計上、残り4日分6858円は翌月の食費に計上。
このようにすると、その月の食費の予算も守れますし、次月の食費の予算も守れます。
もちろんお財布の残高は多少ずれますので、適度に残高額を調節してください。
この方法は家計簿の裏ワザに近いので、家計簿初心者の方にはあまりオススメしませんが、家計簿に慣れてきてある程度アレンジすることができる方にはオススメできます。
■参考:5週目がある時についてはこちらの記事でも紹介しています。
一般的な家計簿ではなく袋分け家計簿を利用している場合も上記と同様に考えて予算を袋に入れましょう。
週にいくらではなく1日いくらと考えてから1週間の予算を立てれば守りやすい食費の予算を立てることができます。
■参考:袋分け家計簿のやり方についてはこちらの記事でも紹介しています。
5週間で食費の予算を考えるなら、まずは1日いくらかを考えることから始めるのがオススメです。
1日いくら→週いくら→月いくら→年いくら
というように食費の予算を立てていくと、立てやすく守りやすい食費の予算を立てることができます。
■参考:食費の予算の立て方のコツについては以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんこんにちは。
ブログ発信ありがとうございます。いつも参考にさせていただいています。
我が家は、ほぼ食費は生協です。日用品も生協とネット購入です。
その理由は、スーパーまでが遠い地域なのと、仕事で通勤時間を含めると朝早く出勤、夜も帰宅が遅くなること、スーパーで長蛇の列に並ぶことがストレスになるタイプだからです。
生協をとっていて予算についての質問です。
一ヶ月週4回の配達で、5万円を予算としています。
しかし、一ヶ月週5回になる月もあり、その場合どのように予算を立てたら良いでしょうか。
今までは週5回でも5万円としていましたが、結局途中でスーパーに買い足しに行くことになります。
生協の食材も家族全員がお気に入りなので、生協はこのまま続けたいです。食材、一部日用品は生協で買うスタイルが一番私に合っていると思っています。
既出の質問かもしれませんが、お手数ですが教えていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「食費を5週間で考える方法」についてですね。
5週目のある食費
「食費を1週間単位で考えることで食費の予算を守りたい」と考える方も多いかもしれません。
しかし「通常は4週なのに月によっては5週目もありどのようにやりくりしたらいいかわからない」と迷うこともありますよね。
ここでは家計簿&家計管理アドバイザーとして「5週目の食費のやりくり」について紹介します。
5週目があると食費はどうなる?
食費の予算を「1週間いくら」と予算を立てている方も多いですよね。
1週間1万円と予算をたてているなら4週間では4万円になります。
しかし、時には5週目がある月もありますよね。
5週目があると、買い物をする回数が多くなってしまいますし、週の途中で月もかわってしまいます。
・5週目があるから食費の予算は5万円にすべき?
・それとも4週間の時と同様の4万円で上手にやりくりすべき?
と5週目のある月の食費のやりくりに迷ってしまう方も多くみられます。
5週間で食費をやりくりするには?
結論からお伝えすると、食費の予算というのは「週いくら」と予算を立てるのは実は間違いなのです。
週いくらと予算を立てると「5週目がある月」のやりくりがどうしても不透明になります。
「5週目があっても4週分でやりくりする」と目標を立てる方もいますが、月に3,4日分の食費の増加分をなかったことにしなくてはいけなくなりますので、「目標は立てたものの実際のやりくりは予算オーバー」となりやすい傾向になります。
質問者様も5週目があると4週分の食費でやりくりしようとしても足りなくなり、追加で買い物をすることになる傾向があるようです。
つまり「週いくら」と食費の予算を立てても「5週目があると食費の予算が守れない」という現象が起こることになり「食費の予算を立てた意味がなくなる」のです。
食費の予算の立て方の基本
食費の予算の立て方の基本は「週いくら」ではなく「1日いくら」と予算を立てることです。
質問者様の場合は一ヶ月週4回の配達で、月5万円を予算にしているということですから、1ヵ月を31日と考えると1日の予算は約1613円、1週間で11300円です。
週に1度買い物をしているなら週11300円以内で買い物をすればよいということになります。
4週分で考えると月45200円。5週目がある月は月56500円でやりくりできれば年間でかかる食費はほぼ平均月5万円でおさめることができます。
4週分で月45200円でやりくりすることが難しい場合は1週間12500円としてもかまいませんが、その場合は1日の食費の予算は1785円になりますので、1ヵ月約55357円平均の食費と考えればよいということになります。
なお、生協で週に1回買い物をしている場合は、生協の費用が月によって多少ばらつくのは仕方がありません。
年間でいくらという予算を守っていけば問題ありません。
■参考:生協の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
スーパーで買い物をするとき
生協などを利用していると買い物は基本的に週1回になりますよね。
週1回なので上記のように5週目がある月は食費の予算を上げつつ年間でいくらという予算を守っていくというスタイルの方が簡単です。
しかし、スーパーで買い物をする場合などは少し家計簿のつけ方を工夫しても構いません。
例えば、1週間分の食材12000円分を週1回5週目に購入した場合。
月末まであと3日なら3日分の食費として5142円を当月の食費として計上、残り4日分6858円は翌月の食費に計上。
このようにすると、その月の食費の予算も守れますし、次月の食費の予算も守れます。
もちろんお財布の残高は多少ずれますので、適度に残高額を調節してください。
この方法は家計簿の裏ワザに近いので、家計簿初心者の方にはあまりオススメしませんが、家計簿に慣れてきてある程度アレンジすることができる方にはオススメできます。
■参考:5週目がある時についてはこちらの記事でも紹介しています。
袋分けで食費を5週に分けている時
一般的な家計簿ではなく袋分け家計簿を利用している場合も上記と同様に考えて予算を袋に入れましょう。
週にいくらではなく1日いくらと考えてから1週間の予算を立てれば守りやすい食費の予算を立てることができます。
■参考:袋分け家計簿のやり方についてはこちらの記事でも紹介しています。
5週間で食費を考えるには?(まとめ)
5週間で食費の予算を考えるなら、まずは1日いくらかを考えることから始めるのがオススメです。
1日いくら→週いくら→月いくら→年いくら
というように食費の予算を立てていくと、立てやすく守りやすい食費の予算を立てることができます。
■参考:食費の予算の立て方のコツについては以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事
■参考:他にもある!食費・日用品に関するご質問は以下にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
コメント
コメント一覧 (2)
とーっても詳しく教えて下さって感動です!!
なるほど一日いくらから考えるのですね!
あきさんから教えていただいたことをじっくり読んでお勉強し、次5週目がある時に適応出来るよう備えたいと思います!
ありがとうございます。またよろしくお願いします。
食費は週いくらより1日いくらで予算を立てるとうまくいきますので、ぜひやってみてくださいね。
またいつでもご利用ください。楽しみにお待ちしております。