エクセル家計簿のクレジットカード利用分のつけ方の基本!
-
- カテゴリ:
- エクセル家計簿のつけ方
エクセルで家計簿をつけているけど、クレジットカードで支払ったときは家計簿にはどう入力したらいいの?
と悩んでしまっている方もいるのではないでしょうか。
これまで多くの方の家計を拝見してきましたが、クレジットカードでの支払いをエクセルでどのように書いているかによって「お金の貯まり方に差が出る」と実感しています。
家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「エクセルで家計簿をつけている時のクレジットカードの支払いのつけ方」を紹介します。
なお、こちらの記事の内容は書籍(あきのズボラ家計簿 講談社)に基づき作成されています。
エクセルで家計簿をつけている場合、クレジットカード払いの時の家計簿へのつけ方はおもに2通りです。
1.買い物をした日ではなく口座引き落としとなった日に家計簿に記入する
2.買い物をした日に家計簿に記入し、現金を取り分け、口座引き落とし時に入金する
エクセルでクレジットカードの支払いを入力する場合は、上記のうちのどちらで対応することをオススメします。
まず、上記のひとつ目の方法
1.買い物をした日ではなく口座引き落としとなった日に家計簿に記入する
について解説します。
クレジットカードの支払いは、おおよそ2か月後に「銀行口座などから引き落とし」となりますよね。
そのためひとつ目の方法では
・買い物をした日は家計簿はつけない
・支払いをする日に家計簿をつける
という方法を採用します。
具体的な家計簿のつけ方としては以下のようになります。
1.家計簿の口座引き落としの支出を記入する欄に「カード払い」という費目(項目)を作る。
2.今月引き落とされる「カード払いの金額」をそのまま記入する。
上記の例ですと、クレジットカードの支払いが「4月に20000円あった」という意味の家計簿になります。
なお、携帯電話など他の項目で集計している支出もクレジットカードの支払いに入っている場合は、その金額は抜いた金額を記載します。
例えば
・携帯電話 12000円
・その他ショッピング 20000円
という請求書である場合は、携帯電話の費用は携帯電話の項目欄に入力し、ショッピングの金額(20000円)だけをカード払いという項目欄に入力します。
つぎに、ふたつ目のクレジットカードの家計簿のつけ方である
2.買い物をした日に家計簿に記入し、現金を取り分け、口座引き落とし時に入金する
について解説します。
1つ目の方法と違い、2つ目の方法ではクレジットカードの支払いは買い物をした日に家計簿につけ現金払いと同じ扱いにすると考えます。
具体的な家計簿のつけ方としては以下のようになります。
1.家計簿の現金での支出を記入する欄に「カード払い〇〇円」と記入する。
2.記入した金額の現金をお財布から取り分け封筒などに保管する。
3.引き落とし時に取り分けたお金を口座に戻す
例えば食品2000円分の支払いがあった場合には
食費 2000円(カード払い)
などと記入します。
支払った金額をお財布から取り出し封筒などに保管し、口座引き落としとなる月に封筒にとっておいたお金を口座に入金することで、現金払いと同じ扱いにすることが出来ます。
ただし、クレジットカードの支払いがごくまれである場合は上記のように対応することをオススメしますが、クレジットカードではの支払いが多い家計の場合、上記のように1回の買い物ごとに現金を取り分けるという作業は非常に手間です。
その場合は以下のように家計簿をつけることをオススメします。
1.買い物をした日がいつかに関わらず、月末付近のセルにクレジットカードの支出をまとめて記入しておく
2.月末など家計簿の締め日にクレジットカードの支払いをまとめて計算し、一括で取り分ける
3.引き落とし時に取り分けたお金を口座に戻す
上記の例ですと
・食品2000円
・日用品500円
・子供おもちゃ2000円
3つのクレジットカードの支払いがあるため、合計4500円をお財布から抜く
という作業を行います。
お金を抜いたり口座にお金を戻したりと少し面倒な作業になりますが、現金払いと同じ扱いなので、使いすぎが自動的にセーブされる効果が見込めます。
クレジットカードの支払い分は赤字にするなど見え方を工夫するとクレジットカードの支払いが分かりやすい家計簿になります。
エクセルで作成された家計簿にクレジットカードでの支払いを家計簿のつける場合は、上記の2つの方法のどちらかで対応することをオススメします。
この2つの方法のどちらも間違いではありませんが、オススメは2番目です。テレビや書籍でも紹介させていただきましたが、わが家でも2番目の方法にしています。
クレジットカードでの支払いはついつい使いすぎいつの間にか膨らむ支出になりがちですので、2番目の方法で処理することでクレジットカードの支払いを上手にコントロールする効果が見込めます。
クレジットカードは上手に使えばポイントも貯まり便利でお得なものです。
ぜひ上手に賢く支出をコントロールしましょう。
なお上記の方法は、エクセル家計簿だけでなく手書きの家計簿にも同様の方法を応用することができます。
■参考:手書き家計簿のクレジットカードの支払いの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/969
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:皆さまから寄せられたエクセル家計簿に関するご質問のまとめはこちらから
・エクセル家計簿に関するご質問(まとめ)
■参考:エクセルで家計簿をつける方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13071
と悩んでしまっている方もいるのではないでしょうか。
これまで多くの方の家計を拝見してきましたが、クレジットカードでの支払いをエクセルでどのように書いているかによって「お金の貯まり方に差が出る」と実感しています。
家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「エクセルで家計簿をつけている時のクレジットカードの支払いのつけ方」を紹介します。
なお、こちらの記事の内容は書籍(あきのズボラ家計簿 講談社)に基づき作成されています。
エクセルでクレジットカードの支払いを家計簿につける方法1
エクセルで家計簿をつけている場合、クレジットカード払いの時の家計簿へのつけ方はおもに2通りです。
1.買い物をした日ではなく口座引き落としとなった日に家計簿に記入する
2.買い物をした日に家計簿に記入し、現金を取り分け、口座引き落とし時に入金する
エクセルでクレジットカードの支払いを入力する場合は、上記のうちのどちらで対応することをオススメします。
エクセルでクレジットカードの支払いを家計簿につける方法(通常)
まず、上記のひとつ目の方法
1.買い物をした日ではなく口座引き落としとなった日に家計簿に記入する
について解説します。
クレジットカードの支払いは、おおよそ2か月後に「銀行口座などから引き落とし」となりますよね。
そのためひとつ目の方法では
・買い物をした日は家計簿はつけない
・支払いをする日に家計簿をつける
という方法を採用します。
具体的な家計簿のつけ方としては以下のようになります。
1.家計簿の口座引き落としの支出を記入する欄に「カード払い」という費目(項目)を作る。
2.今月引き落とされる「カード払いの金額」をそのまま記入する。
上記の例ですと、クレジットカードの支払いが「4月に20000円あった」という意味の家計簿になります。
なお、携帯電話など他の項目で集計している支出もクレジットカードの支払いに入っている場合は、その金額は抜いた金額を記載します。
例えば
・携帯電話 12000円
・その他ショッピング 20000円
という請求書である場合は、携帯電話の費用は携帯電話の項目欄に入力し、ショッピングの金額(20000円)だけをカード払いという項目欄に入力します。
エクセルでクレジットカードの支払いを家計簿につける方法2
つぎに、ふたつ目のクレジットカードの家計簿のつけ方である
2.買い物をした日に家計簿に記入し、現金を取り分け、口座引き落とし時に入金する
について解説します。
1つ目の方法と違い、2つ目の方法ではクレジットカードの支払いは買い物をした日に家計簿につけ現金払いと同じ扱いにすると考えます。
具体的な家計簿のつけ方としては以下のようになります。
1.家計簿の現金での支出を記入する欄に「カード払い〇〇円」と記入する。
2.記入した金額の現金をお財布から取り分け封筒などに保管する。
3.引き落とし時に取り分けたお金を口座に戻す
例えば食品2000円分の支払いがあった場合には
食費 2000円(カード払い)
などと記入します。
支払った金額をお財布から取り出し封筒などに保管し、口座引き落としとなる月に封筒にとっておいたお金を口座に入金することで、現金払いと同じ扱いにすることが出来ます。
ただし、クレジットカードの支払いがごくまれである場合は上記のように対応することをオススメしますが、クレジットカードではの支払いが多い家計の場合、上記のように1回の買い物ごとに現金を取り分けるという作業は非常に手間です。
その場合は以下のように家計簿をつけることをオススメします。
1.買い物をした日がいつかに関わらず、月末付近のセルにクレジットカードの支出をまとめて記入しておく
2.月末など家計簿の締め日にクレジットカードの支払いをまとめて計算し、一括で取り分ける
3.引き落とし時に取り分けたお金を口座に戻す
上記の例ですと
・食品2000円
・日用品500円
・子供おもちゃ2000円
3つのクレジットカードの支払いがあるため、合計4500円をお財布から抜く
という作業を行います。
お金を抜いたり口座にお金を戻したりと少し面倒な作業になりますが、現金払いと同じ扱いなので、使いすぎが自動的にセーブされる効果が見込めます。
クレジットカードの支払い分は赤字にするなど見え方を工夫するとクレジットカードの支払いが分かりやすい家計簿になります。
クレジットカードでの支払いのエクセル家計簿のつけ方(まとめ)
エクセルで作成された家計簿にクレジットカードでの支払いを家計簿のつける場合は、上記の2つの方法のどちらかで対応することをオススメします。
この2つの方法のどちらも間違いではありませんが、オススメは2番目です。テレビや書籍でも紹介させていただきましたが、わが家でも2番目の方法にしています。
クレジットカードでの支払いはついつい使いすぎいつの間にか膨らむ支出になりがちですので、2番目の方法で処理することでクレジットカードの支払いを上手にコントロールする効果が見込めます。
クレジットカードは上手に使えばポイントも貯まり便利でお得なものです。
ぜひ上手に賢く支出をコントロールしましょう。
なお上記の方法は、エクセル家計簿だけでなく手書きの家計簿にも同様の方法を応用することができます。
■参考:手書き家計簿のクレジットカードの支払いの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/969
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:皆さまから寄せられたエクセル家計簿に関するご質問のまとめはこちらから
・エクセル家計簿に関するご質問(まとめ)
■参考:エクセルで家計簿をつける方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13071
コメント