子供2人の生活費!年収464万円。貯金が増えないのはなぜ?
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- 手取り年収400万円の家計
日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
更新されるたびに楽しみに拝読させていただいています。ぜひ家計診断御願いいたします。
夫44歳、妻42歳、子供2人(5歳、1歳)
収入
夫/3645000円
妻/696000円
子供手当/300000円
合計/4641000円
銀行支出
住宅ローン/1219020円/月101585円(管理費、修繕費込み)
幼稚園/233400円/月19450円(認定こども園なので補助金とかはありません)
妻保険/94860円/月7905円(夫の保険は給料から天引き済みです/月7000円)
車保険/65160円/月5430円
夫小遣い/216000/月18000円
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
合計/2514420円/月平均209370円
現金支出
食費/360000/月平均30000円(お米は義両親の田舎から届くためかかりません。酒代3000円ほど込み)
日用品/48000/月平均4000円
外食/120000/月平均10000円
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/120000/月平均10000円(主人床屋、少額衣類、ヘアカラー剤など)
子供費/84000/月平均7000円(幼稚園の小口支出、オムツ、洋服、少額おもちゃなど)
医療費/96000/月平均8000円(歯医者や検診など)
特別出費/300000/月平均25000円(夫飲み会、家電買い替え、レジャー、誕生日などイベント費、カード払い(衣料品、写真現像代)など)
合計/1176000円/月平均98000円
特別費(前年度)
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
合計/412182円
貯蓄(前年度)
子供手当/240000円
その他/290000円
他に給料から9000円/年108000円財形貯蓄あり)
車検がある年は旅行はなしで日帰りレジャーにしています。
毎月の特別費など余る月もあるのになぜが毎年貯蓄は同じような額です。
駅も近く車を手放せると良いのですが車は主人の両親が高齢の為(近くに住んでいます)買い物や病院の送迎の為今は必要です。
食費は近所がスーパーの激戦区なのでその日によって使い分けてます。
わたしの小遣いは食費など予算が余れば3000円くらい取り分ける月があります。化粧品代などはクレジットカードのポイントなどを貯めて(光熱費、通信費はカード払い)購入しています。
手元に現金がないと不安でついつい特別費など大きく用意してしまいますが減らせる物、改善点などアドバイス御願いいたします
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
収支は年間約54万円の黒字の予定ということですね。
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
まず質問者様の月の家計について見てみましょう。
住宅ローン/1219020円/月101585円
幼稚園/233400円/月19450円
妻保険/94860円/月7905円
車保険/65160円/月5430円
夫小遣い/216000/月18000円
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
食費/360000/月平均30000円
日用品/48000/月平均4000円
外食/120000/月平均10000円
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/120000/月平均10000円
子供費/84000/月平均7000円
医療費/96000/月平均8000円
特別出費/300000/月平均25000円
合計 369万円(月30.75万円)
質問者様の家計では月の支出が毎月約30.75万円。
質問者様の月収は分かりませんが、ご夫婦合わせての月収が30.75万円以上あるか確認されてみてください。
質問者様の家計うち、特別費にあたる支出は以下の通りです。
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
合計/412182円
特別費は年間約42万円。保険や固定資産税の支払いなど「払わなくてはいけない支出」の割合が多く、旅行代などに使える費用はやや少なめと言えます。
質問者様の家計は、全体的になんとか節約しようと努力されているのがよくわかる家計です。
しかし、家計簿の費目の分け方などから「無駄に使っているつもりはないのにお金がなくなる家計」になりやすい傾向があるようにも見受けられます。
おそらくご自分のオリジナルの家計簿をつけられているのではないかと推測されます。
家計のメリハリがやや足りない印象がありますので、以上の点を踏まえ以下の点について見直しをされることをご提案いたします。
■食費、日用品
食費/360000/月平均30000円
日用品/48000/月平均4000円
食費や日用品については非常によく節約できているようです。
無駄な食費や日用品費がほとんどない理想的な状況が作れているものと推測されます。
■参考:食費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621
■参考:日用品の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11628
■車の保険
車保険/65160円/月5430円
車の保険についても一台分にしてはやや高いと言えます。
1台分ならできれば月5万円以下にできないか見直されてみてください。
■保育料
幼稚園/233400円/月19450円
認定こども園なので補助がないということですが、認定こども園も幼児教育無償化の対象です。
まもなく無償化により保育料の軽減が見込まれますので、貯蓄に回せるように準備しておきましょう。
■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16151
■子ども費
子供費/84000/月平均7000円
質問者様の家計では「子ども費」という費目があるようです。
子供費という項目は実は家計簿には「ない方がよい費目」です。
現在お子さんのオムツの費用などを子ども費に入れているようですが、オムツの費用は日用品費に入れた方がよいでしょう。
■参考:子ども費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/18454
■医療美容費
衣料美容費/120000/月平均10000円(主人床屋、少額衣類、ヘアカラー剤など)
衣料美容費という支出も当方では作成をオススメしない支出です。
こちらにご主人の散髪やヘアカラーの費用が含まれているようですが、ヘアカラー剤は日用品費です。
散髪費用はできればご主人の小遣いからにした方が家計のやりくりは楽になります。
散髪費用を別途渡す形式にしたいということでしたら「夫小遣い」という費目を作成するか「特別費」で散髪代の予算を立てておくとより分かりやすい家計簿になると推測されます。
■参考:美容費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13805
■外食費
外食/120000/月平均10000円
外食費についても当方では作成をオススメしない項目です。
外食費という費目が家計簿にあると、予算を立てても守れない項目になる可能性が高まるからです。
とはいえ食費にもいれない方がよい支出ですので、食費にいれる支出を確認したうえで外食費という項目は削除することをオススメします。
■参考:外食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11896
■参考:食費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11763
■特別支出
特別出費/300000/月平均25000円
質問者様の家計では特別費の支出が別途確保されていますが、さらに別に特別支出という費目もあるようです。
特別支出の内訳をみてみると、ご主人の飲み会やクレジットカードの支払いなど、いわゆる雑費に近い支出が含まれているようです。
つまり、家計のうち何費に分類してよいかわからない支出を特別支出にいれている可能性があります。
■参考:雑費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5961924
■娯楽費
外食/120000/月平均10000円
衣料美容費/120000/月平均10000円
子供費/84000/月平均7000円
特別出費/300000/月平均25000円
質問者様の家計には「娯楽費」という概念がないようです。
項目をいくつかに分類し、それぞれあまり高くない予算を設定することで節約されているように感じられるかもしれませんが、このような家計の項目の分類方法は実は「つけても貯まらない家計簿」になる可能性の非常に高い家計簿なのです。
支出を細かく分類しているのでひとつひとつの予算が高くないため、気付いていないかもしれませんが「娯楽費にあたる支出は月5.2万円」と非常に高額です。
ある程度の回数のご主人の飲み会費用やオムツなど必要な支出は仕方がありませんが、それ以外の支出がどれくらいあるかによっては「節約しているつもり」で実は「浪費がちな家計」になってしまいますので注意しましょう。
■参考:娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
上記の点を踏まえ、以下の予算のプランをご提案いたします。
住宅ローン/1219020円/月101585円
幼稚園/120000円/月10000円
妻保険/94860円/月7905円
車保険/50000円/月4166円
夫小遣い/300000円/月25000円(散髪費、飲み会費用こみ)
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
食費/360000/月平均30000円
日用品/96000円/月平均8000円(オムツ含む)
外食/0円(娯楽費へ)
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/0円(娯楽費、夫小遣い、日用品などへ)
子供費/36000円/月平均3000円(娯楽費、日用品費へ。幼稚園の現金払いのもののみ残す)
医療費/96000/月平均8000円
特別出費/0円(娯楽費、夫小遣い、特別費などへ)
娯楽費/240000円/月平均20000円(外食、少額衣類など)
合計 369万円(月30.75万円)
合計 約310万円(約月25.8万円)
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
その他/240000円(イベントや家電や美容院など)
合計 65万円
支出合計約375万円となりますので、年間貯金額は89万円になるプランです。
家計簿の項目を変更するだけで年間35万円は節約できます。
現状では家計簿の項目の作り方が原因で貯蓄が思うように伸びない「つけてもたまらない家計簿」になっていたのではないかと推測されます。
質問者様の家計はまさに今が貯め期です。これから数年、上のお子さんが小学校中学年になる頃までが一番の家計の貯め期になります。
それ以降はお子さんの学費が増えるだけでなく、習い事や受験などを検討する時期にもなりますので支出はどんどん増えることが予測されます。
ご主人、奥様のご年齢から考えるとお子さんが大学卒業するころにはご夫婦ともに60代。
できれば60歳以降も仕事をもち定年の時期をずらすなど、教育費の一番かかる時期を仕事を持つことで乗り越え、その後の老後の資金の計画まで立てられるようにしておくと安心です。
家計のタイプとしては「大きな支出を出すのが怖いタイプ」ではないかと推測されます。
食費や日用品の節約は上手で、全体的に節約しているつもりなのですが、ちょこちょこした支出が少しずつ積み重なり大きな浪費になっている可能性がある家計です。
あわせて今一度家計簿の費目分けについても見直されてみることをオススメします。
■参考:家計簿の項目については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4219
■参考:節約しているつもりで浪費がちな家計については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1694
■参考:チェックリストでわかる!お金が貯められないタイプ別診断については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収400万円台以上の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
更新されるたびに楽しみに拝読させていただいています。ぜひ家計診断御願いいたします。
夫44歳、妻42歳、子供2人(5歳、1歳)
収入
夫/3645000円
妻/696000円
子供手当/300000円
合計/4641000円
銀行支出
住宅ローン/1219020円/月101585円(管理費、修繕費込み)
幼稚園/233400円/月19450円(認定こども園なので補助金とかはありません)
妻保険/94860円/月7905円(夫の保険は給料から天引き済みです/月7000円)
車保険/65160円/月5430円
夫小遣い/216000/月18000円
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
合計/2514420円/月平均209370円
現金支出
食費/360000/月平均30000円(お米は義両親の田舎から届くためかかりません。酒代3000円ほど込み)
日用品/48000/月平均4000円
外食/120000/月平均10000円
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/120000/月平均10000円(主人床屋、少額衣類、ヘアカラー剤など)
子供費/84000/月平均7000円(幼稚園の小口支出、オムツ、洋服、少額おもちゃなど)
医療費/96000/月平均8000円(歯医者や検診など)
特別出費/300000/月平均25000円(夫飲み会、家電買い替え、レジャー、誕生日などイベント費、カード払い(衣料品、写真現像代)など)
合計/1176000円/月平均98000円
特別費(前年度)
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
合計/412182円
貯蓄(前年度)
子供手当/240000円
その他/290000円
他に給料から9000円/年108000円財形貯蓄あり)
車検がある年は旅行はなしで日帰りレジャーにしています。
毎月の特別費など余る月もあるのになぜが毎年貯蓄は同じような額です。
駅も近く車を手放せると良いのですが車は主人の両親が高齢の為(近くに住んでいます)買い物や病院の送迎の為今は必要です。
食費は近所がスーパーの激戦区なのでその日によって使い分けてます。
わたしの小遣いは食費など予算が余れば3000円くらい取り分ける月があります。化粧品代などはクレジットカードのポイントなどを貯めて(光熱費、通信費はカード払い)購入しています。
手元に現金がないと不安でついつい特別費など大きく用意してしまいますが減らせる物、改善点などアドバイス御願いいたします
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
年間収支は?
収入464万円
支出約410万円
支出約410万円
収支は年間約54万円の黒字の予定ということですね。
家計のやりくりはどうする?
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
月の家計を見てみよう!
まず質問者様の月の家計について見てみましょう。
住宅ローン/1219020円/月101585円
幼稚園/233400円/月19450円
妻保険/94860円/月7905円
車保険/65160円/月5430円
夫小遣い/216000/月18000円
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
食費/360000/月平均30000円
日用品/48000/月平均4000円
外食/120000/月平均10000円
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/120000/月平均10000円
子供費/84000/月平均7000円
医療費/96000/月平均8000円
特別出費/300000/月平均25000円
合計 369万円(月30.75万円)
質問者様の家計では月の支出が毎月約30.75万円。
質問者様の月収は分かりませんが、ご夫婦合わせての月収が30.75万円以上あるか確認されてみてください。
特別費を見てみよう!
質問者様の家計うち、特別費にあたる支出は以下の通りです。
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
合計/412182円
特別費は年間約42万円。保険や固定資産税の支払いなど「払わなくてはいけない支出」の割合が多く、旅行代などに使える費用はやや少なめと言えます。
家計を見直そう!
質問者様の家計は、全体的になんとか節約しようと努力されているのがよくわかる家計です。
しかし、家計簿の費目の分け方などから「無駄に使っているつもりはないのにお金がなくなる家計」になりやすい傾向があるようにも見受けられます。
おそらくご自分のオリジナルの家計簿をつけられているのではないかと推測されます。
家計のメリハリがやや足りない印象がありますので、以上の点を踏まえ以下の点について見直しをされることをご提案いたします。
■食費、日用品
食費/360000/月平均30000円
日用品/48000/月平均4000円
食費や日用品については非常によく節約できているようです。
無駄な食費や日用品費がほとんどない理想的な状況が作れているものと推測されます。
■参考:食費の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621
■参考:日用品の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11628
■車の保険
車保険/65160円/月5430円
車の保険についても一台分にしてはやや高いと言えます。
1台分ならできれば月5万円以下にできないか見直されてみてください。
■保育料
幼稚園/233400円/月19450円
認定こども園なので補助がないということですが、認定こども園も幼児教育無償化の対象です。
まもなく無償化により保育料の軽減が見込まれますので、貯蓄に回せるように準備しておきましょう。
■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16151
■子ども費
子供費/84000/月平均7000円
質問者様の家計では「子ども費」という費目があるようです。
子供費という項目は実は家計簿には「ない方がよい費目」です。
現在お子さんのオムツの費用などを子ども費に入れているようですが、オムツの費用は日用品費に入れた方がよいでしょう。
■参考:子ども費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/18454
■医療美容費
衣料美容費/120000/月平均10000円(主人床屋、少額衣類、ヘアカラー剤など)
衣料美容費という支出も当方では作成をオススメしない支出です。
こちらにご主人の散髪やヘアカラーの費用が含まれているようですが、ヘアカラー剤は日用品費です。
散髪費用はできればご主人の小遣いからにした方が家計のやりくりは楽になります。
散髪費用を別途渡す形式にしたいということでしたら「夫小遣い」という費目を作成するか「特別費」で散髪代の予算を立てておくとより分かりやすい家計簿になると推測されます。
■参考:美容費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13805
■外食費
外食/120000/月平均10000円
外食費についても当方では作成をオススメしない項目です。
外食費という費目が家計簿にあると、予算を立てても守れない項目になる可能性が高まるからです。
とはいえ食費にもいれない方がよい支出ですので、食費にいれる支出を確認したうえで外食費という項目は削除することをオススメします。
■参考:外食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11896
■参考:食費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11763
■特別支出
特別出費/300000/月平均25000円
質問者様の家計では特別費の支出が別途確保されていますが、さらに別に特別支出という費目もあるようです。
特別支出の内訳をみてみると、ご主人の飲み会やクレジットカードの支払いなど、いわゆる雑費に近い支出が含まれているようです。
つまり、家計のうち何費に分類してよいかわからない支出を特別支出にいれている可能性があります。
■参考:雑費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5961924
■娯楽費
外食/120000/月平均10000円
衣料美容費/120000/月平均10000円
子供費/84000/月平均7000円
特別出費/300000/月平均25000円
質問者様の家計には「娯楽費」という概念がないようです。
項目をいくつかに分類し、それぞれあまり高くない予算を設定することで節約されているように感じられるかもしれませんが、このような家計の項目の分類方法は実は「つけても貯まらない家計簿」になる可能性の非常に高い家計簿なのです。
支出を細かく分類しているのでひとつひとつの予算が高くないため、気付いていないかもしれませんが「娯楽費にあたる支出は月5.2万円」と非常に高額です。
ある程度の回数のご主人の飲み会費用やオムツなど必要な支出は仕方がありませんが、それ以外の支出がどれくらいあるかによっては「節約しているつもり」で実は「浪費がちな家計」になってしまいますので注意しましょう。
■参考:娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
家計の予算を作り直そう!
上記の点を踏まえ、以下の予算のプランをご提案いたします。
住宅ローン/1219020円/月101585円
幼稚園/120000円/月10000円
妻保険/94860円/月7905円
車保険/50000円/月4166円
夫小遣い/300000円/月25000円(散髪費、飲み会費用こみ)
光熱費/204000円/月平均17000円
通信費(スマホ②、wi-fi)/228000/月平均19000円
食費/360000/月平均30000円
日用品/96000円/月平均8000円(オムツ含む)
外食/0円(娯楽費へ)
ガソリン、交通費/48000円/月平均4000円
衣料美容費/0円(娯楽費、夫小遣い、日用品などへ)
子供費/36000円/月平均3000円(娯楽費、日用品費へ。幼稚園の現金払いのもののみ残す)
医療費/96000/月平均8000円
特別出費/0円(娯楽費、夫小遣い、特別費などへ)
娯楽費/240000円/月平均20000円(外食、少額衣類など)
合計 369万円(月30.75万円)
合計 約310万円(約月25.8万円)
幼稚園保険/6000円
固定資産税/86900円
駐輪場/2400円
町会費/300円
駐車場更新料/21000円
子供チャレンジ年払い/23328円
団体信用生命保険/63000円
NHK年払い/24770円
年賀状/4484円
旅行代/180000円(交通費、食事、お土産など)
その他/240000円(イベントや家電や美容院など)
合計 65万円
支出合計約375万円となりますので、年間貯金額は89万円になるプランです。
家計簿の項目を変更するだけで年間35万円は節約できます。
現状では家計簿の項目の作り方が原因で貯蓄が思うように伸びない「つけてもたまらない家計簿」になっていたのではないかと推測されます。
家計の今後はどうなる?
質問者様の家計はまさに今が貯め期です。これから数年、上のお子さんが小学校中学年になる頃までが一番の家計の貯め期になります。
それ以降はお子さんの学費が増えるだけでなく、習い事や受験などを検討する時期にもなりますので支出はどんどん増えることが予測されます。
ご主人、奥様のご年齢から考えるとお子さんが大学卒業するころにはご夫婦ともに60代。
できれば60歳以降も仕事をもち定年の時期をずらすなど、教育費の一番かかる時期を仕事を持つことで乗り越え、その後の老後の資金の計画まで立てられるようにしておくと安心です。
家計のタイプとしては「大きな支出を出すのが怖いタイプ」ではないかと推測されます。
食費や日用品の節約は上手で、全体的に節約しているつもりなのですが、ちょこちょこした支出が少しずつ積み重なり大きな浪費になっている可能性がある家計です。
あわせて今一度家計簿の費目分けについても見直されてみることをオススメします。
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