2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

月収45万円の家計簿公開!貯金は無理?毎月赤字で厳しいです。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

いつも楽しくあきさんのブログ読ませていただいています。
書籍は拝見していないですが近いうちに必ず読みます!

質問ですが独身の時貯金していたものを家計費の足しにいれる場合は収入にして良いでしょうか。

家計簿は毎月書いていますが毎月赤字、先取り預金は無理な家計だと学び6月から減らしました。

家計簿診断お願いします↓
●家族構成
夫39 妻37 子5 子3

2019年5月の家計簿
この月はまだ強制預金(先取り預金)実行中です。
●予算
管理不能支出(賃貸住居費75924、光熱費23007、通信費22723、NHK2230、教育費/保育園と習い事73304+18000、車両費/自動車税34500)
強制預金45000
妻こづかい15000
食費45000
外食費20000
日用品10000
ガソリン交通費16000
特別費20000

●実績
夫収入270908(夫こづかい4万と生命保険11915は天引です)
妻収入パート134851(生命保険9586は天引です)

管理不能支出247500
強制預金45000
好きな物を夫婦で購入資金20000

妻こづかい11800
食費44200
外食費13200
日用品4400
ガソリン交通費21900
特別費53700

5月は保育園の体操服や必要物品の引き落とし月や自動車税、特別費がかさみがちでした。どの費目を削減できるのか…今後第三子(年齢的に後1年くらいか)も視野に入れ、住宅も購入したいと夢はありますが現実は厳しいなぁと日々模索中です!

よろしくお願いします!


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

家計のやりくりはどうする?


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質問者様の月収は45万円以上(天引きの支出も含め)。

毎月強制的に先取り貯金も行っていたものの現状では毎月赤字
これから3人目のお子さんや住宅の購入なども検討されているものの、現実は厳しいとお考えなのですね。

質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

管理不能支出247500
強制預金45000
好きな物を夫婦で購入資金20000
妻こづかい11800
食費44200
外食費13200
日用品4400
ガソリン交通費21900
特別費53700
合計 46万円


質問者様の家計では月の予算が約42万円に対し、支出が約46万円

天引き後の給料は約40.5万円ですから、約6万円の赤字がある家計と言えます。

なお月6万円の赤字のうち4.5万円は強制的な貯金ですから実質の赤字は1.5万円となります。

家計を見直そう!


質問者様の家計は、家計簿はつけられているようですが全体的にまだ不透明な家計であると言えます。

1ヵ月分の収支ですのでなんともいえないところもあるのですが、以下の点について見直しをされることをご提案いたします。

■固定費

管理不能支出(賃貸住居費75924、光熱費23007、通信費22723、NHK2230、教育費/保育園と習い事73304+18000、車両費/自動車税34500)


質問者様の家計では、固定費を管理不能支出として管理されているようです。

こちらの支出のうち自動車税については今月だけの支出ですから実際の月の固定費は約21.5万円と言えます。

天引き後の月収は約40.5万円ですから、月収の約半分は固定の支出があるということになります。

特に以下の支出について見直しを検討されてみてはいかがでしょうか。

■参考:家計の固定費の割合の計算方法については以下の記事で詳しく紹介しています。



■水道光熱費

光熱費23007

質問者様の家計では世帯構成にたいして水道光熱費はやや高めと言えます。

雪国である、プロパンガスであるなど事情がある場合は仕方がありませんが、そうでない時は今一度見直してみましょう。

■通信費

通信費22723

通信費についてもお子さんの年齢から考えると必要な携帯電話は2台分程度と考えられます。

WIFIの料金が含まれているとしてもやや高めと言えます。あと数千円でも削れないか検討してみましょう。

■教育費

保育園と習い事73304+18000

保育園と習い事の費用のうちどちらの支出がどちらなのかは不明です。

73304円の支出が保育料である場合、幼児教育無償化により負担は少なくなるのではないでしょうか。下のお子さんが該当年齢かわかりませんが、該当する場合は月2万円もかからなくなる可能性があり、月5万円近く節約できる可能性があります。

習い事の費用については月18000円である場合、お子さんの年齢を考えるとやや多めといえます。

これから年齢が上がるとますます習い事の費用は必要になりますから、今の年齢でこれだけあると今後もますます増える可能性があります。

今後も習い事は増やしすぎないように気を付けた方がよいでしょう。

なお、家計簿をつける場合は「教育費」としてまとめず「保育園(教育費)」「習い事」と費目は分けた方がよいでしょう。

■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:習い事は月いくらまで?については以下の記事で詳しく紹介しています。



■交通費

ガソリン交通費21900

交通費についても、予算に対し実績がオーバーしてしまった理由がわかりません。

定期代などの支出が含まれている場合は仕方がありませんが、内訳は今一度見直しましょう。

■参考:交通費については以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:ガソリン代については以下の記事で詳しく紹介しています。



■娯楽費

好きな物を夫婦で購入資金20000
外食費13200


質問者様の家計には娯楽費はありませんが、外食や夫婦での購入資金など娯楽にあたる支出もあるようです。

外食費については月20000円を予算にされているなど、やや高めと言えます。

なお、外食費という費目は家計簿にはない方がよい費目です。

できれば娯楽費という費目を作成するとよいでしょう。

■参考:外食費については以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。



■小遣い

妻こづかい11800

妻の小遣いについても、予算15000円に対して実績は11800円と、安定していないようです。
他の支出がかさんでしまったら減らさなくてはいけないとお考えなのかもしれませんが、毎月15000円の小遣いは確実にもらうなど安定させてしまっても構わないでしょう。

■参考:小遣いの決め方については以下の記事で詳しく紹介しています。



■特別費

特別費53700

特別費についても、何の支出が含まれているのかが分かりませんので何とも言えないところがあります。

毎月5万円程度はかかってしまう支出なのか、そうでないのかなど今一度特別費にどのような支出を含めているか確認しましょう。

■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。


家計の予算を作り直そう


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上記の点を踏まえ、以下の予算のプランをご提案いたします。

賃貸住居費75924
光熱費22000
通信費20000
NHK2230
教育費/保育園と習い事50000+18000
好きな物を夫婦で購入資金0(娯楽費へ)
妻こづかい15000
食費45000
外食費0(娯楽費へ)
日用品5000
娯楽費25000
ガソリン交通費21900
合計 30万円

特別費700000(自動車税含む)
月平均5.8万円


通信費と水道光熱費は少しずつ節約。保育料についてはひとまず上のお子さんのみ該当として月5万円に変更。妻の小遣いと娯楽費についてはしっかり予算を確保。

上記のように変更を加えることで月の支出は30万円と大幅に節約できます。

特別費は別途年間70万円を確保しましたので、1カ月単位でやりくりされている質問者様の場合は月の支出は特別費を含めても35.8万円になります。

月収は約40.5万円ですから、上記のプランに変更した場合月の強制貯金は4.7万円に増やすことができます。

その他お子さんの児童手当もあるでしょうからボーナスがない場合でも年間80万円は貯蓄することができます。

ボーナスがあればボーナスを全額貯蓄に回すことでさらに貯蓄を増やすことができます。

先取り貯金(質問者様では強制貯金)は毎月赤字になってしまう方にはオススメできませんが、月の支出に余裕のある方にはオススメできます。

質問者様は上記の節約を行うことで十分に先取り貯金が可能な家計です。

費目の分け方や支出の分類の考え方が現状ではやや甘いといえますので、そちらを整えるだけでも十分に節約が可能な家計と言えます。

■参考:先取り貯金に向いていない家計ついては以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:家計簿の項目については以下の記事で詳しく紹介しています。


家計の今後はどうなる?


15

質問者様の家計はまさに今が貯め期です。

今後幼児教育無償化の該当になればさらに家計は楽になることが予測されます。

しかし、それ以降はお子さんの学費などその他の支出が徐々に膨らむことが予測されます。

現状ではひとまず上記の通り年間430万円程度の支出(夫こづかいなど天引き支出除く)になるように検討し、徐々に支出は増えるものと考え習い事などを増やしすぎないように気を付けることが必要になる家計と考えられます。

住宅の購入と3人目のお子さんを検討中ということですが、ご主人の年齢を考えると特に住宅については早期に頭金を貯めるなど早々に準備を進めた方がよいでしょう。

ご主人の年齢が上がれば上がるほど定年後の支払いが増えることになりますので、特に支払い期間と金額のバランスは十分によく検討しましょう。

3人目のお子さんをお考えになる場合も、安易に奥様が退職されてしまうと家計が非常に厳しくなることが予測されます。

奥様のお仕事の継続状況なども踏まえながらぜひ前向きに検討されてください。

娯楽費と特別費の管理方法を少し変えるだけでも家計が変わることが予測される家計内容ですので、家計簿のつけ方については今一度見直されてみてもよいでしょう。

最後にご質問の件ですが、一度家計外にした貯金を家計内に戻す場合は収入で記載します。
ただし本当に収入が増えたわけではありませんので、ご自分で「家計に貯金戻し分」などメモをし実際の収入ではないことを明らかにしておきましょう。

■参考:当方の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。


関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:月収をベースに考える!みんなの家計簿については以下にまとめてあります。
・みんなの家計簿公開!の家計のまとめ

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. mashmalo
    • September 16, 2019 17:17
    • あきさんへの相談内容がブログにアップされ感動しました。忙しいなかありがとうございます。特別費と娯楽費を今一度見直して年間貯蓄をコツコ増やしていこうと気持ち新たになりました。
    • 2. あき
    • September 17, 2019 05:02
    • mashmaloさんコメントありがとうございます!
      ぜひコツコツ年間貯金額を増やされていってくださいね(^^♪
      こちらこそご利用ありがとうございました!
      またのご利用いつでも楽しみにお待ちしております!
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