お金の心配・不安・悩み・考え方

家計の生命保険の割合はいくらまで?

家計相談Q&A

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

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今回のご相談内容

今年の夏で私の生命保険が満期をむかえます。

その保険は母が貯金がてら私の名義で積立をしていたみたいで、私自身は保険に加入していませんでした。

今まで保険は入らなくていいからと言われていたので。

ただ、夏で満期になるので、それ以降万が一に備えて医療保険ぐらいは加入していた方がいいのかなと考え始め保険の無料相談の窓口で話を聞いたりしましたが、掛け捨てで月に6000から8000円ほどでした。

主人の医療保険も加入したのが10年前なので見直しすると保障は良くなったものの年齢があがっている分、特約などにより値上がりします。主人は今年44歳私は今年40歳子供が10歳と7歳です。

今、月の保険料が主人と子供ので合わせて36796円このうち掛け捨ては8381円です。(学資保険はこの中には入ってません)

それ以外は個人年金や積立になります。

ここに、私の医療保険と主人の今の医療保険を見直したら大体プラス1万円から1万2,3千円は上がりそうです。

周りにもがんと診断されたとか、ご主人ががんになったとか聞き、保険に助けられたとも聞きます。

主人の父親はがんでなくなっています。最近いとこもがんが見つかったと聞きました。

正直、どこまでかけるべきか悩んでいます。あきさんがお答えできる範囲でいいので保険に対する考えやアドバイスを頂けたらと思いメールしました。よろしくお願いします。

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「生命保険の割合」についてですね。

生命保険について

生命保険については法律的な保護のある商品ですから具体的なアドバイスについて当方から行うことはできません。

ただし、生命保険について一般的な論として概要を述べることは可能とされていますので、一般的な概要の範囲でお答えさせていただきます。

なお意見を述べることは致しますが、いかなる商品もオススメはいたしませんので実際の商品についてはご自分でお選びになることをオススメいたします。

生命保険の考え方

まず生命保険に加入を検討する際には、まず以下の点について考慮することが必要です。

1)必要な保証金額を考える
2)公的保証、会社の福利厚生、自己準備金を調べる
3)1から2を引いて残った金額を保険でカバーすることを検討する

なんとなく保険に加入しないと心配だからという理由ではなく、わが家に必要な資金はいくらだからあといくら保証をつけることが必要だという考え方をするのが賢い保険の選び方です。

必要な保証金額を考える

例えば死亡保障について考えるときはまず遺族のために必要な資金を考えます。

1)子どもがいる場合は子どもを育てるための教育資金
2)住宅を購入していない(団体信用生命保険がない)場合は住宅費
3)葬儀のための資金
4)その他当人が返済すべき負債のうち遺族に残される負債
5)遺族が生活していくための資金

上記のような点についてそれぞれ必要な金額を考え、わが家の場合はこれくらいは必要だというだいたい大まかな金額を計算しておきましょう。

公的保証、会社の福利厚生、自己準備金を調べる

次に遺族年金などの公的な保証、会社の福利厚生、ご自分ですでに準備できる貯蓄の金額を調べてみましょう。

それらの金額を上記の必要保証額から引くと、保険でカバーすべき金額がおのずと見えてきます。

一般的には子どもが生まれた時に一番必要保証額は多くなり、子どもが大きくなるにつれて必要保証額は減っていきます。

そのため、子どもが生まれた時に計算した保証額を生涯にわたって払い続けるのではなく、年齢とともに必要保証額を減らしていくなどの調整をすると必要以上の保険に加入するリスクを抑えることができます。

なお死亡保障の生命保険については相続税として納税が必要になる場合もありますから、相続税についても考慮した保証金額を考えておきましょう。

医療保険の考え方

医療保険についても同様にご自分が必要だと思う保証額から公的な保証、会社の福利厚生、ご自分で準備できる貯蓄の金額から適当と考えられる金額を保険でカバーできるように検討してみましょう。

家計と生命保険

上記のようにして必要な保証額に応じて保険を選ぶというのが保険の選び方の一般的な考え方です。

しかし、必要保証額に対して、家計に保険料を払い続けられる体力があるかを検討することも重要です。

必要保証額が高額だからと高額な保険を契約しても保険料を払い続けることができなければ本末転倒です。

特に家計管理においては、保険の支払いが重すぎることで貯蓄はできても貯金ができないという家計のやりくりになっている方も多く見られます。

保証額の理想と支払い能力の現実についてはご自分でしっかり見定める必要があります。

■参考:保険の支払いで貯金ができない家計については以下の記事で詳しく紹介しています。

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まとめ

お子さんの年齢を考えると10歳と7歳と今が貯め期の家計であることが分かります。

保育料や教育費など、子どもにかかる支出が一生のうちでも少なく済ませられる時期に当たりますので、この時期の家計の支出状況から支払える保険の金額を計算してしまうと、教育費のピークを迎えた時に支払いが苦しくなる可能性が否定できません。

お子さんお二人が中学生後半から大学生になる頃の家計の負担を考慮した上で保険の支払額を決定すると安心です。

無理のない支払額の範囲で検討されることをオススメします。

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■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・お金の心配・不安・悩み・考え方のまとめ

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

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