2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

月収35万円の家計簿公開!子ども3人。いくら貯金しても不安です。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

こんにちは。
先月、たまたま家計について検索していたらこちらのブログにたどり着き、早速、毎日拝見しながら取り組んでおります。
まだつけ始めたばかりでこれで良いのかが判断できず、診断をお願いしたいです。
家族構成
夫(37)妻(33)長男(小4)次男 (小1)三男(3歳)

毎月18日が給料日の為、翌月17日までを1ヶ月として記入していってるところです。
6月14日に児童手当が入りましたので、この日から家計簿をつけ始めました。

夫収入 223,000円
ボーナス 550,000円
妻収入 75,000円
児童手当 14万
合計 98.8万円

*子供2人分の学資保険 19,000円
夫保険 8,000円
妻保険 3,500円
定期貯金 10,000円(毎月)
50,000円(ボーナス時)
は給料日天引きなので、夫の収入はこれらを引いた後の金額です。

電気3100円
ガス5200円
自動車保険5000円
スマホ(3台)7000円
保育園25400円
習い事 7100円
児童クラブ代(2人分)13000円
学校費(2人分)13600円
自動車ローン23000円
バイクローン5700円
夫小遣い 15000円
以上が毎月支払うものです。

水道8800円
自転車保険6100円
NHK代4600円
自動車税10000円
カードの支払い129000円
(楽天カードとセディナカード合わせて)
以上は毎月ではなく、年1回や2ヶ月に1回の支払いなどです。

カード払いが高いのはボーナス月で、家電を一括払いにしていたからです。

食費や日用品などは今、つけてる最中なので、とりあえずこれらを記載しておきます。

因みに、楽天カードは主人名義で主人がもっており、買いたい物がある時は必ず報告させております。ここは見直したいのですが。

現在、社宅に住んでおり、3LDKで、家賃が15000円と格安です。(築38年でかなりボロいですが)
主人の年齢や子供3人、3LDKだか、狭い。という事もありマイホーム購入も考えております。

ですが、ローンの事や子供にかかる費用、今後の費用など、私は貯金をしっかりしていきたい性格なので不安で、なかなか購入に踏み切れないのです。

そこで、3月から毎月5万の先取り貯金を始めました。今回のボーナス時には7万先取りしました。
それでも、不安が消えません。

マイホームを購入すれば、固定資産税や修繕費の事もありますよね。
後、バイクと自動車は買ったばかりでまだまだ支払いが長く続きます。

これと別に住宅ローンなんて組むと毎月の支払いが大変な事になります。
なので、主人は自動車ローンとバイクローン合わせて組むつもりで、仮審査だけは通過しました。
ちなみに2つ合わせて計400万。

因みに貯金は250万程で、これに手をつけたくはありません。
話が少しズレましたが、家計簿初心者なので、とにかく不安が消えません。
うまくまとめられず申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

自動車税10000円とありますが、エコカー減税で、乗り換えて初の支払いなので安いですが、次回からは高くなります。


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。

家計のやりくりはどうする?


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質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

電気3100円
ガス5200円
水道5000円(1ヵ月分)

自動車保険5000円
スマホ(3台)7000円
保育園25400円
習い事 7100円
児童クラブ代(2人分)13000円
学校費(2人分)13600円
自動車ローン23000円
バイクローン5700円
夫小遣い 15000円
合計 12.7万円

質問者様の家計では決まった月の支出が毎月約12.7万円となっています。

子供2人分の学資保険 19,000円
夫保険 8,000円
妻保険 3,500円
月3万円

さらにこちらの支出が給料天引きということです。

家賃 1.5万円

こちらの支出もあるようですが、こちらの支出も上記の支出の中には入っていないので給料天引きの可能性があります。

以上の点から考えると質問者様のご主人の月収は26.8万円ほどと推測されます。

奥様の月収と合わせると約35万円ほどの収入があると考えられます。

約35万円ほどの月収のうち給料天引きの支出を含めた決まった支出は17.2万円。

毎月5万円の先取り貯金と月1万円の定期貯金をしているということですから、その他食費などの生活費に使えるお金は毎月11.8万円と考えられます。

特別費を見てみよう!


質問者様の家計うち、特別費にあたる支出は以下の通りです。

自転車保険6100円
NHK代4600円
自動車税10000円
カードの支払い129000円
合計 約15万円

特別費についてはこちらの支出だけではすべての特別費は把握できません。

家計を見直そう!


質問者様の家計は、まだ家計簿をつけ始めたばかりということで全体が把握しきれていないご様子です。

もちろんまだ家計簿をつけ始めたばかりなのですから全体が把握しきれないのは当然のことです。

無理をせずひとつひとつ家計管理の方法をマスターしていきましょう。

支出を整理しながら以下の点について見直しをされることをご提案いたします。

■家計全体について

まず質問者様の家計に必要なことは、家計を「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つに分けて考えることです。

現状では月単位でなんとなく固定費は把握することができていますが、生活費と特別費が分かれていないという印象を受けます。

■参考:「固定費」「生活費」「特別費」で家計を見直す方法については以下の記事で詳しく紹介しています。



■生活費と先取り貯金

先取り貯金 5万円
定期貯金 1万円
生活費11.8万円

上記のように全体的な配分から推測すると質問者様の家計の生活費は毎月11.8万円前後と推測されます。

しかし、本当に11.8万円ですませられているのかは今回の内容からは読み取り切れません。

実際にこの金額以下で生活できているのかをまず確認してください。

次に先取り貯金5万円についてですが、こちらはその後滞りなく継続できているでしょうか。

もし先取り貯金をしてしまうと月の生活費が赤字になり、ボーナスなどの貯金から補てんしている、児童手当を使ってしまっているというようでは本末転倒です。

先取り貯金は、先取り貯金をしても赤字にならないような家計にする必要があります。

■参考:先取り貯金で赤字?については以下の記事で詳しく紹介しています。



■小遣い

夫小遣い 15000円

ご主人の手取り年収は、給料天引き分も含めると430万円前後はあると推測されますが、とても少ない小遣いで頑張っています。

また奥様の小遣いの記載もありませんので、奥様はお小遣いはゼロで頑張っているのかもしれません。

弁当を持参しているのであればこの金額でも充分ということもありますが、弁当を持参していない場合は小遣いが少なすぎないか検討しても良いでしょう。

その他自動車保険などがやや高めである点など細かな点はいくつかありますが、大まかな点でいうと上記の点についてまず把握されることが重要であると考えます。

■参考;小遣いの決め方については以下の記事で詳しく紹介しています。


家計の予算を作り直そう!


15

上記の点を踏まえ、以下の予算のプランをご提案いたします。

■毎月の支出

電気3100円
ガス5200円
水道5000円(1ヵ月分)
自動車保険5000円
スマホ(3台)7000円
保育園25400円
習い事 7100円
児童クラブ代(2人分)13000円
学校費(2人分)13600円
自動車ローン23000円
バイクローン5700円
夫小遣い 15000円
定期貯金 10000円
子供2人分の学資保険 19,000円
夫保険 8,000円
妻保険 3,500円
家賃 1.5万円
合計月18.2万円


(仮の生活費として)
食費 6万円
日用品 8千円
奥様小遣い 5千円
娯楽費 2万5千円
合計 約10万円

ここまでを毎月の支出とすると必要なお金は約28万円です。

■特別費(仮の内訳として)

自動車保険、自動車税、自転車保険、車検として 20万円
その他 50万円
合計 約70万円

こちらのプランにすると、年間支出額は406万円です。

質問者様の推測月収はご夫婦あわせて35万円ですから、年間収入は572万円前後ではないかと推測されます。

上記のプランですと年間166万円貯めることができます。別途学資保険22.8万円と定期積立12万円もありますので、年間約200万円の貯蓄ができるプランです。

幼児教育無償化により保育料が無償になった場合は、さらに年間18万円前後は貯蓄が増やせます。

もしこちらに住宅ローンが年間100万円加わっても年間100万円前後の貯蓄は維持できるプランとなります。

■参考:年間収入の計算方法については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/420

■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。


家計の今後はどうなる?


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質問者様の家計は、車やバイクのローンは始まってしまいましたが、お子さん3人を抱え非常によく節約できています。

ご主人も年収に対しては非常に少ない小遣いでやりくりされており節約に協力されているようです。

現状通りの家計のやりくりでもおそらく年間150万円前後の貯金はできていると予測されますが、実際の実績と見比べて検討してみてください。

実際にはこれだけの貯金がないという場合は特に特別費のやりくりがうまくできていない可能性があります。

■参考:特別費は貯金ではないについては以下の記事で詳しく紹介しています。



家計は今から3,4年が貯め期となり、その後は徐々に貯蓄がしにくい時期に突入していくでしょう。

特に気になるのはご主人の年齢です。

ご主人の年齢を考えると、自動車やバイクのローンを払い終えた時には40歳を超えている可能性があります。

それから住宅ローンを35年で組んでしまうと完済時年齢は75歳となり、老後の生活までローンが重くのしかかる家計に転落する可能性も否定できません。

各種支払いの終わる時期やこれから支出が増えてくる時期、ご主人の年齢などを考えた家計設計をされるとより安心できる家計になるでしょう。

基本的なやりくりはとても上手な奥様ですから、今後家計簿に慣れることでより成果の出やすい家計簿になるのではないかと考えられます。

家計のタイプとしては慎重すぎるタイプと大きな支払いが苦手なタイプの混合型ではないかと考えられます。

よろしければ下記貯められないタイプ別診断についても合わせてご覧いただければ幸いです。

家計簿をきちん継続できている点はとても素晴らしい成果ですので、家計簿に慣れてきたらあともう一歩改善に踏み切ることができるとさらに優秀な家計にできます。

■参考:理想追い求めすぎタイプ、大きな支出が苦手なタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。




■参考:チェックリストでわかる!お金が貯められないタイプ別診断については以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:当方の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。


関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:月収をベースに考える!みんなの家計簿については以下にまとめてあります。
・みんなの家計簿公開!の家計のまとめ

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。



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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. ゆみママ
    • September 19, 2019 07:32
    • あきさん、今回は家計診断ありがとうございました!
      今まで、3日坊主で続けられなかった家計簿をなんと、4ヶ月継続できております!
      あきさんのお陰で、マイホーム購入は決して無理な事じゃないのか!と少し安心しました。
      すぐに購入するわけではありませんが、その為と、これからの家計の為にもとりあえず続けていき、まずは把握していきたいと思います。
      また1年過ぎた時にでもお願いしたいと思いますのでよろしくお願い致します。
    • 2. あき
    • October 04, 2019 11:39
    • ゆみママさんコメントありがとうございます!
      なんと4カ月も家計簿を継続できているとのこと!本当に素晴らしいですね。
      おめでとうございます。
      家計簿をつけることで今後への希望が持てるようになることはとても素晴らしいことです。
      1年過ぎたころでもぜひまたご利用ください。楽しみにお待ちしております。
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