ガソリン、ETC、車検、自動車税、車保険。車費は家計簿で何費?
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- 車の節約と貯金
ガソリン、ETC、車検、自動車税、車保険など、車に関わる費用は家計簿では何費?
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
これまで多くの方の家計を拝見してきましたが、このような車に関わる支出をすべて「車費」にしていると「意味の分からない家計簿」になる傾向があります。
家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「車に関わる支出の家計簿のつけ方」を紹介します。
なお、こちらの記事の内容は書籍(あきのズボラ家計簿 ベストセラーズ)に基づき作成されています。
車を所有していると、車に関わる支出がどうしても増えてしまいます。
このような車に関わる支出を「何費」として分類したらよいかをまとめて紹介します。
車に関わる支出として代表的なものが「ガソリン費」。
週末に時々程度しか車に乗らない方から、車が必須の地域で毎日車を利用している方まで利用頻度により大きく差が出るのが「ガソリン費」です。
・ガソリン費という費目は作成した方が良いのか?
・すべて車費で分類してしまった方がよいのか?
特にこのようなご質問をよくいただきますが、ガソリン費については「利用頻度により対応を変える」ことをオススメします。
例えば、週末に時々程度しか車を利用しないという方であれば「ガソリンの給油」は月に1回必要になるかならないか程度で済むことが多いものです。
このような方が家計簿にガソリン費という費目を作成しても、月によっては空白になることも多く、項目を作成する意味がなくなります。
そのような場合は他の項目を代用し一緒に混ぜてしまってもいいでしょう。
わが家ではガソリンは月に1回以下の給油であるため、日用品ではありませんが「日用品費」として分類しています。
一方、車の利用が必須の地域では、1台以上の車を所有している方も多く、ガソリンの給油が月に何度かになることが多いものです。
月数万円の支出になることもありますので、このような場合は「ガソリン費」という費目を作成してもよいでしょう。
ただし、どちらの方法にしてもガソリン費は「レジャーで利用するガソリン」と「仕事や通常の生活費の購入で利用するどうしても必要なガソリン」に分けて分類することをオススメします。
レジャーで利用するガソリンはガソリン費含めレジャーの費用として「娯楽費」または「特別費」に計上すると「ガソリン費の予算を立てても守れない」という現象が起こりにくい家計簿にすることができます。
■参考:ガソリン費については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:日常的なガソリン費と遊びに使うガソリン費の分類については以下の記事で詳しく紹介しています。
高速道路を利用した際にかかるETC費用についても何の項目に分類すればよいか迷う方も多く見られます。
ETCの費用は、通勤など仕事でどうしても必要な場合のETC費用と遊びで使うETCの費用にわけて分類することをオススメします。
■参考:ETCの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
車を所有していると、車検、自動車税、自動車保険など車に関わる支出も多くなります。
また、これらの支出は1回の支払いが高額になりやすいという傾向があります。
このような支出は「車費」ではなく「特別費」として計上することをオススメします。
このような支出を「特別費」として計上することで、年間を通じた予算を立てることが可能になります。
時々、車検のような大きな支出は「毎月1万円ずつ積立で備えたい」というご希望をお持ちの方もいらっしゃいますので、「積立時の家計簿のつけ方」についても合わせて確認されることをオススメします。
なお、車を現金一括で購入した場合やオイルの費用や点検費用なども「その年の特別費」として計上します。
■参考:特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:積立で対応する場合の家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。
上記のように分類すると、ガソリン、ETC費用、車検など車に関わる様々な支出を分類することができます。
しかし、カー用品、洗車費用など数千円程度の少額な支出の場合は何費にしたらよいか迷うこともありますよね。
そのような場合は「娯楽費」を利用することをオススメします。
娯楽費を利用して他の支出と複合的に管理することで、家計全体の浪費が大きく膨らむのを防ぐ効果が見込めます。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記の点から踏まえると、家計簿に「車費」という費目はなくてもかまわないものと私は考えます。
ガソリンの給油が頻繁な方のみ「ガソリン費」という費目を作成しても構いませんが、その他の費用は「娯楽費」「特別費」といった他の支出の項目を利用することで十分に賄うことができると考えます。
家計簿の項目は多すぎても管理がしにくいものです。
作らなくてもよい項目は家計簿に作らないようにすることで、より簡単な家計簿にすることができますよ。
■参考:家計簿で作ってはいけない項目については以下の記事で詳しく紹介しています。
車の費用といっても、車の購入費用、ガソリン、ETCの費用、車検の費用、カー用品まで幅広い支出があります。
上記のように家計簿上分類することで「予算を立てやすく守りやすい」家計簿にすることができます。
■参考:節約になる車の選び方については以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:車費の節約や貯金法についてのご質問は以下にまとめてあります。
・車費の節約や貯金法についてのご質問まとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
これまで多くの方の家計を拝見してきましたが、このような車に関わる支出をすべて「車費」にしていると「意味の分からない家計簿」になる傾向があります。
家計簿・家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた実績から「車に関わる支出の家計簿のつけ方」を紹介します。
なお、こちらの記事の内容は書籍(あきのズボラ家計簿 ベストセラーズ)に基づき作成されています。
車の費用と家計簿
車を所有していると、車に関わる支出がどうしても増えてしまいます。
このような車に関わる支出を「何費」として分類したらよいかをまとめて紹介します。
ガソリン費の家計簿の分類方法
車に関わる支出として代表的なものが「ガソリン費」。
週末に時々程度しか車に乗らない方から、車が必須の地域で毎日車を利用している方まで利用頻度により大きく差が出るのが「ガソリン費」です。
・ガソリン費という費目は作成した方が良いのか?
・すべて車費で分類してしまった方がよいのか?
特にこのようなご質問をよくいただきますが、ガソリン費については「利用頻度により対応を変える」ことをオススメします。
例えば、週末に時々程度しか車を利用しないという方であれば「ガソリンの給油」は月に1回必要になるかならないか程度で済むことが多いものです。
このような方が家計簿にガソリン費という費目を作成しても、月によっては空白になることも多く、項目を作成する意味がなくなります。
そのような場合は他の項目を代用し一緒に混ぜてしまってもいいでしょう。
わが家ではガソリンは月に1回以下の給油であるため、日用品ではありませんが「日用品費」として分類しています。
一方、車の利用が必須の地域では、1台以上の車を所有している方も多く、ガソリンの給油が月に何度かになることが多いものです。
月数万円の支出になることもありますので、このような場合は「ガソリン費」という費目を作成してもよいでしょう。
ただし、どちらの方法にしてもガソリン費は「レジャーで利用するガソリン」と「仕事や通常の生活費の購入で利用するどうしても必要なガソリン」に分けて分類することをオススメします。
レジャーで利用するガソリンはガソリン費含めレジャーの費用として「娯楽費」または「特別費」に計上すると「ガソリン費の予算を立てても守れない」という現象が起こりにくい家計簿にすることができます。
■参考:ガソリン費については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:日常的なガソリン費と遊びに使うガソリン費の分類については以下の記事で詳しく紹介しています。
ETCの家計簿の分類方法
高速道路を利用した際にかかるETC費用についても何の項目に分類すればよいか迷う方も多く見られます。
ETCの費用は、通勤など仕事でどうしても必要な場合のETC費用と遊びで使うETCの費用にわけて分類することをオススメします。
■参考:ETCの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
車検、自動車税、自動車保険、自動車整備費用の家計簿の分類方法
車を所有していると、車検、自動車税、自動車保険など車に関わる支出も多くなります。
また、これらの支出は1回の支払いが高額になりやすいという傾向があります。
このような支出は「車費」ではなく「特別費」として計上することをオススメします。
このような支出を「特別費」として計上することで、年間を通じた予算を立てることが可能になります。
時々、車検のような大きな支出は「毎月1万円ずつ積立で備えたい」というご希望をお持ちの方もいらっしゃいますので、「積立時の家計簿のつけ方」についても合わせて確認されることをオススメします。
なお、車を現金一括で購入した場合やオイルの費用や点検費用なども「その年の特別費」として計上します。
■参考:特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:積立で対応する場合の家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。
カー用品、洗車費用の家計簿の分類方法
上記のように分類すると、ガソリン、ETC費用、車検など車に関わる様々な支出を分類することができます。
しかし、カー用品、洗車費用など数千円程度の少額な支出の場合は何費にしたらよいか迷うこともありますよね。
そのような場合は「娯楽費」を利用することをオススメします。
娯楽費を利用して他の支出と複合的に管理することで、家計全体の浪費が大きく膨らむのを防ぐ効果が見込めます。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
家計簿に車費は必要?
上記の点から踏まえると、家計簿に「車費」という費目はなくてもかまわないものと私は考えます。
ガソリンの給油が頻繁な方のみ「ガソリン費」という費目を作成しても構いませんが、その他の費用は「娯楽費」「特別費」といった他の支出の項目を利用することで十分に賄うことができると考えます。
家計簿の項目は多すぎても管理がしにくいものです。
作らなくてもよい項目は家計簿に作らないようにすることで、より簡単な家計簿にすることができますよ。
■参考:家計簿で作ってはいけない項目については以下の記事で詳しく紹介しています。
車の費用と家計簿のつけ方(まとめ)
車の費用といっても、車の購入費用、ガソリン、ETCの費用、車検の費用、カー用品まで幅広い支出があります。
上記のように家計簿上分類することで「予算を立てやすく守りやすい」家計簿にすることができます。
■参考:節約になる車の選び方については以下の記事で詳しく紹介しています。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:車費の節約や貯金法についてのご質問は以下にまとめてあります。
・車費の節約や貯金法についてのご質問まとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
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