手取り年収500万円の家計

3人家族の家計簿公開!子供一人で貯蓄はほぼゼロです。

家計診断

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。

今回のご相談内容

はじめまして。
いつもブログを拝見し、家計の参考にさせていただいてます!

現在、住宅購入を検討しており、
今後の家計や貯蓄についてアドバイスいただけると幸いです。

お互い貯金無しで引っ越し、結婚、ハネムーンの後すぐ妊娠・出産、また引っ越しというハイペースできたため、貯蓄がほぼ0です。。

これを機に貯蓄していきたいのですが、一体いくら貯蓄すればいいのか?今後、子供が成長した時に生活費は今後いくらぐらいかかるのか?この住宅ローンで返済可能なのか、、、

購入を検討している物件をベースに、入力させていただきました。このペースで、将来問題ありますでしょうか?
どうか、よろしくお願い申し上げます。

●家族構成●
夫(35)、妻(30)、子(1)、子もう一人を来年あたりに希望してます。

1、収入  ※手取り
夫 年間338万円
妻 年間180万円
児童手当    年間18万円 (全額ないものとして、子供名義の口座へ貯金)
手当 なし
合計 年間518万円

2、銀行支出
住宅ローン(戸建) 年間126万円(月10.5万円)
電気代 年間12万円(月1万円)
ガス代 年間6万円(月0.5万円)
水道代    年間6万円(月0.5万円)
医療保険3人分    年間18万円(月1.5万円)
合計 168万円

3、現金支出
食費 年間48万円(月4万円)
外食費    年間24万円(月2万)
日用品 年間12万円(月1万円)
車代 ETCとガソリン    年間12万円(月1万円)
夫小遣い昼食代含む 年間36万円(月3万円)
妻小遣い昼食代含む    年間36万円(月3万円)
その他服や雑費    年間36万円(月3万円)
保育園    年間48万円(月4万円)
携帯・通信費    年間18万円(月1.5万円)
合計270万円

(特別費予定)
固定資産税 15万円
車税 5万円
クルマ保険    4万円
車検(2年に1回)    10万円
医療費    10万円
帰省・旅行    15万円
家電買い替え    5万円
その他娯楽    5万円

合計 70万円
(昨年度貯金実績)
昨年までは家賃11万の賃貸で、育休中だったこともあったのか、気づけば貯金は貯められていませんでしたので、今月から上記のやりくりを実践中です。

3500万円前後の物件を頭金なしで購入検討中。
子供の大学資金として、月々2万円の積立を検討しています。

よろしくお願いいたします。

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、住宅ローンアドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。

全体的な感想について

まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。

年間収支は?

収入518万円
支出508万円

収支は年間約10万円の黒字の予定ということですね。

児童手当は全額貯金しているということですが、上記の支出内容ですと全額貯金には回せていない計算となります。

家計のやりくりはどうする?

質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!

まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

住宅ローン(戸建) 年間126万円(月10.5万円)
電気代 年間12万円(月1万円)
ガス代 年間6万円(月0.5万円)
水道代    年間6万円(月0.5万円)
医療保険3人分    年間18万円(月1.5万円)
食費 年間48万円(月4万円)
外食費    年間24万円(月2万)
日用品 年間12万円(月1万円)
車代 ETCとガソリン    年間12万円(月1万円)
夫小遣い昼食代含む 年間36万円(月3万円)
妻小遣い昼食代含む    年間36万円(月3万円)
その他服や雑費    年間36万円(月3万円)
保育園    年間48万円(月4万円)
携帯・通信費    年間18万円(月1.5万円)
合計438万円

質問者様の家計では月の支出が毎月約36.5万円

質問者様の月収は分かりませんが、ご夫婦合わせての月収が36.5万円以上あるか確認してみてください。

特別費を見てみよう!

質問者様の家計うち、特別費にあたる支出は以下の通りです。

固定資産税 15万円
車税 5万円
クルマ保険    4万円
車検(2年に1回)    10万円
医療費    10万円
帰省・旅行    15万円
家電買い替え    5万円
その他娯楽    5万円
合計 70万円

特別費の内訳としては、固定の支出もありますが旅行などにも予算は取れているようです。

■参考:家計の特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

【特別費】はいくら?特別費の内訳・年間予算の立て方・貯める方法(まとめ)毎月あるわけではないけど、年間を通じて考えるとある支出を「特別費」と言います。 固定資産税、車検、自動車税などの税金関係から、旅行...

家計を見直そう!

質問者様の家計は、引っ越し、結婚、ハネムーンの後すぐ妊娠・出産、また引っ越しと大きな支出が続き、貯蓄はほぼゼロとのことです。

小さなお子さんが生まれ、これからかかる教育費や二人目のお子さんのことなどを考えると、これからの資金が心配なご様子です。

まだお子さんが小さい今だからこそしっかりと家計を管理し、これから本格的にお金が必要になる時期に備えるためにも以下の点についてさらに見直しをされることをご提案いたします。

■住宅ローン

住宅ローン(戸建) 年間126万円(月10.5万円)

質問者様の家計では、収入に対して住宅ローンの負担がやや重いと言えます。

現状しばらくの間はこれだけの負担があっても当面しのげますが、お子さんが二人になり、それぞれに教育費が必要になる頃には大きな負担となる可能性があります。

ご主人の年齢から考えても70歳前後まで住宅ローンがある可能性もあり、住宅ローン控除の期間や金額などを考えながら「本当に教育費がかかる時期」の少し前までにある程度まとまった金額の繰り上げ返済などが検討できると安心です。

また、住宅ローン控除による税金の還付金が収入に加算されているかも確認しましょう。
還付金が収入として加算できれば現状よりも貯蓄を伸ばせる可能性があります。

■保険

医療保険3人分    年間18万円(月1.5万円)

質問者様の家計では掛け捨ての医療保険のみの加入となっている可能性がありますが、お子さんがいらっしゃるのであれば医療保険だけでは心配です。

しかし、かといって保険に支払う金額を大きく増やしてしまうと今後の生活が苦しくなる可能性もあります。

家計内容に適した支払い額と補償内容の見直しを行うことをオススメします。

■小遣い

夫小遣い昼食代含む 年間36万円(月3万円)
妻小遣い昼食代含む    年間36万円(月3万円)

質問者様の家計では小遣いの金額がご夫婦ともに比較的しっかりあるようです。

こちらの小遣いの金額の中にどのような支出が含まれているか今一度見直しましょう。

昼食費として必要な金額を引き、自由に使える小遣いがいくら残るかによってはもう少し減らすか、または他の支出を見直すことでバランスをとるように考えるとよいでしょう。

■参考:小遣いの範囲については以下の記事で詳しく紹介しています。

家計管理
小遣いの範囲はどこまで?浪費を招く使い道や内訳に要注意!小遣いの範囲はそもそもどこまで? 小遣いの使い道や内訳は? 毎月決まった小遣いをもらっていると、どこまでを小遣いとして管理し...

■参考:小遣いの決め方については以下の記事で詳しく紹介しています。

家計管理
小遣いの金額はいくら?夫・妻・子の小遣いの決め方!注意点は?家庭を持つとお小遣いの金額の決め方に悩む人もいるのでは? 夫や妻の小遣いだけでなく、子供が大きくなると子どもの小遣いまで必要になり...

■保育料

保育園    年間48万円(月4万円)

保育料についても現状では負担が重いですが、いずれ無償化の対象年齢となります。
お二人目のお子さんを考えるのであれば、家計の負担という意味ではうまくずらすことで保育料が家計の大きな負担にならないよう工夫することも可能です。

現状の収入や支出の状況から考えると、二人分の保育料を負担するようになるとやや苦しい生活になる可能性があります。

■娯楽費

外食費    年間24万円(月2万)
その他服や雑費    年間36万円(月3万円)

質問者様の家計では、ご夫婦ともに小遣いがそれなりにある状況でさらに娯楽費にあたる支出が月5万円ある家計設計になっています。

小遣いが少ない状況でこれくらいの娯楽費用があるのは構いませんが、小遣いもあって娯楽もあってという状況ではどうしても小さな浪費が増える傾向があります。

小遣いと娯楽費用のバランスを今一度考えてみましょう。

■参考:娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。

あきの家計簿
娯楽費とは?月平均や内訳の例。家計簿の交際費やレジャー費との違いは?家計簿に「娯楽費」という費目を作ったけれど、「娯楽費」という項目に何を書けばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。 ...

家計の予算を作り直そう!

上記の点を踏まえ、以下の予算のプランをご提案いたします。

■月の支出

住宅ローン(戸建) 年間126万円(月10.5万円)
電気代 年間12万円(月1万円)
ガス代 年間6万円(月0.5万円)
水道代    年間6万円(月0.5万円)
医療保険3人分    年間18万円(月1.5万円)
食費 年間48万円(月4万円)
外食費    年間0万円(娯楽費へ)
日用品 年間12万円(月1万円)
車代 ETCとガソリン    年間12万円(月1万円)
夫小遣い昼食代含む 年間36万円(月3万円)
妻小遣い昼食代含む    年間36万円(月3万円)
その他服や雑費    年間0万円(娯楽費へ)
保育園    年間48万円(月4万円)
携帯・通信費    年間18万円(月1.5万円)
娯楽費    年間24万円(月2万円)

合計402万円

■特別費

固定資産税 15万円
車税 5万円
クルマ保険    4万円
車検(2年に1回)    10万円
医療費    10万円
帰省・旅行    15万円
家電買い替え    5万円
その他娯楽    5万円

合計 70万円

年間支出額は472万円となりますので、年間貯金額は46万円になるプランです。

住宅ローン控除による還付金が収入として含まれていない場合はさらに収入が増え、貯金額を増やすことができます。

また、保険や携帯電話など少しでも見直せる支出があればさらに貯蓄を増やすことも可能です。

上記では、娯楽費を作成し、おもに家計の浪費にあたる部分を減らすというプランをご提案させていただきました。

現状ではこれだけの娯楽費用があっても何とか家計は回りますが、
お二人目のお子さんが生まれた後現状と同じ収入のままであれば、さらに小遣いまで減らさなくては生活できない可能性も否定できません。

今後二人目のお子さんを検討するのであれば今のうちから少し引き締めておくと安心です。

今後保育料の負担が減ったタイミングなどを見計らい大きく貯蓄を伸ばしていくという家計設計にしておくと無理がありません。

家計の今後はどうなる?

質問者様の家計はお子さんが小さく本来貯め期となる時期です。

今後保育料の負担が減ると、さらに人生のうちでももっとも貯めやすい時期に突入します。

しかし、収入に対して住宅ローンの負担が重いことなどから、教育費の負担などがふえる頃からは収入を増やすことができないと生活が苦しくなる可能性があります。

現状ではお子さんも一人のため大きな教育費負担もありませんのでご夫婦ともにやや浪費が多めでも何とかなりますが、年々家計が苦しくなる可能性の方が高いので、今のうちに少しでも備えておいた方がよいでしょう。

今後収入があがる見込みがあるかという点についても確認しておきましょう。

家計のタイプとしてはちょこちょこした支出が多いタイプではないかと推測されます。

家計の貯められないタイプ別診断についてもよろしければ合わせてご覧ください。

■参考:貯め期については以下の記事で詳しく紹介しています。

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■参考:ちょこちょこした支出が多いタイプの診断結果については以下の記事で詳しく紹介しています。

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■参考:チェックリストから分かる!お金の貯められないタイプ別診断は以下の記事で詳しく紹介しています。

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■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

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