【住宅費・住居費】とは?我が家の家計ではいくらかかってる?
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- 家計診断のやり方
家計を見直したいならまず「住宅費・住居費」について知ることから。
「住宅費・住居費」とは、住まいにかかわる支出のことです。
住まいに関わる支出と言えば、家賃、住宅ローン、管理費、固定資産税などはすぐに思いつくのではないでしょうか。
家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてまいりましたが、私はその他に水道光熱費など公共料金も含めて「住宅費・住居費」と考えることをオススメしています。
ここでは「住宅費・住居費について調べる方法」と「住宅費・住居費を利用した家計診断の方法」について紹介します。
まずは「住宅費・住居費にはどのような支出があるのか」を考えてみましょう。
・家賃
・住宅ローン
・管理費
・電気
・ガス
・水道
・固定資産税
※車にかかわる支出はここでは含めません。
※その他、人によっては「住宅の修繕費」や「台所用品」なども含めて住居費・住宅費と考える方もいますが、これらの支出は家計管理上の観点から考えるとここでは含める必要はありません。
上記のように住居費、住宅費を書き出し、それぞれに月いくらかけているか書き出してみましょう。
住宅ローン 月8万3千円
管理費 月2万5千円
電気代 月6千円
ガス代 月6千円
水道 月4千円
合計 月約12.5万円
※百円以下の端数はだいたいの金額にして書き出します。
上記の金額に×12ヵ月をすれば年間でかかる住宅費・住居費も計算することが出来ます。
上記の場合は
12.5万円×12ヵ月=150万円。
ここに仮に固定資産税が10万円かかるとすると年間でかかる「住居費・住宅費」は160万円です。
住居費・住宅費は上記のようにして計算すると誰にでも簡単に求めることが出来ます。
住居費・住宅費という「住まいに関わる支出」というのは、
・引っ越しをした
・管理費が値上がりした
・家族が増え水道光熱費が増加した
など何か理由がなければ毎年大きく変わらない支出です。
条件が変わらなければ大きく増えることも減ることもない支出ですから、
できるだけ少なく無理のない金額にし、収入とのバランスを保つことが重要です。
住居費、住宅費から簡単な家計診断を行うこともできます。
使うのは「家計の手取り年間収入」です。月収ではなく、年間の手取り収入で計算するとより正確に診断できます。
例えば年間手取り収入が600万円だった場合で家計診断をしてみましょう。
「年間手取り収入」から今回計算した「住まいに関わる支出」を引くだけで簡単に診断することができます。
600万円 — 160万円 = 440万円
この金額が「住まいに関わる支出」以外に使える金額です。
この金額がもし100万円を切ってしまうなど、あまりに少ない場合は、あなたの家計は「住まいに関わる支出」が多すぎる家計か「収入が少ない」家計と言えます。
その場合はまず見直すべきなのは「住まいに関わる支出」と「収入」。
この2点を見直すことが出来なければ、この後いくらやりくりを頑張ってもやはり苦しさが残ってしまう家計と言えます。
もっと安く済ませるところに引っ越しをするか、もう少し収入を得られるようにすることが必要と判断できます。
■参考:年間手取り収入を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/420
住まいに関わる支出である住宅費・住居費を知ることは、正しい家計管理を行う上での基本です。
住まいに関わる支出とは「生活の基本の費用」です。
現実はここに「生命保険」や「携帯電話」や「駐車場」や「車」や「教育費」など様々な「人生のオプション」がついてきますが、これらのオプションは外すことも可能な支出です。
本当に苦しかったら「住まいに関わる支出」以外は全部解約してしまってもなんとかなります。
このように、家計の見直しの原点に立ち返るためにも「住まいに関わる支出」を計算することをオススメします。
住宅費・住居費は条件を考えながらできる限り少なく済ませ、そのあと本当に必要なものだけを1つずつ吟味して足していくというのが家計管理の基本的な考え方になります。
あなたの住宅に関わる支出は年間いくらでしたか?
今回の例の場合は年間約160万円でしたね。
このように、自分の住まいに関わるお金が年間でいくらなのか?を計算してみると、家計の見直しの基本を行うことができますよ。
こちらの記事は自著である「ズボラ家計管理(講談社、実業之日本社)」に基づき作成されています。
■次の記事はこちらです。
・削れないと思っている「固定費」が多すぎませんか?
■「自分でできる!家計診断の進め方」の一覧はこちら
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2298
「住宅費・住居費」とは、住まいにかかわる支出のことです。
住まいに関わる支出と言えば、家賃、住宅ローン、管理費、固定資産税などはすぐに思いつくのではないでしょうか。
家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてまいりましたが、私はその他に水道光熱費など公共料金も含めて「住宅費・住居費」と考えることをオススメしています。
ここでは「住宅費・住居費について調べる方法」と「住宅費・住居費を利用した家計診断の方法」について紹介します。
【住宅費・住居費】にいくらかかるか調べよう!
まずは「住宅費・住居費にはどのような支出があるのか」を考えてみましょう。
・家賃
・住宅ローン
・管理費
・電気
・ガス
・水道
・固定資産税
※車にかかわる支出はここでは含めません。
※その他、人によっては「住宅の修繕費」や「台所用品」なども含めて住居費・住宅費と考える方もいますが、これらの支出は家計管理上の観点から考えるとここでは含める必要はありません。
上記のように住居費、住宅費を書き出し、それぞれに月いくらかけているか書き出してみましょう。
住宅ローン 月8万3千円
管理費 月2万5千円
電気代 月6千円
ガス代 月6千円
水道 月4千円
合計 月約12.5万円
※百円以下の端数はだいたいの金額にして書き出します。
上記の金額に×12ヵ月をすれば年間でかかる住宅費・住居費も計算することが出来ます。
上記の場合は
12.5万円×12ヵ月=150万円。
ここに仮に固定資産税が10万円かかるとすると年間でかかる「住居費・住宅費」は160万円です。
【住宅費・住居費】と収入のバランスを考えよう!
住居費・住宅費は上記のようにして計算すると誰にでも簡単に求めることが出来ます。
住居費・住宅費という「住まいに関わる支出」というのは、
・引っ越しをした
・管理費が値上がりした
・家族が増え水道光熱費が増加した
など何か理由がなければ毎年大きく変わらない支出です。
条件が変わらなければ大きく増えることも減ることもない支出ですから、
できるだけ少なく無理のない金額にし、収入とのバランスを保つことが重要です。
【住宅費・住居費】で家計診断をしてみよう!
住居費、住宅費から簡単な家計診断を行うこともできます。
使うのは「家計の手取り年間収入」です。月収ではなく、年間の手取り収入で計算するとより正確に診断できます。
例えば年間手取り収入が600万円だった場合で家計診断をしてみましょう。
「年間手取り収入」から今回計算した「住まいに関わる支出」を引くだけで簡単に診断することができます。
600万円 — 160万円 = 440万円
この金額が「住まいに関わる支出」以外に使える金額です。
この金額がもし100万円を切ってしまうなど、あまりに少ない場合は、あなたの家計は「住まいに関わる支出」が多すぎる家計か「収入が少ない」家計と言えます。
その場合はまず見直すべきなのは「住まいに関わる支出」と「収入」。
この2点を見直すことが出来なければ、この後いくらやりくりを頑張ってもやはり苦しさが残ってしまう家計と言えます。
もっと安く済ませるところに引っ越しをするか、もう少し収入を得られるようにすることが必要と判断できます。
■参考:年間手取り収入を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/420
【住宅費・住居費】を知ることは家計の基本!
住まいに関わる支出である住宅費・住居費を知ることは、正しい家計管理を行う上での基本です。
住まいに関わる支出とは「生活の基本の費用」です。
現実はここに「生命保険」や「携帯電話」や「駐車場」や「車」や「教育費」など様々な「人生のオプション」がついてきますが、これらのオプションは外すことも可能な支出です。
本当に苦しかったら「住まいに関わる支出」以外は全部解約してしまってもなんとかなります。
このように、家計の見直しの原点に立ち返るためにも「住まいに関わる支出」を計算することをオススメします。
住宅費・住居費は条件を考えながらできる限り少なく済ませ、そのあと本当に必要なものだけを1つずつ吟味して足していくというのが家計管理の基本的な考え方になります。
あなたの住宅に関わる支出は年間いくらでしたか?
今回の例の場合は年間約160万円でしたね。
このように、自分の住まいに関わるお金が年間でいくらなのか?を計算してみると、家計の見直しの基本を行うことができますよ。
お知らせ
こちらの記事は自著である「ズボラ家計管理(講談社、実業之日本社)」に基づき作成されています。
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■「自分でできる!家計診断の進め方」の一覧はこちら
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