ボーナスが貯金できない。赤字補填をやめたいです。
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家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
初めまして。
まさにこの事で悩んでいたのでご相談させてください。
夫婦共働きで決して収入は少ない訳では無いのですが(多い訳でもないです)、月の固定費で、ほとんどなくなりボーナスなどで補填し何とか凌いでいてとても貯金など出来ないのです。
ボーナスからの補填をやめ、最低限の貯金をしたいのですがどうしたら良いでしょうか。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「ボーナスが貯金できないこと」についてですね。
家計を管理していると「ボーナスが貯金できない」ということに悩んでしまうこともありますよね。
ボーナスでが貯金できないということは、ボーナスが入ってもすぐになくなってしまい貯金ができないということ。
つまり、「生活費の赤字にボーナスを使ってしまっている」ということが言えます。
実はわが家も昔はボーナスが貯金できないことに悩んでいました。
なぜボーナスが貯金できなかったのかその理由をまとめて紹介したいと思います。
ボーナスが貯金できなかった理由の一つは固定費が多すぎたことです。
月収に対して固定費の割合が高いと、毎月赤字になりやすいのでどうしてもボーナスを貯金することは難しくなります。
質問者様も、月の固定費が高く、収入から固定費を引くとほとんどなくなるということです。
例えば、月収30万円で、固定費が月25万円だと、月に使える生活費は5万円です。
毎月残った5万円をどう節約するかを考えても節約できる金額はわずかですよね。
しかし、月の固定費を20万円に減らすことができれば月に使える生活費は10万円に増やすことができます。
収入に対して固定費の割合が高すぎる状況で、月の生活費をいくらか節約したところでたかが知れています。
わが家も固定費を見直し、習い事をいくつか整理するなどの改善策を実行しました。
質問者様もよろしければ収入に対する固定費の割合を減らすことができないか考えてみてください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1183
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2055
わが家も住宅ローンにボーナス払いがあるなど、お金に無頓着だった時にボーナスを当てにしたローンを組んでしまったという苦い経験があります。
住宅ローンや車のローンの一部や生命保険などをボーナスを当てにした支出が多いと、ボーナスが入っても貯金ができない原因になります。
ボーナスを当てにしたローンを組んでしまうと、ボーナスが減った時などに非常に苦しい生活になる可能性があります。
また、子供の教育費や生活費など年々支出が増加すると、ボーナス払いの支出が重くなる可能性もあります。
負担が大きすぎる場合は、繰り上げ返済などを検討し早めに払い終えてしまうのも一つの手です。
わが家では住宅ローンのボーナス返済については繰り上げ返済を行い、負担を軽くしました。
質問者様もボーナスを当てにした支払いが多くないか、念のため確認してみてはいかがでしょうか。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14122
ボーナスをあてにして、ボーナスが出る前からボーナス一括払いで買い物をしてしまうと、ボーナスが出ると同時に支払いで消えてしまいます。
わが家もボーナスが貯金できなかった頃は、ボーナスがでる数か月前からショッピングなどで一部を使いこんでいました。
「ボーナスを使うのは、ボーナスが出てから」
当たり前のことですが、これを心がけるだけでもボーナスがすぐになくなるということがなくなりました。
質問者様もこのような事前の使い込みがないかについてもあわせて確認してみてください。
ボーナスが入ると、一時的にですが通帳に大きなお金が入ります。
わが家もいつもの給料口座の残高がぐっと増えるので、ボーナスが入ると「たくさんお金がある」ような気分になってしまい、ついつい生活費に使い込んでしまっていました。
しかし、今ではボーナスが出たらすぐに別口座に全額入金。生活費の口座に残さないようにすることで、生活費として使いこむことがなくなりました。
質問者様も生活費として使っていいお金と使ってはいけないお金の区別ができているか確認してみてください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7058152
どうしてもボーナスから赤字の補填をすることがやめられない場合は、毎月黒字を目指すより「年間で黒字を目指す」のもオススメです。
家計を毎月黒字にすることができれば理想的ですが、実際にはなかなか難しいものですよね。
実はわが家でも固定資産税、車検といった大きな支出がある月は今でもどうしても赤字になってしまいます。
しかし、それでもあらかじめそのような支出の月の赤字は仕方がないと分かっていれば慌てることなく対処できます。
月単位で黒字を目指すことより、まずは年単位で黒字になることができれば家計は上向いてきている証拠です。
少しずつ年間で黒字になる額を増やしていきましょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2642377
当たり前のようですが、当たり前ができるようになることで少しずつ家計は改善していきますよ。
質問者様は収入は決して少なくないということですから、上記のような手順で家計を見直すことで、徐々に家計は黒字になると考えられます。
ただ、どうしても難しい場合は収入をあげるという方向で考えるのも一つの手です。
支出を減らすことを考えつつも、どうしても難しい場合は収入を上げる方向でも考えてみてくださいね。
よろしければこちらの記事も是非ご覧下さいませ。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2630
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4121561
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初めまして。
まさにこの事で悩んでいたのでご相談させてください。
夫婦共働きで決して収入は少ない訳では無いのですが(多い訳でもないです)、月の固定費で、ほとんどなくなりボーナスなどで補填し何とか凌いでいてとても貯金など出来ないのです。
ボーナスからの補填をやめ、最低限の貯金をしたいのですがどうしたら良いでしょうか。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「ボーナスが貯金できないこと」についてですね。
ボーナスが貯金できない
家計を管理していると「ボーナスが貯金できない」ということに悩んでしまうこともありますよね。
ボーナスでが貯金できないということは、ボーナスが入ってもすぐになくなってしまい貯金ができないということ。
つまり、「生活費の赤字にボーナスを使ってしまっている」ということが言えます。
実はわが家も昔はボーナスが貯金できないことに悩んでいました。
なぜボーナスが貯金できなかったのかその理由をまとめて紹介したいと思います。
ボーナスが貯金できない理由
ボーナスが貯金できない理由1.固定費が多すぎた!
ボーナスが貯金できなかった理由の一つは固定費が多すぎたことです。
月収に対して固定費の割合が高いと、毎月赤字になりやすいのでどうしてもボーナスを貯金することは難しくなります。
質問者様も、月の固定費が高く、収入から固定費を引くとほとんどなくなるということです。
例えば、月収30万円で、固定費が月25万円だと、月に使える生活費は5万円です。
毎月残った5万円をどう節約するかを考えても節約できる金額はわずかですよね。
しかし、月の固定費を20万円に減らすことができれば月に使える生活費は10万円に増やすことができます。
収入に対して固定費の割合が高すぎる状況で、月の生活費をいくらか節約したところでたかが知れています。
わが家も固定費を見直し、習い事をいくつか整理するなどの改善策を実行しました。
質問者様もよろしければ収入に対する固定費の割合を減らすことができないか考えてみてください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1183
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2055
ボーナスが貯金できない理由2.ボーナスを当てにした支払いがあった!
わが家も住宅ローンにボーナス払いがあるなど、お金に無頓着だった時にボーナスを当てにしたローンを組んでしまったという苦い経験があります。
住宅ローンや車のローンの一部や生命保険などをボーナスを当てにした支出が多いと、ボーナスが入っても貯金ができない原因になります。
ボーナスを当てにしたローンを組んでしまうと、ボーナスが減った時などに非常に苦しい生活になる可能性があります。
また、子供の教育費や生活費など年々支出が増加すると、ボーナス払いの支出が重くなる可能性もあります。
負担が大きすぎる場合は、繰り上げ返済などを検討し早めに払い終えてしまうのも一つの手です。
わが家では住宅ローンのボーナス返済については繰り上げ返済を行い、負担を軽くしました。
質問者様もボーナスを当てにした支払いが多くないか、念のため確認してみてはいかがでしょうか。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14122
ボーナスが貯金できない理由3.ボーナスが出る前から使っていた!
ボーナスをあてにして、ボーナスが出る前からボーナス一括払いで買い物をしてしまうと、ボーナスが出ると同時に支払いで消えてしまいます。
わが家もボーナスが貯金できなかった頃は、ボーナスがでる数か月前からショッピングなどで一部を使いこんでいました。
「ボーナスを使うのは、ボーナスが出てから」
当たり前のことですが、これを心がけるだけでもボーナスがすぐになくなるということがなくなりました。
質問者様もこのような事前の使い込みがないかについてもあわせて確認してみてください。
ボーナスが貯金できない理由4.口座を分けていなかった!
ボーナスが入ると、一時的にですが通帳に大きなお金が入ります。
わが家もいつもの給料口座の残高がぐっと増えるので、ボーナスが入ると「たくさんお金がある」ような気分になってしまい、ついつい生活費に使い込んでしまっていました。
しかし、今ではボーナスが出たらすぐに別口座に全額入金。生活費の口座に残さないようにすることで、生活費として使いこむことがなくなりました。
質問者様も生活費として使っていいお金と使ってはいけないお金の区別ができているか確認してみてください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7058152
ボーナスが貯金できない理由5.貯金できていないと思い込んでいた!
どうしてもボーナスから赤字の補填をすることがやめられない場合は、毎月黒字を目指すより「年間で黒字を目指す」のもオススメです。
家計を毎月黒字にすることができれば理想的ですが、実際にはなかなか難しいものですよね。
実はわが家でも固定資産税、車検といった大きな支出がある月は今でもどうしても赤字になってしまいます。
しかし、それでもあらかじめそのような支出の月の赤字は仕方がないと分かっていれば慌てることなく対処できます。
月単位で黒字を目指すことより、まずは年単位で黒字になることができれば家計は上向いてきている証拠です。
少しずつ年間で黒字になる額を増やしていきましょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2642377
ボーナスが貯金できない理由(まとめ)
当たり前のようですが、当たり前ができるようになることで少しずつ家計は改善していきますよ。
質問者様は収入は決して少なくないということですから、上記のような手順で家計を見直すことで、徐々に家計は黒字になると考えられます。
ただ、どうしても難しい場合は収入をあげるという方向で考えるのも一つの手です。
支出を減らすことを考えつつも、どうしても難しい場合は収入を上げる方向でも考えてみてくださいね。
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