キャッシュレスの家計簿のつけ方は?
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こちらは、家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
今回は「キャッシュレスの家計簿のつけ方について」のご相談です。
※その他免責事項をお読みください。
ブログ拝見しております。
家計簿の付け方の件で分からない箇所が有り、質問させて頂きます。
それはクレジットカード払いに対する家計簿の付け方についてです。
ブログでは、カード払いは現金払い支出と同様に計上し、利用した金額分をお財布から抜くという方法が推奨されています。
しかし、私は現在支払いのキャッシュレス化を図っており、食費・日用品はなるべくカード払いにしています。
そのため、手元の財布には最低限の現金しか入っておらず、カード払い分を封筒などに保管することができません。
個人的には、帳簿上でクレジットカード利用額のみ集計し利用額を常に把握するというやり方はどうだろうと思っていますがあき様はどう思われますでしょうか。
わかりにくい内容でしたら申し訳ありません。
ご教示いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「キャッシュレスの家計簿のつけ方」についてですね。
2019年10月1日に消費税が10%へと引き上げられると同時に「キャッシュレス・消費者還元事業」も始まりました。
「キャッシュレス・消費者還元事業」とは、キャッシュレス決済をすると、中小・小規模の店舗などでは5%、大手フランチャイズチェーン傘下の店舗では2%のポイント還元が受けられるというものです。
現金で支払うとポイントはつきませんが、キャッシュレスで支払うことで同じ商品を購入してもポイント還元が得られるということですね。
つまり、現金で支払うと損をし、キャッシュレスで支払うと得をするという時代になってきているのですね。
一昔前までは、現金管理で家計簿をつけるというのが一般的でしたが、「昔ながらの現金主義の家計簿のつけ方」ではうまく対応できないという場面も多くなってきました。
時代がキャッシュレスに向けて急速に変化している中、現金の方がお金の流れがわかりやすいので現金で支払いましょうというのはもはや時代遅れの考え方になってきています。
したがって、当方でも「できるだけクレジットカードの支払いを控えて現金で支払いましょう」と以前はお伝えしてまいりましたが、すでに「キャッシュレスでも貯まる仕組みを作りましょう」という方向へ転換しております。
私自身の家計管理でも、すでにキャッシュレスを導入しております。
キャッシュレス家計簿のつけ方としては以下の手順を推奨いたします。
キャッシュレスでの支払いに移行する場合、できる限りの支払いをキャッシュレスで行うことになります。
したがって、手書きで家計簿をつけていると、特に残高を追う必要がなくなります。
残高は計算せず、支出だけを記入していきましょう。
月末など家計簿の締め日になったら、その月に利用したキャッシュレス分の支払いの合計金額を集計し、封筒などに現金をとりわけ、引き落とし時に入金しましょう。
このように処理することでキャッシュレスの支払いでも現金払いと同様の扱いにすることができます。
一度お金を銀行からおろしてきたのちにキャッシュレスで支払った場合は上記のようにキャッシュレスでの支払いは現金払いと同様に扱うことが有効です。
しかし、日常的にキャッシュレスで支払っており、銀行からお金をおろしていないという場合は、上記のような現金のとりわけ作業をわざわざ行う必要はありません。
現金は口座からおろさず、そのまま口座に入れっぱなしにしておきましょう。
質問者様は口座にお金がすでに入っているようですから、上記の通り支出額を家計簿に記入していくだけで充分です。
その他の家計簿のつけ方に関するご質問は家計簿のつけ方カテゴリーからご覧いただけます。
今回は「キャッシュレスの家計簿のつけ方について」のご相談です。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
ブログ拝見しております。
家計簿の付け方の件で分からない箇所が有り、質問させて頂きます。
それはクレジットカード払いに対する家計簿の付け方についてです。
ブログでは、カード払いは現金払い支出と同様に計上し、利用した金額分をお財布から抜くという方法が推奨されています。
しかし、私は現在支払いのキャッシュレス化を図っており、食費・日用品はなるべくカード払いにしています。
そのため、手元の財布には最低限の現金しか入っておらず、カード払い分を封筒などに保管することができません。
個人的には、帳簿上でクレジットカード利用額のみ集計し利用額を常に把握するというやり方はどうだろうと思っていますがあき様はどう思われますでしょうか。
わかりにくい内容でしたら申し訳ありません。
ご教示いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「キャッシュレスの家計簿のつけ方」についてですね。
キャッシュレス決済の普及の波
2019年10月1日に消費税が10%へと引き上げられると同時に「キャッシュレス・消費者還元事業」も始まりました。
「キャッシュレス・消費者還元事業」とは、キャッシュレス決済をすると、中小・小規模の店舗などでは5%、大手フランチャイズチェーン傘下の店舗では2%のポイント還元が受けられるというものです。
現金で支払うとポイントはつきませんが、キャッシュレスで支払うことで同じ商品を購入してもポイント還元が得られるということですね。
つまり、現金で支払うと損をし、キャッシュレスで支払うと得をするという時代になってきているのですね。
一昔前までは、現金管理で家計簿をつけるというのが一般的でしたが、「昔ながらの現金主義の家計簿のつけ方」ではうまく対応できないという場面も多くなってきました。
キャッシュレス時代の家計簿
時代がキャッシュレスに向けて急速に変化している中、現金の方がお金の流れがわかりやすいので現金で支払いましょうというのはもはや時代遅れの考え方になってきています。
したがって、当方でも「できるだけクレジットカードの支払いを控えて現金で支払いましょう」と以前はお伝えしてまいりましたが、すでに「キャッシュレスでも貯まる仕組みを作りましょう」という方向へ転換しております。
私自身の家計管理でも、すでにキャッシュレスを導入しております。
キャッシュレス家計簿のつけ方
キャッシュレス家計簿のつけ方としては以下の手順を推奨いたします。
できる限りの支払いをキャッシュレスで行う
キャッシュレスでの支払いに移行する場合、できる限りの支払いをキャッシュレスで行うことになります。
したがって、手書きで家計簿をつけていると、特に残高を追う必要がなくなります。
残高は計算せず、支出だけを記入していきましょう。
現金を入金する
月末など家計簿の締め日になったら、その月に利用したキャッシュレス分の支払いの合計金額を集計し、封筒などに現金をとりわけ、引き落とし時に入金しましょう。
このように処理することでキャッシュレスの支払いでも現金払いと同様の扱いにすることができます。
そもそも現金をおろさない
一度お金を銀行からおろしてきたのちにキャッシュレスで支払った場合は上記のようにキャッシュレスでの支払いは現金払いと同様に扱うことが有効です。
しかし、日常的にキャッシュレスで支払っており、銀行からお金をおろしていないという場合は、上記のような現金のとりわけ作業をわざわざ行う必要はありません。
現金は口座からおろさず、そのまま口座に入れっぱなしにしておきましょう。
質問者様は口座にお金がすでに入っているようですから、上記の通り支出額を家計簿に記入していくだけで充分です。
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