2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

【特別費】高額になる特別費の貯め方は?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。


※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

今月から1年間の特別費予算を立て、新婚旅行を入れて145万円になりました。

以前他の方の質問で、予算立てを始めたばかりは手元にまとまったお金がないので最初貯金を下ろし、その後家計が回るようになったらボーナスなどで対応していけば良いと解答されていたのですが、その点に関してがよくわかりません。

145万円下ろして今年度5~4月特別費に対応した場合、来年度5~4月分の特別費はいつ貯めるのでしょうか?

もしかして、特別費というのは、今年度今からの予算ではなく1年後の分を貯めていくということでしょうか?

今の私の結論?として、ボーナスや月々の給料から10ヶ月間は貯金ではなく特別費予算へ積立し、最後の2カ月間だけ貯金できるという感じです。
これだと貯金がほとんどできません…(特別費が高すぎるのでしょうか)

書籍も読んだのですが、予算を立てた後の、その管理については書かれてなかったので質問させて頂きました。

お時間ある時で構いませんので、お返事宜しくお願いします。


(あきの答え)



ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。


「特別費の貯め方」
についてですね。

特別費の貯め方


tyokin


145万円下ろして今年度5~4月特別費に対応した場合、来年度5~4月分の特別費はいつ貯めるのでしょうか?もしかして、特別費というのは、今年度今からの予算ではなく1年後の分を貯めていくということでしょうか?


ということですが、厳密にいうと、1年後ということではありません。

ですが、数ヶ月後の分を貯めていきます。

1年後の特別費を今年度貯めようと思っても、まだ来年のことまでよく分からないという場合も多いのではないでしょうか。

ですから、特別費の貯め方としては、今年度の特別費の予算表を見ながら、数ヶ月分を数か月前から準備するという流れをオススメします。

わが家の場合はボーナスが一番やりやすいので、ボーナスを使って特別費を貯めていますよ。

例えば、わが家は6月、12月がボーナスなので、特別費の貯金をするのは年に2回です。

わが家の家計簿は、4月はじまり3月締めのため、以下のようなスケジュールで特別費を貯めています。

6月のボーナスで貯金する特別費は、7,8,9,10,11,12月分の特別費、12月のボーナスで貯金する特別費は1,2,3,4,5,6月分の特別費といった具合です。

わが家の家計簿は、4月はじまり3月締めですので、次年度の4,5,6月分については12月の時点で先に取り置く感じになります。

このような感じで、次の数か月分の特別費をなんらかの方法で事前に貯金しておくという流れになります。

特別費の貯め方の注意点


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基本的に、基本の特別費の貯め方は上記の通りなのですが、注意したいのは、特別費は予定していた金額と、実際使った金額にずれがあることが多いという点です。

例えば、車検代を12万円と予定していても、実際は11万5千円だったというように、予算と実績がずれやすいものなのですね。

ですから、わが家の場合は

  • 数年後に行く海外旅行用のお金

  • 家電が壊れた時の緊急用のお金

  • 自前医療保険


などいくつかの特別費については、積立などを使って準備し、予定外の特別費があっても持ちこたえるように計画しています。

質問者様の場合も、1年分という長いスパンで特別費を用意する必要はありません。

1年にかかる特別費を数ヶ月に区切り、それを先取りで準備していくというサイクルにすると、今年度の分は今年度でやりくりできると思います。

例えば、

7,8,9月に必要な特別費20万円を6月のボーナスで準備する。

10,11,12月に必要な特別費10万円を10月の子ども手当で準備する。

ボーナスや手当がないのであれば、7,8,9月に必要な特別費20万円を、4,5,6月に毎月約7万円ずつ準備する。

といった具合に自分なりのサイクルを作っていくとよいでしょう。


今の私の結論?として、ボーナスや月々の給料から10ヶ月間は貯金ではなく特別費予算へ積立し、最後の2カ月間だけ貯金できるという感じです。
これだと貯金がほとんどできません…(特別費が高すぎるのでしょうか)


ということですが、特別費でほとんどなくなってしまい、貯金が残らないという場合は、収入にたいして、特別費が高すぎるという可能性が高いと思います。

今まで、何件もの家計相談をお引き受けしてまいりましたが、特別費を別枠方式にしたり、貯金を切り崩して対応していた方は、「毎月10万円貯金しています。でも旅行などに使うので、何年たっても貯まっているようで貯まっていません」という方が非常に多い印象です。

どのようなサイクルにすれば、お金がきちんと残るかが見えてくれば、特別費もどこを削りどこを残すかが見えてくると思います。

はじめの1年は、特別費の準備だけで貯金が思うようにできないこともあるかもしれませんが、1年ほどかけて仕組みを整えてしまえば、あとは順調に家計が回るようになるのではないでしょうか。

是非、頑張ってみてくださいね。


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よろしければ合わせてご覧ください。



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