2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

出産後の家計はどう変わる?育児休業で収入が減ります。

読者の皆さんからの家計相談に家計簿&家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナー

今回の相談者様は、20代、30代のご夫婦。間もなく出産を控えた3人家族。
出産後の家計がどのように変化するかご不安ということでご相談いただきました。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして。

いつもブログを拝見しています。

学生時代からつけるだけの家計簿を続けておりましたが、この度、産休に入ったタイミングでやっとあきさんの書籍を購入して家計簿をつけてみました。

ここ2ヶ月の家計簿にチャレンジしてみた結果の診断と来年度の予算について相談させてください。

●家族構成●
夫(34)、妻(27)、子(出産予定)
●継続月数●
チャレンジ1ヵ月目
●予算●
食費  3.5万円
日用品 2万円
娯楽費 2万円
●実績●
収入 夫:34.2万+副業分3万
妻:20.1万
合計:57.3万円

・銀行引き落とし
家賃 6.8万円
電気 4.8千円
携帯 3.2万円
ガス 4.2千円
インターネット 7千円
水道 1.1万円
奨学金 1.3万円
合計 14万円

・現金支出
食費  3.2万円
日用品 7千円
夫小遣い 2.5万円
妻小遣い 6.4万円
娯楽費 2.5万円
(妻誕生日と、2人での外食、数千円のキッチン用品代)
特別費 2.4万円
(ヘアカラー代と、産休前の最終月だったので定期代です)
合計 17.7万円

●収支
収入 57.3万円
支出 31.7万円

●その他●
・カード支払いも現金と同じように扱っています。
・日用品に100均で購入した細かいものや、安い家具の費用も入れてしまいました。(これは次月も間違えたまま継続です。引越してきたばかりで、ざっと計算したところ合計で5千円ほど使ってました)

・私が働いている間は、毎月6万程の出費(会社の人との付き合いの飲み会、ランチ、友人と外食)がありましたので、産休をキッカケに妻小遣いを見直そうと思いました。
前月に引越しした際にオプションが変わってしまい携帯料金は、いつもより+1万でした。
これは翌月に見直しましたので、翌々月からは安くなります。

・夫の副業の収入は毎月バラツキがあります。

●家族構成●
夫(34)、妻(27)産休に入りました。
子(11月中旬出産予定)

●継続月数●
チャレンジ2ヵ月目

●予算●
食費  3.5万円
日用品 1万円
娯楽費 2万円
妻小遣い 3.5万円

●実績●
収入 夫:30万
(今後、4ヶ月の育休に入るので市民税が引かれています)+副業9万円
妻:21.5万円
合計:60.5万円

・銀行引き落とし
家賃 6.8万円
電気 6千円(夏場のエアコン代が効いてます)
携帯 1.5万円
(事務手数料6千円込み。来月からは2台で1万円の予想です)
ガス 4千円
インターネット 7千円
奨学金 1.3万円
プール 9千円(この1か月のみです)
合計 12.2万円

・現金支出
食費  3.8万円
日用品 5千円(内訳:100均購入費1200円含む)
夫小遣い 2.5万円
妻小遣い 3.7万円
娯楽費 2.8万円(内訳:歯医者8千円、タクシー利用6千円、2人で行った外食です)
特別費 8.9万円
(内訳:クリーニング代8千円、結婚記念日2.7万円、洋服購入:1万円、出産準備:3万円、家電購入:8千円、美容室4千円)
合計 22.2万円

●収支●
収入:60.5万円
支出:34万円

●その他・質問●
・私が家にいるようになり、身体も自由に動かないのでお小遣いを大幅に減らせました。
1人で外食ランチが多かったのでここを見直すと予算を達成できそうかな?と考えてます。
・まず2ヶ月のチャレンジをしてみましたが、日用品費の家計簿の付け方を間違えてしまい月々の平均が割り出せませんでした。洗剤類は大容量を買って詰め替える事が多いので、来月の予算をいくらで計算しようか悩んでます。
・車を持っておらず、タクシー利用が多いです。自家用車より安い!とは思ってますが、タクシーを利用する用事があると娯楽費が高くなってしまいます。(子供が生まれたらカーシェアリングを検討してますが、どちらも予算立てが難しそうです)
・現在、月10万円は定期預金にしよう!と決めており、その他は銀行に入れっぱなしです。
自分達の貯蓄型の保険やiDeCo、子供が産まれたら学資保険等も利用した方がいいのかな?と思いますが2.3年後にはマイホーム購入を検討している事もあり、どれくらいの金額を保険に当てられるのかわかりません。(保険等は難しいイメージもありなかなか手を出せずにいます。)

これから、私が1年間の育休&夫が4ヶ月の育休を取得しますので来年は収入が大きく減ります。
下記に来年度の予算も立ててみましたのでこちらも診断頂けないでしょうか。

来年度予算

●収入●
夫 年間412万+副業35万
(副業はバラつくので平均で計算しました)
妻 年間182万
計 年間629万円
+子供手当て 1.5万円×12ヵ月で18万円
合計 647万円
(私は1年の育休取得ですが、2021年4月まで保育園に入れない予想、夫は4ヵ月取得なので3月に職場復帰予想です。)

●銀行支出●
家賃 年間81.6万円
電気 年間6万
携帯 年間12.4万円
ガス 年間6万円
インターネット 年間7.2万円
水道 年間5.1万円
奨学金 年間16.1万円
合計 年間134.4万円

●現金支出●
食費  年間45.6万(月々3.8万円)
日用品 年間7.2万(月々6千円?くらい)
夫小遣い 年間30万(月々2.5万円)
妻小遣い 年間45万(月々3.7万円)
娯楽費 年間36万円(月々3万)

合計163.8万円

●特別費支出(予定)●
美容室 年間10.5万円
衣服 年間17.5万円
イギリス 45万円(夫の里帰り費で削れません。)
レジャー 年間23万
家具・家電 年間13.2万
(iPhoneの買い替え用に積立て+家電が壊れた時用)
イベント 30.9万円
(誕生日、お宮参り等 2月に1回実家へカーシェアリングで帰ろうと思っており予算が高くなってます。1回2万円予想です)
その他 年間11万円(整体や歯医者の定期検診代)
臨時 年間3.6万円

合計154.7万円

●収支●
収入 647万円(内:18万は子供手当て)
支出 452.9万円

●その他・感想●
新生児のいる生活で、日用品費や光熱費がどれくらいあがるかわからず、不安です。
イベントも増えると思うので予算は多めに撮りました。
銀行支出の水道光熱費は、今まで付けていた家計簿から平均して割り出しましたが、今年の7月に2LDK 63平米(都市ガス)から3K 45平米 (LPガス)に引っ越ししたので信憑性が低いです。

これから母になり忙しくなる前に家計のやりくりをきちんと整理しておきたい気持ちと
今後の子育てとマイホーム購入、老後の心配を少しでも解消したい気持ちで上記をまとめてみました。

長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。


こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

ご相談者様は現在20代と30代のご夫婦。間もなくお子さんの出産を控え、子育てやマイホームの費用、老後の費用など今後の家計がご心配ということですね。

年間収支の確認


具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入647万円
支出452.9万円

収支は年間約194万円の黒字の予定ということですね。

家計を確認


毎月の支出


次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。

家賃 年間81.6万円
電気 年間6万
携帯 年間12.4万円
ガス 年間6万円
インターネット 年間7.2万円
水道 年間5.1万円
奨学金 年間16.1万円
食費  年間45.6万(月々3.8万円)
日用品 年間7.2万(月々6千円?くらい)
夫小遣い 年間30万(月々2.5万円)
妻小遣い 年間45万(月々3.7万円)
娯楽費 年間36万円(月々3万)
合計 年間298.2万円(月24.85万円)

毎月の固定費や変動費に必要な基本的なお金は約25万円となっています。

旦那様と奥様の収入は、育児休業中もおそらく月40万円前後はあるものと考えられますので、育児休業に入っても毎月10万円以上の貯蓄が十分に可能な家計と考えられます。

特別費


次に特別費の支出を見てみましょう。

●特別費支出(予定)●
美容室 年間10.5万円
衣服 年間17.5万円
イギリス 45万円(夫の里帰り費で削れません。)
レジャー 年間23万
家具・家電 年間13.2万
(iPhoneの買い替え用に積立て+家電が壊れた時用)
イベント 30.9万円
(誕生日、お宮参り等 2月に1回実家へカーシェアリングで帰ろうと思っており予算が高くなってます。1回2万円予想です)
その他 年間11万円(整体や歯医者の定期検診代)
臨時 年間3.6万円

合計154.7万円

別途、特別費として約155万円の支出があるようです。

旦那様の帰省費やイベント費など高額な支出が含まれていますので、やや高めではありますが、その他は平均的です。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239

家計の見直し


ご相談者様の家計は、現状では非常に貯めやすい家計です。

育児休業に入っても小さなお子さん1人ですから支出はコンパクトにまとめることができそうです。

予算についても現状では全く問題ない予算が作成できています。

ただし、今の時期はまさに家計の貯め期

これからお子さんを迎え支出が増えていくことを考えると、現状と同じ貯蓄額が今後も維持できるとはいえない家計でもあります。

今後の家計もより安心したものにするため、次の点についても考えてみましょう。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674

お子さんの今後の計画は?


ご相談者様の家計では、お子さんは今後もおひとりのご予定でしょうか。
もう一人欲しい、3人まで欲しいなどお子さんのご希望をまずご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。

お子さんは今後もおひとりのご予定ということであれば、今後奥様が職場に正式に復帰される時期も早まることが予測されます。

また、お子さんが今後もおひとりであれば現状の支出よりいくらかは支出が増えますが、現在の収入であれば十分に賄える可能性が高いと言えます。

お子さんお二人までであれば、奥様の職場の正式復帰が多少遅れたとしても比較的余裕のある生活は継続できると思いますが、お子さんを3人以上希望されているということになると、現状の収入でも将来的にはやや苦しくなる可能性が高まります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14871

住宅購入資金


現状ではいくらの住宅購入資金があるのか、またどれくらいの住宅購入を希望しているのかは不明ですが、おおよそいくら程度の住宅を何年のローンで購入する予定なのか検討しておきましょう。

ご主人の年齢から考えると35年ローンを組むにしても時期を考えなければ老後まで支払いが残ってしまうことになり、将来的な不安が高まります。

また、現在は住宅費が比較的に安めですので、住宅ローンを組むと住宅費の支払額が増えてしまう可能性もあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1958

保険やiDeCo


また、今後保険やiDeCoなどへの加入も検討されているということですが、住宅ローンなどこれから増える支払額が見えない状況で始めてしまうと、思ったより住宅ローンが高くなってしまい支払いが苦しくなるいったことも考えられます。

保険やiDeCoの支払いは一度契約してしまうと長く支払いが続きなかなか解約できないものでもありますので、始めるタイミングは考えましょう。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17629

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8650699

家計診断(まとめ)


ご相談者様の家計は今から数年が貯め期にあたるため、比較的貯蓄のしやすい状況です。

2か月分の家計簿の内容も、来年の予算についても大きな問題はなくよく考えてしかっりと家計に向き合われている様子が伝わってきます。

しかし、貯め期だから貯められている家計ということもでき、今後支出が増える時期を迎えた時に家計が苦しくなる可能性も否定はできません。

ご相談者様は、家計のことをしっかりと考えていらっしゃりやりくり力がしっかりあることが分かる家計ですので、一度将来的なライフプランを作成しておくとより安心です。

短期的な家計だけでなく長期的な家計を考え備えておきましょう。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8650699
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