4人家族の家計診断|手取り年収400万円で年120万円貯金
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読者の皆さんからの家計相談に家計簿&家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナー。
今回の相談者様は、30代のご夫婦。お子さんは2人の4人家族。
幼児教育無償化や転職など今後家計が変わる予定があるということでご相談いただきました。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
去年あきさんの本に出会い、約1年ちょっとたちました。
貯金の概念を覆されて、すごく目から鱗の情報ばかりでした。
今まで家計簿つけていたのに実感がなかったのが書いてて意味あるものに変わったと思っています。
今年から保育料の無償化や私の転職、長男の小学校入学などお金の流れが色々変わるため家計診断をお願いいたします。
下は実績と来年度の予想をあわせて書いています。
●家族構成●
夫(39)、妻(38)、子(小1)、子(年少)
1、収入
夫 手取り年間287万円
夫ボーナス 年間54万円
妻 手取り年間80万円
児童手当 年間24万円
株配当金 年間8万円
還付金 年間8万円(2021年から減ると思います)
合計 年間461万円
2、固定支出
住宅ローン 年間50万円(月4.1万円)
マンション管理費 年間26.4万円(月2.2万円)
電気代 年間10万円(月8.3千円)
ガス代 年間5.5万円(月4.5千円)
水道代 年間3.6万円(月3千円)
医療保険(掛け捨て) 年間12万円(月1万円)
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
※2021年1月〜払込済になるため(月1万円)
通信費(wifiとスマホ2台+家電) 年間10.8万円(月9千円)
小学校費 年間7.2万円(月6千円)
保育園費 年間6.2万円(月5.1千円)
習い事(長男のみ) 年間5.7万円(月4.8千円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
合計 192.4万円
3、支出
食費 年間48万円(月4万円)
日用品 年間6万円(月5千円)
月のレジャー費+雑費 年間30万円(月2.5万円)
夫小遣い 年間12万円(月1万円)
妻小遣い 年間12万円(月1万円)
合計 108万円
(特別費予定)
固定資産税 12万円
車税+車任意保険 8.4万円
こどもおこづかい 1万円
母の日、誕生日、お年玉など 5.2万円
自治会、市民税、NHK受信料など 4.5万円
夫交通費(駐輪場代+定期代)14.8万円
コンタクト代 1.5万円
なつやすみ費 1.5万円
お盆費 1.5万円
七五三写真館 4万円
車検 10万円
写真(年に1度まとめる) 1万円
年賀状 4千円
インフルエンザ予防接種 1.7万円
クリスマス費 1.5万円
年末費 1万円
衣類 10万円
美容院 4万円
旅費 10万円
合計 92万円
昨年7月から今年の3月までで現金貯金13万できました。
今年の4月から10月までで現金貯金31万できました。
そのほかに児童手当の24万もそのまま貯金しています。
夫お小遣いは少ないですが、本人は余るぐらいなので増やす必要がないと言われています。服や飲み代など必要なものがあれば家計から出しています。頻度はあまり多くありません。
3、の支出にある月レジャー費は週末の近場の公園やレジャー施設、ワークショップなどへの参加費、ガソリン代などに使っています。
雑費は通院費や学校で必要なもの(水着、文房具など)と日用品には分類されないものをまとめて入れています。
よろしくお願いいたします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。
ご相談者様は現在30代のご夫婦。お子さん2人の4人家族。これから家計が変わる予定があり今後の家計がご心配ということですね。
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入461万円
支出392.4万円
収支は年間約68.6万円の黒字の予定ということですね。
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
貯蓄性のある保険が100%以上の貯蓄率であれば別途55万円の貯蓄ができいることになりますので、年間貯蓄額は123.6万円となります。
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
住宅ローン 年間50万円(月4.1万円)
マンション管理費 年間26.4万円(月2.2万円)
電気代 年間10万円(月8.3千円)
ガス代 年間5.5万円(月4.5千円)
水道代 年間3.6万円(月3千円)
医療保険(掛け捨て) 年間12万円(月1万円)
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
※2021年1月〜払込済になるため(月1万円)
通信費(wifiとスマホ2台+家電) 年間10.8万円(月9千円)
小学校費 年間7.2万円(月6千円)
保育園費 年間6.2万円(月5.1千円)
習い事(長男のみ) 年間5.7万円(月4.8千円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
食費 年間48万円(月4万円)
日用品 年間6万円(月5千円)
月のレジャー費+雑費 年間30万円(月2.5万円)
夫小遣い 年間12万円(月1万円)
妻小遣い 年間12万円(月1万円)
合計 300.4万円
毎月の固定費や変動費に必要な基本的なお金は約25万円となっています。
うち55万円は貯蓄ですから、支出としては245.4万円。月約20万円で基本的な生活ができます。
旦那様と奥様の月収は月約30万円と考えられますので、毎月10万円前後の貯蓄が十分に可能な家計と考えられます。
次に特別費の支出を見てみましょう。
固定資産税 12万円
車税+車任意保険 8.4万円
こどもおこづかい 1万円
母の日、誕生日、お年玉など 5.2万円
自治会、市民税、NHK受信料など 4.5万円
夫交通費(駐輪場代+定期代)14.8万円
コンタクト代 1.5万円
なつやすみ費 1.5万円
お盆費 1.5万円
七五三写真館 4万円
車検 10万円
写真(年に1度まとめる) 1万円
年賀状 4千円
インフルエンザ予防接種 1.7万円
クリスマス費 1.5万円
年末費 1万円
衣類 10万円
美容院 4万円
旅費 10万円
合計 92万円
別途、特別費として約92万円の支出があるようです。
旅費などお楽しみにかける支出はやや少なめではありますが、まったくお楽しみがないわけではないのでほどよく家計にメリハリがついています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
ご相談者様の家計は、支出が非常に少なく大変に優秀な家計です。
2人のお子さんがまだ小さく本格的に習い事などを検討する時期ではありませんし、学費などもかからない時期と考えると家計は貯め期です。
ご相談者様の家計は貯め期だから貯めやすいということもできますが、それでも支出が少ないので、貯め期だからという理由だけでなく元来優秀な家計ということが分かります。
現状では特にこの支出を…という見直し対象となる支出が見当たりません。現状のやりくりはほぼ完ぺきといえます。
株の配当金が年間8万円あることから金融資産も300万円前後はすでに準備ができているのではないかと推測されます。
貯金だけでなく投資までしっかりされている点からも基本的なやりくりの力が高いと考えることができます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
質問者様の家計は現状ではほぼ完ぺき。大きく見直した方がよい支出は特にありません。
ただし一点だけリスクがあるとするとご夫婦の年齢です。
下のお子さんが4歳の年少さんと考えると教育費のピークは10年前後経ってから。
旦那様も奥様もまもなく50代という頃に教育費のピークがやってきます。
50歳前後に教育費のピークを迎え、下のお子さんが成人する旦那様が57歳になる頃までは比較的大きな出費が続きます。
また、今は食費も月4万円でやりくりできていますが、10年後は1.5倍~2倍近くまで上がってしまっても不思議ではありません。
支出が増えるこれから5年後前後から収入が上がっていれば問題ありませんが、収入がこのまま上がり続ける見込みがない場合は10年後の家計は少し苦しくなる可能性が否定できません。
そのため、お子さんにかかる支出が上がり始める5年後までに大きな貯金はあらかた済ませておくよう計画しておくと安心です。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/21333
ご相談者様の家計は現状では全く問題ありませんが、これから5年ほど経ってから18年後までの家計の負担は重くなることが予測される家計です。
また、教育費のピークが終わってから定年までの年数が短いため、18年後までに貯蓄額がへってしまっているようなことがあると取り戻す期間が短いというリスクがあります。
貯め期にしっかり貯めるだけでなく、貯めにくい時期を見据えた家計設計を行うことができれば今後も安心した家計になるでしょう。
基本的なやりくり力は非常に高いですから、今後の家計をしっかり把握することができれば将来にわたって安心できると考えられます。
一度ライフプラン表の作成まで行ってみても良いでしょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17831
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8650699
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今回の相談者様は、30代のご夫婦。お子さんは2人の4人家族。
幼児教育無償化や転職など今後家計が変わる予定があるということでご相談いただきました。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。
去年あきさんの本に出会い、約1年ちょっとたちました。
貯金の概念を覆されて、すごく目から鱗の情報ばかりでした。
今まで家計簿つけていたのに実感がなかったのが書いてて意味あるものに変わったと思っています。
今年から保育料の無償化や私の転職、長男の小学校入学などお金の流れが色々変わるため家計診断をお願いいたします。
下は実績と来年度の予想をあわせて書いています。
●家族構成●
夫(39)、妻(38)、子(小1)、子(年少)
1、収入
夫 手取り年間287万円
夫ボーナス 年間54万円
妻 手取り年間80万円
児童手当 年間24万円
株配当金 年間8万円
還付金 年間8万円(2021年から減ると思います)
合計 年間461万円
2、固定支出
住宅ローン 年間50万円(月4.1万円)
マンション管理費 年間26.4万円(月2.2万円)
電気代 年間10万円(月8.3千円)
ガス代 年間5.5万円(月4.5千円)
水道代 年間3.6万円(月3千円)
医療保険(掛け捨て) 年間12万円(月1万円)
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
※2021年1月〜払込済になるため(月1万円)
通信費(wifiとスマホ2台+家電) 年間10.8万円(月9千円)
小学校費 年間7.2万円(月6千円)
保育園費 年間6.2万円(月5.1千円)
習い事(長男のみ) 年間5.7万円(月4.8千円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
合計 192.4万円
3、支出
食費 年間48万円(月4万円)
日用品 年間6万円(月5千円)
月のレジャー費+雑費 年間30万円(月2.5万円)
夫小遣い 年間12万円(月1万円)
妻小遣い 年間12万円(月1万円)
合計 108万円
(特別費予定)
固定資産税 12万円
車税+車任意保険 8.4万円
こどもおこづかい 1万円
母の日、誕生日、お年玉など 5.2万円
自治会、市民税、NHK受信料など 4.5万円
夫交通費(駐輪場代+定期代)14.8万円
コンタクト代 1.5万円
なつやすみ費 1.5万円
お盆費 1.5万円
七五三写真館 4万円
車検 10万円
写真(年に1度まとめる) 1万円
年賀状 4千円
インフルエンザ予防接種 1.7万円
クリスマス費 1.5万円
年末費 1万円
衣類 10万円
美容院 4万円
旅費 10万円
合計 92万円
昨年7月から今年の3月までで現金貯金13万できました。
今年の4月から10月までで現金貯金31万できました。
そのほかに児童手当の24万もそのまま貯金しています。
夫お小遣いは少ないですが、本人は余るぐらいなので増やす必要がないと言われています。服や飲み代など必要なものがあれば家計から出しています。頻度はあまり多くありません。
3、の支出にある月レジャー費は週末の近場の公園やレジャー施設、ワークショップなどへの参加費、ガソリン代などに使っています。
雑費は通院費や学校で必要なもの(水着、文房具など)と日用品には分類されないものをまとめて入れています。
よろしくお願いいたします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。
ご相談者様は現在30代のご夫婦。お子さん2人の4人家族。これから家計が変わる予定があり今後の家計がご心配ということですね。
年間収支の確認
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入461万円
支出392.4万円
収支は年間約68.6万円の黒字の予定ということですね。
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
貯蓄性のある保険が100%以上の貯蓄率であれば別途55万円の貯蓄ができいることになりますので、年間貯蓄額は123.6万円となります。
家計を確認
毎月の支出
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
住宅ローン 年間50万円(月4.1万円)
マンション管理費 年間26.4万円(月2.2万円)
電気代 年間10万円(月8.3千円)
ガス代 年間5.5万円(月4.5千円)
水道代 年間3.6万円(月3千円)
医療保険(掛け捨て) 年間12万円(月1万円)
貯蓄付保険 年間43万円(月3.6万円)
※2021年1月〜払込済になるため(月1万円)
通信費(wifiとスマホ2台+家電) 年間10.8万円(月9千円)
小学校費 年間7.2万円(月6千円)
保育園費 年間6.2万円(月5.1千円)
習い事(長男のみ) 年間5.7万円(月4.8千円)
こどものための貯金 年間12万円(月1万円)
食費 年間48万円(月4万円)
日用品 年間6万円(月5千円)
月のレジャー費+雑費 年間30万円(月2.5万円)
夫小遣い 年間12万円(月1万円)
妻小遣い 年間12万円(月1万円)
合計 300.4万円
毎月の固定費や変動費に必要な基本的なお金は約25万円となっています。
うち55万円は貯蓄ですから、支出としては245.4万円。月約20万円で基本的な生活ができます。
旦那様と奥様の月収は月約30万円と考えられますので、毎月10万円前後の貯蓄が十分に可能な家計と考えられます。
特別費
次に特別費の支出を見てみましょう。
固定資産税 12万円
車税+車任意保険 8.4万円
こどもおこづかい 1万円
母の日、誕生日、お年玉など 5.2万円
自治会、市民税、NHK受信料など 4.5万円
夫交通費(駐輪場代+定期代)14.8万円
コンタクト代 1.5万円
なつやすみ費 1.5万円
お盆費 1.5万円
七五三写真館 4万円
車検 10万円
写真(年に1度まとめる) 1万円
年賀状 4千円
インフルエンザ予防接種 1.7万円
クリスマス費 1.5万円
年末費 1万円
衣類 10万円
美容院 4万円
旅費 10万円
合計 92万円
別途、特別費として約92万円の支出があるようです。
旅費などお楽しみにかける支出はやや少なめではありますが、まったくお楽しみがないわけではないのでほどよく家計にメリハリがついています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
家計の見直し
ご相談者様の家計は、支出が非常に少なく大変に優秀な家計です。
2人のお子さんがまだ小さく本格的に習い事などを検討する時期ではありませんし、学費などもかからない時期と考えると家計は貯め期です。
ご相談者様の家計は貯め期だから貯めやすいということもできますが、それでも支出が少ないので、貯め期だからという理由だけでなく元来優秀な家計ということが分かります。
現状では特にこの支出を…という見直し対象となる支出が見当たりません。現状のやりくりはほぼ完ぺきといえます。
株の配当金が年間8万円あることから金融資産も300万円前後はすでに準備ができているのではないかと推測されます。
貯金だけでなく投資までしっかりされている点からも基本的なやりくりの力が高いと考えることができます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
今後の家計
質問者様の家計は現状ではほぼ完ぺき。大きく見直した方がよい支出は特にありません。
ただし一点だけリスクがあるとするとご夫婦の年齢です。
下のお子さんが4歳の年少さんと考えると教育費のピークは10年前後経ってから。
旦那様も奥様もまもなく50代という頃に教育費のピークがやってきます。
50歳前後に教育費のピークを迎え、下のお子さんが成人する旦那様が57歳になる頃までは比較的大きな出費が続きます。
また、今は食費も月4万円でやりくりできていますが、10年後は1.5倍~2倍近くまで上がってしまっても不思議ではありません。
支出が増えるこれから5年後前後から収入が上がっていれば問題ありませんが、収入がこのまま上がり続ける見込みがない場合は10年後の家計は少し苦しくなる可能性が否定できません。
そのため、お子さんにかかる支出が上がり始める5年後までに大きな貯金はあらかた済ませておくよう計画しておくと安心です。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/21333
家計診断(まとめ)
ご相談者様の家計は現状では全く問題ありませんが、これから5年ほど経ってから18年後までの家計の負担は重くなることが予測される家計です。
また、教育費のピークが終わってから定年までの年数が短いため、18年後までに貯蓄額がへってしまっているようなことがあると取り戻す期間が短いというリスクがあります。
貯め期にしっかり貯めるだけでなく、貯めにくい時期を見据えた家計設計を行うことができれば今後も安心した家計になるでしょう。
基本的なやりくり力は非常に高いですから、今後の家計をしっかり把握することができれば将来にわたって安心できると考えられます。
一度ライフプラン表の作成まで行ってみても良いでしょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17831
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8650699
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コメント
コメント一覧 (2)
今後は先の未来を考えて計画立てたいと思います。その際にまた疑問や不安が出たときはまたよろしくお願いします。お忙しいところ本当にありがとうございました。
とうふさんはとてもやりくり上手ですから安心してくださいね。
1年単位ではしっかり家計のやりくりができていますから
長期的な視野での家計管理をぜひ行っていってください。
またいつでもご連絡ください!楽しみにお待ちしております!