手取り年収400万円の家計

家計診断|夫の月収15万円。ボーナスなしの家計の生活費は?

家計診断

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今回の相談者様は、小学生のお子さんがいらっしゃる3人家族。手取り年収400万円台ですが貯金ができていないことからご相談いただきました。

※その他免責事項をお読みください。

今回のご相談内容

夫(47)妻(35)子(小1)

①収入¥4,080,000(340,000)
夫  1,800,000(150,000)
妻  2,160,000(180,000)
子供手当 120,000(10,000)

②固定費支出¥3,170,136(264,178)
家賃 516,000(43,000)
水道 42,000(3,500)
ガス 96,000(8,000)
電気 60,000(5,000)
車保険 64,800(5,400)
生命保険(夫) 266,976(22,248)
生命保険(妻) 120,960(10,080)
生命保険(子) 12,000(1,000)
通信費(ネット、スマホ2台) 216,000(18,000)
コンタクト(メルスプラン) 31,680(2,640)
給食費集金 72,000(6,000)
学童 96,000(8,000)
NHK 15,720(1,310)
ローン1 204,000(17,000)
ローン2 156,000(13,000)
ローン3(後12回) 120,000(10,000)
夫小遣い 360,000(30,000)
妻小遣い 240,000(20,000)
特別費プール金 480,000(40,000)

③生活費①-②=909,864(75,822)

●携帯代は私は格安スマホで3,000円しないのですが、主人が大手キャリアからの乗り換えは絶対しないと言い、余計なオプションは全て外しましたが、機種分割が終わっても、すぐに機種変更を考えてるようなので、通信費の減額は見込めません。。

●生命保険は、主人のものは、70歳になったor3大疾病になったら300万円下りるようです。いくつかのプランを組み合わせてあります。正直保険料が負担ですが、ただでさえ加入年齢が遅かったのに、今から保険を組み直すのは、年齢的にも余計値段が上がってしまうのか、、、悩みます。私は掛け捨てです。保険の窓口なる所に行ってみようと思いながら、放置してしまっています。

●ボーナスがないので、特別費は月40,000ずつ確保しています。車検、税金、定期にかかっている病院、お年玉、誕生日、長期休みのお金として。

③の生活費でやりくりをしているのですが、月々の娯楽費と食費と日用品でこの金額ではなかなかきつく、子供手当て分を貯金に回しても、結局崩してしまっています。

あきさんの観点で、
固定費の見直し額、生活費の分配金額を教えていただけないでしょうか。

どうか、よろしくお願いいたします。

こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

ご相談者様は小学生のお子さんがいらっしゃる3人家族ということですね。予算配分をしっかり考えていらっしゃることがよく分かる家計ですが、見直せるポイントがないか確認してみましょう。

年間収支の確認

具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入408万円
支出408万円

収支は年間約0万円の黒字の予定ということですね。

生命保険(夫) 266,976(22,248)

現金での貯金はゼロになってしまっていますが、貯蓄性のある保険が100%以上の貯蓄率であれば約27万円の貯蓄はできていることになります。

家計を確認

まず、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。

家賃 516,000(43,000)
水道 42,000(3,500)
ガス 96,000(8,000)
電気 60,000(5,000)
車保険 64,800(5,400)
生命保険(夫) 266,976(22,248)
生命保険(妻) 120,960(10,080)
生命保険(子) 12,000(1,000)
通信費(ネット、スマホ2台) 216,000(18,000)
コンタクト(メルスプラン) 31,680(2,640)
給食費集金 72,000(6,000)
学童 96,000(8,000)
NHK 15,720(1,310)
ローン1 204,000(17,000)
ローン2 156,000(13,000)
ローン3(後12回) 120,000(10,000)
夫小遣い 360,000(30,000)
妻小遣い 240,000(20,000)
特別費プール金 480,000(40,000)
生活費 909,864(75,822)

毎月の生活に必要な基本的なお金は34万円(年間408万円)となっています。

ご相談者様の月収は33万円ですから、おおよそ月に1万円の赤字

児童手当まで入れてトントンでやりくりを考えているということのようです。

家計の見直し

ご相談者様の家計は毎月の固定費が多くやりくりがギリギリになってしまっている家計と考えられます。

月収34万円のうち、特別費のプール金を除いた固定費の支払いが22.4万円。

月収に対して約65%が固定費の支払いとなっています。

ご相談者様の固定費の割合は高すぎるというほどではありませんがやや高めと言えます。

収入に対する固定費の割合が高ければ高いほど生活が苦しいやすいものですから、家計の見直しを行うのであれば特に固定費の見直しを中心に検討するとよいでしょう。

■参考:固定費の割合を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。

家計診断
家計の固定費の割合は?削れない「固定支出」が多すぎるのは要注意!家計の見直しのポイントになるのは、家計の中にどれくらいの「固定支出(固定費)」が存在するかを把握することです。 この「固定費」の割...

水道光熱費

水道 42,000(3,500)
ガス 96,000(8,000)
電気 60,000(5,000)

ご相談者様の家計では電気ガス水道といった光熱費は、ガス代がやや高めではありますが全体的によく節約できているようです。

お子さんの年齢を考えると、これからまだもう少し光熱費が上がる可能性がありますので光熱費は徐々に上がっていくものと考えておきましょう。

自動車

車保険 64,800(5,400)

ご相談者様の家計では車の保険が1台にしてはやや高めといえます。
2台分ということなら仕方がありませんが、1台分であればあと月に数千円でも削れないか考えてみましょう。

生命保険

生命保険(夫) 266,976(22,248)
生命保険(妻) 120,960(10,080)
生命保険(子) 12,000(1,000)

ご相談者様の家計では、収入に対して生命保険の割合が高いと言えます。

生命保険は、主人のものは、70歳になったor3大疾病になったら300万円下りるようです。いくつかのプランを組み合わせてあります。正直保険料が負担ですが、ただでさえ加入年齢が遅かったのに、今から保険を組み直すのは、年齢的にも余計値段が上がってしまうのか、、、悩みます。私は掛け捨てです。保険の窓口なる所に行ってみようと思いながら、放置してしまっています。

ご主人の生命保険は貯蓄性があるもののようですから無理をして解約すると元本割れとなってしまいます。
まずは掛け捨ての保険を中心に見直されてみても良いでしょう。

通信費

通信費(ネット、スマホ2台) 216,000(18,000)

通信費もやや高めといえます。

●携帯代は私は格安スマホで3,000円しないのですが、主人が大手キャリアからの乗り換えは絶対しないと言い、余計なオプションは全て外しましたが、機種分割が終わっても、すぐに機種変更を考えてるようなので、通信費の減額は見込めません。。

奥様の携帯電話は格安で済ませられているということですが、ご主人の携帯電話料金が高いようです。

インターネット接続料も含まれているということですから月18000円のうち8000円は奥様とWIFI料金としても、ご主人の携帯電話で月10000円ほどかかっているのではないかと推測されます。

大手キャリアから乗り換えるつもりがないということですが、料金プランの見直しだけでもしてみるとよいでしょう。

おそらく端末料金とパケット料金が高いのではないかと考えられますが、WIFI環境もありますから大手キャリアであってももう少し安くすることも十分可能と考えられます。

お子さんがこれから成長することを考えるとあと1台分の支払いも増える可能性がありますので、今のうちにしっかり見直しをしておきましょう。

ローン

ローン1 204,000(17,000)
ローン2 156,000(13,000)
ローン3(後12回) 120,000(10,000)

ご相談者様の家計で一番気になるのはローンの存在です。

ローンの支払いがなければその分貯蓄も可能になりますし、生活費に回せるお金も増やすことができます。
ひとつのローンはあと1年で終わるようですが、その他のローンについても支払いが終わる時期をしっかり確認しておきましょう。
また、今後はローンを増やさないように十分注意する必要があります。

小遣い

夫小遣い 360,000(30,000)
妻小遣い 240,000(20,000)

ご相談者様の家計でもうひとつ気になるのがご夫婦の小遣いです。

特にご主人の小遣いはご主人の月収に対して非常に高いと言えます。

携帯電話の料金も減らしたくないと考えているということですが、月収15万円に対して月3万円の小遣いはやや高いと言えます。

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予算を作り直そう!

ご相談者様の家計では、収入に対する固定費の割合を見直すことから始めることが大切だと感じます。

固定費支出¥3,009,000(250,750)
家賃 516,000(43,000)
水道 42,000(3,500)
ガス 96,000(8,000)
電気 60,000(5,000)
車保険 50,000(4,166)
生命保険(夫) 266,976(22,248)
生命保険(妻) 60,000(5,000)
生命保険(子) 12,000(1,000)
通信費(ネット、スマホ2台) 192,000(16,000)
コンタクト(メルスプラン) 31,680(2,640)
給食費集金 72,000(6,000)
学童 96,000(8,000)
NHK 15,720(1,310)
ローン1 204,000(17,000)
ローン2 156,000(13,000)
ローン3(後12回) 120,000(10,000)
夫小遣い 300,000(25,000)
妻小遣い 240,000(20,000)
特別費プール金 480,000(40,000)

生活費①-②=909,864(75,822)

全体的に少しずつ見直しをするだけでも年間17万円ほどは節約できます。

ただ、欲を言えば以下のような予算にまで持っていけると理想的です。

固定費支出¥2,468,000(205,666)

家賃 516,000(43,000)
水道 42,000(3,500)
ガス 96,000(8,000)
電気 60,000(5,000)
車保険 50,000(4,166)
生命保険(夫) 266,976(22,248)
生命保険(妻) 60,000(5,000)
生命保険(子) 12,000(1,000)
通信費(ネット、スマホ2台) 192,000(16,000)
コンタクト(メルスプラン) 31,680(2,640)
給食費集金 72,000(6,000)
学童 96,000(8,000)
NHK 15,720(1,310)
ローン1 0
ローン2 0
ローン3 0
夫小遣い 240,000(20,000)
妻小遣い 240,000(20,000)
特別費プール金 480,000(40,000)

生活費①-②=1,080,000(90,000)

合計支出は354.8万円。年間408万円の収入に対して53.2万円の貯蓄ができる配分です。

ご主人の生命保険が貯蓄率100%以上なら約80万円の貯蓄ができます。

今後の家計はどうなる?

ご相談者様の家計は、お子さんが小学生の間の今から6年間が一番の家計の貯め期です。

本来なら貯め期にあたる今の時期を貯蓄ができないままに過ごしてしまうと、お子さんが中学生以降さらにお子さんにお金がかかるようになり家計がさらに苦しくなることが予測されます。

これからローンが終わったらお子さんに習い事をなどと考えることもあるかもしれませんが、今から6年間は貯め期であるということをしっかり意識した家計設計を心がけましょう。

また、ご主人の年齢から考えるとお子さんが大学生になる頃に60歳を迎えますので、早期に定年してしまったり60歳以降に減収となるとお子さんの大学の費用の工面に困る可能性もあります。

できればこれから6年間でお子さんの大学費用として400万円(年間66万円)は最低限準備できるように計画しておいた方がよいでしょう。

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

POSTED COMMENT

  1. ろっか より:

    お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
    主人と一緒に見ました。中々、私から言っても響かずでしたが、あきさんの回答は、第三者の意見としてスッと入ったようです。
    少しずつ削るだけでもまだ改善できる余地があると思うと、やる気が沸いてきます。
    ありがとうございました。

    • あき より:

      ろっかさんコメントありがとうございます!
      ろっかさんならきっとよりよい家計にしていくことができると思います!
      ご夫婦で協力しながらぜひ楽しく取り組まれてみてください。
      またいつでもご連絡くださいませ。楽しみにお待ちしております!

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