家計簿の予算の決め方は?予算が守れないを防ぐ方法
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家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
家計簿の予算の決め方について確認させていただきたくご連絡させてもらいました。
今私がつけている家計簿の費目は
食費
日用品費
医療費
ガソリン費(通勤で車を使用)
娯楽費
特別費
でつけています。
食費、日用品費、娯楽費、は毎月ほぼ同じくらいでやれているのですが、
医療費は定期的に通っているものや花粉症の時期だけなど行くところで、月によってかなりばらつきがあります。(かからない月はないです。)
ガソリン費も多少ばらつきがあります。(普段は通勤だけですが、時々遠くに仕事で行かないといけないため)
費目はそれぞれの月ごとにきっちり決めた予算の範囲内でやりくりをしないといけないのでしょうか?
予算をいくらにすればいいのか決め方が分からないし決めても守れません。
お時間があるときにお返事よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算の決め方」についてですね。

家計簿の予算の決め方にはいくつかの方法があります。
家計簿つけると決めた費目に対しいくら使ったという実績が毎月集計されます。
書籍でも紹介されていただきましたが、家計簿で予算を決める時は、「1ヵ月目は何も考えずにまずつけること」から始め、2ヵ月目は「1ヵ月の実績を予算にする」ことから始めると簡単です。
2ヵ月ほど家計簿をつけることで「この予算はもう少し減らしてもやりくりできる」「この予算は予算が守れていない」など、予算に対する知恵がつくようになります。
3ヵ月目から数カ月かけて予算を減らしたり増やしたりという予算の調節を行うと次第に守れる予算が自分でも分かるようになります。
ご自分の年間収入が分かっている方はいくらの予算でやりくりすれば赤字にならないかもあらかじめ計算で出すことができます。
計算に基づいた金額をあらかじめ予算とするのも予算の決め方のひとつです。
ただし、計算というのはあくまで計算ですので、実際に運用してみて「決めた予算が守れない」と感じるようでしたら、上記と同様に予算の調節を行うことが必要になります。

こちらの内容も書籍で紹介させていただきましたが、「教育費」「習い事費」「部活費」「医療費」「会社の出張費」など、家計簿には予算を決めても守れない項目があります。
「医療費」に月いくらまでという予算を作成しても「急病で予算が守れなくなった」ということはよくあることです。
また、「教育費」に予算を決めても「学校で購入するようお知らせが来た備品が多く予算が守れなかった」ということもよくあることです。
そのような費目に予算を決めてもあまり意味はありません。
「予算が守れないので体調が悪くても病院に行かない」というような家計管理はする必要もありません。
家計簿の予算を決めるのは「自分の裁量で支出のコントロールができる支出のみ」で構わないと考えます。
ただし、このような支出は「月にいくら」と予算を決めても守れないことが多いのですが「年にいくら」と予算を決めると守れることもあります。
月いくらと予算を決めても守れない支出は、おおよそ年間いくらまでになればよいなどだいたいの年間予算を決めておくとよいでしょう。
質問者様の場合は、予算の守れない項目は「娯楽費」「医療費」「ガソリン費」ということです。
このうち、「娯楽費」は、予算を守れるよう少しずつ調整が必要な項目です。
しかし、「医療費」は、上記の通り予算は守れなくてよい項目です。
また、「ガソリン費」についても通勤上必要な支出ということですし、予算が守れない理由も仕事上の都合ということですから、予算が守れなくても仕方がありません。
したがって、質問者様の場合は「娯楽費」の予算の決め方のみ今後も調整が必要と考えられます。
予算を守ることが難しい支出は、ゆっくりと時間をかけてご自分にとって丁度良い予算を決めましょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2642377
皆さんからのその他の家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスカテゴリーよりご覧ください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7055813
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2648
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
家計簿の予算の決め方について確認させていただきたくご連絡させてもらいました。
今私がつけている家計簿の費目は
食費
日用品費
医療費
ガソリン費(通勤で車を使用)
娯楽費
特別費
でつけています。
食費、日用品費、娯楽費、は毎月ほぼ同じくらいでやれているのですが、
医療費は定期的に通っているものや花粉症の時期だけなど行くところで、月によってかなりばらつきがあります。(かからない月はないです。)
ガソリン費も多少ばらつきがあります。(普段は通勤だけですが、時々遠くに仕事で行かないといけないため)
費目はそれぞれの月ごとにきっちり決めた予算の範囲内でやりくりをしないといけないのでしょうか?
予算をいくらにすればいいのか決め方が分からないし決めても守れません。
お時間があるときにお返事よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算の決め方」についてですね。
家計簿の予算の決め方

家計簿の予算の決め方にはいくつかの方法があります。
家計簿をつけた実績から予算を決める
家計簿つけると決めた費目に対しいくら使ったという実績が毎月集計されます。
書籍でも紹介されていただきましたが、家計簿で予算を決める時は、「1ヵ月目は何も考えずにまずつけること」から始め、2ヵ月目は「1ヵ月の実績を予算にする」ことから始めると簡単です。
2ヵ月ほど家計簿をつけることで「この予算はもう少し減らしてもやりくりできる」「この予算は予算が守れていない」など、予算に対する知恵がつくようになります。
3ヵ月目から数カ月かけて予算を減らしたり増やしたりという予算の調節を行うと次第に守れる予算が自分でも分かるようになります。
家計が赤字にならない金額から予算を決める
ご自分の年間収入が分かっている方はいくらの予算でやりくりすれば赤字にならないかもあらかじめ計算で出すことができます。
計算に基づいた金額をあらかじめ予算とするのも予算の決め方のひとつです。
ただし、計算というのはあくまで計算ですので、実際に運用してみて「決めた予算が守れない」と感じるようでしたら、上記と同様に予算の調節を行うことが必要になります。
予算の決められない項目(費目)

こちらの内容も書籍で紹介させていただきましたが、「教育費」「習い事費」「部活費」「医療費」「会社の出張費」など、家計簿には予算を決めても守れない項目があります。
「医療費」に月いくらまでという予算を作成しても「急病で予算が守れなくなった」ということはよくあることです。
また、「教育費」に予算を決めても「学校で購入するようお知らせが来た備品が多く予算が守れなかった」ということもよくあることです。
そのような費目に予算を決めてもあまり意味はありません。
「予算が守れないので体調が悪くても病院に行かない」というような家計管理はする必要もありません。
家計簿の予算を決めるのは「自分の裁量で支出のコントロールができる支出のみ」で構わないと考えます。
ただし、このような支出は「月にいくら」と予算を決めても守れないことが多いのですが「年にいくら」と予算を決めると守れることもあります。
月いくらと予算を決めても守れない支出は、おおよそ年間いくらまでになればよいなどだいたいの年間予算を決めておくとよいでしょう。
家計簿の予算の決め方(まとめ)
質問者様の場合は、予算の守れない項目は「娯楽費」「医療費」「ガソリン費」ということです。
このうち、「娯楽費」は、予算を守れるよう少しずつ調整が必要な項目です。
しかし、「医療費」は、上記の通り予算は守れなくてよい項目です。
また、「ガソリン費」についても通勤上必要な支出ということですし、予算が守れない理由も仕事上の都合ということですから、予算が守れなくても仕方がありません。
したがって、質問者様の場合は「娯楽費」の予算の決め方のみ今後も調整が必要と考えられます。
予算を守ることが難しい支出は、ゆっくりと時間をかけてご自分にとって丁度良い予算を決めましょう。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2642377
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