一人暮らし・独身の「家計簿の項目」の決め方のコツとは?予算もあわせて考えよう!
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日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんのブログを拝見して、これなら!と一行家計簿を始めようと思います。
年間支出、収入、貯金額までだし、ノートに書くための項目を決めていたのですが…。
私は今 1人暮らしです。
今までは食費、日用品、小遣い、とザックリ分けていました。
1人暮らしで、あきさんの家計簿を始めるにあたりポイント?項目のわけ方にコツなどあれば知りたいです。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「一人暮らしの場合の家計簿の項目」についてですね。

1人暮らし・独身の方の家計簿は、世帯構成員が複数いる方の家計とは異なる項目や目的で管理することをオススメします。
単身者の家計簿と複数人世帯の家計簿で特に扱いが変わるのが「小遣い」についての概念です。
なぜなら、複数人分の家計を管理している場合は「各自で小遣いをもらう」ことになるため、各自の小遣いの内訳まで家計簿に記入しようと思うと大変な苦労が付きまといます。
そのため小遣いの内訳については自由、家計簿にはつけないという方法をオススメしています。
しかし、一人暮らし・独身の単身者の家計の場合、複数人世帯の方の「小遣い」にあたる支出が家計のすべてになります。
そのため、家計簿をつけるなら「小遣い」にあたる支出の内訳がしっかり管理できる家計簿のつけ方をする必要が出てきます。

1人暮らし・独身の場合の家計簿の項目でオススメなのは「食費」「日用品」「仕事費」「娯楽費」「特別費」の5項目です。
その他必要に応じて「習い事費」などを追加しましょう。
全体の費目は4~7費目までにすると記入の手間も増えず、管理がしやすい家計簿になります。
各費目で管理する内容は以下の通りです。
食費に記入する内容は、日々の食卓にかかる支出のみとします。通常の食事としての外食は「食費」でもかまいませんが、お付き合いで外食する場合は「仕事費」または「娯楽費」で記入します。
毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
■参考:食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11763
日用品費に記入する内容は、定期的になくなったら補充する日用品のみにします。
こちらも、毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
■参考:日用品費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
仕事費に記入する内容は、仕事で使う支出のみとします。
例えば、仕事で利用した交通費やランチ代や飲み会代などが該当します。
新幹線代を立て替えたなど、高額な立て替え払いがある場合を除き、毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
仕事費に関しては、予算が守れない月があっても仕事にかかった支出であれば仕方がないと割り切ってもよいでしょう。
一人暮らしの方の家計簿に美容費という費目は作成しないことをオススメします。
主に毎月のように購入する化粧品やサプリメントなどは「日用品費」で管理したほうが予算が守りやすい家計簿にすることができます。
毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
数カ月に一度程度の利用になる美容院や高額なエステの費用の契約料金などは「特別費」にしましょう。
■参考:美容費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13805
毎月のように衣服を購入する場合でも家計簿に「衣服費」という費目は作らず「娯楽費」で管理することをオススメします。
数カ月に1度程度しか衣服を購入しない場合は「特別費」でもよいでしょう。
こちらも、毎月のように購入するものは月にいくらまでと予算を決め、特別費の場合は年にいくらまでと予算を決めましょう。
■参考:衣服費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13983
娯楽費に記入する内容は、娯楽に関する支出のみとします。
例えば、お友達との外食、ちょっとしたお出かけにかかった交通費や施設利用料、日用品ではない雑貨など。
こちらも毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
特別費に記入する内容は、年に数回程度で比較的高額な支出のみとします。
例えば、冠婚葬祭、旅行代、家具家電の買い替えなど。
こちらは毎月いくらではなく年にいくらまでと予算を決めて1年単位で同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
毎月月謝がかかるような習い事をしている場合は「習い事費」という費目を作成しましょう。
年に数回程度、高額なセミナーを受講したり資格試験を受けるような場合は「特別費」にします。
習い事費については、高額なセミナー受講費である「特別費」の場合は年にいくらまでと予算を決めますが、教材費や発表会の費用がかかるなど自分で支払い額が決められないものについては予算を立てる必要はありません。
■参考:習い事費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/15900
・一人暮らし・独身の家計簿の項目は、複数人世帯の家計簿とは変えましょう。
上記のように費目を分けると、何にお金を使いすぎているのか、無駄な支出は何かということが明確になり、予算の管理もしやすい家計簿になります。
実際に一人暮らしで独身、家計簿をつけている方からの家計相談も届いております。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3239573
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11378
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11308
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/19758
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/24615
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
↓他にもある!こんな時はどうする?家計簿のつけ方に関するご質問はこちらから
・家計簿のつけ方のまとめ
↓その他のご質問はこちらから
家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3194070
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんのブログを拝見して、これなら!と一行家計簿を始めようと思います。
年間支出、収入、貯金額までだし、ノートに書くための項目を決めていたのですが…。
私は今 1人暮らしです。
今までは食費、日用品、小遣い、とザックリ分けていました。
1人暮らしで、あきさんの家計簿を始めるにあたりポイント?項目のわけ方にコツなどあれば知りたいです。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「一人暮らしの場合の家計簿の項目」についてですね。
一人暮らしの家計簿の特徴とは?

1人暮らし・独身の方の家計簿は、世帯構成員が複数いる方の家計とは異なる項目や目的で管理することをオススメします。
単身者の家計簿と複数人世帯の家計簿で特に扱いが変わるのが「小遣い」についての概念です。
なぜなら、複数人分の家計を管理している場合は「各自で小遣いをもらう」ことになるため、各自の小遣いの内訳まで家計簿に記入しようと思うと大変な苦労が付きまといます。
そのため小遣いの内訳については自由、家計簿にはつけないという方法をオススメしています。
しかし、一人暮らし・独身の単身者の家計の場合、複数人世帯の方の「小遣い」にあたる支出が家計のすべてになります。
そのため、家計簿をつけるなら「小遣い」にあたる支出の内訳がしっかり管理できる家計簿のつけ方をする必要が出てきます。
一人暮らしの家計簿の項目は?

1人暮らし・独身の場合の家計簿の項目でオススメなのは「食費」「日用品」「仕事費」「娯楽費」「特別費」の5項目です。
その他必要に応じて「習い事費」などを追加しましょう。
全体の費目は4~7費目までにすると記入の手間も増えず、管理がしやすい家計簿になります。
各費目で管理する内容は以下の通りです。
「食費」に記入する内容
食費に記入する内容は、日々の食卓にかかる支出のみとします。通常の食事としての外食は「食費」でもかまいませんが、お付き合いで外食する場合は「仕事費」または「娯楽費」で記入します。
毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
■参考:食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11763
「日用品費」に記入する内容
日用品費に記入する内容は、定期的になくなったら補充する日用品のみにします。
こちらも、毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
■参考:日用品費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
「仕事費」に記入する内容
仕事費に記入する内容は、仕事で使う支出のみとします。
例えば、仕事で利用した交通費やランチ代や飲み会代などが該当します。
新幹線代を立て替えたなど、高額な立て替え払いがある場合を除き、毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
仕事費に関しては、予算が守れない月があっても仕事にかかった支出であれば仕方がないと割り切ってもよいでしょう。
「美容費」に記入する内容
一人暮らしの方の家計簿に美容費という費目は作成しないことをオススメします。
主に毎月のように購入する化粧品やサプリメントなどは「日用品費」で管理したほうが予算が守りやすい家計簿にすることができます。
毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけましょう。
数カ月に一度程度の利用になる美容院や高額なエステの費用の契約料金などは「特別費」にしましょう。
■参考:美容費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13805
「衣服費」に記入する内容
毎月のように衣服を購入する場合でも家計簿に「衣服費」という費目は作らず「娯楽費」で管理することをオススメします。
数カ月に1度程度しか衣服を購入しない場合は「特別費」でもよいでしょう。
こちらも、毎月のように購入するものは月にいくらまでと予算を決め、特別費の場合は年にいくらまでと予算を決めましょう。
■参考:衣服費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13983
「娯楽費」に記入する内容
娯楽費に記入する内容は、娯楽に関する支出のみとします。
例えば、お友達との外食、ちょっとしたお出かけにかかった交通費や施設利用料、日用品ではない雑貨など。
こちらも毎月いくらと予算を決めて毎月同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
「特別費」に記入する内容
特別費に記入する内容は、年に数回程度で比較的高額な支出のみとします。
例えば、冠婚葬祭、旅行代、家具家電の買い替えなど。
こちらは毎月いくらではなく年にいくらまでと予算を決めて1年単位で同じくらいの金額で収まるように注意しながら家計簿につけます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
「習い事費」に記入する内容
毎月月謝がかかるような習い事をしている場合は「習い事費」という費目を作成しましょう。
年に数回程度、高額なセミナーを受講したり資格試験を受けるような場合は「特別費」にします。
習い事費については、高額なセミナー受講費である「特別費」の場合は年にいくらまでと予算を決めますが、教材費や発表会の費用がかかるなど自分で支払い額が決められないものについては予算を立てる必要はありません。
■参考:習い事費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/15900
まとめ
・一人暮らし・独身の家計簿の項目は、複数人世帯の家計簿とは変えましょう。
上記のように費目を分けると、何にお金を使いすぎているのか、無駄な支出は何かということが明確になり、予算の管理もしやすい家計簿になります。
一人暮らしの家計簿の例
実際に一人暮らしで独身、家計簿をつけている方からの家計相談も届いております。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3239573
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