30代一人暮らしOLの家計簿公開!派遣社員とバイトで働いています。
読者の皆さんからの家計相談に家計簿&家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナー。
今回の相談者様は、30代一人暮らし。現在は派遣社員とアルバイトを掛け持ちして働いています。今後収入が減る可能性もありご相談いただきました。
※その他免責事項をお読みください。
一人暮らし(30)・女
1、収入
派遣 年間300万円
バイト 年間50万円
合計 年間350万円
2、銀行支出
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
家賃(水道光熱費WiFi込) 81.6万円(月6.8万円)※①
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
(特別費積立)
帰省代3回分 9万円(月0.75万円)※②
車保険代 4.2万円(月0.35万円)※③
車検代 4.2万円(月0.35万円)※③
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
帰省代 9万円(月0.79万円)
交通費 9万円(月0.80万円)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
趣味積立 6万円(月0.5万円3年までの予定)※④
合計 256.9万円
3、現金(クレカ)支出
食費 年間19万円(月1.6~1.9万円)
日用品 年間10万円(月0.9万円)
美容費 年間16.7万円(月1.3万円)
娯楽費 年間28万円(月2.3万円)※⑤
携帯代 年間4万円(月0.3万円)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
交通費 2.5万円(月0.2)
合計 92.2万円
※①現在シェアハウスに住んでいる為水道光熱費は込み。内訳は賃月5.3万共1.5万。
※②帰省代は基本年2回予定だが何かあったときすぐ帰れるように3回分にしている事、また往復3万は最安値の為チケット購入のタイミングが悪ければそれ以上になる可能性も含め多めの年9万円を貯金しています。
※③実家に車を所持。一昨年都内に越したばかりで生計が不安定なので万が一実家に戻る可能性を含め保留状態。来年手放すか身内へ譲るか検討予定。
※④予定が3年後にあるのでその積立。3年間限定積立。
※⑤娯楽費の詳細は趣味で、生きがいなので削りたくない、去年辛い思いをし頑張ってこの金額。
初めまして。
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
現在派遣で働いており、今年の秋に終了予定。
時給がいいので次回の就業先は今の収入より年19万~38万下がる恐れがあること、(正社員も検討中ですが、相場はボーナス含んでも今より30万~50万減と思われます。)
また現在足りない生活費を休みの日にアルバイトで補っているので実質週6~7働いています。
その為アルバイト生活をいつか辞めたいです。そうなると最悪約90万の収入源になるおそれがあり今のペースではやっていけません。
90万の見直し全て叶えることは難しいと承知ですが、何か削れる部分が少しでもあり将来の不安を軽くできれば大変ありがたいです。お忙しいとは思いますがご教授お願いいたします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入350万円
支出349.1万円
収支は年間約0.9万円の黒字の予定ということですね。
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
iDecoや貯金を支出として計上されていますので、実際には年間98万円の貯蓄ができていることになります。
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
家賃(水道光熱費WiFi込) 81.6万円(月6.8万円)
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
食費 年間19万円(月1.6~1.9万円)
日用品 年間10万円(月0.9万円)
美容費 年間16.7万円(月1.3万円)
娯楽費 年間28万円(月2.3万円)※⑤
携帯代 年間4万円(月0.3万円)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
交通費 2.5万円(月0.2)
合計 280.2万円(月23.35万円)
毎月の生活に必要な基本的なお金は約23.35万円となっています。貯金を支出と計上していますので、実際には月17.15万円の支出となります。
ご相談者様の月収は派遣社員で月25万円ですから、毎月7.85万円の黒字と言えます。
さらに、特別費の予算についても確認してみましょう。
帰省代3回分 9万円(月0.75万円)※②
車保険代 4.2万円(月0.35万円)※③
車検代 4.2万円(月0.35万円)※③
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
帰省代 9万円(月0.79万円)
交通費 9万円(月0.80万円)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
趣味積立 6万円(月0.5万円3年までの予定)※④
合計 68.9万円
毎月の固定費や生活費以外の特別費としては年間68.9万円を想定されているご様子です。
■関連記事:特別費とは?
ご相談者様の家計では、現状では大きく見直しをオススメする支出は特にありません。
現状では節約するところはしっかり節約できており、貯金もしつつ娯楽にも費用を割いていますので非常によく考えられた予算配分と感じます。
ただし、今後収入が減る可能性があるとのことですので収入が減った場合の家計で考えてみましょう。
減収後の手取り収入は年間260万円。単純に12ヵ月で割ると月収は21.6万円ほどと考えられます。
年間90万円ほどの減収に対し、将来的に減らすことが可能と考えられる支出は以下となります。
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
車保険代 4.2万円(月0.35万円)
車検代 4.2万円(月0.35万円)
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
合計 56.3万円
正社員になることで、おそらく住民税はお給料から天引きになります。
今回は減らせる支出として計上はしていませんが、交通費という支出が定期代などであれば、正社員になることで定期代も支給され交通費の支出も減らせる可能性があります。
年間56.7万円支出を減らすことができれば、年間支出は約219万円になります。
貯金額は現状の年間74万円(月約6.2万円)から年間41万円(月約3.4万円)になりますが、iDecoや貯蓄型生命保険で年間24万円は別途貯蓄ができています。
手取り年収260万円に対し、年間65万円は貯蓄ができるプランです。
手取り収入に対し、25%を貯蓄とするプランですので、決して貯蓄率が低い状況にはなりません。
関連記事:理想の年間貯金額の計算方法
ご相談者様の家計は非常によく考えられた家計ですので、よく頑張っていらっしゃることが伝わってきます。
今後正社員を希望され減収となる場合でも、いくつかの支払いを調整することで一定の貯蓄は充分に可能です。
ただし、奨学金や車両費が減らせない状況で減収となってしまうと生活が苦しくなることも予測されますので、減収となるタイミングについては考慮しましょう。
タイミングをしっかり見極めれば、今後もそれほど問題のない家計が維持できると考えらます。
関連記事:その他の一人暮らしの方の家計簿
その他、同じくらいの年収の方の家計簿は手取り年収300万円台以上の家計カテゴリーからご覧いただけます。
今回の相談者様は、30代一人暮らし。現在は派遣社員とアルバイトを掛け持ちして働いています。今後収入が減る可能性もありご相談いただきました。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
一人暮らし(30)・女
1、収入
派遣 年間300万円
バイト 年間50万円
合計 年間350万円
2、銀行支出
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
家賃(水道光熱費WiFi込) 81.6万円(月6.8万円)※①
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
(特別費積立)
帰省代3回分 9万円(月0.75万円)※②
車保険代 4.2万円(月0.35万円)※③
車検代 4.2万円(月0.35万円)※③
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
帰省代 9万円(月0.79万円)
交通費 9万円(月0.80万円)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
趣味積立 6万円(月0.5万円3年までの予定)※④
合計 256.9万円
3、現金(クレカ)支出
食費 年間19万円(月1.6~1.9万円)
日用品 年間10万円(月0.9万円)
美容費 年間16.7万円(月1.3万円)
娯楽費 年間28万円(月2.3万円)※⑤
携帯代 年間4万円(月0.3万円)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
交通費 2.5万円(月0.2)
合計 92.2万円
※①現在シェアハウスに住んでいる為水道光熱費は込み。内訳は賃月5.3万共1.5万。
※②帰省代は基本年2回予定だが何かあったときすぐ帰れるように3回分にしている事、また往復3万は最安値の為チケット購入のタイミングが悪ければそれ以上になる可能性も含め多めの年9万円を貯金しています。
※③実家に車を所持。一昨年都内に越したばかりで生計が不安定なので万が一実家に戻る可能性を含め保留状態。来年手放すか身内へ譲るか検討予定。
※④予定が3年後にあるのでその積立。3年間限定積立。
※⑤娯楽費の詳細は趣味で、生きがいなので削りたくない、去年辛い思いをし頑張ってこの金額。
初めまして。
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
現在派遣で働いており、今年の秋に終了予定。
時給がいいので次回の就業先は今の収入より年19万~38万下がる恐れがあること、(正社員も検討中ですが、相場はボーナス含んでも今より30万~50万減と思われます。)
また現在足りない生活費を休みの日にアルバイトで補っているので実質週6~7働いています。
その為アルバイト生活をいつか辞めたいです。そうなると最悪約90万の収入源になるおそれがあり今のペースではやっていけません。
90万の見直し全て叶えることは難しいと承知ですが、何か削れる部分が少しでもあり将来の不安を軽くできれば大変ありがたいです。お忙しいとは思いますがご教授お願いいたします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
年間収支の確認
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入350万円
支出349.1万円
収支は年間約0.9万円の黒字の予定ということですね。
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
iDecoや貯金を支出として計上されていますので、実際には年間98万円の貯蓄ができていることになります。
家計を確認
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
毎月の支出
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
家賃(水道光熱費WiFi込) 81.6万円(月6.8万円)
iDeco 12万(月1万円)
貯金 74万円(月6.2万円内0.2万円iDeco節税分貯蓄)
食費 年間19万円(月1.6~1.9万円)
日用品 年間10万円(月0.9万円)
美容費 年間16.7万円(月1.3万円)
娯楽費 年間28万円(月2.3万円)※⑤
携帯代 年間4万円(月0.3万円)
保険代(貯蓄型) 年間12万円(月1万円)
交通費 2.5万円(月0.2)
合計 280.2万円(月23.35万円)
毎月の生活に必要な基本的なお金は約23.35万円となっています。貯金を支出と計上していますので、実際には月17.15万円の支出となります。
ご相談者様の月収は派遣社員で月25万円ですから、毎月7.85万円の黒字と言えます。
特別費の支出
さらに、特別費の予算についても確認してみましょう。
帰省代3回分 9万円(月0.75万円)※②
車保険代 4.2万円(月0.35万円)※③
車検代 4.2万円(月0.35万円)※③
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
帰省代 9万円(月0.79万円)
交通費 9万円(月0.80万円)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
趣味積立 6万円(月0.5万円3年までの予定)※④
合計 68.9万円
毎月の固定費や生活費以外の特別費としては年間68.9万円を想定されているご様子です。
■関連記事:特別費とは?
家計の見直し
ご相談者様の家計では、現状では大きく見直しをオススメする支出は特にありません。
現状では節約するところはしっかり節約できており、貯金もしつつ娯楽にも費用を割いていますので非常によく考えられた予算配分と感じます。
ただし、今後収入が減る可能性があるとのことですので収入が減った場合の家計で考えてみましょう。
減収後の手取り収入は年間260万円。単純に12ヵ月で割ると月収は21.6万円ほどと考えられます。
年間90万円ほどの減収に対し、将来的に減らすことが可能と考えられる支出は以下となります。
奨学金 年間20.4万円(月1.7万円)
車保険代 4.2万円(月0.35万円)
車検代 4.2万円(月0.35万円)
住民税 15.5万円(月1.3万円内0.3万ふるさと納税)
引越代積立 12万円(月2万円半年までの予定)
合計 56.3万円
正社員になることで、おそらく住民税はお給料から天引きになります。
今回は減らせる支出として計上はしていませんが、交通費という支出が定期代などであれば、正社員になることで定期代も支給され交通費の支出も減らせる可能性があります。
年間56.7万円支出を減らすことができれば、年間支出は約219万円になります。
貯金額は現状の年間74万円(月約6.2万円)から年間41万円(月約3.4万円)になりますが、iDecoや貯蓄型生命保険で年間24万円は別途貯蓄ができています。
手取り年収260万円に対し、年間65万円は貯蓄ができるプランです。
手取り収入に対し、25%を貯蓄とするプランですので、決して貯蓄率が低い状況にはなりません。
関連記事:理想の年間貯金額の計算方法
今後の家計はどうなる?
ご相談者様の家計は非常によく考えられた家計ですので、よく頑張っていらっしゃることが伝わってきます。
今後正社員を希望され減収となる場合でも、いくつかの支払いを調整することで一定の貯蓄は充分に可能です。
ただし、奨学金や車両費が減らせない状況で減収となってしまうと生活が苦しくなることも予測されますので、減収となるタイミングについては考慮しましょう。
タイミングをしっかり見極めれば、今後もそれほど問題のない家計が維持できると考えらます。
関連記事:その他の一人暮らしの方の家計簿
関連記事
その他、同じくらいの年収の方の家計簿は手取り年収300万円台以上の家計カテゴリーからご覧いただけます。
コメント