2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

大学費用500万円?子供3人将来の教育費についてどう考える?

家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あき様は、お子様の教育費についてどの程度貯めるご予定でしょうか。

よく大学費用だけで1人最低でも500万円必要、と聞きますが、日々の生活を維持しながらそんなに貯められるのかと不安です。

お子様が3人いらっしゃるあき様はどのように考えていらっしゃいますか?

もし差し支えなければ教えてください。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「大学の費用」についてですね。

大学の費用は500万?


「大学費用だけで子供1人につき500万円」

それに加えて中学、高校の分まで…。。しかも1人じゃなくて、2人分…。

想像するだけで気が重くなってしまいますよね。

おまけに我が家は子供が3人。子供ひとりにつき500万と計算すると、1500万円…。

気が遠くなりそうな金額です。

大学の費用はいくら?


さて、子供の教育費が一人500万円と考えると、気が遠くなるような金額になってしまいますが、結論からお伝えすると大学の費用は500万円という情報は誤りです。

正確に言えば「大学の費用は500万円が平均」ではなく「選ぶ進路によって異なる」というのが正解です。

「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」によれば、国立大学等の授業料は年額「535800円」となっています。

入学金は「282000円」となっていますから、単純に4年分とすると2425200円となり、約250万円です。

また、「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によれば、私立大学などの授業料は年額「904,146円」となっています。入学金は「249,985円」、設備費は「181,902円」となっています。

単純に4年分とすると4594177円となりますので、約460万円です。

なお、この私立大学の費用の平均には「文系」も「理系」も含まれていますので、「文系」を選択した場合はもう少し減ると考えられます。

反対に、自宅周辺に希望する大学がなく、一人暮らしをさせるなどの予定があれば大学の費用は500万円でも足りないということになります。

つまり、子供の大学費用は、国立大学に進学するのか私立大学に進学するのかによって異なり、さらに文系なのか理系なのかなど選択する学科や一人暮らしの必要性などによっても異なるということが言えます。

関連記事:教育費の考え方

大学の費用はいくら貯める?


さて、上記を踏まえてわが家が大学の費用を子供ひとりにつきいくら貯めようと考えているかというと、一人につき最低200万円

多く見積もって400万円と考えています。

もちろん一人につき500万円もあれば余裕がありますが、3人分と考えるとわが家にとっては負担が大きすぎるため、身の丈に合わせて200万円~400万円が妥当と考えています。

わが家では毎月「保育料」「学費」「習い事費」など子供にかかる費用がありますが、大学進学時にはその分の費用負担が減ることが予測されますので、足りない学費は現在の家計から負担するという考えです。

わが家では学費についてはやや少なめに見積もっていますが、これは夫婦が若いうちの支出になりますし、支出を減らしたり収入を増やしたりすることで調整可能な支出と考え少なめにしています。

わが家の場合は夫婦の年齢も考えると老後に重点を置く必要があるため、教育費のための貯金よりも老後の貯金に重点を置いています。

教育費は少なめで良いということではなく、年齢や今後予測される家庭環境によって異なると考えます。

大学の費用は何から貯める?


なお、大学の費用は全額を貯金で賄わなくてはいけないものではありません。

どうしても家計が苦しければ「教育ローン」「奨学金制度」「新聞奨学生」などの制度を利用することもできます。

本人もアルバイトのできる年齢ですので、本人に費用の一部を負担してもらうことも可能です。

将来の教育費の負担ばかりを心配し、現在の家計が困窮するようでは本末転倒です。

全体的な家計のバランスを考えたうえで何の費用から優先的に貯めていくかを計画しておきましょう。

関連記事:貯金の優先順位について
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皆さんからのその他の家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスカテゴリーよりご覧ください。

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