クレジットカードは使わない方がいい?やめた方がいいでしょうか
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
私は家計のほとんどをクレジットカード払いで支払っています。
食費、固定費、カード払いできるものはほとんどです。
去年の貯蓄額を計算したところ、収入に対して10%となり、まずまず貯められているのかな、と感じました。
カード払いはポイントも貯められて、そこがまた楽しみであったりもするのですが、クレジットカード払いでの支出はやめたほうがいいのでしょうか。
クレジットカードを使わない方がいいのかご意見をお聞かせ願えますか。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「クレジットカードは使わない方がいいのか」についてですね。

クレジットカードでの支払いは、現金払いと違い後払いになる決済方法です。
買い物をしてから支払いをするまでに2ヵ月ほどかかることもあり、支払いのタイムラグによりクレジットカードの支払いがうまく管理できなくなる方も多く見られます。
そのため、正常な家計管理のためにクレジットカードは使わない方がいいのではないかと考えることがありますよね。
しかし、結論からお伝えすると「クレジットカードは使わない方がいい」のではなく「うまく使う方がいい」ということが言えます。

クレジットカードを使うことのメリットは何といっても「ポイントが貯まること」です。
クレジットカードの還元率は1%前後であることが多いものですが、年間400万円を還元率1%のクレジットカードで支払うと年間4万円のポイントがつくことになります。
その他、キャンペーンなどを利用すれば1%以上の還元率となる可能性も充分にあります。
年間4万円分のポイントがつけば年間4万円分収入が増えたのと同じこと。
投資のように元本が減るリスクなくお金をふやすことができるのですからお得です。

反対に、クレジットカードを使うデメリットは「見えないお金を使うことで使いすぎてしまう」ことです。
お財布に現金がなくても気軽に買い物ができてしまうため、無計画な買い物を繰り返すことでいつの間にか支払い能力を超えてしまうことがあります。
「給料が入ると同時に現金がなくなり、現金がないからクレジットカードを使うしかない」
このような家計になってしまうと、正常な家計管理はできません。
また、中には「あと一つ買えば送料無料だから」「買い回りをするとポイント還元率が上がるから」などのような理由で「ポイントのために買い物をしてしまう」方もいます。
このような方もクレジットカードを使いすぎてしまう傾向があり、家計管理が正常に機能しなくなる可能性があります。

クレジットカードを使うのであれば、上記のようなデメリットを考慮したうえで、安全に利用する技術が求められます。
「キャッシュレスに即した家計簿をつける」「予算を決めてクレジットカードを使う」など、「使いすぎない工夫をしながらクレジットカードを使う」ことで、クレジットカードを利用する最大のメリットである「ポイント」も有効に活用することができます。

反対に、クレジットカードを使わない方がいい人というのも一定数存在するのも確かです。
これまで1000件以上の家計相談にお答えしてきましたが「貯金ができない」「家計が苦しい」といったご相談をされる方は必ずと言っていいほど「過剰なクレジットカードの支払いがある」ことがあります。
正常な家計管理の範囲を超えたクレジットカードの利用は危険です。
自己破産など深刻な状況に陥ってしまう方も多々いますので、このような方はクレジットカードを正常に管理できるようになるまでは使わない方がいいでしょう。
質問者様は、年間収入に対し10%程度の貯蓄ができているとのことです。
年間収入に対し10%以上の貯蓄ができていれば家計の状況としてはまずまずです。
※こちらの記事から家計の貯蓄率の計算ができます(家計の貯蓄率の計算方法)。
直ちにクレジットカードの利用をやめた方がいいという家計ではないと推測されます。
今後も上手に家計を管理しながらクレジットカードを使っていくよう検討しましょう。
こちらの記事の引用元書籍:スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)
皆さんからのその他のクレジットカードに関するご質問はカード払い・電子マネーカテゴリーよりご覧ください。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
私は家計のほとんどをクレジットカード払いで支払っています。
食費、固定費、カード払いできるものはほとんどです。
去年の貯蓄額を計算したところ、収入に対して10%となり、まずまず貯められているのかな、と感じました。
カード払いはポイントも貯められて、そこがまた楽しみであったりもするのですが、クレジットカード払いでの支出はやめたほうがいいのでしょうか。
クレジットカードを使わない方がいいのかご意見をお聞かせ願えますか。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「クレジットカードは使わない方がいいのか」についてですね。
クレジットカードは使わない方がいい?

クレジットカードでの支払いは、現金払いと違い後払いになる決済方法です。
買い物をしてから支払いをするまでに2ヵ月ほどかかることもあり、支払いのタイムラグによりクレジットカードの支払いがうまく管理できなくなる方も多く見られます。
そのため、正常な家計管理のためにクレジットカードは使わない方がいいのではないかと考えることがありますよね。
しかし、結論からお伝えすると「クレジットカードは使わない方がいい」のではなく「うまく使う方がいい」ということが言えます。
クレジットカードを使うメリット

クレジットカードを使うことのメリットは何といっても「ポイントが貯まること」です。
クレジットカードの還元率は1%前後であることが多いものですが、年間400万円を還元率1%のクレジットカードで支払うと年間4万円のポイントがつくことになります。
その他、キャンペーンなどを利用すれば1%以上の還元率となる可能性も充分にあります。
年間4万円分のポイントがつけば年間4万円分収入が増えたのと同じこと。
投資のように元本が減るリスクなくお金をふやすことができるのですからお得です。
クレジットカードを使うデメリット

反対に、クレジットカードを使うデメリットは「見えないお金を使うことで使いすぎてしまう」ことです。
お財布に現金がなくても気軽に買い物ができてしまうため、無計画な買い物を繰り返すことでいつの間にか支払い能力を超えてしまうことがあります。
「給料が入ると同時に現金がなくなり、現金がないからクレジットカードを使うしかない」
このような家計になってしまうと、正常な家計管理はできません。
また、中には「あと一つ買えば送料無料だから」「買い回りをするとポイント還元率が上がるから」などのような理由で「ポイントのために買い物をしてしまう」方もいます。
このような方もクレジットカードを使いすぎてしまう傾向があり、家計管理が正常に機能しなくなる可能性があります。
クレジットカードを使うなら

クレジットカードを使うのであれば、上記のようなデメリットを考慮したうえで、安全に利用する技術が求められます。
「キャッシュレスに即した家計簿をつける」「予算を決めてクレジットカードを使う」など、「使いすぎない工夫をしながらクレジットカードを使う」ことで、クレジットカードを利用する最大のメリットである「ポイント」も有効に活用することができます。
クレジットカードを使わない方がいい人

反対に、クレジットカードを使わない方がいい人というのも一定数存在するのも確かです。
これまで1000件以上の家計相談にお答えしてきましたが「貯金ができない」「家計が苦しい」といったご相談をされる方は必ずと言っていいほど「過剰なクレジットカードの支払いがある」ことがあります。
正常な家計管理の範囲を超えたクレジットカードの利用は危険です。
自己破産など深刻な状況に陥ってしまう方も多々いますので、このような方はクレジットカードを正常に管理できるようになるまでは使わない方がいいでしょう。
クレジットカードを使わない方がいい?(まとめ)
質問者様は、年間収入に対し10%程度の貯蓄ができているとのことです。
年間収入に対し10%以上の貯蓄ができていれば家計の状況としてはまずまずです。
※こちらの記事から家計の貯蓄率の計算ができます(家計の貯蓄率の計算方法)。
直ちにクレジットカードの利用をやめた方がいいという家計ではないと推測されます。
今後も上手に家計を管理しながらクレジットカードを使っていくよう検討しましょう。
こちらの記事の引用元書籍:スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)
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