中古住宅のメンテナンス費!わが家はこれだけかかるのですが…
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
そもそも少ないローンで済むからと中古住宅を購入しましたが、逆に毎年と言っていいほどかかる10〜20万前後の何かしらのメンテナンス費。
ちなみに実家の親の口癖は「あんた達はお金がないんだから(貯金できないんだから)とりあえずの物で良い、背伸びするな」です。なので実家からとりあえず持って行けと、揃っていない収納用品やとりあえずこれ買っとけ系の家具など、「とりあえず用品」がいっぱいあります。が、当然特に愛着もなく使いづらくて余計と散らかったりすぐにボロボロになったり。「安物買いの銭失い」とは正に我が家の状況。
我が家の場合、先に相談したように金額の大小ありますがほぼ毎年なんかしらかかっています。(白蟻除去、洗面取り替え、外壁塗り替え、風呂扉の取り替え等)まだこの先、緊急性の順位はありますが近々やった方がいいなと思ってるのは、ずっと様子見で毎年いますが、湿気の多くなり始める今頃から床が抜けそうな箇所があるのでそこの補強(床の張り替え)。
時期を見てですが、ペットの粗相が酷くて床がめくれてしまっている箇所があるのでそこの張り替え?、リビングのカーテン取り替え(当時そこまでお金が回らなかったのと、状態がまだ良かったので前の住人が使用していた物をそのまま使っていますがこれも毎年変えたい変えたいと思っている物。順番に変えていって、残りあと3部屋分)、トイレの取り替え(1Fと2Fあり。まずは1F)などなど気が滅入るほどお金がかかる予定です。
これらは全て貯金から出す考えでしょうか?
または特別費として別で積み立てていく物なのでしょうか?
これから子供達にもお金が本格的にかかってくる時期に入ります。途方に暮れてしまいます・・・
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「中古住宅のメンテナンス費」についてですね。
中古住宅を購入すると、新築住宅よりも早い時期からメンテナンス費用が必要になることがあります。
中古住宅のメンテナンス費用にいくら必要か、メンテナンス費用の準備の仕方はどうしたらよいかなど、
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「中古住宅のメンテナンス費」について解説します。
質問者様は、様々な中古住宅のメンテナンス費が実際にかかるということですね。
一度にすべてを行うには資金の準備に不安があり、中古住宅のメンテナンスに毎年20万円前後の支出があるということのようです。
なお、カーテンの取り換えについては、中古住宅のメンテナンス費というよりは、家計管理ではインテリアに関する費用と考えられます。
まず、住宅のメンテナンスにかかる費用と、インテリアに関する費用は別と考えましょう。
中古住宅のメンテナンス費の準備方法としては、以下のふたつがあげられます。
ひとつめは、メンテナンス費が少ない時期にできるだけ貯金をし、あらかじめメンテナンス費の準備をする方法です。
事前に準備をしておくと、まとまった支出にも対応しやすく、メンテナンスの間隔もあけることができます。
中古住宅のメンテナンス費をメンテナンスが必要になる時期までに準備できなかった場合は、毎年少しずつメンテナンス費を準備するという方法があります。
質問者様の場合は、こちらの方法に該当すると考えられます。
住宅のメンテナンス費用として10万円~20万円は毎年計上しておきましょう。
中古住宅のメンテナンス費用は、家計簿では「特別費」に該当すると考えられます。
様々気になるところがあるご様子ですが、一度にすべてのメンテナンスを行うのは難しいので、1年に10万円~20万円までと決めて、優先順位の高いものから毎年少しずつメンテナンスを行うとよいでしょう。
住宅のメンテナンス費用が多くかかった年はインテリアに関する支出は控えめにするなど、全体調節を行いましょう。
住宅のメンテナンス費用はいつか落ち着くものと考えるよりは、毎年かかるものと割り切って考えた方がよいでしょう。
中古住宅のメンテナンス費はこれからもかかるものとして、長期的な視野に立って計画を立てましょう。
など、外壁塗装など大きな出費についても、1度だけで済む支出ではなく、定期的に必要になるなど繰り返しかかる大きなメンテナンス費に注意し、今後20年分程度の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
20年ほど経過した場合の築年数や家族構成などを考え、大規模なリフォームが再度必要になる住宅なのか、老後を迎え夫婦2人で暮らせる小さな住宅に引っ越すこともできる家族構成なのかなど、長期的に住宅に関する計画を立ててみましょう。
質問者様の場合は、別途家計状況をお伺いした範囲ですと、毎月の住宅ローンやリフォームローンなど、住宅費として「毎月6.3万円」が必要なようです。
さらに毎年20万円ほどのメンテナンス費用が今後も毎年必要になると考えると、「月8万円」ほど住宅費がかかっていると考えられます。
お住いの地域の事情にもよりますが、ご家族に必要な部屋数が確保でき月8万円以下で駐車場付きペット可の賃貸住宅があるのであれば、賃貸の方がお得になるケースも考えられます。
賃貸住宅であれば更新料はかかりますが、メンテナンス費用はかかりません。不具合があれば大家さんが修繕を行ってくださいます。
リフォームローンは間もなく終了するとのことですが、今後近いうちにさらにリフォームが必要になり、再度リフォームローンを組む必要が出てくるなど、月8万円の住宅費を減らすことが長期にわたって難しい場合は、新築住宅の住宅ローンと大差のない場合もありますので、あまりに毎年メンテナンス費用が必要になる場合は新築住宅について検討してみても良いでしょう。
皆さんからの家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスよりご覧ください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/23172
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
そもそも少ないローンで済むからと中古住宅を購入しましたが、逆に毎年と言っていいほどかかる10〜20万前後の何かしらのメンテナンス費。
ちなみに実家の親の口癖は「あんた達はお金がないんだから(貯金できないんだから)とりあえずの物で良い、背伸びするな」です。なので実家からとりあえず持って行けと、揃っていない収納用品やとりあえずこれ買っとけ系の家具など、「とりあえず用品」がいっぱいあります。が、当然特に愛着もなく使いづらくて余計と散らかったりすぐにボロボロになったり。「安物買いの銭失い」とは正に我が家の状況。
我が家の場合、先に相談したように金額の大小ありますがほぼ毎年なんかしらかかっています。(白蟻除去、洗面取り替え、外壁塗り替え、風呂扉の取り替え等)まだこの先、緊急性の順位はありますが近々やった方がいいなと思ってるのは、ずっと様子見で毎年いますが、湿気の多くなり始める今頃から床が抜けそうな箇所があるのでそこの補強(床の張り替え)。
時期を見てですが、ペットの粗相が酷くて床がめくれてしまっている箇所があるのでそこの張り替え?、リビングのカーテン取り替え(当時そこまでお金が回らなかったのと、状態がまだ良かったので前の住人が使用していた物をそのまま使っていますがこれも毎年変えたい変えたいと思っている物。順番に変えていって、残りあと3部屋分)、トイレの取り替え(1Fと2Fあり。まずは1F)などなど気が滅入るほどお金がかかる予定です。
これらは全て貯金から出す考えでしょうか?
または特別費として別で積み立てていく物なのでしょうか?
これから子供達にもお金が本格的にかかってくる時期に入ります。途方に暮れてしまいます・・・
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「中古住宅のメンテナンス費」についてですね。
中古住宅のメンテナンス費
中古住宅を購入すると、新築住宅よりも早い時期からメンテナンス費用が必要になることがあります。
中古住宅のメンテナンス費用にいくら必要か、メンテナンス費用の準備の仕方はどうしたらよいかなど、
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「中古住宅のメンテナンス費」について解説します。
中古住宅のメンテナンス費
質問者様は、様々な中古住宅のメンテナンス費が実際にかかるということですね。
- 白蟻除去
- 洗面取り替え
- 外壁塗り替え
- 風呂扉の取り替え
- 床の張り替え
- トイレの取り替え
- リビングのカーテン取り替え
一度にすべてを行うには資金の準備に不安があり、中古住宅のメンテナンスに毎年20万円前後の支出があるということのようです。
なお、カーテンの取り換えについては、中古住宅のメンテナンス費というよりは、家計管理ではインテリアに関する費用と考えられます。
まず、住宅のメンテナンスにかかる費用と、インテリアに関する費用は別と考えましょう。
中古住宅のメンテナンス費の準備の仕方
中古住宅のメンテナンス費の準備方法としては、以下のふたつがあげられます。
1.あらかじめ準備をする
ひとつめは、メンテナンス費が少ない時期にできるだけ貯金をし、あらかじめメンテナンス費の準備をする方法です。
事前に準備をしておくと、まとまった支出にも対応しやすく、メンテナンスの間隔もあけることができます。
2.毎年メンテナンス費を予定する
中古住宅のメンテナンス費をメンテナンスが必要になる時期までに準備できなかった場合は、毎年少しずつメンテナンス費を準備するという方法があります。
質問者様の場合は、こちらの方法に該当すると考えられます。
住宅のメンテナンス費用として10万円~20万円は毎年計上しておきましょう。
中古住宅のメンテナンス費は何費?
中古住宅のメンテナンス費用は、家計簿では「特別費」に該当すると考えられます。
様々気になるところがあるご様子ですが、一度にすべてのメンテナンスを行うのは難しいので、1年に10万円~20万円までと決めて、優先順位の高いものから毎年少しずつメンテナンスを行うとよいでしょう。
住宅のメンテナンス費用が多くかかった年はインテリアに関する支出は控えめにするなど、全体調節を行いましょう。
住宅のメンテナンス費用はいつか落ち着くものと考えるよりは、毎年かかるものと割り切って考えた方がよいでしょう。
中古住宅のメンテナンス費の計画を立てよう
中古住宅のメンテナンス費はこれからもかかるものとして、長期的な視野に立って計画を立てましょう。
- 今年は「床の張替え」
- 来年は「トイレの取り換え」
- 再来年は「洗面取り換え」
など、外壁塗装など大きな出費についても、1度だけで済む支出ではなく、定期的に必要になるなど繰り返しかかる大きなメンテナンス費に注意し、今後20年分程度の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
20年ほど経過した場合の築年数や家族構成などを考え、大規模なリフォームが再度必要になる住宅なのか、老後を迎え夫婦2人で暮らせる小さな住宅に引っ越すこともできる家族構成なのかなど、長期的に住宅に関する計画を立ててみましょう。
中古住宅よりも新築住宅や賃貸の方がお得なケースも
質問者様の場合は、別途家計状況をお伺いした範囲ですと、毎月の住宅ローンやリフォームローンなど、住宅費として「毎月6.3万円」が必要なようです。
さらに毎年20万円ほどのメンテナンス費用が今後も毎年必要になると考えると、「月8万円」ほど住宅費がかかっていると考えられます。
お住いの地域の事情にもよりますが、ご家族に必要な部屋数が確保でき月8万円以下で駐車場付きペット可の賃貸住宅があるのであれば、賃貸の方がお得になるケースも考えられます。
賃貸住宅であれば更新料はかかりますが、メンテナンス費用はかかりません。不具合があれば大家さんが修繕を行ってくださいます。
リフォームローンは間もなく終了するとのことですが、今後近いうちにさらにリフォームが必要になり、再度リフォームローンを組む必要が出てくるなど、月8万円の住宅費を減らすことが長期にわたって難しい場合は、新築住宅の住宅ローンと大差のない場合もありますので、あまりに毎年メンテナンス費用が必要になる場合は新築住宅について検討してみても良いでしょう。
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皆さんからの家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスよりご覧ください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/23172
コメント
コメント一覧 (2)
外壁は約10年後、白蟻は5年に一度のメンテナンスなので、まだあと数年ありますが、特に外壁は今度は現金で払えるようにコツコツ貯めていきたいと思います。
わたしの書き方がおかしかったのですが、
洗面一式やドア取り替えは終わっていて、
支払いもこれらは現金で払いましたので10年以上は大丈夫かなと(^^)
「貯金がないし、その収入では新築なんてとんでもない。万が一なんかあったときに、高いローンを組んでたら毎月その金額を35年払い続けれることができるのか?それよりも月々を抑えるのが安心、緊急じゃない限り、自分達のお金が貯まったら自分達のペースで修繕していけばいいんだから…」と親のすすめでした。
ただ、その考えが良いのか悪いのか分かりませんが、
結局は私が貯めてこれなかったから
今こうなっているんだと思っています…。
あきさんのいうとうり、住宅メンテナンス費として
この先ずっと計上していこうと思います。
コロナ等で万が一の収入の不安もあり今年は
リフォーム等はやりませんが、来年トイレを30万ほどで取り替えできりようにしたいです。
中古住宅のメンテナンス費がこれからもかかりそうでしたら、毎年予算としてしっかり見ていきましょう。
少しずつ直して理想の暮らしに近づけていけるといいですね。
これからも応援しています!