【手取り年収500万円台】本来なら年間50万円貯金。でも年間20万円を目指してください。
-
- カテゴリ:
- 手取り年収500万円の家計
当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
こんにちは。
結婚して8年、子供2人いるのですが、いつもギリギリな生活、貯金ができないままきてしまいました。
このままではいけないと思いネットを見ていたらあきさんのブログにたどり着きました。
どこを改善していけばよいか診断をお願いしたいです。
よろしくお願いします。
家族構成
夫(31),妻(31),子(小2)子(年長)
●収入
夫・・・年間約380万円
妻・・・年間約101万円
児童手当・・・年間24万円
売電収入・・・年間約12万円
合計・・・約517万円
●銀行支出
住宅ローン・・・910,140円(月75,845円)
生命保険(4人分)・・・276,264円(月23,022円)
学資保険(2人分)・・・184,320円(月15,360円)
建設労働組合・・・477,144円(月39,762円)
テレビ・インターネット・NHK・・・66,636円
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
水道代・・・年間約67,000円
電気代・・・年間約80,000円
幼稚園・小学校学童費用&給食費等・・・約303,000円
習い事年間約300,000円
合計・・・年間約300万円
●現金支出
食費・・・約48万円(月4万円)
日用品・・・約18万円(月15,000円)
夫小遣い・・・168,000円(14,000円)
娯楽費・・・約60万円
特別費・・・約70万円
残り4万円
今年は特に親戚の結婚や子供の出産など交際費(特別費に入れてます)がとても多く本当にギリギリで、、、。
通勤が2人とも遠いのでガソリン代は減らせそうにありません。
改善できそうなところへのアドバイスをよろしくお願いします。
「家計診断」についてですね。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、
いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
1.全体的な感想について
全体的な支出状況で言うと、良くまとまってます。
光熱費、食費、日用品、お小遣いなども大きくなっておらず、充分に頑張っていることが伝わってきます^^
ご主人も少なめのお小遣いで頑張っていらっしゃるのかな?と感じます。
2.改善できるとしたら
全ての支出がそれほど大きくないので、それほど大きな問題がある家計とは言えません。
改善できるとしたら、
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
習い事年間約300,000円
娯楽費・・・約60万円
特別費・・・約70万円
(ここに残りの 4万円も 追加)
この5つの支出です。
3.契約ものは再度見直す
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
特に、車の保険については、2代にしてもやや高いので、もう少し安くならないか?2台で10万円以下になるとよいです。
また携帯電話も、留守電などを使っていないなら外すなどでも、少し月額料金が安くなりますので、あとちょっと削れるかもしれません。
欲を言えば、
生命保険(4人分)・・・276,264円(月23,022円)
についても見直せるとさらに効果的です。
(ただ、貯蓄型だとやめない方がお得なので、何とも言えないところがあります)
この3つについて、すこしでも削れれば、年間で2、3万円は浮くように思いますが、それでも2,3万円なので、出来ればやるが、やらなくてもいいかと考えても問題ない範囲です。
4.一番気になるのは習い事
私が一番気になるのは、習い事の費用です。
お子さんの年齢から考えても、
習い事年間約300,000円
はややかけすぎの印象です。
おそらくお子さんがさらに大きくなれば、もっとかかるようになる可能性があります。
こちらもやめられるものがあればやめ、ないようであれば、当面の間はこれ以上増やさないように気をつける方がいいでしょう。
5.娯楽費、特別費について
質問者様の家計は、それほど大きく「ここをやめた方がいい」という支出はありません。
というよりも、見直した方がいいのでは?と言っても、見直せないのではないかな?という支出が多いという印象です。
特に、生命保険、車の保険、習い事です。
これらの支出は、一度組んでしまうとなかなかやめられない場合も多く、こうなる前に手を打つ方が得策です。
もしやめられるものがあれば、そのまま貯金に回せますが、やめられるものが一つもない場合は、「娯楽費」「特別費」でうまくカバーすることを考えましょう。
ちょっと厳しいかもしれませんが、「娯楽費」を月3万円程度に減らすことを検討しても良いと思います。
それだけで、年間24万円の節約になり、年間で28万円の貯金になります。
レジャー費もしっかり確保し、貯金も確保し、という状況に持っていくためには、
生命保険、車の保険、習い事(ついでに携帯電話)
をしっかり見直し、年間でさらに12万円ほど浮かせることができれば、もう少し貯金に持っていけます。
契約ものを何も変えないのであれば、年間で20~30万円の貯金ができればよし、という印象です。
6.理想で言えば
もしも私が質問者様ならば、
●収入 ・・約517万円
●銀行支出
住宅ローン・・・910,140円(月75,845円)
生命保険(4人分)・・・28万円
学資保険(2人分)・・・0円
建設労働組合・・・477,144円(月39,762円)
テレビ・インターネット・NHK・・・66,636円
車保険(2台分)・・・10万円
携帯料金(2台分)・・・18万円
水道代・・・年間約67,000円
電気代・・・年間約80,000円
幼稚園・小学校学童費用&給食費等・・・約303,000円
習い事 年間約15万円
合計・・・年間約262万円
●現金支出
食費・・・約48万円(月4万円)
日用品・・・約18万円(月15,000円)
夫小遣い・・・168,000円(14,000円)
娯楽費・・・約36万円
特別費・・・約70万円
旅行代・・約16万円
現金支出計・・年間205万円
貯金・・50万円
くらいにするかな?と思います。
子供が生まれたら学資保険・・と考えがちですが、案外あとあと家計を圧迫することになるので、私は加入していません。
また、子供が小さいうちは、習い事もそれほどたくさんは不要と考え、小学校に入るころに1人につき1つくらいで充分と考えるので、上の子だけ、年間15万円程度で充分かな?と考えます。
お金の余裕があればもう一つ、、と余裕があれば考えるくらいだと思います。
浮いたお金で年間16万円くらいは旅行にもいくことを計画すると思います。
でも、保険も習い事も一度加入してしまうとなかなかやめられませんよね。
ですから、今回の試算は、学資保険や習い事に入る前に計画すべき試算となりますので、今から実現するのは難しいと思いますが、参考までに。
それから、ガソリン代が削れない、とありましたが、どこに入っているのか?分かりませんでしたので、記載のままで試算させていただきました。
これは、こうしなさいということではなく、こうすることも本当はできると思いますよ、という程度のことで、やるやらないはご本人の自由です。
7.まとめ
質問者様の家計は、↓こちらのタイプ別診断に近いと考えます。
・生活するのに精いっぱいで娯楽に回せる資金の余裕がないのはなぜ?
・理想追い求めすぎ貧乏!いつの間にか生活苦。
こちらの例は極端なので、ここまでではありませんが、これに近い印象があるという事になります。
↓お金が貯められないタイプ別診断(チェックリスト)はこちらからしていただけますので、ご興味のある方はご利用下さい。
・お金が貯められないタイプ別診断
質問者様は、食費などは、大きくなりすぎないよう気をつけていらっしゃるのがよく分かります。
あとちょっと思い切ってテコいれをすれば変わると思いますが、現実問題どこまで実行可能なのか?を考えながら、やっていかれるとよいかなと思います。
これからの家計がよりよいものになっていかれますよう、陰ながら応援しています!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。マネーライフプランナー資格所有。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
こんにちは。
結婚して8年、子供2人いるのですが、いつもギリギリな生活、貯金ができないままきてしまいました。
このままではいけないと思いネットを見ていたらあきさんのブログにたどり着きました。
どこを改善していけばよいか診断をお願いしたいです。
よろしくお願いします。
家族構成
夫(31),妻(31),子(小2)子(年長)
●収入
夫・・・年間約380万円
妻・・・年間約101万円
児童手当・・・年間24万円
売電収入・・・年間約12万円
合計・・・約517万円
●銀行支出
住宅ローン・・・910,140円(月75,845円)
生命保険(4人分)・・・276,264円(月23,022円)
学資保険(2人分)・・・184,320円(月15,360円)
建設労働組合・・・477,144円(月39,762円)
テレビ・インターネット・NHK・・・66,636円
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
水道代・・・年間約67,000円
電気代・・・年間約80,000円
幼稚園・小学校学童費用&給食費等・・・約303,000円
習い事年間約300,000円
合計・・・年間約300万円
●現金支出
食費・・・約48万円(月4万円)
日用品・・・約18万円(月15,000円)
夫小遣い・・・168,000円(14,000円)
娯楽費・・・約60万円
特別費・・・約70万円
残り4万円
今年は特に親戚の結婚や子供の出産など交際費(特別費に入れてます)がとても多く本当にギリギリで、、、。
通勤が2人とも遠いのでガソリン代は減らせそうにありません。
改善できそうなところへのアドバイスをよろしくお願いします。
「家計診断」についてですね。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「家計診断」についてですね。
家計診断
質問者様の家計状況について、
いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
1.全体的な感想について
全体的な支出状況で言うと、良くまとまってます。
光熱費、食費、日用品、お小遣いなども大きくなっておらず、充分に頑張っていることが伝わってきます^^
ご主人も少なめのお小遣いで頑張っていらっしゃるのかな?と感じます。
2.改善できるとしたら
全ての支出がそれほど大きくないので、それほど大きな問題がある家計とは言えません。
改善できるとしたら、
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
習い事年間約300,000円
娯楽費・・・約60万円
特別費・・・約70万円
(ここに残りの 4万円も 追加)
この5つの支出です。
3.契約ものは再度見直す
車保険(2台分)・・・118,200円(月9,850円)
携帯料金(2台分)・・・約192,000(月約16,000)
特に、車の保険については、2代にしてもやや高いので、もう少し安くならないか?2台で10万円以下になるとよいです。
また携帯電話も、留守電などを使っていないなら外すなどでも、少し月額料金が安くなりますので、あとちょっと削れるかもしれません。
欲を言えば、
生命保険(4人分)・・・276,264円(月23,022円)
についても見直せるとさらに効果的です。
(ただ、貯蓄型だとやめない方がお得なので、何とも言えないところがあります)
この3つについて、すこしでも削れれば、年間で2、3万円は浮くように思いますが、それでも2,3万円なので、出来ればやるが、やらなくてもいいかと考えても問題ない範囲です。
4.一番気になるのは習い事
私が一番気になるのは、習い事の費用です。
お子さんの年齢から考えても、
習い事年間約300,000円
はややかけすぎの印象です。
おそらくお子さんがさらに大きくなれば、もっとかかるようになる可能性があります。
こちらもやめられるものがあればやめ、ないようであれば、当面の間はこれ以上増やさないように気をつける方がいいでしょう。
5.娯楽費、特別費について
質問者様の家計は、それほど大きく「ここをやめた方がいい」という支出はありません。
というよりも、見直した方がいいのでは?と言っても、見直せないのではないかな?という支出が多いという印象です。
特に、生命保険、車の保険、習い事です。
これらの支出は、一度組んでしまうとなかなかやめられない場合も多く、こうなる前に手を打つ方が得策です。
もしやめられるものがあれば、そのまま貯金に回せますが、やめられるものが一つもない場合は、「娯楽費」「特別費」でうまくカバーすることを考えましょう。
ちょっと厳しいかもしれませんが、「娯楽費」を月3万円程度に減らすことを検討しても良いと思います。
それだけで、年間24万円の節約になり、年間で28万円の貯金になります。
レジャー費もしっかり確保し、貯金も確保し、という状況に持っていくためには、
生命保険、車の保険、習い事(ついでに携帯電話)
をしっかり見直し、年間でさらに12万円ほど浮かせることができれば、もう少し貯金に持っていけます。
契約ものを何も変えないのであれば、年間で20~30万円の貯金ができればよし、という印象です。
6.理想で言えば
もしも私が質問者様ならば、
●収入 ・・約517万円
●銀行支出
住宅ローン・・・910,140円(月75,845円)
生命保険(4人分)・・・28万円
学資保険(2人分)・・・0円
建設労働組合・・・477,144円(月39,762円)
テレビ・インターネット・NHK・・・66,636円
車保険(2台分)・・・10万円
携帯料金(2台分)・・・18万円
水道代・・・年間約67,000円
電気代・・・年間約80,000円
幼稚園・小学校学童費用&給食費等・・・約303,000円
習い事 年間約15万円
合計・・・年間約262万円
●現金支出
食費・・・約48万円(月4万円)
日用品・・・約18万円(月15,000円)
夫小遣い・・・168,000円(14,000円)
娯楽費・・・約36万円
特別費・・・約70万円
旅行代・・約16万円
現金支出計・・年間205万円
貯金・・50万円
くらいにするかな?と思います。
子供が生まれたら学資保険・・と考えがちですが、案外あとあと家計を圧迫することになるので、私は加入していません。
また、子供が小さいうちは、習い事もそれほどたくさんは不要と考え、小学校に入るころに1人につき1つくらいで充分と考えるので、上の子だけ、年間15万円程度で充分かな?と考えます。
お金の余裕があればもう一つ、、と余裕があれば考えるくらいだと思います。
浮いたお金で年間16万円くらいは旅行にもいくことを計画すると思います。
でも、保険も習い事も一度加入してしまうとなかなかやめられませんよね。
ですから、今回の試算は、学資保険や習い事に入る前に計画すべき試算となりますので、今から実現するのは難しいと思いますが、参考までに。
それから、ガソリン代が削れない、とありましたが、どこに入っているのか?分かりませんでしたので、記載のままで試算させていただきました。
これは、こうしなさいということではなく、こうすることも本当はできると思いますよ、という程度のことで、やるやらないはご本人の自由です。
7.まとめ
質問者様の家計は、↓こちらのタイプ別診断に近いと考えます。
・生活するのに精いっぱいで娯楽に回せる資金の余裕がないのはなぜ?
・理想追い求めすぎ貧乏!いつの間にか生活苦。
こちらの例は極端なので、ここまでではありませんが、これに近い印象があるという事になります。
↓お金が貯められないタイプ別診断(チェックリスト)はこちらからしていただけますので、ご興味のある方はご利用下さい。
・お金が貯められないタイプ別診断
質問者様は、食費などは、大きくなりすぎないよう気をつけていらっしゃるのがよく分かります。
あとちょっと思い切ってテコいれをすれば変わると思いますが、現実問題どこまで実行可能なのか?を考えながら、やっていかれるとよいかなと思います。
これからの家計がよりよいものになっていかれますよう、陰ながら応援しています!
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
↓同じくらいの年収の方の家計はこちらから
手取り年収500万円の家計のまとめ
手取り年収500万円の家計のまとめ
↓その他のご質問はこちらから
家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。マネーライフプランナー資格所有。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
コメント
コメント一覧 (2)
本当にどこが削れるのかが分からなくてズルズルきてしまいました(*_*)
あきさんにアドバイスしていただいた所を改善できないかやってみます!
家計簿も全くつけられていなかったのであきさんの家計簿をこれから始めてみようと思います!
ありがとうございました(^-^)
家計簿をつけずにここまで支出が整理できたのなら大したものです!
スゴイと思います~!
もし、家計簿をつければ、もう少し全体的にスリム化しながら娯楽にもお金が回せるようになるかもしれません。
是非やってみてくださいね!