お金を使う優先順位の決め方
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんこんにちは!
以前にアドバイスを頂きまして、家計簿も3カ月目の終盤です。
今まで我が家はカード払いが多く、そこを反省し少しずつ抑えていってる状態です。
その為今はまだ給料日前になるとどうしても現金がなくなりカード払いになってしまいます。
何とか立て直しができるよう、必要ないものを解約したりパートも始めました。1カ月中に土日が5回あると予算も超えてしまったりまだ上手くやりくりできません。
これまでの家計簿を付けた中でできる範囲の予算は立ててますがまだ見直しが必要かもしれません。
我が家の場合は予算を守ることより、カード払いを必要最低限にすることが先でしょうか?
何の支出からお金を使えばいいのか分からず、家計を見直すためにお金を使う優先順位などあればアドバイス頂けたらと思います。
宜しくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「お金を使う優先順位」についてですね。
家計を管理していると、どのような支出なら削っても良く、どのような支出は削らない方がよいのかというお金の優先順位が分からないということもありますよね。
このような何にお金を使い、何に使わないかというお金の優先順位を決めることは大切な作業です。
ここでは具体的にどのように「お金を使う優先順位をつければよいか」一緒に考えてみましょう。
あわせてわが家の「お金を使う優先順位」についても紹介しますので、参考になさってみてください。
家計を見直すのであれば、まずこれだけは削らないというご自分なりのルールを決めるとよいでしょう。
例えば「食費」のような支出は、家族の健康を守るための支出です。
食費の平均を確認し、平均より大幅に高すぎる場合は多少の節約をしてもかまいませんが、このような家族の健康のための支出は大きく削る必要はありません。
お金を使う優先順位として食費が高くても問題ないでしょう。
日用品費は、オムツやミルクの必要なお子さんがいるご家庭では削ることが難しい支出ですが、それ以外のご家庭では家計の中でも節約しやすい支出です。
必要以上の買いだめをしない(ただし防災用品は除く)、日常的に使う日用品の数を減らすなど、少しの見直しをすることで節約できます。
小遣いについても、比較的見直しが容易な支出です。
必要以上の小遣いは家計を圧迫することにもつながります。
小遣いを適正な範囲内に収めることで、家計の改善をすることにつながります。
小遣いについても、お金の優先順位としてそれほど高くする必要はありません。
外食、ちょっとしたレジャー、趣味費など娯楽に関する支出は家計が苦しい時は節約することもやむを得ない支出です。
ある程度のお楽しみは確保したいものですが、浪費につながるようでは家計を圧迫します。
適正な金額を保つよう工夫しましょう。
冠婚葬祭や固定資産税、旅行や家電の買い替えなど毎月あるわけではないけれど、高額になりやすい支出のことを特別費と言います。
冠婚葬祭や固定資産税のような決まった支出は削れませんが、旅行などの支出は節約することが可能な支出です。
ある程度の金額をお楽しみにかけることは大切ですが、特別費も娯楽費と同様に浪費になりすぎない工夫が必要です。
質問者様はクレジットカードや電子マネーの利用を減らすことが節約になると考えていらっしゃるご様子ですが、必ずしもそうではありません。
クレジットカードや電子マネーを使うことが悪いのではなく、クレジットカードや電子マネーを使うことで支払いが乱れることが良くないのです。
クレジットカードや電子マネーを使わないようにするのではなく、上手に使うことを考えましょう。
参考程度にわが家のお金を使う優先順位をお伝えすると、わが家では削らない支出としてまず「食費」が挙げられます。
わが家は子供が3人の5人家族。
食費の予算は月に63000円と決して安くない食費ですが、健康のためにも食費は削りません。
節約をするなら他の支出からと割り切って考えています。
また、子供の教育費もできる限り削らないようにしています。教育費をかけすぎて習い事費などが払えないということがないように、全体のバランスを考えるようにしています。
代わりに節約しているのは小遣いや浪費にあたる娯楽費用です。
洋服、外食といった支出は全くなくすということはありませんが、ある程度の金額まで。その代わり年に1回の旅行は削らないなど、全体を見ながら残せる娯楽は残すようにしています。
いくら貯金のためとはいえ、お楽しみが全くないようでは何のために働いているのか分からなくなってしまいます。
わが家ではこのようにお金を使う優先順位を決めることで、支出にメリハリをつけています。
お金の優先順位に答えはありません。わが家のやり方がすべてではありませんし、各ご家庭によって違ったお金の優先順位があるのは当然です。
ご自分なりにこの支出を優先するという線引きを決めてしまうと、楽になりますよ。
皆さんからのその他の家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスカテゴリーよりご覧ください。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんこんにちは!
以前にアドバイスを頂きまして、家計簿も3カ月目の終盤です。
今まで我が家はカード払いが多く、そこを反省し少しずつ抑えていってる状態です。
その為今はまだ給料日前になるとどうしても現金がなくなりカード払いになってしまいます。
何とか立て直しができるよう、必要ないものを解約したりパートも始めました。1カ月中に土日が5回あると予算も超えてしまったりまだ上手くやりくりできません。
これまでの家計簿を付けた中でできる範囲の予算は立ててますがまだ見直しが必要かもしれません。
我が家の場合は予算を守ることより、カード払いを必要最低限にすることが先でしょうか?
何の支出からお金を使えばいいのか分からず、家計を見直すためにお金を使う優先順位などあればアドバイス頂けたらと思います。
宜しくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「お金を使う優先順位」についてですね。
お金を使う優先順位
家計を管理していると、どのような支出なら削っても良く、どのような支出は削らない方がよいのかというお金の優先順位が分からないということもありますよね。
このような何にお金を使い、何に使わないかというお金の優先順位を決めることは大切な作業です。
ここでは具体的にどのように「お金を使う優先順位をつければよいか」一緒に考えてみましょう。
あわせてわが家の「お金を使う優先順位」についても紹介しますので、参考になさってみてください。
お金を使う優先順位は何?
家計を見直すのであれば、まずこれだけは削らないというご自分なりのルールを決めるとよいでしょう。
食費
例えば「食費」のような支出は、家族の健康を守るための支出です。
食費の平均を確認し、平均より大幅に高すぎる場合は多少の節約をしてもかまいませんが、このような家族の健康のための支出は大きく削る必要はありません。
お金を使う優先順位として食費が高くても問題ないでしょう。
日用品費
日用品費は、オムツやミルクの必要なお子さんがいるご家庭では削ることが難しい支出ですが、それ以外のご家庭では家計の中でも節約しやすい支出です。
必要以上の買いだめをしない(ただし防災用品は除く)、日常的に使う日用品の数を減らすなど、少しの見直しをすることで節約できます。
小遣い
小遣いについても、比較的見直しが容易な支出です。
必要以上の小遣いは家計を圧迫することにもつながります。
小遣いを適正な範囲内に収めることで、家計の改善をすることにつながります。
小遣いについても、お金の優先順位としてそれほど高くする必要はありません。
娯楽費
外食、ちょっとしたレジャー、趣味費など娯楽に関する支出は家計が苦しい時は節約することもやむを得ない支出です。
ある程度のお楽しみは確保したいものですが、浪費につながるようでは家計を圧迫します。
適正な金額を保つよう工夫しましょう。
特別費
冠婚葬祭や固定資産税、旅行や家電の買い替えなど毎月あるわけではないけれど、高額になりやすい支出のことを特別費と言います。
冠婚葬祭や固定資産税のような決まった支出は削れませんが、旅行などの支出は節約することが可能な支出です。
ある程度の金額をお楽しみにかけることは大切ですが、特別費も娯楽費と同様に浪費になりすぎない工夫が必要です。
クレジットカードや電子マネー
我が家の場合は予算を守ることより、カード払いを必要最低限にすることが先でしょうか?
質問者様はクレジットカードや電子マネーの利用を減らすことが節約になると考えていらっしゃるご様子ですが、必ずしもそうではありません。
クレジットカードや電子マネーを使うことが悪いのではなく、クレジットカードや電子マネーを使うことで支払いが乱れることが良くないのです。
クレジットカードや電子マネーを使わないようにするのではなく、上手に使うことを考えましょう。
わが家のお金を使う優先順位
参考程度にわが家のお金を使う優先順位をお伝えすると、わが家では削らない支出としてまず「食費」が挙げられます。
わが家は子供が3人の5人家族。
食費の予算は月に63000円と決して安くない食費ですが、健康のためにも食費は削りません。
節約をするなら他の支出からと割り切って考えています。
また、子供の教育費もできる限り削らないようにしています。教育費をかけすぎて習い事費などが払えないということがないように、全体のバランスを考えるようにしています。
代わりに節約しているのは小遣いや浪費にあたる娯楽費用です。
洋服、外食といった支出は全くなくすということはありませんが、ある程度の金額まで。その代わり年に1回の旅行は削らないなど、全体を見ながら残せる娯楽は残すようにしています。
いくら貯金のためとはいえ、お楽しみが全くないようでは何のために働いているのか分からなくなってしまいます。
わが家ではこのようにお金を使う優先順位を決めることで、支出にメリハリをつけています。
お金の優先順位に答えはありません。わが家のやり方がすべてではありませんし、各ご家庭によって違ったお金の優先順位があるのは当然です。
ご自分なりにこの支出を優先するという線引きを決めてしまうと、楽になりますよ。
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