2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

84歳母の介護をしながらの家計簿。年金を使いこんでも自己破産、借金、赤字あり。

読者の皆さんからの家計相談に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナー
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

初めまして。
どうぞよろしくお願いいたします。

家計の相談になります。

現在、母の在宅介護をしつつ、フルタイム勤務、愛猫たちとバタバタと過ごしています。

日々の忙しさ、自分の性格もあり、家計簿の記録がきちんとできません。

お金があれば使ってしまいます。必要なものを買うから、来月買うなら今買っておこう、とまとめ買いしてしまいます。

そして、あきさんのブログにもありましたが、、
お恥ずかしいことですが、この歳になって、今になって反省しても遅いですが、300万円ほどあった貯金も使い果たし、我が家の家計はもう限界を超えています。気づいてはいましたけれど、、甘い自分です。

私は1度破産しています。2度目は無い。絶対ダメ!

そして先日母のがんが発覚。

まだ検査中で近いうちに治療方法を相談できる状態になります。

母は足腰も悪いですが、自力で頑張っています。愛猫たちのお世話もしてくれてとても私は助かっています。

通院は我が家はマイカーが無いためタクシー移動なので、交通費も1万超えで、、、今後の治療代を考えるとお金を借りなければ治療もできない。借金してでも治療してあげたい。

高齢の、自然派の母にあう、できるだけ負担のない治療を探してあげたい。在宅介護を続けられるように、、こんな状態で本当に申し訳ないです。

病院を変更して治療が可能な病院が見つかれば、近場に引越しも考えたりもしています。でも借金で引越しするのも大間違いですよね、、、

私が仕事がある間に少しでも、時間がかかっても、何とか貯金を増やさなければと焦り、悩むことが増えてばかり。

どうすれば良いのか、まずは家計の整理、考え方を整理したいです。

ピンチはチャンス!何とか頑張りたい。絶対に頑張りたい、やらなくちゃダメなんです。

この我が家の家計状態、どうすれば良いでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

◎家族構成
母(実母84):年金受給、要介護2(2020年は介護認定更新せず)
子(相談者本人51):契約職員(2019年4月から10年契約)
愛猫:4匹(推定1,4,6,10才)
借家(賃貸マンション、2019年1月引越し)

<昨年の収支>
1.収入
相談者 年間277万円(手取り)
母 年間136万円(年金受給)
その他収入(キャッシング) 年間40万円
その他収入(宝くじ、還付金、不用品買取など) 年間12万円
収入合計 年間465万円

2.銀行支出
●家賃の合計 年間115万円(月9.6万円)
●水道光熱費の合計 年間38万円
・ガス、電気代 年間30万円
・水道、下水道代 年間8万円
●娯楽費(ひかりTV)の合計 年間4万円
●通信費の合計 年間11万円
・通信費(au母) 年間1万円
・通信費(au相談者) 年間2.2万円 ※2019年で解約済
・通信費(UQモバイル相談者) 年間2万円 ※auから乗り換え済
・通信費(nifty光回線) 年間5.2万円
・通信費(G-call電話アプリ) 年間5千円
●税・保険などの合計 年間15万円
・(I市)住民税(引越し前) 年間8.6万円
・(I市)後期高齢者医療保険 年間5千円
・(M市)介護保険(引越し後) 年間6万円
●ローン・キャッシング返済 残金合計64万円
・エポスカード(キャッシング) 月1万円返済(残金15万円)
・楽天カード(ショッピング) 月3〜4万円返済(残金25万円)※
・JCBカード(ショッピング) 月○万円返済(残金24万円)※
銀行支出合計 年間210万円くらい

3.現金支出
・食費 年間60万円(月5万円)
・日用品 年間6万円(月5千円)
・医療費 年間12万円(月1万円)※今後多額出費となる予定
現金支出の合計 年間78〜万円
※月6万円でのやりくりができていない、プラス3万〜とか

4.特別費
・クリーニング代 年間2万円
・娯楽費(宝くじ購入など) 年間4万円
・美容院 年間3万円
・母(オムツ代など) 年間3万円
・にゃんず費 年間14万円〜
a)霊園代 年間4万円
b)エサ、砂、医療費他 年間10万円〜
特別費合計 23〜万円

5.貯金 0円

現在の残金 38.7千円

★まとめ
収入 年間465万円(月23万円)
支出 年間311万円(月15万円)
貯金 年間0円※
※借入金返済があるため毎月の現金残金があれば貯金にまわすが、貯まると支払いに使ってしまう
※金額はざっくり計算です。簡単な家計簿を作ろうとしていて毎年定まっていない。


こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

年間収支の確認


具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入465万円
支出311万円

年間約154万円の黒字となります。

ただし、キャッシング40万円を収入とみなされていますので、年間収入は本来の425万円となり収支は114万円の黒字となります。

表面上の家計簿としては黒字になりますが、実際には貯金はゼロということですので、その他何らかの書き出せていない支出があると推測されます。

家計を確認



次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。

毎月の支出


●家賃の合計 年間115万円(月9.6万円)
●水道光熱費の合計 年間38万円
●娯楽費(ひかりTV)の合計 年間4万円
●通信費の合計 年間11万円
●税・保険などの合計 年間15万円
●ローン・キャッシング返済 残金合計64万円
・食費 年間60万円(月5万円)
・日用品 年間6万円(月5千円)
・医療費 年間12万円(月1万円)※今後多額出費となる予定
現金支出の合計 年間78〜万円
銀行支出合計 年間210万円くらい

毎月の生活に必要な基本的なお金は約17.5万円となっています。

質問者様の月収は23万円ですから、毎月の支出としては、黒字になるはずの家計です。

特別費


・クリーニング代 年間2万円
・娯楽費(宝くじ購入など) 年間4万円
・美容院 年間3万円
・母(オムツ代など) 年間3万円
・にゃんず費 年間14万円〜
 a)霊園代 年間4万円
 b)エサ、砂、医療費他 年間10万円〜
特別費合計 23〜万円 

質問者様の家計では、年間23万円の特別費があるようです。

書き出せている内容の限りでは、特別費がそれほど多い家計ではありません。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239

家計の見直し




相談者様の家計では、いただいた内容の限りでは年間でも100万円近い黒字があるはずの家計です。

しかし、実際には赤字、貯金もなくキャッシングなどの借金を繰り返しているということから実際には書き出せていない支出が年間100万円以上ある家計と推測されます。

月8万円以上の使途不明金がある状況ですので、しっかりとした家計管理をする必要がある家計と推測いたします。

特に、以下の支出についての見直しを検討されることを推奨いたします。

家賃


●家賃の合計 年間115万円(月9.6万円)

相談者様の家計では、まずご家族構成に対し家賃が高いという特徴があります。
現状では貯金がないということですから無理に引っ越しをする必要はありませんが、家計を整えることができたらもう少し住居費の少ない物件に引っ越しを検討しても良いでしょう。

水道光熱費


●水道光熱費の合計 年間38万円

総務省の家計調査によれば、2人家族の水道光熱費は19599円です。

お母さまの介護やペットなど、家庭環境により通常よりも水道光熱費は必要になると推測されますが、平均を大幅に上回っています。最低でも月5000円ほどは節約が可能ではないかと推測されますので、基本的な光熱費の節約について検討しましょう。

キャッシングやカードローン


相談者様の家計では、キャッシングやカードローンなども収入とみなされていますが、キャッシングやカードローンは収入ではなく借金です。

キャッシングやカードローンを収入源として頼る意識をやめ、借金であるという意識を持つように考えを改めなくては、何か少し苦しくなればキャッシングやカードローンで収入を得ればいいと安易に考える原因になります。

すでに借金やカードローンなどで家計は赤字になっていますので、今後もキャッシングやカードローンを繰り返すとますます赤字が拡大します。

目先の支払いを何とかするだけでなく、今後は長期的な視点に立った資金計画が立てられるようにしていく必要があります。

今後の家計はどうなる?




相談者様の家計では、収入を超えた支出があることが推測されます。
キャッシングやカードローンなど、借金を抱えている状況ですので、早急な家計の見直しが必要になります。

また、現在10年の契約社員ということですから、状況によっては60歳から無職となる可能性があります。

年金の受給を繰り上げる可能性もあり、収入が大きく減少する可能性があります。

また、お母さまのご年齢から考えると、現在は全額相談者様が使っている年金もいつまでも収入源として当てにしていられる状況ではありません、

お母さまに万が一のことがあれば、さらに赤字が拡大する可能性がありますので、少なくともお母さまの年金は全額貯金できるように今後家計を整えていく必要があります。

おそらく書き出せていない支出が月8万円ほどありますから、まずは家計の使途不明金をしっかりと見直しましょう。

長期的な視点で考えれば今後住宅費や光熱費などの節約も検討し、老後に備えた資金計画を立てていきましょう。

借金が取り返せるうちにライフプランの設定など、ぜひ早急に長期的なプランを立ててください。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8650699
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