手取り年収600万円以上の家計

年間300万円貯金する家計簿の内訳は?3人家族30代夫婦の場合

家計診断

こちらは、読者の皆さんからの家計相談に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナーです。

※その他免責事項をお読みください。

今回のご相談内容

結婚と同時にこちらのサイトを知り、それ以降あきさんのブログや本を参考にして楽しく家計簿を続けられています。
産休育休が明け家計が落ち着いて1年経つので、アドバイスをいただければ嬉しいです。

●家族構成●
夫(34)、妻(34)、子(1)

1、収入
夫 年間410万円(賞与110万円)
妻 年間344万円(賞与56万円)
手当 年間18万円

合計 年間772万円

2、銀行支出

住宅ローン 年間66万円(月5.5万円)
光熱費 年間24万円(月2万円)
夫養老保険 年間9.6万円(月0.8万円)
iDeCo(2人分) 年間55.2万円(月4.6万円)
積立NISA 年間40万円
車(1台) 年間12万円(月1万円)
通信費(スマホ2台+家ネット) 年間12万円(月1万円)

合計 年間218.8万円

3、現金支出

食費 年間72万円(月6万円)
日用品 年間12万円(月1万円)
夫小遣い 年間26万円(月2万円、賞与月のみ3万円)
妻小遣い 年間26万円(月2万円、賞与月のみ3万円)
娯楽費 年間12万円(月1万円)
医療費 年間6万円(月0.5万円)
妻通勤 年間24万円(月2万円)
子供(保育園、おむつ代など) 年間60万円(月5万円)

合計 年間238万円

4、特別費

固定資産税 年予算13万円 → 実際13万円
保険年払い 年予算18万円 → 実際18万円
NHK 年予算2.5万円 → 実際2.5万円
車検・車税 年予算11万円 → 実際11.5万円
ふるさと納税 年予算6万円 → 実際6万円
帰省 年予算12万円 → 実際14万円
イベント 年予算5万円 → 実際7万円
服代 年予算10万円 → 実際7.7万円
仕事 年予算3万円 → 実際2.2万円
旅行 年予算50万円 → 実際8万円
その他 年予算10万円 → 実際15万円

合計 年予算120.5万円 → 実際104.9万円

保険年払いは、夫・妻ともにがん保険、医療保険(全て掛け捨て)と、車の保険です。
その他は、母に来てもらった交通費、冠婚葬祭、子供習い事や予防接種、ベビーグッズです。

5、貯金実績

収入合計 772万円

銀行支出 218.8万円
現金支出 238万円
特別支出 104.9万円

昨年貯金実績 210.3万円
現在の貯金額 1,200万円

6、相談内容

日々はそれほど我慢も不満もなく生活しています。
平日昼はお弁当で、お互い副業などのプチ収入は家計にはノータッチなので、お小遣いに不足はありません。
子供はこのまま1人の予定です。(健康上の理由により)

家計簿は夫婦で共有しており、今までの目標としては、
①8年後の住宅ローン減税終了時に、住宅ローン残1,500万円を返済希望。
②子供が大学生になる前に1,500万円(私立理系、一人暮らし想定)を貯めておきたい。
③6年後に(以降は10年毎に)300万くらいで車を買い替えたい。
④子供が3歳くらい以降はできれば毎年50万円くらい旅行に使いたい。(夫婦揃って一番の趣味が旅行です)
⑤老後に3,000万円貯めたい。(iDeCoと積立NISAは老後用です)
この5つを目標に貯金してきましたが、主人から「2~3年後に独立したい」と言われました。
軌道に乗るまで収入が減ってもいいように、少しでも見直せる部分がありましたら教えていただきたいです。
家計診断よろしくお願いします。

こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

年間収支の確認

具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入772万円
支出562万円

年間約210万円の黒字となります。

夫養老保険 年間9.6万円(月0.8万円)
iDeCo(2人分) 年間55.2万円(月4.6万円)
積立NISA 年間40万円

こちらが貯蓄率100%以上であれば104.8万円さらに黒字があることになりますので、年間約315万円の黒字になります。

ご夫婦ともに副業をされているということですから、実際の収入はさらに高いと予測されます。

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次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。

毎月の支出

住宅ローン 年間66万円(月5.5万円)
光熱費 年間24万円(月2万円)
夫養老保険 年間9.6万円(月0.8万円)
iDeCo(2人分) 年間55.2万円(月4.6万円)
積立NISA 年間40万円
車(1台) 年間12万円(月1万円)
通信費(スマホ2台+家ネット) 年間12万円(月1万円)
食費 年間72万円(月6万円)
日用品 年間12万円(月1万円)
夫小遣い 年間26万円(月2万円、賞与月のみ3万円)
妻小遣い 年間26万円(月2万円、賞与月のみ3万円)
娯楽費 年間12万円(月1万円)
医療費 年間6万円(月0.5万円)
妻通勤 年間24万円(月2万円)
子供(保育園、おむつ代など) 年間60万円(月5万円)
合計 年間456.8万円

毎月の生活に必要な基本的なお金は約38万円となっています。

ご相談者様のご夫婦合わせての月収は49万円ですから毎月約11万円ほど黒字になる家計です。

特別費

固定資産税 年予算13万円 → 実際13万円
保険年払い 年予算18万円 → 実際18万円
NHK 年予算2.5万円 → 実際2.5万円
車検・車税 年予算11万円 → 実際11.5万円
ふるさと納税 年予算6万円 → 実際6万円
帰省 年予算12万円 → 実際14万円
イベント 年予算5万円 → 実際7万円
服代 年予算10万円 → 実際7.7万円
仕事 年予算3万円 → 実際2.2万円
旅行 年予算50万円 → 実際8万円
その他 年予算10万円 → 実際15万円
合計 年予算120.5万円 → 実際104.9万円

ご相談者様の家計では、年間約105万円の特別費があるようです。

旅行もあり、衣服費もありとお楽しみにも予算を割いており、バランスよく配分されています。

【特別費】はいくら?特別費の内訳・年間予算の立て方・貯める方法(まとめ) 毎月あるわけではないけど、年間を通じて考えるとある支出を「特別費」と言います。 固定資産税、車検、自動車税など高額になりやすい特別費をわが家は年1回「特別費一覧表」を作成することで管理しています!...

家計の見直し

相談者様の家計では、いただいた内容の限りでは年間で300万円以上の黒字がある家計です。

お子さんもまだ小さく貯め期にあたることから支出も少なくできる時期ですし、ご夫婦共働きで収入も多いため過度な節約をしなくても貯まりやすい家計です。

娯楽に関する費用は少なめですが、ご夫婦で副業をされておりその他の収入を娯楽に回していると考えれば、十分な娯楽費用が確保できていると推測されますし、現状では予算をよく考えて配分されており、大きな問題のない家計です。

しかし、ご主人が2,3年後に独立を考えていらっしゃるということですから、今後の家計についてはしっかりと考えておく必要があります。

ご主人が独立されるにあたって特に検討してほしい点は以下の点です。

1.老後の備えをさらに手厚くする

ご主人が自営業となりますと、国民年金、国民健康保険に加入することになります。

厚生年金ではなくなりますので、その分老後の年金が減ることが推測されます。

老後の資金については、通常よりもさらに手厚く準備しておいた方がよいでしょう。

2.仕事上の必要経費をあらかじめ予測しておく

自営業になることで、経費として計上できる支出が増え、税金が減ることもありますが、一方で仕事の上の必要経費が増えすぎてしまうというリスクもあります。

場合によっては税理士さんとの契約が必要になることもあり、月々の固定費が大きく増える可能性もあります。

独立後の必要経費などについてはあらかじめ計算しておいた方がよいでしょう。

3.将来の収入についてのリスクを理解しておく

また、自営業となるとボーナスもなくなりますし、収入も不安定になります。

軌道に乗るまでの数年間減収になるだけなら現状では大きな問題はありませんが、数年間はうまくいっても、10年、20年と長い期間自営業を続けることで収入が減ってしまうリスクもあります。

お子さんが小さいので、お子さんにかかる支出が増えてくるのはこれからです。

特にお子さんが高校生になる頃から支出はぐっと増えてきますので、軌道に乗るまでだけでなく、10年後、20年後、30年後まで収入を減らさずに経営できる業種かどうかなどについても検討しましょう。

ご主人はまだ34歳と若く、定年を65歳とすると、少なくとも約30年ほど事業を継続する必要があります。

定年後、老後の資金の足しにと起業するのとはわけが違うので、そのようなリスクも検討しながら家計にいくらお金が残せるのかあらかじめご夫婦で相談しておくと、自営業となっても安心した家計管理ができます。

今後の家計はどうなる?

相談者様の家計は、現状では大きな問題はない家計です。

収入も高く、支出が少なくて済む貯め期にあたるため貯金もしやすい理想的な状況と言えます。

現状では生涯で7000万円程度の貯蓄を計画されているご様子ですが、現状の家計内容でしたら充分に達成可能と考えられます。

しかし、今後ご主人が独立を希望されているということですから、今後の家計については不明な点が多く、現時点では様々なことをお伝えすることはできません。

質問者様は独立後軌道に乗るまでの節約を検討されているようですが、私の個人的な観点からいうと、独立後10年後、20年後、30年後も同じ仕事をして行けるのかどうかという点の方が気になります。

10年後、20年後、30年後の起業リスクにまで完全に備えると考えると、現状の貯蓄額では全く足りません。

自営業となると、これだけの貯蓄があっても将来は赤字に転落する可能性も充分に考えられるのです。

むしろ、事業に失敗すれば莫大な借金を抱えることになってもおかしくありません。

反対に、ご主人のお仕事がうまく軌道に乗り、10年後、20年後と収入が増えていくようでしたら、目標をより早い段階で達成でき、目標貯蓄の上乗せができる可能性も充分に考えられます。

業種によっては住宅や車の費用も経費とすることもできるため、場合によっては今よりも税金が減り豊かな暮らしになる可能性もあるのです。

このように、どちらに進むか不確定要素が多く予測不可能なため、現状では今後については何ともいうことができません。

ただ、ひとつ言えるのは、独立されるのであれば将来の年金のへの備えについて早期から検討された方が良いということです。

現状では家計簿を1年継続されたこともあり、家計のやりくりは大変上手で立派です。

様々な今後のメリットデメリットについてご夫婦であらかじめ話し合われてみてくださいね。

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

POSTED COMMENT

  1. N より:

    本当にありがとうございました。
    現状では大きな問題はないと言っていただき安心しました。
    主人の独立ですが、年齢的に失敗してもまだ取り返しがつくと考えているため(有資格者なので再就職は比較的容易)応援したいのですが、まだまだじっくり話し合っていきたいと思います。
    独立した場合について私も勉強しようと思います。

    • あき より:

      Nさんコメントありがとうございます。
      ご主人さまは失敗した場合は再就職も可能ということですね。
      どちらにしても将来どうなるかは今のところ未確定ですので、独立後はどうなるかの理解を深めましょう。
      (場合によっては繰り上げ返済をしない方がいい場合もあります)
      事業の税金などについては税理士さんの管轄となりますので、税に関する具体的なご相談は税理士さんにしてみるとよいですよ。

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