2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

夫が無職の家計簿。失業手当17万円で生活するには?

こちらは、読者の皆さんからの家計相談に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

2年前に一度家計診断をして頂き、その後年間50万円貯金が出来ました!その節はありがとうございました。

主人が4月に失業し無収入になってしまいました。

今月から職業訓練校に通い始め、来月から失業手当が給付されるのですが、私もメニエール病になり、会社の業績も悪化している為フルタイムで働くのは厳しい状態です。

現在は貯金を切り崩しているのですが、冠婚葬祭や家電買い替え等の積み立て、貯金が以前のようには出来ていません。もう一度アドバイス頂けないでしょうか;_;

両親と同居の為、家賃、水光熱費を合算したものを月々定額手渡ししています。

●家族構成●
夫(33)妻(33)
1、収入
夫 年間204万円(来年1月まで失業手当月17万円)
妻 年間102万円

合計 年間306万円
2、銀行支出
国保 年間33.3万円(月3.7万円)
住民税 年間9.7万円(隔月2.4万円)
携帯電話 年間4.3万円(月0.3万円)
ネット 年間7.7万円(月0.6万円)
生命保険 年間5万円(月0.4万円)
カード払い 年間9.6万円(月0.8万円)ガソリンの給油等

合計 69.6万円(月5.8万円)
3、現金支出
家賃他 年間72万円(月6万円)
※水光熱費込みです。
車保険 年間6万円(月0.5万円)
母への返済 年間24万円(月2万円)
食費 年間60万円(月5万円)
日用品 年間12万円(月1万円)
夫婦小遣い 年間12万円(月1万円)
娯楽費 年間21.6万円(月1.8万円)

合計 207.6万円(月17.3万円)
(来年5月6月特別費)
自動車税 3.5万円
車検 10万円
ガン保険 3万円
(現在月2万円積立中)

合計 16.5万円(月2万円)
(昨年度貯金実績)
50万円
よろしくお願いいたします。


こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

年間収支の確認


具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入306万円
支出294万円

年間約12万円の黒字となります。

家計を確認



次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。

毎月の支出


国保 年間33.3万円(月3.7万円)
住民税 年間9.7万円(隔月2.4万円)
携帯電話 年間4.3万円(月0.3万円)
ネット 年間7.7万円(月0.6万円)
生命保険 年間5万円(月0.4万円)
カード払い 年間9.6万円(月0.8万円)ガソリンの給油等
家賃他 年間72万円(月6万円)
※水光熱費込みです。
車保険 年間6万円(月0.5万円)
母への返済 年間24万円(月2万円)
食費 年間60万円(月5万円)
日用品 年間12万円(月1万円)
夫婦小遣い 年間12万円(月1万円)
娯楽費 年間21.6万円(月1.8万円)
合計 277.2万円(月23.1万円)

ご相談者様の毎月の生活に必要な基本的なお金は約23.1万円となっています。

ご相談者様のご夫婦合わせての月収は25.5万円ですから毎月約2万円ほど黒字になる家計です。

特別費


自動車税 3.5万円
車検 10万円
ガン保険 3万円
(現在月2万円積立中)

合計 16.5万円(月2万円)

ご相談者様の家計では、年間約16.5万円の特別費があるようです。

来年5月6月の特別費と記載がありますので、もしかしたらすぐに必要な特別費ではない可能性があります。


家計の見直し




相談者様の家計は、現在失業中ということもあり、大きな貯金ができる時期ではない可能性があります。

比較的大きな無駄遣いもなく、非常によく考えられて予算配分をされていることがよく分かる家計内容です。

失業中でご主人が無職であるにもかかわらず、赤字にはならない予算になっている点も大変すばらしいと言えます。

「ご主人が失業して無職になってしまった」というように家計管理の中でも特殊な状況にある家計は、大きな貯金を考えることよりも、まずは大きな赤字を出さないように気を付ける時期です。

ご相談者様は、来年1月までは失業手当でやりくりをし、その後はご主人が再就職されることと思いますので、ご主人が再就職されてから家計をしっかりと立て直すという計画を立てた方がよいでしょう。

今後さらに家計が厳しくなった場合は、以下の支出の見直しを検討しても良いでしょう。

返済と娯楽費


母への返済 年間24万円(月2万円)
娯楽費 年間21.6万円(月1.8万円)


ご相談者様の家計では、全体的に無駄遣いも少なく、よく考えて予算を配分されています。
今後さらに家計が苦しくなった場合、節約できるのはお母さまへの返済と娯楽費の費用ぐらいであると考えられます。

お母さまへの借金返済は大切な支出であるとは思いますが、身内の返済であれば、失業中であることを伝えれば一定期間の猶予も検討してくれるのではないでしょうか。無理がなければ再就職したのちに再開する旨を伝えても良いのではないかと思います。

本当に家計の状況が苦しくなってしまった場合は、相談してみてもよいでしょう。

娯楽費についても、もともとしっかり節約している家計なので、大切な費用ではありますが失業中で家計が苦しい時には削減の検討もやむを得ません。

特別費


(来年5月6月特別費)
自動車税 3.5万円
車検 10万円
ガン保険 3万円
(現在月2万円積立中)


合計 16.5万円(月2万円)

来年5月6月の支出のために、現在は特別費の積み立てを毎月2万円行っているご様子です。

ただし、こちらの積み立てはどうしても家計が苦しくなったら少し減額してもよいでしょう。

もちろん、再就職後に一気に貯めなくてはならなくなり苦しいやりくりになりますが、極端に生活が苦しくなった場合はやむを得ません。

今後の家計はどうなる?




相談者様の家計は、ご主人が失業中で無職であるにも関わらず、よく考えていらっしゃる家計です。

これだけ予算を考えることができるのですから、前年度50万円の貯蓄ができたのもうなずけます。

職業訓練を終え、再就職が決まったら改めて家計の計画を練り直しましょう。

今は家計管理の時期としては、耐える時期です。耐える時期の超えた時の家計に備えて今はしっかり頑張りましょう。応援しています。
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