2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

節約がつらい?上手く気持ちを切り替える方法ってあるの?

当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回相談内容


家計簿をつけ始めましたが、赤字になると非常にへこみます。

自分を責めたり、やっぱりアレを買わなきゃ良かった、と後悔することも。

月によって支出が様々なのも、突発的な出費も仕方ないとは思うのですが、うまくいかないとくじけます。

今月は夫のスーツ購入と庭の水道の故障で、かなりお金がかかりました。

仕方ないと思いつつも、へこみます。

あき様の家計管理を学び、しっかり予算管理してるつもりですが、赤字になるのがとても苦痛です。

月々が赤字でも年間で黒字なら良い、とも思いますが、月締めした時に赤字なのがどうしても耐えられません。

私が神経質なのでしょうか。

楽しく家計管理したいので何かうまい気持ちの切り替え方はありましたら教えてください。

(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

ブログへのご訪問もありがとうございます^^

「節約がつらい時」についてですね。

節約がつらい・苦しい時


ご質問ありがとうございます。あきです。

節約中の気持ちの切り替え方についてですね。

予定外の支出が続いて赤字になってしまうと、ああ今月もうまくいかなかった・・など自分を責めてしまう気持ち、とってもよく分かります!

私も昔はずっとそうでしたよ~!

節約がつらい・苦しい時に考えること


節約がつらい、苦しいと感じる時、まず考えてほしいのは「本当に節約しなくてはいけない状況なのかどうか」の見極めです!

これは、「短期的に家計を見る」のではなく「長期的に家計を見る」ことができるかどうかなんですね。

例えば、長期的に見て「1年後にはこれだけ貯金ができそうだ」と考えることができれば、例え今月赤字だったとしてもそれほどショックを受けないでしょう。

でも、「1年後の家計がどうなるか全くわからない」状態だと、今月赤字だと「貯金が減ってしまった?1年後ちゃんと貯金出来ているのかな…」と不安になってしまいます。

そのような「長期的な視点」が家計管理を始めたばかりでまだできていない時に、特に不安になりやすいんですね。

これは、1ヵ月家計簿をつけただけではなかなか払しょくできない不安なので、1年くらいかけて徐々に自信をつけていくくらいのゆったりした気持ちで取り組んでみてくださいね。

節約がつらい・苦しい時はどうする?


それから、節約がつらい、苦しいと思ったら、無理をして気持ちを切り替えるよりも、そうならないための準備の方が必要です。

質問者様は、予算に「特別費」や「臨時支出」は見積もっていますか?

時々ある急な出費に対応できるだけの予算を組んでいるかいないかで家計の成功率はまるで違ってくるのですね。

せっかくの結婚式のお誘いなども、2件連続で続いたりすると「今月はご祝儀貧乏だよー」なんて、ついつい口に出したりしてしまいたくなるものですが、あらかじめ予算に入っていると特にへこむこともなく気持ちよく支払えます。

水道の故障なども、臨時費を積み立ててあれば、少額ならそこから出すこともできます。

質問者様の場合は、スーツなども予定外の支出のようですが、スーツなど値の張る支出はあらかじめ「特別費」で計上しておけば全体の予算も崩れません。

予定外になりがちな支出をどれだけあらかじめ予定内にしておくか
で気持ちは大分かわると思いますよ!

赤字にも
予定外の赤字の月と
予定内の赤字の月の2種類があると思うんです。

予定内の赤字、これはあらかじめ赤字になるなと予測できている赤字ですね。

わが家でも住宅ローンのボーナス払い月や、固定資産税自動車税の支払いがある月は今でもどう頑張っても赤字になります。

でも、あらかじめこの月は赤字だなと分かっているので、特に大きな感情の変化はありません。

逆に予定外の赤字。

これは私でもへこんでしまいます。

今月は黒字のはずだったのに赤字になっちゃった~!!なんでだ?!

と考えます。

その理由が「どうしても避けられなかった予定外の大きな支出」のせいだったら「仕方ない、来月は頑張ろう」で終わりにします。

でも、予算が全然守れなかったなど、自己責任だった場合。

これはちゃんと反省します。

ただ、家計のやりくりが次第にしっかりしてくると、「予定外の赤字」はほとんどなくなってきますよ!

「予定外の赤字」があまりに多い場合は

そもそもの予算が厳しすぎないか?

予定外だから仕方ない、と思っているだけで、本当は無駄遣いばかりしていないか?

そこをちゃんと見直すといいですね。

原因を追究してその対策をとればいいだけですから。

そこに自分を責める、という作業は不要です!反省はしてもいいけど、後悔はする必要はありません!

原因が分かったら「すごい!私原因までわかっちゃった!もうこれで来月は大丈夫!」って自分をぜひほめてあげてくださいね!

ちなみに…不思議な事なのですが、厳しい予算を組んで「なんとかして節約しなくちゃ」と必死に頑張りすぎると、なぜか「家電が急に壊れる」「旦那の飲み会が異常に多くなった」「急に風邪を引いて医療費が思ったよりかかってしまった」「やっと節約できるようになったと思ったら旦那が借金を作ってきた」など、急にどこかの出費が増えるという現象が起きるということがあります(笑)。

本当になんかのスピリチュアル?(笑)と自分でもいぶかしんでしまうほど、そのようなトラブルが発生する場合がよくあるんですね。

あまり思いつめずに厳しすぎない予算で気楽に続けるのが長く節約を続けるコツですね^^

お役に立ちましたか?

またいつでもご利用くださいませ!


あき

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この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」


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