貯金を崩すのが怖い。貯金を崩したくないと思ってしまいます。
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する質問や疑問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
主婦向け雑誌を見ると、年140万貯めた、繰上げ返済に年間100万、うちと同じくらいの月収で月10万貯めている、など違いに驚愕しています。
根本的に貯金はしなきゃとしていますが、貯金を崩すとひどく不安に襲われます。
貯金を崩すのが怖いと思ってしまいます。
不安に襲われないために、貯金をするうえでの心構えを教えていただきたいです。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「貯金を崩すのが怖い時」についてですね。
貯金をしていると「貯金を崩したくない」と思うことがありますよね。
「もしこの貯金がなくなったらどうしたらよいのか」という不安から「貯金を崩すことが怖い」と思ってしまうのですね。
そのような時はどのように考えればよいのか一緒に考えてみましょう。
貯金というのは使えばなくなってしまうものです。
今まで頑張って貯めてきたお金がなくなってしまうと思うと、不安に駆られお金を崩すことができないというご相談は比較的よく寄せられます。
そのように考えてしまう理由としては以下のようなことが考えられます。
貯金をし始めると貯金が趣味のようになってしまい「もっともっと」と求める気持ちに際限がなくなる方がいます。
もちろん目標をもって取り組むことは素晴らしいのですが、そのために日々の生活はあまりに質素。
老後の不安のために、若くて体も動く今の時代をないがしろにしてしまう方がいます。
若いうちだからこそできることを見失わないように「貯金依存症」にならないよう気を付けましょう。
ある程度の貯金ができても「ここで崩してしまったら貯金がなくなる」と不安になってしまう方というのは、将来の見通しが立っていないことも多いものです。
例えば、車を現金で購入したら貯金がなくなってしまうから崩したくないなど、大きなお金を出すことに不安を感じてしまうのですね。
しかし、このような不安は目先の貯金の増減しか見えていないことにより起こります。
「ここでいったん貯金が減っても数年後また貯金が増える予定がある」「将来的に必要な貯金額はこれぐらいだから今貯金を使っても問題ない」というような判断の指針ができれば「貯金を使うことが怖い」という発想にはなりません。
むしろ「やっと貯金が使える」とお金を使う喜びを感じるようになると考えられます。
将来の見通しが立っていないことで過度な不安を感じていないか確認しましょう。
雑誌に掲載されているような方と比べると「自分は全然貯金ができていない。もっと貯金をしなくては」と焦ってしまうこともありますよね。
私も昔はそのように考えてしまったこともありますが人と比べても仕方がないことです。
年収が1000万円あっても貯められない人もいれば、年収300万円でも貯められる人もいます。
それぞれのご家庭の事情があって様々な家計の内容になるのは当然ですから、あまりに気しないようにしましょう。
ご自分の家計のことだけしっかり把握しておけば充分です。
質問者様は貯金を崩すのが怖いと考えてしまうようですが、おそらく将来の見通しをしっかり立てることで不安は軽減されるものと考えられます。
車、学費、マイホーム、老後など予測される大きな出費を書き出し、そのためにどれくらいのペースで貯金を続ければ間に合うのかなど簡易的にでもかまいませんので「ライフプランの作成」を検討してみてはいかがでしょうか。
ライフプラン表を作成することで、将来の見通しが立てば、お金を使うことが怖いという発想ではなくお金を使うことが楽しいと感じることができるようになると思いますよ。
皆さんからの積み立て・口座・貯金に関するご質問は積み立て・口座・貯金カテゴリーよりご覧ください。
似たようなご質問は他にもあります。よろしければ合わせてご覧ください。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
主婦向け雑誌を見ると、年140万貯めた、繰上げ返済に年間100万、うちと同じくらいの月収で月10万貯めている、など違いに驚愕しています。
根本的に貯金はしなきゃとしていますが、貯金を崩すとひどく不安に襲われます。
貯金を崩すのが怖いと思ってしまいます。
不安に襲われないために、貯金をするうえでの心構えを教えていただきたいです。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「貯金を崩すのが怖い時」についてですね。
貯金を崩すのが怖い
貯金をしていると「貯金を崩したくない」と思うことがありますよね。
「もしこの貯金がなくなったらどうしたらよいのか」という不安から「貯金を崩すことが怖い」と思ってしまうのですね。
そのような時はどのように考えればよいのか一緒に考えてみましょう。
貯金を崩したくない理由
貯金というのは使えばなくなってしまうものです。
今まで頑張って貯めてきたお金がなくなってしまうと思うと、不安に駆られお金を崩すことができないというご相談は比較的よく寄せられます。
そのように考えてしまう理由としては以下のようなことが考えられます。
1.貯金をしないと不安になる
貯金をし始めると貯金が趣味のようになってしまい「もっともっと」と求める気持ちに際限がなくなる方がいます。
もちろん目標をもって取り組むことは素晴らしいのですが、そのために日々の生活はあまりに質素。
老後の不安のために、若くて体も動く今の時代をないがしろにしてしまう方がいます。
若いうちだからこそできることを見失わないように「貯金依存症」にならないよう気を付けましょう。
2.将来の見通しが立たない
ある程度の貯金ができても「ここで崩してしまったら貯金がなくなる」と不安になってしまう方というのは、将来の見通しが立っていないことも多いものです。
例えば、車を現金で購入したら貯金がなくなってしまうから崩したくないなど、大きなお金を出すことに不安を感じてしまうのですね。
しかし、このような不安は目先の貯金の増減しか見えていないことにより起こります。
「ここでいったん貯金が減っても数年後また貯金が増える予定がある」「将来的に必要な貯金額はこれぐらいだから今貯金を使っても問題ない」というような判断の指針ができれば「貯金を使うことが怖い」という発想にはなりません。
むしろ「やっと貯金が使える」とお金を使う喜びを感じるようになると考えられます。
将来の見通しが立っていないことで過度な不安を感じていないか確認しましょう。
貯金額は人と比べない
主婦向け雑誌を見ると、年140万貯めた、繰上げ返済に年間100万、うちと同じくらいの月収で月10万貯めている、など違いに驚愕しています。
雑誌に掲載されているような方と比べると「自分は全然貯金ができていない。もっと貯金をしなくては」と焦ってしまうこともありますよね。
私も昔はそのように考えてしまったこともありますが人と比べても仕方がないことです。
年収が1000万円あっても貯められない人もいれば、年収300万円でも貯められる人もいます。
それぞれのご家庭の事情があって様々な家計の内容になるのは当然ですから、あまりに気しないようにしましょう。
ご自分の家計のことだけしっかり把握しておけば充分です。
貯金を崩すのが怖い(まとめ)
質問者様は貯金を崩すのが怖いと考えてしまうようですが、おそらく将来の見通しをしっかり立てることで不安は軽減されるものと考えられます。
車、学費、マイホーム、老後など予測される大きな出費を書き出し、そのためにどれくらいのペースで貯金を続ければ間に合うのかなど簡易的にでもかまいませんので「ライフプランの作成」を検討してみてはいかがでしょうか。
ライフプラン表を作成することで、将来の見通しが立てば、お金を使うことが怖いという発想ではなくお金を使うことが楽しいと感じることができるようになると思いますよ。
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似たようなご質問は他にもあります。よろしければ合わせてご覧ください。
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