特別費の予算の立て方は?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
あきさん はじめまして。
ブログを読ませていただき、家計改革で貯金できる家計簿作りをしています。
質問いたします。
家計簿を作ることは全く初めてです。
年間予算を作ることが貯金できる家計の基礎になると思います。 しかし特別費は全く毎月何にいくら支出するかわかりません。
特別費が毎月どの位支出するか把握するためには、どのようにしたら良いでしょうか?
教えてください。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費の予算の立て方」についてですね。
一般的には、家計は固定費と変動費の2つでとらえることが多いのですが、そこに特別費を追加した3つで家計を考える方法が私のオリジナルの手法となります。
質問者様は、家計簿初心者であるため、この「特別費の予算を立てるのが難しい」というご相談ですね。
なぜなら、特別費は、「これぐらいの年間予算で」と計画を立てても、急な出費や予定外の出費などにより、予定が狂いやすい支出だからです。
家計簿初心者の方は、年間を通じてどれくらいの特別費かかるか予測ができないのも当然のことです。
そのような時は、以下のような方法で、特別費の予算を考えることをオススメいたします。
このような毎年ある出費は、家計簿初心者の方でも比較的予測しやすい出費です。
それに加え、
「毎年かかる特別費」だけでなく、「今年だけかかる特別費」も、比較的計画しやすい支出です。
その他の特別費の予算は、例えば月2万円など、ざっくりの金額で予算化しておいてもよいでしょう。
予算がうまく立てられていないと思ったら修正し、1年ほど家計簿を続けて特別費予算表を完成させることができれば、2年目からは1年目よりも容易に特別費の予算を立てることができるようになります。
いきなり全部できるようにすることよりも、1年ほどは失敗と成功を繰り返しながら、徐々にご自分だけの特別費一覧表を完成させていくとよいでしょう。
私も、今では家計簿歴18年以上となりますので、特別費予算表は毎年同じものを使いまわすだけ、今年だけの支出を加えたり削除したりするだけで回るようになっていますが、はじめのうちはいろいろと試行錯誤をしたものです。
試行錯誤を繰り返すことで、早い方は1年、遅い方でも3年ほどあれば特別費予算表の作り方が上達します。
1年目の初心者の段階から完ぺきを目指すと途中で苦しくなり挫折してしまうことにもなりかねませんので、焦らずゆっくりと完成させていってはいかがでしょうか。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさん はじめまして。
ブログを読ませていただき、家計改革で貯金できる家計簿作りをしています。
質問いたします。
家計簿を作ることは全く初めてです。
年間予算を作ることが貯金できる家計の基礎になると思います。 しかし特別費は全く毎月何にいくら支出するかわかりません。
特別費が毎月どの位支出するか把握するためには、どのようにしたら良いでしょうか?
教えてください。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費の予算の立て方」についてですね。
特別費の予算の立て方
家計には、特別費という支出があります。一般的には、家計は固定費と変動費の2つでとらえることが多いのですが、そこに特別費を追加した3つで家計を考える方法が私のオリジナルの手法となります。
質問者様は、家計簿初心者であるため、この「特別費の予算を立てるのが難しい」というご相談ですね。
特別費の予算の立て方
特別費の予算の立て方についてですが、実は特別費というのは、家計の中でも一番管理が難しい支出です。なぜなら、特別費は、「これぐらいの年間予算で」と計画を立てても、急な出費や予定外の出費などにより、予定が狂いやすい支出だからです。
家計簿初心者の方は、年間を通じてどれくらいの特別費かかるか予測ができないのも当然のことです。
そのような時は、以下のような方法で、特別費の予算を考えることをオススメいたします。
1.はじめの1年は特別費の予算はざっくりで立ててみる
特別費というのは、家計簿初心者の方にとっては予算が立てにくい支出ではありますが、一部予算の立てやすい特別費もあります。- 固定資産税
- 自動車税
- 自動車保険
- 受信料
- 年払いの生命保険
- その他ボーナス払いのローンなど
このような毎年ある出費は、家計簿初心者の方でも比較的予測しやすい出費です。
それに加え、
- 入園、入学、受験など進学準備費
- 七五三、成人式、法事などの行事費
- 車検などの車両費
- 出産や治療のための医療費
「毎年かかる特別費」だけでなく、「今年だけかかる特別費」も、比較的計画しやすい支出です。
その他の特別費の予算は、例えば月2万円など、ざっくりの金額で予算化しておいてもよいでしょう。
2.まずは3ヵ月家計簿をつけてみる
上記のような方法で、ひとまずざっくりとした特別費の予算を立て、あとは実際に家計簿をつけながら、「これは特別費だな」と思う支出をご自分なりに見つけていきましょう。予算がうまく立てられていないと思ったら修正し、1年ほど家計簿を続けて特別費予算表を完成させることができれば、2年目からは1年目よりも容易に特別費の予算を立てることができるようになります。
いきなり全部できるようにすることよりも、1年ほどは失敗と成功を繰り返しながら、徐々にご自分だけの特別費一覧表を完成させていくとよいでしょう。
私も、今では家計簿歴18年以上となりますので、特別費予算表は毎年同じものを使いまわすだけ、今年だけの支出を加えたり削除したりするだけで回るようになっていますが、はじめのうちはいろいろと試行錯誤をしたものです。
試行錯誤を繰り返すことで、早い方は1年、遅い方でも3年ほどあれば特別費予算表の作り方が上達します。
1年目の初心者の段階から完ぺきを目指すと途中で苦しくなり挫折してしまうことにもなりかねませんので、焦らずゆっくりと完成させていってはいかがでしょうか。
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