毎月赤字の家計はこう計算!家計を確実に黒字にする方法
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毎月赤字で家計は火の車。
貯金がしたくてもどう家計のやりくりをしていけばいいのかわからない。
そんな時は、この計算方法で月のやりくり費を計算してみてください。
今では家計簿・家計管理アドバイザーとして活動していますが、実は以前のわが家も、家計簿を10年以上きっちりつけていたのに月の給料だけではほとんど毎月赤字…。
ボーナスや手当でかろうじて年間では黒字になることもありましたが、どうしたものかと10年以上悩んでいました。
しかし、毎月赤字の家計を黒字にするための計算式をみつけたことで、家計は黒字に転換!
以降は一度も赤字になることなく過ごしています。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーとして「毎月赤字のわが家の家計を黒字にしてくれた計算式」を紹介します。
家計が毎月赤字ということは、「月の収入」よりも「月の支出」が多くなっているということです。
毎月の赤字を解消するには、なぜ「収入」よりも「支出」の方が多くなってしまっているのか?ということを考える必要があります。
ここでひとつ注意したいポイントがあります。
それは、「毎月赤字だ」と自分では思っているけれど、「実は年間でみると赤字ではない」というケースが多々あるということです。
つまり、「赤字だ」と思っているのは、「ただの思い込み」というケースが非常によく見受けられます。
ここでは、以下の計算式を使って「本当に赤字なのか、実は赤字ではない家計なのか」をはっきりさせていきましょう。
赤字を黒字にする計算式では、収入と支出を「月単位」ではなく「年単位」で考えます。
毎月赤字の家計を黒字にするために、まず計算するのは年間収入です。
月収 ×12ヶ月
手当 1年分
ボーナス ×2回
を計算してみましょう。
例えば、夫の月収28万円、ボーナス43万円×2であれば、夫の年間収入は422万円。
妻の月収8万円×12ヵ月であれば妻の月収は96万円。
児童手当などの手当も加算して、年間収入を計算してみましょう。
次に、固定費を一年分で計算します。
家賃8.4万円×12ヵ月=約100万円
光熱費1万円×12ヵ月=12万円
生命保険1万円×12ヵ月=24万円
携帯電話1万円×12ヵ月=12万円
小学校 月1.5万円×12ヵ月=6万円
習い事 月0.8万円×12ヵ月=約10万円
夫小遣い 月2.5万円×12ヵ月=30万円
妻小遣い 月1.5万円×12ヵ月=18万円
合計200万円
先ほど計算した年間収入から年間の固定費を引いてみましょう。
530万円 - 200万円 = 330万円。
つまり、残り330万円を生活費として考えれば家計は確実に黒字になるということです。
これを12ヶ月で割ると
330万円 ÷ 12 = 27万5千円。
月8万円貯金したい場合は、毎月19万5千円で生活すればよいということになります。
ボーナスや手当も入れているので、月によっては赤字になる月もありますが、黒字になる月もでてきます。
毎月赤字だ・・・と思っていた人も、少しゆとりがある生活になります。
しかし、この方法でもまだ貯金がうまくいかない場合があります。
毎月19万5千円という定額で生活できれば確実に黒字になるはずなのですが、実際は、予定外の支出や高額な支出がありそれ以上に支出が膨らむ・・・というケースも多々あります。
そのような支出を「特別費」といいます。
家計は、この特別費に対応できなくてはダメなのです。
特別費に備えるためには、↓このような「特別費の予算表」を作成します。
(これは記入例です。)
※クリックで拡大できます。
1年間にいくらくらい「特別費」がかかるか?を先に計算します。
仮に年間で100万円かかる予定であるとしましょう。
530万円 - 200万円 - 100万円= 230万円
貯金を毎月8万円したい場合は・・
230万円 - 96万円 = 134万円
毎月8万円貯金をするなら、月の生活費は約11万2千円です。
この場合は、大きな出費を除いて、食費や日用品といった毎月の生活費を約11万2千円以下にすることが安全な家計配分と言えます。
さて、ここで、最初の月単位の生活費に戻ってみましょう。
例でいうと、
(月の収入)
夫28万円
妻8万円
合計36万円
(毎月の支出)
家賃8.4万円
光熱費1万円
生命保険1万円
携帯電話1万円
小学校 月1.5万円
習い事 月0.8万円
夫小遣い 月2.5万円
妻小遣い 月1.5万円
月の生活費 11万2千円
毎月積み立て貯金 8万円
月の支出は37万9千円です。
月の積み立て貯金を支出としてみなすと、月36万円の月収をこえています。
月の収入より支出が多くなってしまうと「うちは毎月赤字だから…」と思いたくなってしまいますよね。
また、毎月赤字なのに毎月8万円ずつ積立ってどうやってやっていくの?と考えてしまう方もいるかもしれません。
でも大丈夫。
支出を「年単位」でみているので、手当やボーナスを活用しながら、やっていけばOK。
今までまず「月が黒字にならない」ために、どう家計をまわせばいいか分からず立ち止まっていた方でも、
この計算方法なら、月で赤字だったとしても、年間で黒字にもっていくことができます。
でも、この方法だと、月の生活費がキツキツになっちゃう・・
まだ特別費がよく決まっていない・・
という場合は、まずは、「月の生活費」の予算を先に決めましょう。
家計管理を上手にしたい時は、月の生活費は固定で考えます。
固定資産税などの大きな支出を除いた時に、毎月必要な生活を月9万円なら9万円と大体で固定します。
9万円×12ヵ月=108万円。
530万円(収入) - 200万円(固定費) -108万円(生活費) = 222万円(特別費と貯金に使えるお金)
1年で100万円貯金したいなら
222万円 - 100万円= 122万円
特別費を年間で122万円におさめればOKということになります!
貯金をもっと増やしたければ、貯金額を増やし、特別費を減らして再計算してみましょう。
もちろん、まず積み立てから計算したい!
という人は、生活費を引き算する前に、積み立てを引き算すればいいだけ。
自分が大切にするお金の優先順位によって計算の順番をいれかえてもかまいません。
まず「年間では黒字」なのに、「うちは毎月赤字」という思い込みをうみやすい家計管理の計算式として、本や雑誌などで良く紹介される計算方法である
「収入 - 貯金 =生活費」
というものがあります。
つまり、月の収入が30万円だった場合は、毎月3万円など一定額を先取りで積み立て貯金をし、残ったお金で生活するというもの。
この方法は、「貯金の王道」なので、すでに導入している人も多いのではないでしょうか。
でも、この計算をすると、生活がかなり苦しい!という人は要注意。
生活費が足りなくなり、積み立てた金を切り崩し・・・。
結局何年たっても貯まらないというサイクルになりがち。
また、過度な節約生活をしなくてはならなくなり、毎月カツカツ。
見切り品だけで献立を作るような、ストレスフルなケチケチ生活をするハメになり、ストレスが溜まって、長続きしないのがオチ。
自分の生活費のサイズが分かっていない人が、この方法をやっても無意味なのです。
また、毎月まず定額を貯金するので、そこで赤字を出してしまうと、ボーナスで補填するというおかしな家計サイクルになってしまい、余計に家計の訳がわからなくなってしまう危険性があります。
毎月赤字だ・・・と悩んでいる人は、毎月定額を貯金しているために「赤字になっているように見える家計」になっていないかまず確認してください。
また、「月収ー月の主な支出=生活費」という計算方法もあります。
つまり、月単位で毎月黒字を目指していくという計算方法です。
収入が30万円の場合、30万円からおもたる支出を引きます。
たとえば、
家賃8万円
光熱費1万円
生命保険2万円
携帯電話1万円
保育料2万円
こづかい3万円
上記の例の場合は、
30万円 - 17万円 = 13万円。
残った13万円が生活費となります。
残った13万円で生活ができる方はこの方法でOK。
しかし、13万円で、毎月生活できない!という方は要注意。
月収が少なく、払うものを払ったら3万円しか残らない・・・
といような方も要注意です。
この計算方法は、月収が多めの方でないとなりたたないのです。
でも、今この収入しかないのだから、月をまず黒字にしなくてはいけない。
だから、生活費をもっと節約しないと・・・。
そう思って、またまた過度なケチケチ節約生活を始める・・・。
これでは、いつまでたってもスタート地点にすら立てません。
実はわが家もそのパターンで、何年たってもスタート地点にすら立てなかったのです。
このようなパターンで計算している方も、「月の赤字を埋めるために、ボーナスや手当で補填して・・・」と家計のサイクルが狂いやすい傾向があります。
実際に月の家計は赤字なのかもしれませんが、ボーナスや手当などで補てんすることで、実は多少なりとも「年間では黒字」ということもあります。
こちらの計算式も雑誌などで紹介されたりするからか、すでに取り入れている方が多いのですが、「本当は赤字じゃないのにムダに赤字だと悩まされる」原因になりやすいので、こちらの家計になっていないかもあわせて確認してみて下さい。
上記の2つの計算式は、家計の計算式としては非常にオーソドックスなのですが、「初心者が自分の家計を毎月赤字だ!と誤解しやすい計算式」ので、よく注意して利用してください。
上記の方法は、毎月赤字で、黒字にしようと思うと、とても生活が苦しくなってしまう
それでも黒字にしないといけないのか・・・と、慢性的な赤字に苦しんでいる家計の方の場合の計算方法となります。
そもそもボーナスや手当をあてにしなくても毎月黒字家計にすることができれば、とても理想的。
そのようなことが出来る方にはこのような計算は必要ありません。
毎月着々と黒字を出していけばいいだけです。
しかし、毎月着々と黒字を出していけるほど月収が高くないという人の方が圧倒的に多いものです。
まずは毎月黒字にできないかいろいろな支出を削る努力をし、それでもだめだったら年間で収支を考えてみるとグンと家計がラクになりますよ!
「予算が毎月守れたり守れなかったりで、結局赤字になってしまう」
「クレジットカード払いがあって、訳が分からなくなる」
「毎月黒字にしなくては!と生活を切り詰めすぎてしまう」
「そもそも家計管理に自信がない」
という方も、ご自分の収入などの条件に応じた「ちょうどいい生活」を計算することが出来れば、ツライ節約術に手を出さなくてもラクラク赤字家計から脱出できるようになります。
当方に寄せられた毎月赤字で悩んでいる方の家計簿の一例です。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
貯金がしたくてもどう家計のやりくりをしていけばいいのかわからない。
そんな時は、この計算方法で月のやりくり費を計算してみてください。
今では家計簿・家計管理アドバイザーとして活動していますが、実は以前のわが家も、家計簿を10年以上きっちりつけていたのに月の給料だけではほとんど毎月赤字…。
ボーナスや手当でかろうじて年間では黒字になることもありましたが、どうしたものかと10年以上悩んでいました。
しかし、毎月赤字の家計を黒字にするための計算式をみつけたことで、家計は黒字に転換!
以降は一度も赤字になることなく過ごしています。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーとして「毎月赤字のわが家の家計を黒字にしてくれた計算式」を紹介します。
「毎月赤字」の家計とは?
家計が毎月赤字ということは、「月の収入」よりも「月の支出」が多くなっているということです。
毎月の赤字を解消するには、なぜ「収入」よりも「支出」の方が多くなってしまっているのか?ということを考える必要があります。
ここでひとつ注意したいポイントがあります。
それは、「毎月赤字だ」と自分では思っているけれど、「実は年間でみると赤字ではない」というケースが多々あるということです。
つまり、「赤字だ」と思っているのは、「ただの思い込み」というケースが非常によく見受けられます。
ここでは、以下の計算式を使って「本当に赤字なのか、実は赤字ではない家計なのか」をはっきりさせていきましょう。
毎月赤字の家計を黒字にする計算式!
赤字を黒字にする計算式では、収入と支出を「月単位」ではなく「年単位」で考えます。
1.年間収入を計算しよう
毎月赤字の家計を黒字にするために、まず計算するのは年間収入です。
月収 ×12ヶ月
手当 1年分
ボーナス ×2回
を計算してみましょう。
例えば、夫の月収28万円、ボーナス43万円×2であれば、夫の年間収入は422万円。
妻の月収8万円×12ヵ月であれば妻の月収は96万円。
児童手当などの手当も加算して、年間収入を計算してみましょう。
2.年間の固定費を計算しよう
次に、固定費を一年分で計算します。
家賃8.4万円×12ヵ月=約100万円
光熱費1万円×12ヵ月=12万円
生命保険1万円×12ヵ月=24万円
携帯電話1万円×12ヵ月=12万円
小学校 月1.5万円×12ヵ月=6万円
習い事 月0.8万円×12ヵ月=約10万円
夫小遣い 月2.5万円×12ヵ月=30万円
妻小遣い 月1.5万円×12ヵ月=18万円
合計200万円
先ほど計算した年間収入から年間の固定費を引いてみましょう。
530万円 - 200万円 = 330万円。
つまり、残り330万円を生活費として考えれば家計は確実に黒字になるということです。
これを12ヶ月で割ると
330万円 ÷ 12 = 27万5千円。
月8万円貯金したい場合は、毎月19万5千円で生活すればよいということになります。
ボーナスや手当も入れているので、月によっては赤字になる月もありますが、黒字になる月もでてきます。
毎月赤字だ・・・と思っていた人も、少しゆとりがある生活になります。
しかし、この方法でもまだ貯金がうまくいかない場合があります。
毎月19万5千円という定額で生活できれば確実に黒字になるはずなのですが、実際は、予定外の支出や高額な支出がありそれ以上に支出が膨らむ・・・というケースも多々あります。
そのような支出を「特別費」といいます。
家計は、この特別費に対応できなくてはダメなのです。
「特別費」にはこう備える!
特別費に備えるためには、↓このような「特別費の予算表」を作成します。
(これは記入例です。)
※クリックで拡大できます。
1年間にいくらくらい「特別費」がかかるか?を先に計算します。
仮に年間で100万円かかる予定であるとしましょう。
530万円 - 200万円 - 100万円= 230万円
貯金を毎月8万円したい場合は・・
230万円 - 96万円 = 134万円
毎月8万円貯金をするなら、月の生活費は約11万2千円です。
この場合は、大きな出費を除いて、食費や日用品といった毎月の生活費を約11万2千円以下にすることが安全な家計配分と言えます。
「月単位」の生活費に戻ってみる
さて、ここで、最初の月単位の生活費に戻ってみましょう。
例でいうと、
(月の収入)
夫28万円
妻8万円
合計36万円
(毎月の支出)
家賃8.4万円
光熱費1万円
生命保険1万円
携帯電話1万円
小学校 月1.5万円
習い事 月0.8万円
夫小遣い 月2.5万円
妻小遣い 月1.5万円
月の生活費 11万2千円
毎月積み立て貯金 8万円
月の支出は37万9千円です。
月の積み立て貯金を支出としてみなすと、月36万円の月収をこえています。
月の収入より支出が多くなってしまうと「うちは毎月赤字だから…」と思いたくなってしまいますよね。
また、毎月赤字なのに毎月8万円ずつ積立ってどうやってやっていくの?と考えてしまう方もいるかもしれません。
でも大丈夫。
支出を「年単位」でみているので、手当やボーナスを活用しながら、やっていけばOK。
今までまず「月が黒字にならない」ために、どう家計をまわせばいいか分からず立ち止まっていた方でも、
この計算方法なら、月で赤字だったとしても、年間で黒字にもっていくことができます。
でも、この方法だと、月の生活費がキツキツになっちゃう・・
まだ特別費がよく決まっていない・・
という場合は、まずは、「月の生活費」の予算を先に決めましょう。
「生活費」がカツカツな場合は・・・
家計管理を上手にしたい時は、月の生活費は固定で考えます。
固定資産税などの大きな支出を除いた時に、毎月必要な生活を月9万円なら9万円と大体で固定します。
9万円×12ヵ月=108万円。
530万円(収入) - 200万円(固定費) -108万円(生活費) = 222万円(特別費と貯金に使えるお金)
1年で100万円貯金したいなら
222万円 - 100万円= 122万円
特別費を年間で122万円におさめればOKということになります!
貯金をもっと増やしたければ、貯金額を増やし、特別費を減らして再計算してみましょう。
もちろん、まず積み立てから計算したい!
という人は、生活費を引き算する前に、積み立てを引き算すればいいだけ。
自分が大切にするお金の優先順位によって計算の順番をいれかえてもかまいません。
「収入-貯金=生活費」の計算は、危険!
まず「年間では黒字」なのに、「うちは毎月赤字」という思い込みをうみやすい家計管理の計算式として、本や雑誌などで良く紹介される計算方法である
「収入 - 貯金 =生活費」
というものがあります。
つまり、月の収入が30万円だった場合は、毎月3万円など一定額を先取りで積み立て貯金をし、残ったお金で生活するというもの。
この方法は、「貯金の王道」なので、すでに導入している人も多いのではないでしょうか。
でも、この計算をすると、生活がかなり苦しい!という人は要注意。
生活費が足りなくなり、積み立てた金を切り崩し・・・。
結局何年たっても貯まらないというサイクルになりがち。
また、過度な節約生活をしなくてはならなくなり、毎月カツカツ。
見切り品だけで献立を作るような、ストレスフルなケチケチ生活をするハメになり、ストレスが溜まって、長続きしないのがオチ。
自分の生活費のサイズが分かっていない人が、この方法をやっても無意味なのです。
また、毎月まず定額を貯金するので、そこで赤字を出してしまうと、ボーナスで補填するというおかしな家計サイクルになってしまい、余計に家計の訳がわからなくなってしまう危険性があります。
毎月赤字だ・・・と悩んでいる人は、毎月定額を貯金しているために「赤字になっているように見える家計」になっていないかまず確認してください。
「月収-月の主な支出=生活費」の計算も、危険!
また、「月収ー月の主な支出=生活費」という計算方法もあります。
つまり、月単位で毎月黒字を目指していくという計算方法です。
収入が30万円の場合、30万円からおもたる支出を引きます。
たとえば、
家賃8万円
光熱費1万円
生命保険2万円
携帯電話1万円
保育料2万円
こづかい3万円
上記の例の場合は、
30万円 - 17万円 = 13万円。
残った13万円が生活費となります。
残った13万円で生活ができる方はこの方法でOK。
しかし、13万円で、毎月生活できない!という方は要注意。
月収が少なく、払うものを払ったら3万円しか残らない・・・
といような方も要注意です。
この計算方法は、月収が多めの方でないとなりたたないのです。
でも、今この収入しかないのだから、月をまず黒字にしなくてはいけない。
だから、生活費をもっと節約しないと・・・。
そう思って、またまた過度なケチケチ節約生活を始める・・・。
これでは、いつまでたってもスタート地点にすら立てません。
実はわが家もそのパターンで、何年たってもスタート地点にすら立てなかったのです。
このようなパターンで計算している方も、「月の赤字を埋めるために、ボーナスや手当で補填して・・・」と家計のサイクルが狂いやすい傾向があります。
実際に月の家計は赤字なのかもしれませんが、ボーナスや手当などで補てんすることで、実は多少なりとも「年間では黒字」ということもあります。
こちらの計算式も雑誌などで紹介されたりするからか、すでに取り入れている方が多いのですが、「本当は赤字じゃないのにムダに赤字だと悩まされる」原因になりやすいので、こちらの家計になっていないかもあわせて確認してみて下さい。
上記の2つの計算式は、家計の計算式としては非常にオーソドックスなのですが、「初心者が自分の家計を毎月赤字だ!と誤解しやすい計算式」ので、よく注意して利用してください。
まとめ
上記の方法は、毎月赤字で、黒字にしようと思うと、とても生活が苦しくなってしまう
それでも黒字にしないといけないのか・・・と、慢性的な赤字に苦しんでいる家計の方の場合の計算方法となります。
そもそもボーナスや手当をあてにしなくても毎月黒字家計にすることができれば、とても理想的。
そのようなことが出来る方にはこのような計算は必要ありません。
毎月着々と黒字を出していけばいいだけです。
しかし、毎月着々と黒字を出していけるほど月収が高くないという人の方が圧倒的に多いものです。
まずは毎月黒字にできないかいろいろな支出を削る努力をし、それでもだめだったら年間で収支を考えてみるとグンと家計がラクになりますよ!
「予算が毎月守れたり守れなかったりで、結局赤字になってしまう」
「クレジットカード払いがあって、訳が分からなくなる」
「毎月黒字にしなくては!と生活を切り詰めすぎてしまう」
「そもそも家計管理に自信がない」
という方も、ご自分の収入などの条件に応じた「ちょうどいい生活」を計算することが出来れば、ツライ節約術に手を出さなくてもラクラク赤字家計から脱出できるようになります。
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コメント
コメント一覧 (2)
今赤字で困っているという方でも実は年間で見ると黒字だったり、ご自分の家計の力を誤解している方も多いです。
まいまいさんも着実に一歩ずつ進化されているようで何よりです!少しでもお役に立てたら私も嬉しいです(#^^#)
またいつでもご利用下さいね♡