家計の予算を立てても守れないのはなぜ?!原因はこの2つ!
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
初めまして。ここ1週間、ずっとあきさんのブログ通りに家計の見直しをしていて、ようやく家計の状態がつかめました。
とくに、うちの貯金額を知るあたりはなるほど〜です。
まず100万貯める!から入っていたこと、見直しの順番が間違いだったとわかり、目から鱗です。
ようやく予算立てまでできましたが、それをどう守っていくのか??がいまいち。。。
毎月の現金残高をチェックしながら、赤字を出さないようにしていく、ということでいいのでしょうか。
うちは、男の子3人の5人家族で、食費がかなり高め(・・;)我ながら改めてびっくりでした。
1年通しての家計は分かったのですが、で、月々をどう過ごしていいのか、、、
イレギュラーな出費も多く、月々の生活費の予算立てと予算を守る、に自信がないんですが、
1年通じて、とくに年度前半はどのようなことに気をつければいいでしょうか?
まだまだ勉強不足ですみません〜;
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算を守っていく方法」についてですね。
家計簿をつけているのに「家計簿の予算が立てても守れない」という現象が起こることがあります。
家計簿というのは「予算を立てて守る」というのが一番大切なことですから「予算を立てても守れない家計簿」では「つけても貯まらない家計簿」になってしまう可能性が高まります。
家計簿の予算というのは「これくらいの金額でやれば貯金ができる」という理想で立てるものではなく「これぐらいなら守れる」という実績に基づいた金額を設定するのが基本です。
それでも予算を守れない場合、予算を守れない原因は主に二つあります。
1.予算が厳しすぎる
2.予算が間違っている
大体がこのどちらかです。
家計簿の予算が守れない原因として「立てた予算が厳しすぎる」という場合があります。
例えば、とにかく食費を削ることが節約成功の第一歩だと思っている方もいますが「今月から食費は月3万にする!」など、急に思いつきで実行し始めたりするのですね。
以前の私もそのタイプでしたが、このようにまず「予算ありき」で予算を立ててしまうと、予算だけが厳しくなってしまい、守るのがつらくなり、したがって「予算を立てても守れない」ということが起こります。
さらに「どうして自分は予算が守れないのか」と自分を責め始めるような悪循環がはじまることもありますので、それならば月の食費の予算をあと5000円でもアップし守れる予算を予算にした方が良いということになります。
このような負の連鎖が始まると、家計管理をしていても楽しくありませんし、早々に挫折する原因になります。
数日くらい少し買いすぎても守れるくらいのゆとりある予算の方がストレスがたまりません。
家計簿の予算が守れない原因の一つとして「家計簿の予算が間違っている」ということも上げられます。
例えば、カード払いに食費が含まれていたり、生協も頼んでいたりあちらこちらに食費がばらけているのに、カード払いの食費や生協は食費として考えていないなど、何を食費として考えているかなどが間違っているという場合があります。
「生協」は「食費」とは費目を分けてもかまいませんが、予算としては「食費」と「生協」を合算して「うちの食費はこれくらい」という検討をつけた方が全体の予算が頭に入るようになります。
また、なかにはクレジットカードの支払いは「クレジットカード費」などにしていてクレジットカード払いの「食費」の支出を「食費」としてカウントしていない方などもいますので、注意しましょう。
また、食費に外食を含めている方も予算を立ててても守れない傾向があります。
外食は食費ではなく娯楽費という費目に計上することをオススメしています。
家計簿アプリで家計簿をつけている方などは、自動的に外食が食費に分類されることが多いので、外食をそのまま食費にしてもかまいませんが、予算が多少守りにくくなるということを理解したうえで予算に幅を持たせることをオススメします。
例えば、外食を含めて食費の予算を立てるのであれば食費の予算は4万円~5万円などのように多少毎月ぶれることを想定して予算を立てます。
このように何を食費にするかによって自然と予算も違ってきますので、当然予算を立てても守れないということになりやすい傾向があります。
今回は主に食費を例に挙げて予算が守れない原因をお伝えしましたが、このように何を何費としているかによって予算が守れないという現象が起こることがあります。
このような時は、何を何の費目の支出として計上しているか家計簿の分類ルールについて見直してみましょう。
家計簿をつける時に一番効果に差が出るのは「立てた予算が守れるかどうか」です。
守れる予算を作ることが家計を健全に運営していくコツなので、「予算が守れない」と悩んでしまう時は、上記の2つのポイントを見直してみて下さい。
「作成していただいた予算をどう守っていくか」についてですが、当ブログの家計簿のつけ方の方はご覧いただけましたか?
この家計簿のつけ方を真似していただくと自然に予算が守りやすくなります。
月によってデコボコしてしまう支出のイレギュラーをうまく吸収できるように考えて構成してありますのでよろしければ参考になさってみてください。
みなさんからのその他の予算に関するご質問は、予算の立て方・守り方カテゴリーよりご覧いただけます。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初めまして。ここ1週間、ずっとあきさんのブログ通りに家計の見直しをしていて、ようやく家計の状態がつかめました。
とくに、うちの貯金額を知るあたりはなるほど〜です。
まず100万貯める!から入っていたこと、見直しの順番が間違いだったとわかり、目から鱗です。
ようやく予算立てまでできましたが、それをどう守っていくのか??がいまいち。。。
毎月の現金残高をチェックしながら、赤字を出さないようにしていく、ということでいいのでしょうか。
うちは、男の子3人の5人家族で、食費がかなり高め(・・;)我ながら改めてびっくりでした。
1年通しての家計は分かったのですが、で、月々をどう過ごしていいのか、、、
イレギュラーな出費も多く、月々の生活費の予算立てと予算を守る、に自信がないんですが、
1年通じて、とくに年度前半はどのようなことに気をつければいいでしょうか?
まだまだ勉強不足ですみません〜;
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算を守っていく方法」についてですね。
家計簿の予算が守れない
家計簿をつけているのに「家計簿の予算が立てても守れない」という現象が起こることがあります。
家計簿というのは「予算を立てて守る」というのが一番大切なことですから「予算を立てても守れない家計簿」では「つけても貯まらない家計簿」になってしまう可能性が高まります。
家計簿の予算というのは「これくらいの金額でやれば貯金ができる」という理想で立てるものではなく「これぐらいなら守れる」という実績に基づいた金額を設定するのが基本です。
家計簿の予算が守れない原因
それでも予算を守れない場合、予算を守れない原因は主に二つあります。
1.予算が厳しすぎる
2.予算が間違っている
大体がこのどちらかです。
1.家計簿の予算が厳しすぎる
家計簿の予算が守れない原因として「立てた予算が厳しすぎる」という場合があります。
例えば、とにかく食費を削ることが節約成功の第一歩だと思っている方もいますが「今月から食費は月3万にする!」など、急に思いつきで実行し始めたりするのですね。
以前の私もそのタイプでしたが、このようにまず「予算ありき」で予算を立ててしまうと、予算だけが厳しくなってしまい、守るのがつらくなり、したがって「予算を立てても守れない」ということが起こります。
さらに「どうして自分は予算が守れないのか」と自分を責め始めるような悪循環がはじまることもありますので、それならば月の食費の予算をあと5000円でもアップし守れる予算を予算にした方が良いということになります。
このような負の連鎖が始まると、家計管理をしていても楽しくありませんし、早々に挫折する原因になります。
数日くらい少し買いすぎても守れるくらいのゆとりある予算の方がストレスがたまりません。
2.家計簿の予算が間違っている
家計簿の予算が守れない原因の一つとして「家計簿の予算が間違っている」ということも上げられます。
例えば、カード払いに食費が含まれていたり、生協も頼んでいたりあちらこちらに食費がばらけているのに、カード払いの食費や生協は食費として考えていないなど、何を食費として考えているかなどが間違っているという場合があります。
「生協」は「食費」とは費目を分けてもかまいませんが、予算としては「食費」と「生協」を合算して「うちの食費はこれくらい」という検討をつけた方が全体の予算が頭に入るようになります。
また、なかにはクレジットカードの支払いは「クレジットカード費」などにしていてクレジットカード払いの「食費」の支出を「食費」としてカウントしていない方などもいますので、注意しましょう。
また、食費に外食を含めている方も予算を立ててても守れない傾向があります。
外食は食費ではなく娯楽費という費目に計上することをオススメしています。
家計簿アプリで家計簿をつけている方などは、自動的に外食が食費に分類されることが多いので、外食をそのまま食費にしてもかまいませんが、予算が多少守りにくくなるということを理解したうえで予算に幅を持たせることをオススメします。
例えば、外食を含めて食費の予算を立てるのであれば食費の予算は4万円~5万円などのように多少毎月ぶれることを想定して予算を立てます。
このように何を食費にするかによって自然と予算も違ってきますので、当然予算を立てても守れないということになりやすい傾向があります。
今回は主に食費を例に挙げて予算が守れない原因をお伝えしましたが、このように何を何費としているかによって予算が守れないという現象が起こることがあります。
このような時は、何を何の費目の支出として計上しているか家計簿の分類ルールについて見直してみましょう。
家計簿の予算が守れない時の対処法(まとめ)
家計簿をつける時に一番効果に差が出るのは「立てた予算が守れるかどうか」です。
守れる予算を作ることが家計を健全に運営していくコツなので、「予算が守れない」と悩んでしまう時は、上記の2つのポイントを見直してみて下さい。
「作成していただいた予算をどう守っていくか」についてですが、当ブログの家計簿のつけ方の方はご覧いただけましたか?
この家計簿のつけ方を真似していただくと自然に予算が守りやすくなります。
月によってデコボコしてしまう支出のイレギュラーをうまく吸収できるように考えて構成してありますのでよろしければ参考になさってみてください。
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