旦那に小遣いをアップしてほしいと言われたら?
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- 夫と妻と子どもの小遣い
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
お忙しい中、記事を書いてくださってありがとうございます。
いま悩んでおりますので相談させて下さい。
主人に、残業をたくさんした月はお小遣いを増やして欲しい。じゃないとやる気が出ない。と言われ困っています。
その気持ちはわかります。何か張り合いがあった方が頑張れるということですよね。
①その場合、いくらに設定したらいいのか
②あるだけ使う主人のお小遣いを増やすのが不安 あきさんのブログに出会う前、私も主人も相当な浪費家でした。全く貯金もなく家賃も滞納する始末。なんとかしたい!とこちらを参考にやっと落ち着いてきた感じです。とは言ってもまだ3ヶ月目です。なので蓄えもなく、主人が残業で頑張った分は臨時費として一旦家計の外に出し 必要な支払いに当てています。
毎月30万円でやりくりする!と決めていて、その設定で予算を組んでいます。
固定費18.5 (家賃10.3 銀行引き落とし5.2 主人お小遣い3)
生活費 6 (食費2.5 日用品費1 娯楽費2.5)
特別費 3.5 (年間42万で年払いのもの、イベント費、車関係、美容院、衣類、家電、住宅関係の積立)
貯金 2 (将来的には給料の10% 3 万貯金したい)
現在貯蓄は5万です。
最近は残業が多く34万の月が2回続いたので、4万は都度臨時費として使ったことにしてストックしました。
このような場合、毎月変動する30〜34万の数字に合わせて 夫のお小遣いを増やす家庭はあるのでしょうか?
主人はお小遣いを10万→4万→3万と3年かけて軌道修正してきました。 あればあるだけ使うので、今年からは手渡しするのは2万にして 1万はこちらで積み立てして、何か高い物が欲しい時に渡すねと言って預かっています。
長くなってしまいましたが、 お答え頂けると幸いです。
これからも家族がハッピーになる家計を目指して頑張ります。(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夫に小遣いをアップしてほしいと言われたら」についてですね。
そのような時には、どのように考えたらよいのでしょうか。
さて、旦那様から小遣いをアップしてほしいと言われたら、まず考えてほしいのは「現状の小遣いの金額」と「小遣いの使い道」についてです。
一般的には、小遣いは「収入の1割」と言われることが多いものですから、まずは収入の1割として考えてみましょう。
相談者様の旦那様のお給料は「毎月30〜34万の間で変動している」ということですから、収入の一割と考えると「月3万円から月3.4万円」が一般的な小遣いの金額となります。
仮に、現状の小遣い月3万円を月3.4万円に変更した場合、年間で4.8万円の支出増となります。
これぐらいの支出の範囲なら、負担にならないと考えるご家庭であれば、毎月収入に合わせて小遣いの金額を変動させてもよいと思います。
年間4.8万円ほどの追加支出で、仕事に対する意欲が上がるなら、決して高い支出ではないと私なら考えます。
夫の小遣いの金額は、「実際に夫が小遣いを何に使っているか」をある程度把握した上で、決めた方がよいでしょう。
自由に使えるお金としての小遣いなのか、昼食費や仕事の立て替え払いのための小遣いなのかなど、小遣いの使い道次第で、妥当な小遣いの金額は異なります。
もし、旦那様の小遣いの内訳が明らかに浪費であると考えられる場合は、多すぎる小遣いは家計の大きな負担になります。
反対に、昼食費も散髪代も仕事の立て替え払いも車のガソリン代もご主人が負担していて、収入の1割では厳しすぎるかもしれません。
相談者様の旦那様の小遣いの内訳は分かりませんが、明らかな浪費であると思われるなら、小遣いの額は増やしすぎない程度を維持される方が健全かと思います。
いずれにしても、どこまでを小遣いの範囲とするかは、相談しておきましょう。
多少浪費が増えても家計に影響がないのであれば、多少の浪費は楽しいものですから目をつぶっても良いでしょう。
しかし、目標とする貯金額に届かない、家計が大きく圧迫されてしまうと感じる時は「このような理由で増額をすると家計の負担が多くなりすぎてしまう」という理由をしっかり説明しましょう。
相談者様の場合は、なんと月の食費を2.5万円にするなど、非常によく節約されていると思います。
ご主人の多少の小遣いの増額程度なら、それほど大きな問題にならない範囲の家計と推測されます。
奥様が貯金が趣味になってしまい、奥様の自己満足を満たすためにご主人の小遣いを削りすぎるのも考えものですし、反対にご主人の要望通りにしすぎて生活費に支障が出るようでも困ります。
全体的な家計のバランスを考慮した上で、ご自分なりに適切であると考えられる小遣いの範囲で増減を考慮してみてください。
もし毎月小遣いを変動させることが気になるようだったら、ボーナス時に、ボーナスの何割か追加の小遣いを渡すといった方法も良いかと思います。
家計の現状とあわせて、ぜひ総合的に判断なさってみてください。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
お忙しい中、記事を書いてくださってありがとうございます。
いま悩んでおりますので相談させて下さい。
主人に、残業をたくさんした月はお小遣いを増やして欲しい。じゃないとやる気が出ない。と言われ困っています。
その気持ちはわかります。何か張り合いがあった方が頑張れるということですよね。
①その場合、いくらに設定したらいいのか
②あるだけ使う主人のお小遣いを増やすのが不安 あきさんのブログに出会う前、私も主人も相当な浪費家でした。全く貯金もなく家賃も滞納する始末。なんとかしたい!とこちらを参考にやっと落ち着いてきた感じです。とは言ってもまだ3ヶ月目です。なので蓄えもなく、主人が残業で頑張った分は臨時費として一旦家計の外に出し 必要な支払いに当てています。
毎月30万円でやりくりする!と決めていて、その設定で予算を組んでいます。
固定費18.5 (家賃10.3 銀行引き落とし5.2 主人お小遣い3)
生活費 6 (食費2.5 日用品費1 娯楽費2.5)
特別費 3.5 (年間42万で年払いのもの、イベント費、車関係、美容院、衣類、家電、住宅関係の積立)
貯金 2 (将来的には給料の10% 3 万貯金したい)
現在貯蓄は5万です。
最近は残業が多く34万の月が2回続いたので、4万は都度臨時費として使ったことにしてストックしました。
このような場合、毎月変動する30〜34万の数字に合わせて 夫のお小遣いを増やす家庭はあるのでしょうか?
主人はお小遣いを10万→4万→3万と3年かけて軌道修正してきました。 あればあるだけ使うので、今年からは手渡しするのは2万にして 1万はこちらで積み立てして、何か高い物が欲しい時に渡すねと言って預かっています。
長くなってしまいましたが、 お答え頂けると幸いです。
これからも家族がハッピーになる家計を目指して頑張ります。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夫に小遣いをアップしてほしいと言われたら」についてですね。
小遣いをアップしてほしい
家計を管理していると、妻は「もっと節約したい」と思っているのに、旦那は「小遣いのアップを希望する」など、思い通りにならない事案がでてくるケースが多々あります。そのような時には、どのように考えたらよいのでしょうか。
小遣いをアップしてほしいと言われたらどうする?
さて、旦那様から小遣いをアップしてほしいと言われたら、まず考えてほしいのは「現状の小遣いの金額」と「小遣いの使い道」についてです。
1.現状の小遣いの金額を考える
旦那様から小遣いをアップしてほしいと言われたら、まず「現状の小遣いの金額」が「妥当な小遣いの金額」かを考えてみましょう。一般的には、小遣いは「収入の1割」と言われることが多いものですから、まずは収入の1割として考えてみましょう。
相談者様の旦那様のお給料は「毎月30〜34万の間で変動している」ということですから、収入の一割と考えると「月3万円から月3.4万円」が一般的な小遣いの金額となります。
仮に、現状の小遣い月3万円を月3.4万円に変更した場合、年間で4.8万円の支出増となります。
これぐらいの支出の範囲なら、負担にならないと考えるご家庭であれば、毎月収入に合わせて小遣いの金額を変動させてもよいと思います。
年間4.8万円ほどの追加支出で、仕事に対する意欲が上がるなら、決して高い支出ではないと私なら考えます。
小遣いの使い道を考える
上記の通り、夫の小遣いの金額は、一般的には収入の1割と言われますが、あくまで一般論です。夫の小遣いの金額は、「実際に夫が小遣いを何に使っているか」をある程度把握した上で、決めた方がよいでしょう。
自由に使えるお金としての小遣いなのか、昼食費や仕事の立て替え払いのための小遣いなのかなど、小遣いの使い道次第で、妥当な小遣いの金額は異なります。
もし、旦那様の小遣いの内訳が明らかに浪費であると考えられる場合は、多すぎる小遣いは家計の大きな負担になります。
反対に、昼食費も散髪代も仕事の立て替え払いも車のガソリン代もご主人が負担していて、収入の1割では厳しすぎるかもしれません。
相談者様の旦那様の小遣いの内訳は分かりませんが、明らかな浪費であると思われるなら、小遣いの額は増やしすぎない程度を維持される方が健全かと思います。
いずれにしても、どこまでを小遣いの範囲とするかは、相談しておきましょう。
小遣いアップは全体的なバランスを考えて
多少浪費が増えても家計に影響がないのであれば、多少の浪費は楽しいものですから目をつぶっても良いでしょう。
しかし、目標とする貯金額に届かない、家計が大きく圧迫されてしまうと感じる時は「このような理由で増額をすると家計の負担が多くなりすぎてしまう」という理由をしっかり説明しましょう。
相談者様の場合は、なんと月の食費を2.5万円にするなど、非常によく節約されていると思います。
ご主人の多少の小遣いの増額程度なら、それほど大きな問題にならない範囲の家計と推測されます。
奥様が貯金が趣味になってしまい、奥様の自己満足を満たすためにご主人の小遣いを削りすぎるのも考えものですし、反対にご主人の要望通りにしすぎて生活費に支障が出るようでも困ります。
全体的な家計のバランスを考慮した上で、ご自分なりに適切であると考えられる小遣いの範囲で増減を考慮してみてください。
もし毎月小遣いを変動させることが気になるようだったら、ボーナス時に、ボーナスの何割か追加の小遣いを渡すといった方法も良いかと思います。
家計の現状とあわせて、ぜひ総合的に判断なさってみてください。
コメント
コメント一覧 (2)
でも、意欲アップに繋がるのなら無駄ではないような気もしました。バランスを考えて検討します。
あきさん、ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
こちらこそご利用ありがとうございました。
なるほど、ご主人は奥様の誕生日プレゼントのために小遣いの増額を申し出ていらっしゃったのですね。とても心温まる素敵なエピソードをありがとうございます!
ご主人のお小遣いの内訳から考えると、少し浪費がちではありますが、これからも家計の負担になりすぎない範囲で、ご夫婦で納得のいく対応ができると良いですね。応援しています!