【家計診断】予算は大きくとりすぎるよりもコンパクトに。
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日頃の家計管理のちょっとした疑問や質問などはありませんか?
当ブログに寄せられた「家計に関する」ご質問にお答えします^^
**今回のご相談内容**
あきさん、初めまして。
私は、札幌市在住の45歳の専業主婦です。
先月末、偶然にあきさんのブログに辿り着きました。
それから毎日、ブログの全てを読みながら、昨年の収支から予算を考えています。
何度もやり直して、考えすぎて悩んでのくりかえしです(;_;)
今の悩みは、"現金で支払う特別費の予算"です。ご相談にのって頂きたいです。
◎家族構成
夫(43)妻(45)長女(高2)次女(中1)三女(小4)
◎継続月数
予算計画段階(6/22から始めたい(7月分の給料日・・・7/1ボーナス日です)
※我が家の状況
昨年の春から、大きく変化しました
・主人の単身赴任(飛行機の距離)
・長女の私立高校進学(想定外)
・中学進学の次女の吹奏楽部入部(部費が高い)
◎収入
夫給料¥6,170,000
夫賞与¥890,000
児童手当¥300,000
合計¥7,360,000
●銀行支出(月額)
戸建ローン¥912,852(76071)
電気¥468,000(39000)※オール電化、春秋二万弱、夏二万から三万、真冬六万前後、主人宅の電気代三千円前後含む(内は平均値)
水道¥69,000(ふた月に一度¥11,500程度)
新聞¥48,444(4037)
自動車保険¥116,000(9300)※擦って修理したので高い
生命保険¥270,720(22560)※全て全労済、家族5人分、内¥9810満期金付き
携帯電話インターネット¥432,000(36000)※スマホ3台ガラケー1台phs1台、家電、パソコン含む
ガソリン(2台分)¥432,000(36000)
ETC¥72,000(6,000)
学資保険¥238,620(19885)※3人分
小学校中学校給食費¥129,393(10782)
高校学費¥156,600(13050)
主人仕送り¥960,000(80000)
定期預金¥180,000(15000)
特別費¥811,404
※うちわけ:
戸建ローンボーナス払い303780.
定期預金ボーナス時70000.
固定資産税136200.
車税2台分79500.
家財保険17430.
地震保険16150.
nhk13990.
JAF2台6000.
カード年会費2枚分2990.
子供費25364※高校諸経費年一度.
車検¥120,000※2台交互に毎年.
コンタクトレンズ¥20,000/
銀行支出合計¥5,322,633
銀行支出の特別費は、必ずかかるものだけです。月々の支出は、ほんの少し多く見積もっています。
月間支出(月額)
食費¥720,000(60000)
日用品¥144,000(12,000)
娯楽費¥276,000(23000)※毎月皮膚科¥2500含む。
習い事費¥144,000(12000)※習字2人分¥5200.次女ピアノ
¥6000.その他¥500
・教育費¥156,000(13000)※子ども3人分こづかい¥7000.長女定期券¥6000
合計¥1,434,000
ここまで収入¥7,360,000-銀行支出¥5,322,636-現金支出(必須)¥1,440,000=¥597,364:これが、現金支出の中の特別費なんだとおもいます。
現金支出での、特別費(¥597367)の使い道の計画を立ててみました。
●イベント費(お年玉、誕生日、クリスマス、ひな祭り、父母の日)¥175000
●レジャー費(GW遊園地、夏休みキャンプ、年末年始温泉旅行など、子が大きいので1つ1つ高額になってしまい、近場のレジャーも娯楽費に入れたくないと思います)¥180000
●子供費(高校諸経費、教科書代、英語検定料、部費、中学部費など)¥140000
●美容室¥35000
●医療費(予備)¥20000
●冠婚葬祭(予備、町内会費¥8000.年賀状¥10000含む)¥45000
ここまで合計¥595,000です。
もう、高額な衣料や家電、インテリアに使える予算がありません。
質問は・・・
①年間貯金額の目安は、うちの場合70~140万円だと思いますが、全くできません。定期預金¥250000の他に、学資保険・満期金付き保険で支払っている、月額¥29695を12ヵ月分で¥356340を合わせて1年で60万円貯金していると言ってしまってもいいのでしょうか?
②年末に戻ってくる、住宅減税?34万円ほどを収入に入れてもいいですか?うちは、あと3年で終了です。まったく残っていません。。このお金で買い物していたと言えます。このままじゃ、破産だと焦ります。
③2年後、長女が大学に進学すると思いますが、学資保険で下りてくる¥1,300,000しか準備がありません。今から、少しでも教育費の貯金をしたいと思っています。月々の銀行引き落としの特別費以外は、少し多く見積もっていて、もし残ったら貯金できるかも?と考えていますが、甘いですよね?
④これまで書いてきた、私の予算の分け方で何かありましたら、指摘してほしいです。
質問は以上になります。
お忙しいところ、お目に止まりましたらよろしくお願いします。
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(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「家計診断&ご質問」についてですね。
**********
質問者様の家計状況について、
いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
1.全体的な感想について
ここまで、詳細にお書き出しいただくのは、大変だったと思います!
その作業をやられたということはとてもすごいことです。
パッと見た印象ですが、全体的に一つ一つの支出が大きいな~という感じを受けます。
収入もしっかりありますが、大きな支出もたくさんあります。
この大きくなってしまった支出を1つ1つスリム化していくことと、支出を整理する事が必要だと思います。
2.支出について
電気¥468,000(39000
水道¥69,000(ふた月に一度¥11,500程度)
携帯電話インターネット¥432,000(36000)※スマホ3台ガラケー1台phs1台、家電、パソコン含む
特にこの3つの支出が高めです。
この3つの支出合わせて月に5000円~10000円は削れるようにちょっとだけ意識を変えてみて下さい。
携帯電話も、5台も必要なのか?などよく考えて、一番下のお子さんだけは我慢させるなどの工夫もしてみても良いと思います。
それだけで、年間6万円~12万円の節約になります。
3.支出について
また、もうひとつ気になるはこちらの↓二つの支出。
ガソリン(2台分)¥432,000(36000)
ETC¥72,000(6,000)
車が2台あるということだけでなく、それに対するガソリン、ETCの予算も高いと思います。
地域柄どうしても、、ということもあるかもしれませんが、もし少しでも減らせるのであれば、こちらも月5000円~10000円ほど削れるように頑張ってみて下さい。
ガソリン&ETC代あわせて年間36万円くらいにできると、年間14万円の節約になります。
ここまでで合計20万円の節約になります。
新聞¥48,444(4037)
お仕事上、特に支障がなければ、新聞をやめれば年間約25万円節約できることになります。
JAF2台6000.
カード年会費2枚分2990.
小さな支出ですが、年会費も、特にカードの年会費は無料のものの方が多いので、カード会社を乗り換えてもいいと思います。
JAFも、同等のロードサービスが付随している車の保険などがありますから、そちらを利用すれば不要になることもあるかもしれません。
これで年間約26万円節約できることになります。
3.イベント関連の予算も見直して
●イベント費(お年玉、誕生日、クリスマス、ひな祭り、父母の日)¥175000
こちらも、ちょっと多めかな?と感じます。
お年玉 50000
誕生日 30000
クリスマス 30000
ひな祭り 5000
父母の日 30000
ちょっと多く見積もっても、15万円前後で充分かと思います。
これで、年間約28.5万円節約できます。
4.ちょっとずつ肥大している支出を小さくする
どの支出も少しずつ大きくなっているので、「払わなくてはいけないもの」に追われてしまう印象があります。
予算は、大きくとっておきたいところもありますが、あまり大きくとりすぎると、予定と随分かけ離れてしまうので、少しずつもう一度調整してみて下さい。
上記のような感じで、予算をあまり大きくとらずにコンパクトにして再計算してみると、
おそらく、年間で30万円前後は余剰が出ると思います。
ご質問いただいた戻り金の34万円も収入とみなして構いません。
すると、年間で60万円ほどさらに余裕が出ます。
この60万円を追加して、さらに予算を組んでみて下さいね。
配分としては、「娯楽費」「旅行費」「衣類」にももう少し予算をとった上で、余った金額を追加で貯金に。
余剰金の60万円のうち、30万円は貯金にし、残りは学費の準備金としてみてください。
定期預金の24万円と合わせて、年間50万円前後は貯金にもっていけるといいかな?と思います。
6.まとめ
質問者様の家計状況としては、
ご主人の単身赴任、お子さんの学費、クルマの保険の支出が特に高い傾向にあると言えます。
この3つの支出のうち、特にクルマに関する支出については、
比較的削りやすい費目だと思いますので、
重点的に、「最低限」にするように意識してみるとよいのでは?と感じました。
学資保険、その他の保険など、保険などの支払いも多めです。
加えて、光熱費も高く、
食費も(4人分とすると)日用品も、ちょっと高いので、一回りできる範囲で小さくできるとよいです。
おそらく、年間で20万円~40万円ほどはムダを省く事で小さくすることができると思います。
ただ、これは無理のない範囲でやってみて下さい^^
タイプ別診断として近いのは、↓この二つの複合型という印象です。
↓タイプ5「隠れ貧困」タイプの改善ポイント
・貯めたいのに貯まらないのはこの習慣が原因だった?!
↓理想追い求めすぎ貧乏さんの家計
・理想追い求めすぎ貧乏!いつの間にか生活苦。
↓お金が貯められない5つのタイプ別診断(チェックリスト)はこちらからしていただけますので、ご興味のある方はどうぞ☆彡
・生活の質を下げずに節約する方法もあるんです!
貯金は、学資保険と積立で貯金している分もカウントしてかまいません。
(もちろん、カウントしなくていい方はそれはそれで理想的です^^)
ただ、旅行などで近いうちに使ってしまう予定の「特別費」の取り分けは、貯金とはみなさない方がよいでしょう。
最後になりましたが、
ここまで詳細にまとめるのはとても大変な作業だったと思います!
それでも、やり遂げられたのですから、
これから先、家計もしっかり見直していくことができる方だと思います。
どうぞ無理のない範囲で実現されますように、祈っています☆
あくまで参考までに^^
お役に立ちましたか?
またいつでもご利用くださいませ^^☆彡
あき
**********
このように、ブログ内のメールフォームなどからいただいたご質問に
ブログでお答えいたします。
友達にもなかなか本音が聞けない家計のちょっとした質問、
いつでもお待ちしています!
※お金のプロとして責任もって回答するということはできません。
あくまでも、私 だったらどう考えるか、という視点でお答えさせていただいております^^
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コメント
コメント一覧 (4)
電気代は同じくらいかかっています。
節電のため色々としてきましたが、
北電の電気料金が高いため、
なかなか削ることは難しいのかなと思います…
当ブログで行っているのは「簡易家計診断」です。
アマチュアが行う診断のため無料ですが、
無料ですので、個々の詳細な条件についての調査は行いません。
もし、詳細な家計診断をご希望という事でしたら、
プロの方に有料で診断していただくことをオススメしています。
なので、パッと見た範囲でのお話になってしまい、
北電さんの電気料金が高いなどの諸条件は加味していませんので、
ご了承くださいね。
北電さんはとても電気料金が高いのですね!
毎月の電気料金がどう工夫しても高いのは大変ですよね><
コメントありがとうございました。
わたしはこの記事の投稿者様ではないので、
「もし、詳細な家計診断をご希望という事でしたら、
プロの方に有料で診断していただくことをオススメしています。」
というのは、投稿者様に向かってのコメントのように受け取れるので、もし勘違いさせてしまっていたらと思い再びコメントしました。
もし気分を害されたら申し訳ありません。
コメントありがとうございます^^
私のコメントで混乱させてしまってすみませんでした。
気分を害するなんてそんなそんな^^
コメントいただけてありがたいと感謝しております。
ただ、当ブログの家計診断は簡易家計診断なので、詳細な条件は反映していないということをご理解いただければ嬉しいです~?