家計簿が毎月赤字になることが多いのですがこれは普通ですか?
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※その他免責事項をお読みください。
先日こちらのサイトを見つけてから、貯蓄の考え方や家計簿の付け方など、すべてが目から鱗のことばかりで、暇があれば読みふけっています。
そうして順調に家計の見直しをしているのですが、どうしてもしっくりこないことがあり、もしお手すきの時間がございましたらお教えいただけないでしょうか?
わが家は毎年収入の1~1.5割は貯金できています。
ですが、年間のほとんどが赤字もしくはぎりぎり黒字なのです。つまり貯金は、ほとんどボーナスによって作られているのです。主人に言わせると、それで十分だということなのですが、私はこのこと(家計簿が毎月赤い…)がすごく不安で。
この家計って普通でしょうか?
漠然とした質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「赤字の月が多いことへのご不安」についてですね。
結論から先にお伝えしますと、家計簿というのは「月が赤字でも年で黒字」なら大丈夫です。
これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきましたが、「月は赤字だけど年は黒字」という家計は意外と多いという印象です。
たとえ月単位で赤字でも年単位で黒字なら全く問題ありません。
質問者様は、毎年収入の1~1.5割は貯金ができているということですので、特段大きな問題はないと考えられます。
※理想の年間貯金額を計算する方法は↓こちらで紹介しています。
・理想の年間貯金額とは?
※実際の年間貯金額を計算する方法は↓こちらで紹介しています。
・実際の年間貯金額って知ってますか?
ただし、「赤字もしくはぎりぎり黒字」ということですので、「ぎりぎり黒字」が達成できそうな月は頑張って「ぎりぎり黒字」を達成するようにしてみましょう。
あきらかに大幅な赤字の月を黒字化しようと思うと大変骨が折れますし、どう頑張っても無理な場合もあります。
ですが、「赤字もしくはぎりぎり黒字」になる月は「ぎりぎり黒字」を目標にすると達成感もあり、ゲーム感覚で楽しむことができます。
ボーナス月が大幅な黒字ということでしたら、大きな買い物はボーナス月までは我慢するというのも手です。
大きな支出をボーナス月に固めるなどし、赤字になる月を1ヶ月でも減らせようにしておきましょう。
家計簿は、月単位で赤字でも年単位で黒字なら基本的には問題ありません。
しかし、「大きな支出が特にないのに毎月赤字」という「慢性的な赤字」を引き起こしている家計には注意してください。
赤字になる理由が「今月は固定資産税の支払いがあったため」など、大きな支払いがあったために赤字というのはよくあることですが、特に大きな出費もないのにいつも赤字という場合は、家計に占める固定費の割合が収入に対して高すぎるなど、なんらかの慢性的な家計の問題を抱えている場合があります。
そのような場合は、根本的に家計を見直すことが必要です。
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。
おもな著書は以下の4冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」
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今回のご相談内容
先日こちらのサイトを見つけてから、貯蓄の考え方や家計簿の付け方など、すべてが目から鱗のことばかりで、暇があれば読みふけっています。
そうして順調に家計の見直しをしているのですが、どうしてもしっくりこないことがあり、もしお手すきの時間がございましたらお教えいただけないでしょうか?
わが家は毎年収入の1~1.5割は貯金できています。
ですが、年間のほとんどが赤字もしくはぎりぎり黒字なのです。つまり貯金は、ほとんどボーナスによって作られているのです。主人に言わせると、それで十分だということなのですが、私はこのこと(家計簿が毎月赤い…)がすごく不安で。
この家計って普通でしょうか?
漠然とした質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「赤字の月が多いことへのご不安」についてですね。
赤字の月が多いことへのご不安
結論から先にお伝えしますと、家計簿というのは「月が赤字でも年で黒字」なら大丈夫です。
これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきましたが、「月は赤字だけど年は黒字」という家計は意外と多いという印象です。
たとえ月単位で赤字でも年単位で黒字なら全く問題ありません。
質問者様は、毎年収入の1~1.5割は貯金ができているということですので、特段大きな問題はないと考えられます。
※理想の年間貯金額を計算する方法は↓こちらで紹介しています。
・理想の年間貯金額とは?
※実際の年間貯金額を計算する方法は↓こちらで紹介しています。
・実際の年間貯金額って知ってますか?
赤字の月が多い家計簿の考え方
ただし、「赤字もしくはぎりぎり黒字」ということですので、「ぎりぎり黒字」が達成できそうな月は頑張って「ぎりぎり黒字」を達成するようにしてみましょう。
あきらかに大幅な赤字の月を黒字化しようと思うと大変骨が折れますし、どう頑張っても無理な場合もあります。
ですが、「赤字もしくはぎりぎり黒字」になる月は「ぎりぎり黒字」を目標にすると達成感もあり、ゲーム感覚で楽しむことができます。
ボーナス月が大幅な黒字ということでしたら、大きな買い物はボーナス月までは我慢するというのも手です。
大きな支出をボーナス月に固めるなどし、赤字になる月を1ヶ月でも減らせようにしておきましょう。
こんな赤字の家計簿は要注意
家計簿は、月単位で赤字でも年単位で黒字なら基本的には問題ありません。
しかし、「大きな支出が特にないのに毎月赤字」という「慢性的な赤字」を引き起こしている家計には注意してください。
赤字になる理由が「今月は固定資産税の支払いがあったため」など、大きな支払いがあったために赤字というのはよくあることですが、特に大きな出費もないのにいつも赤字という場合は、家計に占める固定費の割合が収入に対して高すぎるなど、なんらかの慢性的な家計の問題を抱えている場合があります。
そのような場合は、根本的に家計を見直すことが必要です。
この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。
おもな著書は以下の4冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」
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