20代、借金100万円で貯金ゼロ!一人暮らしですが家計を立て直したい
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんこんばんわ。
ブログを見つけて目に留まりました。
私は22歳、一人暮らしです。
貯金は全くありません。ゼロです。
毎月5万は、親から仕送りがあります。
給料が25万から35万で、食費や衣類や交際費でかなりつかってしまいます。
奨学金返済をしなきゃいけないのに、できてなく親の仕送りで返済したり、ローンで借金もあり、100万借金もあります。
毎月二万づつ、返してはいくのですが足りないとそこから、出してしまいます。
返しても返しても借りるので、借金は減らず増えていくばかり、もうこれが2年くらいになります。
利息も、すごいのではやくかえさないとばかばかしくて、まずは貯金が無理なくできるのなら、借金をかえしていきたいです。
親に足りないお金はいつもかりてしまいます。
それをやめて親孝行したいのです。
そして、私がいつも自分でなんとなくやってるのが、じぶんのお給料から、絶対に引かれる家賃、携帯、電気、ガス、水道、などなどそういうのをけいさんしてから、余ったお金で食費とかにするんです。
ぢゃないと貯金がゼロなので無理なんです。
だから、食費とか日用品とか最初にいくらとっておくというか、例えば食費四万にしようとおもって、四万をとっておいてそのなかでやりくりするとしてもオーバーしたお金があったら貯金がゼロだから出せるところがないから無理なんです。
今、食費で十万くらい使ってるものもかなりおさえられると思うし、おさえたいのですがやり方が分かりません。
あきさんのブログを見て、基本的な事もわからなく、理解能力がないので申し訳ないのですが、わかりやすく回答してくれたらありがたいです。
よろしくおねがいします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「一人暮らしで借金があり、貯金がゼロの家計の考え方」についてですね。
家計管理を始めたくても、貯金がゼロ。
何か急な出費があると借金を増やすしかない。
そのような家計管理をされていると、どこから手をつけたらよいか分からないということもありますよね。
借金があり、さらに貯金がゼロの状態から家計管理を始めなくてはならない場合は、以下のような対策が考えられます。
1.固定費を見直す
2.正常な範囲の生活費を理解する
3.節約をする
以下、ひとつずつ具体的に解説します。
家計では、毎月支払わなくてはならない支出を固定費と言いますが、借金があり貯金がゼロという場合には、まず固定費の見直しから始めましょう。
家賃、携帯電話、生命保険など、毎月のようにある支出を徹底的に見直しましょう。
携帯電話の料金プランの見直しや格安スマホの利用するなど少しでも削減できる支出をみつけることが大切です。
また、家計における固定費の割合をできる限り引き下げるという視点を持つことも大切です。
■参考:固定費を節約する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:固定費の割合を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記の方法を用いて、収入から固定費を引くと、家計で自由に使えるお金が計算できます。
この自由に使えるお金以上のお金を使えば家計は赤字になり、この金額以下に支出を抑えることができれば家計は黒字になります。
質問者様の家計では毎月の給料は25万円から35万円。
ご両親からの仕送りが毎月5万円あるという事ですから、月30万円~40万円の収入はあることになります。
ボーナスがないとしても、おおよそ年間360万円から480万円の収入があり、貯蓄はゼロということですから、年間360万円から480万円の支出があることになります。
借金がさらに膨らんでいるということですから、さらに支出は多い可能性があります。
また、ボーナスがあればさらに支出が多いということになります。
収入から固定費を引いて計算した自由になるお金から、家計が赤字にならない予算配分を考えることが大切です。
■参考:家計が赤字になる時の計算式については以下の記事で詳しく紹介しています。
質問者様の家計では、食費が月に10万円、毎月衣類や交際費などにもお金を使いすぎてしまうという自覚があるようです。
したがって、上記の自由に使えるお金は比較的多く、つい自由に使えるお金を使いすぎてしまうために赤字になる家計ではないかと推測されます。
このような浪費が多い家計は、浪費をいかに上手にコントロールするかということを考えられるようになると大きく家計が変わる可能性があります。
家計簿をつけるのであれば「娯楽費」「特別費」といった支出が多くなりすぎないように気をつけましょう。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

質問者様は、一人暮らしで借金100万円があるとのことです。
どちらかと言えば、浪費が多い傾向がありますので、一定程度の生活防衛費は別として、まず借金を減らし、次に貯蓄を行うという順番で家計を改善することができれば、少しずつ立て直すことも充分可能と推測します。
本来なら、一人暮らしで借金がある場合、ご両親にも相談できず、一人で困っている方も多いのですが、質問者様はご両親が相談に乗ってくださっているご様子です。
現在はご両親のお気持ちに甘えてしまっていることが精神的な負担となっていると考えられますが、相談できる方が身近にいるというのは心強いものです。
ぜひしっかりと立て直して、ご両親に孝行して差し上げてください。
現在、一人暮らしで借金があり相談できる人がいないという人は、一人で悩むだけでなく専門家の力を借りることも検討してもよいでしょう。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!借金やローンがある家計の考え方については以下にまとめてあります。
・借金・ローンに関するご相談のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんこんばんわ。
ブログを見つけて目に留まりました。
私は22歳、一人暮らしです。
貯金は全くありません。ゼロです。
毎月5万は、親から仕送りがあります。
給料が25万から35万で、食費や衣類や交際費でかなりつかってしまいます。
奨学金返済をしなきゃいけないのに、できてなく親の仕送りで返済したり、ローンで借金もあり、100万借金もあります。
毎月二万づつ、返してはいくのですが足りないとそこから、出してしまいます。
返しても返しても借りるので、借金は減らず増えていくばかり、もうこれが2年くらいになります。
利息も、すごいのではやくかえさないとばかばかしくて、まずは貯金が無理なくできるのなら、借金をかえしていきたいです。
親に足りないお金はいつもかりてしまいます。
それをやめて親孝行したいのです。
そして、私がいつも自分でなんとなくやってるのが、じぶんのお給料から、絶対に引かれる家賃、携帯、電気、ガス、水道、などなどそういうのをけいさんしてから、余ったお金で食費とかにするんです。
ぢゃないと貯金がゼロなので無理なんです。
だから、食費とか日用品とか最初にいくらとっておくというか、例えば食費四万にしようとおもって、四万をとっておいてそのなかでやりくりするとしてもオーバーしたお金があったら貯金がゼロだから出せるところがないから無理なんです。
今、食費で十万くらい使ってるものもかなりおさえられると思うし、おさえたいのですがやり方が分かりません。
あきさんのブログを見て、基本的な事もわからなく、理解能力がないので申し訳ないのですが、わかりやすく回答してくれたらありがたいです。
よろしくおねがいします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「一人暮らしで借金があり、貯金がゼロの家計の考え方」についてですね。
貯金がゼロの家計の場合
家計管理を始めたくても、貯金がゼロ。
何か急な出費があると借金を増やすしかない。
そのような家計管理をされていると、どこから手をつけたらよいか分からないということもありますよね。
借金があり貯金がゼロから始める家計管理とは?
借金があり、さらに貯金がゼロの状態から家計管理を始めなくてはならない場合は、以下のような対策が考えられます。
1.固定費を見直す
2.正常な範囲の生活費を理解する
3.節約をする
以下、ひとつずつ具体的に解説します。
固定費を見直す
家計では、毎月支払わなくてはならない支出を固定費と言いますが、借金があり貯金がゼロという場合には、まず固定費の見直しから始めましょう。
家賃、携帯電話、生命保険など、毎月のようにある支出を徹底的に見直しましょう。
携帯電話の料金プランの見直しや格安スマホの利用するなど少しでも削減できる支出をみつけることが大切です。
また、家計における固定費の割合をできる限り引き下げるという視点を持つことも大切です。
■参考:固定費を節約する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:固定費の割合を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
正常な範囲の生活費を理解する
上記の方法を用いて、収入から固定費を引くと、家計で自由に使えるお金が計算できます。
この自由に使えるお金以上のお金を使えば家計は赤字になり、この金額以下に支出を抑えることができれば家計は黒字になります。
質問者様の家計では毎月の給料は25万円から35万円。
ご両親からの仕送りが毎月5万円あるという事ですから、月30万円~40万円の収入はあることになります。
ボーナスがないとしても、おおよそ年間360万円から480万円の収入があり、貯蓄はゼロということですから、年間360万円から480万円の支出があることになります。
借金がさらに膨らんでいるということですから、さらに支出は多い可能性があります。
また、ボーナスがあればさらに支出が多いということになります。
収入から固定費を引いて計算した自由になるお金から、家計が赤字にならない予算配分を考えることが大切です。
■参考:家計が赤字になる時の計算式については以下の記事で詳しく紹介しています。
節約をする
質問者様の家計では、食費が月に10万円、毎月衣類や交際費などにもお金を使いすぎてしまうという自覚があるようです。
したがって、上記の自由に使えるお金は比較的多く、つい自由に使えるお金を使いすぎてしまうために赤字になる家計ではないかと推測されます。
このような浪費が多い家計は、浪費をいかに上手にコントロールするかということを考えられるようになると大きく家計が変わる可能性があります。
家計簿をつけるのであれば「娯楽費」「特別費」といった支出が多くなりすぎないように気をつけましょう。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
一人暮らしで借金がある家計の場合

質問者様は、一人暮らしで借金100万円があるとのことです。
どちらかと言えば、浪費が多い傾向がありますので、一定程度の生活防衛費は別として、まず借金を減らし、次に貯蓄を行うという順番で家計を改善することができれば、少しずつ立て直すことも充分可能と推測します。
本来なら、一人暮らしで借金がある場合、ご両親にも相談できず、一人で困っている方も多いのですが、質問者様はご両親が相談に乗ってくださっているご様子です。
現在はご両親のお気持ちに甘えてしまっていることが精神的な負担となっていると考えられますが、相談できる方が身近にいるというのは心強いものです。
ぜひしっかりと立て直して、ご両親に孝行して差し上げてください。
現在、一人暮らしで借金があり相談できる人がいないという人は、一人で悩むだけでなく専門家の力を借りることも検討してもよいでしょう。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!借金やローンがある家計の考え方については以下にまとめてあります。
・借金・ローンに関するご相談のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
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