40代の家計簿公開!年間219万円の赤字、親から借金でやりくりしています。
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
お世話になります。
2018年4月29日のブログに掲載させていただいたものです。
当時は、ありがとうございました。
アドバイスを参考に頑張っていました。
その後主人が転職、収入激減 私はアップしました。
娘留学中4年大学
息子引きこもりのため無職
夫40代後半
妻40代前半
息子23歳 無職
娘20歳 大学1年生
夫年収 336万夏冬ボーナス含む
妻年収 168万夏冬ボーナス含む
不動産収入(貸家一件)67万
●リフォームローン(貸家含む二軒分)67万七千円あと8年
●息子の専門学校時に借りた教育ローン 34万3,000円あと7年
●生命保険 336000円
●火災保険(二軒分)168000円
●携帯代(夫婦、息子の3台分、Wi-Fi両実家含む3軒分)
スマホ代金の残金などなし。夫婦はahamoに変更済み
●Netflix12000円
●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●車検積立(軽、乗用車各一台)14万4,000円
●車保険積立6万円
●固定資産税(貸家分)3万円
●母へ返済用積立 6万円
●カード支払い(dカード.JALカードゴールド年会費含む)78万円
※JALカードは11月がきたら普通カードに変更する予定です。
●特別費 100万円(車修理代、オイル交換、自分の持病での県外病院受診費用含む)
●夫小遣い 24万円
●母へ生活費24万円
●妻小遣い12万円
●食費36万円(夫昼は手作りお弁当 妻昼食は職場ででます。月5,000円、強制です)
●日用品96000円
●娯楽費 18万円
●妻習い事9万6,000円円
●ガソリン代38万円(田舎のため車は必要です)
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
収支は合ってないかもです。
不足分は、恥ずかしながら実家の母から都度母から借りてる状況です。
息子のことで途方に暮れ、 お金のことで悩み、 アドバイスがあれば、 教えてください。
変な家計で恥ずかしいのですが。。
よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入571万円
支出790万円
現在の収支としては、年間219万円の赤字の家計のようですね。
生命保険が掛け捨てとしては高額ですので、貯蓄性のある保険と推測されますが、今回は貯蓄として考慮せず以下進めていきたいと思います。

次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
●息子の専門学校時に借りた教育ローン 34万3,000円あと7年
●生命保険 336000円
●火災保険(二軒分)168000円
●携帯代(夫婦、息子の3台分、Wi-Fi両実家含む3軒分)
スマホ代金の残金などなし。夫婦はahamoに変更済み
●Netflix12000円
●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●車検積立(軽、乗用車各一台)14万4,000円
●車保険積立6万円
●固定資産税(貸家分)3万円
●母へ返済用積立 6万円
●カード支払い(dカード.JALカードゴールド年会費含む)78万円
※JALカードは11月がきたら普通カードに変更する予定です。
●特別費 100万円(車修理代、オイル交換、自分の持病での県外病院受診費用含む)
●夫小遣い 24万円
●母へ生活費24万円
●妻小遣い12万円
●食費36万円(夫昼は手作りお弁当 妻昼食は職場ででます。月5,000円、強制です)
●日用品96000円
●娯楽費 18万円
●妻習い事9万6,000円
●ガソリン代38万円(田舎のため車は必要です)
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
合計 790万円
こちらの支出をざっと計算すると、約790万円(月65万円)ほどの支出になっているようです。
ご夫婦の毎月のお給料と家賃収入を合わせて月47.5万円と考えると、毎月17.5万円前後の赤字のようです。
※いただいた内容に携帯電話代の記載がありませんでした。あったとしても大きく赤字が解消するものでもなく、またあまりに大きすぎる支出にもならないと考えられるため、今回は不記載のまま診断を進めます。
ご相談者様の家計では、年間219万円前後の赤字となっているようです。
以下、気になる点をまとめてお伝えしていきます。
●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
まず、お子さんに関わる支出が年間292.3万円あるようです。こちらの支出だけで月約25万円の支払いとなりますから、大変高額になります。
そのうち娘さんの学費については、現在大学4年生ということですから、今年で卒業ということになるかと思います。
4月以降は年間238万円の支出がなくなると考えると、それだけで家計の赤字が解消することが分かります。
ご記入いただいた月13万円の奨学金がどのような扱いになっているか分からないのですが、こちらは娘さんが借りていて、年間238万円の支出のうち、月13万円×12ヵ月の156万円は娘さんが負担しているということでしょうか?そして、残りの不足分をお母さんから借りているということになるでしょうか?
そちらの内容次第になりますが、借りている奨学金を娘さんが返済していくのであれば、4月以降は学費の支払いはお母さまの返済分のみとなると考えられますし、お母さんへの返済だけでなく奨学金の返済も娘さんにすると考えると、4月以降も赤字が続く可能性もあります。
ご年齢や学年の確認をしておりませんが、4年制大学の1年生ということでしたら、今後まだ3年間は支払いが続くことになりますから、さらに念入りに資金計画を立てましょう。
こちらの内容についてはよく確認して対応しましょう。
●母へ生活費24万円
相談者様の家計には、お母さまへの生活費が24万円と、返済用の積立で年間30万円ほどの支出があります。
こちらの支出も、お母様に借り入れをしている状況なら無理をしてする必要はないと思います。
お母様に毎月の生活費を渡したり返済用に積立をするというのは素晴らしいことですが、結局不足分を借り入れているなら、しても意味がない状況なのではないでしょうか。生活費や返済用の積立をやめれば、その分お母さまからの借り入れを減らすことができ、お母さまの負担を減らすことができます。
もし、現在不足している219万円を全額お母さまに借り入れて支払っていると仮定すると、こちらをやめるだけで年間189万円の借り入れに減らすことができます。
奨学金156万円を借り入れており、学費の支払いに充てているとすると、お母さまから借りているのは年間63万円ほどになりますが、そちらを上記をやめるだけで年間33万円まで減らすことができます。
老後の家計に向けて、4月からの家計はまさに分岐点となります。老後まで苦労をしないためには、これから10年ほどの家計状況をどのように作成するかで大きく変わってきます。
短期的な収支だけでなく、長期的な収支も視野に入れて家計をやりくりするように気を付けてください。
できればライフプランなども作成した方がよいでしょう。
相談者様は、お子さん2人の教育費がかかって大変だった時期も終盤に差し掛かっています。
教育ローンの返済、お母さまへの借金返済など、返済が残ってしまっているので、残念ながら50歳前後まで大変な時期が続く可能性があります。
ただ、その後は大きな支払いがない状況が続きますので、60歳までにどれだけ貯蓄ができるか確認しておくこと、もし老後の資金が不足するのであれば60歳以降も仕事を持つこと、60歳以降は今より収入が減った状況でも生活できるように、特別費など大きな支出をよく確認しておくことなどが大切です。
65歳以降に年金生活になった場合、豊かな老後となるか、老後まで返済に苦しむ家計となるかはまさに今後10年のやりくりがどのようになるかで決まります。
息子さんのことでも心労が続いていると思いますが、お金のことでは大きな悩みを抱えなくて済むよう今後10年が一番のチャンスであることを忘れないようにしてください。
■参考:今回の相談者様の過去の家計簿はこちらになります。
その他、月収から考えるみんなの家計簿はみんなの家計簿公開カテゴリーからご覧いただけます。
■家計簿・家計管理アドバイザーが無料で家計のご相談をお引き受けしております。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
お世話になります。
2018年4月29日のブログに掲載させていただいたものです。
当時は、ありがとうございました。
アドバイスを参考に頑張っていました。
その後主人が転職、収入激減 私はアップしました。
娘留学中4年大学
息子引きこもりのため無職
夫40代後半
妻40代前半
息子23歳 無職
娘20歳 大学1年生
夫年収 336万夏冬ボーナス含む
妻年収 168万夏冬ボーナス含む
不動産収入(貸家一件)67万
●リフォームローン(貸家含む二軒分)67万七千円あと8年
●息子の専門学校時に借りた教育ローン 34万3,000円あと7年
●生命保険 336000円
●火災保険(二軒分)168000円
●携帯代(夫婦、息子の3台分、Wi-Fi両実家含む3軒分)
スマホ代金の残金などなし。夫婦はahamoに変更済み
●Netflix12000円
●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●車検積立(軽、乗用車各一台)14万4,000円
●車保険積立6万円
●固定資産税(貸家分)3万円
●母へ返済用積立 6万円
●カード支払い(dカード.JALカードゴールド年会費含む)78万円
※JALカードは11月がきたら普通カードに変更する予定です。
●特別費 100万円(車修理代、オイル交換、自分の持病での県外病院受診費用含む)
●夫小遣い 24万円
●母へ生活費24万円
●妻小遣い12万円
●食費36万円(夫昼は手作りお弁当 妻昼食は職場ででます。月5,000円、強制です)
●日用品96000円
●娯楽費 18万円
●妻習い事9万6,000円円
●ガソリン代38万円(田舎のため車は必要です)
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
収支は合ってないかもです。
不足分は、恥ずかしながら実家の母から都度母から借りてる状況です。
息子のことで途方に暮れ、 お金のことで悩み、 アドバイスがあれば、 教えてください。
変な家計で恥ずかしいのですが。。
よろしくお願いします。
「家計診断」についてですね。
年間収支の確認
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入571万円
支出790万円
現在の収支としては、年間219万円の赤字の家計のようですね。
生命保険が掛け捨てとしては高額ですので、貯蓄性のある保険と推測されますが、今回は貯蓄として考慮せず以下進めていきたいと思います。
家計を確認

次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
毎月の支出
●リフォームローン(貸家含む二軒分)67万7千円あと8年●息子の専門学校時に借りた教育ローン 34万3,000円あと7年
●生命保険 336000円
●火災保険(二軒分)168000円
●携帯代(夫婦、息子の3台分、Wi-Fi両実家含む3軒分)
スマホ代金の残金などなし。夫婦はahamoに変更済み
●Netflix12000円
●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●車検積立(軽、乗用車各一台)14万4,000円
●車保険積立6万円
●固定資産税(貸家分)3万円
●母へ返済用積立 6万円
●カード支払い(dカード.JALカードゴールド年会費含む)78万円
※JALカードは11月がきたら普通カードに変更する予定です。
●特別費 100万円(車修理代、オイル交換、自分の持病での県外病院受診費用含む)
●夫小遣い 24万円
●母へ生活費24万円
●妻小遣い12万円
●食費36万円(夫昼は手作りお弁当 妻昼食は職場ででます。月5,000円、強制です)
●日用品96000円
●娯楽費 18万円
●妻習い事9万6,000円
●ガソリン代38万円(田舎のため車は必要です)
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
合計 790万円
こちらの支出をざっと計算すると、約790万円(月65万円)ほどの支出になっているようです。
ご夫婦の毎月のお給料と家賃収入を合わせて月47.5万円と考えると、毎月17.5万円前後の赤字のようです。
※いただいた内容に携帯電話代の記載がありませんでした。あったとしても大きく赤字が解消するものでもなく、またあまりに大きすぎる支出にもならないと考えられるため、今回は不記載のまま診断を進めます。
特別費
特別費としては約100万円と上記の支出にありますが、実際には特別費ではないかと思われる支出も月々の支出に紛れており、特別の判別が難しいため、今回は特別費として分けずに診断を行っていきます。家計の見直し
ご相談者様の家計では、年間219万円前後の赤字となっているようです。
以下、気になる点をまとめてお伝えしていきます。
1 お子さんに関する支出(教育費など)
●息子の専門学校時に借りた教育ローン 34万3,000円あと7年●娘学費 238万円(娘にかかる費用)毎月13万円奨学金借りてます
●息子にかかるもの 20万円週一お小遣い渡してます
まず、お子さんに関わる支出が年間292.3万円あるようです。こちらの支出だけで月約25万円の支払いとなりますから、大変高額になります。
そのうち娘さんの学費については、現在大学4年生ということですから、今年で卒業ということになるかと思います。
4月以降は年間238万円の支出がなくなると考えると、それだけで家計の赤字が解消することが分かります。
ご記入いただいた月13万円の奨学金がどのような扱いになっているか分からないのですが、こちらは娘さんが借りていて、年間238万円の支出のうち、月13万円×12ヵ月の156万円は娘さんが負担しているということでしょうか?そして、残りの不足分をお母さんから借りているということになるでしょうか?
そちらの内容次第になりますが、借りている奨学金を娘さんが返済していくのであれば、4月以降は学費の支払いはお母さまの返済分のみとなると考えられますし、お母さんへの返済だけでなく奨学金の返済も娘さんにすると考えると、4月以降も赤字が続く可能性もあります。
ご年齢や学年の確認をしておりませんが、4年制大学の1年生ということでしたら、今後まだ3年間は支払いが続くことになりますから、さらに念入りに資金計画を立てましょう。
こちらの内容についてはよく確認して対応しましょう。
2 生活費や積み立て
●母へ返済用積立 6万円●母へ生活費24万円
相談者様の家計には、お母さまへの生活費が24万円と、返済用の積立で年間30万円ほどの支出があります。
こちらの支出も、お母様に借り入れをしている状況なら無理をしてする必要はないと思います。
お母様に毎月の生活費を渡したり返済用に積立をするというのは素晴らしいことですが、結局不足分を借り入れているなら、しても意味がない状況なのではないでしょうか。生活費や返済用の積立をやめれば、その分お母さまからの借り入れを減らすことができ、お母さまの負担を減らすことができます。
もし、現在不足している219万円を全額お母さまに借り入れて支払っていると仮定すると、こちらをやめるだけで年間189万円の借り入れに減らすことができます。
奨学金156万円を借り入れており、学費の支払いに充てているとすると、お母さまから借りているのは年間63万円ほどになりますが、そちらを上記をやめるだけで年間33万円まで減らすことができます。
3 今後の見通しをつける
相談者様の家計で重要なことは、今後の見通しをしっかりつけるということです。老後の家計に向けて、4月からの家計はまさに分岐点となります。老後まで苦労をしないためには、これから10年ほどの家計状況をどのように作成するかで大きく変わってきます。
短期的な収支だけでなく、長期的な収支も視野に入れて家計をやりくりするように気を付けてください。
できればライフプランなども作成した方がよいでしょう。
家計診断(まとめ)
相談者様は、お子さん2人の教育費がかかって大変だった時期も終盤に差し掛かっています。
教育ローンの返済、お母さまへの借金返済など、返済が残ってしまっているので、残念ながら50歳前後まで大変な時期が続く可能性があります。
ただ、その後は大きな支払いがない状況が続きますので、60歳までにどれだけ貯蓄ができるか確認しておくこと、もし老後の資金が不足するのであれば60歳以降も仕事を持つこと、60歳以降は今より収入が減った状況でも生活できるように、特別費など大きな支出をよく確認しておくことなどが大切です。
65歳以降に年金生活になった場合、豊かな老後となるか、老後まで返済に苦しむ家計となるかはまさに今後10年のやりくりがどのようになるかで決まります。
息子さんのことでも心労が続いていると思いますが、お金のことでは大きな悩みを抱えなくて済むよう今後10年が一番のチャンスであることを忘れないようにしてください。
■参考:今回の相談者様の過去の家計簿はこちらになります。
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その他、月収から考えるみんなの家計簿はみんなの家計簿公開カテゴリーからご覧いただけます。
■家計簿・家計管理アドバイザーが無料で家計のご相談をお引き受けしております。
コメント
コメント一覧 (2)
突発的なものや、年に一回しか払わないものも多いので、家計を把握するのに、この考え方はとても良いと思います。
支出のところで携帯代がいくらになるか記入されていないので、そこの付け足しをお願いします。
母親への返済積立が6万円と母親への生活費24万円が不思議です。積立ということは返済していない為貯金になっていると思います。母親からお金を借りているのに生活費を渡しているというのはどういうことでしょうか。
回答者さんが勘違いされていることがあります。
それは質問者さんの娘さんは大学4年生ではなく、4年制大学に通う大学1年生で留学をしているということです。なのでアドバイスが変わってくると思います。