2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

支払いだけで給料がなくなる。家計はどこから見直せばいい?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理の疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

毎月、約0万円以上の赤字家計でクレジットカード頼りの生活でそこから光熱費、スマホ代、食費を賄ってます。

その為、クレジットカード代を支払えば全然お金が残らず赤字で…恥ずかしながらたまに両親から借金する場合もあります。家計簿は付けておりません。支払日にメモ帳に書き出してるだけです。

どうにかこの状況を脱却したいが為にクレジットカードのポイントでギフト券を交換して今月はそのギフト券でスーパーで買い物をしました。が、来月のカード明細(暫定ですが)既に予定の給料より超えてます…どうにかお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「支払いだけで給料がなくなる時」についてですね。

支払いだけで給料がなくなる

4740560_m


質問者様はクレジットカードなどの支払いが多く、まさに「支払いだけで給料がなくなる」という状況のご様子です。

なおかつ、ポイントなどを使い何とか支払いを減らそうとしているものの「支払いが給料を超えている」状況でもあり、家計は危機的な状況にあるようです。

今回のように、「収入以上に支払いが多くなりすぎてしまった人」は、どのように家計を見直していけばよいのか考えてみましょう。

1. いったん支払いを極端に減らす

質問者様のように、「支払いだけで給料がなくなってしまう」という方から、これまで何度もご相談を受けたことがあります。

このような方の家計改善を何度もお手伝いさせていただいたことがありますが、まず「給料以下に支払いが済ませられるようになるまで徹底的に支払いを減らす」という作業が必要になります。

現金がないので「クレジットカード使って支払う」と言う人もいますが、まずクレジットカードの支払いで支払いがメチャクチャになっている人は、クレジットカードはいったん封印しましょう。

初めのうちは、それでもクレジットカードを使わなければならないことが多くなりますが、できるだけクレジットカードの支払いを減らしていくうちに、少しずつ使える現金が増えてくるはずです。

正常な金銭感覚が戻ってくるまでクレジットカードの利用はできるだけ控え、正常に家計が管理できるようになったら再び少しずつクレジットカードを利用するようにしましょう。

同時に、家計の中で見直せる支出をしっかり見直し、支払額そのものを少なくしていく工夫が必要になります。

2. リボ払いや分割払いをなくす

支払いが多くなりすぎてしまうと、目先の引き落とし額を何とか減らそうと、リボ払いや分割払いを利用する人がいます。

リボ払いや分割払いを利用すると、確かに目先の支払額はいったん減ります。

しかし、その分「手数料」などを多く支払うことになります。

まず、この「手数料」などの支払いをなくすだけでも、家計の節約につながります。

「分割しなくては払えない」と言う人は、これから支払う分だけでもかまいません。少しずつリボ払いや分割払いをなくすことで、こちらも手元に残る現金が少しずつ増えるはずです。

残っている借金の額が大きければ大きいほど時間がかかりますが、少しずつ支払額全体を給料以下になるまで小さくしていく必要があります。

3. 一度プロに相談する

それでも「ひとりではどうにもならない」と感じる人は、一度プロに家計相談をしてみることをお勧めします。できるだけ良心的な価格で、長期的に相談にのってくれる方を探しましょう。

また、安易に債務整理など社会的信用をなくすような方法を選択せず、まずその前にできることがないかしっかり確認することをお勧めします。

借金漬けになってしまうような方は、どうにかしたいと思いながらも、どうしたらいいか分からないことからずるずるとさらに借金を重ねてしまうことがあります。
  • 家計簿をつけた方がいいと思いながらも、なかなか始められない
  • 家計簿をつけているのに、家計が改善に向かわない
  • このままでは危険だと分かっているのに、どこをどうしていいか分からない
このままではいけないと感じているなら、これ以上さらに深刻な状況になってしまう前に、できるだけ早くプロに相談しましょう。

時々、「家計を改善するのにお金を払うなんてもったいない」という方がいますが、危機的な家計を今後も続けて損失を出し続ける方がよほどもったいないことです。

一時的な支払いにはなっても、長期的な視点で見ると、プラスとなることも多いので、本当に困っているときは、できるだけ早く信頼できる人を探しましょう。

当方でも、ご希望の方には個別に家計相談をお引き受けしております。

質問者様の現状では、いつ債務整理や自己破産といった大きな問題に発展してもおかしくない状況と推測されますので、できるだけ早い段階で家計を改善する必要があると思います。

現状の問題を放っておくことなく、できるだけ早期に問題解決のための行動をとりましょう。

関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
・借金・ローンのある家計




このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット