2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

物欲が爆発してしまう!物欲を抑えるにはどうしたらいい?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

※その他
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今回のご相談内容

あきさん、はじめまして。あきの家計簿を利用して5年くらい経った気がします。

計画的に貯金ができるようになりとても感謝しています!

質問なのですが、年に一度くらい、物欲が爆発して主に自分のものにすごい金額を使ってしまいます。

特別費に余裕を持たせているのもあり、結局年間でなんとかなりはするのですが、計画的な買い物ではないし、こういうことがなければもっと貯められるのかな~と思ったりします。

予め爆発用に予算をとるのもどうかと思うし、もしかしたら予算の組み方が間違っていて小さなストレスになっているのかもしれないし、もし対策みたいなものがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「物欲の爆発を抑える方法」についてですね。

物欲が爆発してしまう

kaimono

貯金の計画を順調にすすめたいなら、お金の無駄遣いはしたくないものですよね。

「無駄遣いはしてはいけない」と分かっているのに、ときどき物欲が爆発してしまい、これまでの努力が無駄になってしまったように感じてしまうことがあります。

物欲を抑えることが出来なかったことを責めてしまったり、反対に物欲を抑えようとしすぎてストレスがたまってしまったり…。

今回は、このような「物欲の爆発を抑える方法」を一緒に考えてみましょう。

物欲を抑える方法

shopping

結論からお伝えすると、「物欲」というのはあって当然のものです。

無理をして物欲を抑えようとすれば、反動で物欲は爆発してしまいます。

私も家計簿をつけ始めて20年近くになりますが、物欲の全てを完全に抑えられたことは一度もありません。

「あるのが当然で、なくすのは難しい物欲」ですが、物欲を爆発させっぱなしにしてはやはり困ったことになってしまいます。

どのように「物欲を抑える」と、「物欲の爆発」を防止することができるのか考えていきましょう。

物欲を抑える方法1 物欲は爆発させない

物欲は、抑えようとしすぎればしすぎるほど「反動」が起こりやすくなるものです。

私も昔は、食費の節約をしようとしすぎて、1ヵ月は頑張るものの、次の月には反動で大きく膨らんでしまうことの繰り返しを経験したことがあります。

このような物欲の爆発は、起こらないように気を付けていくことが一番効果的です。

我慢に続く我慢を続けていると、我慢ができなくなってしまうため、あらかじめ我慢と感じない程度の緩やかな金額を予算とし、物欲を小出しにして解消していくと「物欲の爆発」は起こりにくくなります。

私も、無理のない範囲を常々予算にしているため、大きな物欲は昔ほど起こらなくなりました。

ときどき、「無理のない範囲を予算にするゆとりなどない」と言う人がいますが、そもそも「無理のある予算しか作れないような家計」にしないようにするのが家計管理です。

物欲を抑える方法2 衝動的に買わない

「物欲の爆発」は、ある日突然やってきます。

今までうまく物欲をコントロールしてきたのに、ある日突然「もう今日は買ってしまおう」といった心理になってしまうことがあります。

このような突然の物欲は、爆発するがままにまかせてしまうのは危険です。

いったん売り場を離れる、日を改めてもう一度検討するなど、冷静になる時間を作りましょう。

昔は物欲が爆発してしまい「子ども服を衝動的に買ってしまう」ことが多かった私も、今では「高額な買い物ほどよく考えてから買う」というクセがついています。

物欲を抑える方法3 どこかで帳尻を合わせる

もし、「物欲の爆発」を抑えることができなかったら、どこかで帳尻を合わせるという作業も合わせて行うことも大切です。

私の場合は「今日のショッピングで使うのは2万円まで」というように予算だけ決め、その中で子ども服を1万円購入したら残りは1万円といった具合に、全体の予算を守れていれば「どんな買い物でもしてかまわない」と考えます。

予定外に大きな出費があっても、次の月、その次の月などの支出を減らして年間で調節できれば、問題ないと私は考えます。

私も、予定変更が不可能なほどタイトな金額を予算とするのではなく、多少の予定変更を見越して「あらかじめゆとりある金額を予算」としています。

物欲をなくす必要はない

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物欲というのはあって当然ものですし、完全になくすということは誰にとっても難しいことです。

質問者さんは、「特別費に余裕を持たせているのもあり、結局年間でなんとかなりはする」ということですから、全体調節は上手にできているようです。その時だけ予定外の支出があっても、全体的に上手に調節できていれば、大きな問題にはなりません。

確かに、物欲を完全になくすことができれば、もっと貯蓄はできるようになります。

しかし、今のお楽しみを完全になくしてしまうようでは、家計管理はストレスしかたまらなくなります。

適度なゆとりがあってこそ、家計管理は楽しくなるものですから、物欲とは上手につきあっていきましょう。



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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。



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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 質問者です。
    • April 08, 2022 13:54
    • 5 あきさん、ご回答ありがとうございます!

      物欲をなくす必要はないという大前提にほっとしました。
      何度も読み返すうちに、もしかしたら毎月の自分のお小遣いの予算がギリギリだから物欲が爆発してしまうのかなと思いました。予算を組むときは物欲ゼロくらいになっているので最低限に組むのですが、余ればラッキーくらいに、ちょっとした物欲を吸収できる余裕を作ったほうがいいかもしれないと思いました。そして、大きな金額のときはよくよく考えるように十分気をつけようと思います!

      あきさんの家計簿のおかげで、安心して順調に貯蓄ができるようになりました。これからも頑張ります!ありがとうございます!
    • 2. あき あき
    • April 11, 2022 13:57
    • 質問者さんコメントありがとうございます!

      確かにお小遣いが少なすぎると、ストレスが溜まってしまいますよね。
      物欲は小出しにしていると爆発しないものなので、ちょっとしたところで発散できるように頑張ってみてくださいね。

      安心して貯蓄ができるようになったとのこと、何よりです。こちらこそご利用ありがとうございました!またいつでもご連絡ください。
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