特別費を家計簿アプリで管理する方法は?
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家計簿アプリzaimを使用しています。(年金生活です)
固定資産税やNHK受信料、車検、車保険、国保等々1年に1回、2回、9回、2年に1度等支払いの特別費をどう入力すればよいかわかりません。
これまではそれぞの費目にその都度入力してきましたが、それだと¥0の月もあればまとまった大きな出費の月もあり、月の予算があってないようなものになります。
特別費は専用の口座に入れており、そこから引き落とされるようにしています。
通帳で管理できるのであれば、特別費以外の費用のみ(食費等)をアプリで管理するという方法もあるかもしれませんが、それだと家計全体が把握できないので困るのです。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費を家計簿アプリで管理する方法」についてですね。
家計簿アプリで家計簿をつけている時、意外と困るのが特別費の管理方法です。
特に、自動で支出を振り分けてくれる家計簿アプリを利用していると、「自動で支出が振り分けられるのは便利な反面、思ったところと違う費目に振り分けられてしまう」という問題に直面することが多くなります。
そのような場合は、以下の点に気をつけながら家計簿アプリを利用するという方法をおすすめいたします。
多くの家計簿アプリではオリジナルの費目を追加で作成できますが、一部の家計簿アプリでは、小分類は追加できるが大分類は追加できないといった仕様になっていることがあります。
このような家計簿アプリは、オリジナルの項目を使いたい時に不便なので、気をつけましょう。
オリジナルの費目を作成できる家計簿アプリであれば、家計簿アプリ内に「特別費」という項目を作成すると「特別費の管理」が簡単になります。
すでに「その他」など利用していない項目があれば、そちらを「特別費用の費目」などに利用を限定して利用する方法でも良いと思います。
例えば、実家に帰省するために新幹線を2万円分利用した場合でも、家計簿アプリでは自動的に交通費として振り分けられることが多いものです。
しかし、この支出を「特別費」として振り分けたいという希望がある場合は、一度交通費に振り分けられた支出を気付いた時に「特別費」に振り分けなおすという作業を行うと良いでしょう。
このようにすると、新幹線代など「特別費として管理したい支出を特別費に集める」ということができるようになります。
他の支出は通常通りの振り分けで行えば、食費などと同時に特別費も家計簿アプリで管理できます。
現金で支払ったものは、自動的に記録はされませんので、こちらも手入力で特別費に支出を入力すると整合が取れると推測されます。
特別費というのは、性質上「月にいくら」と決めることは難しい支出です。従って、家計簿アプリでも「月にいくら」というのは意識する必要はなく、「年いくら」と予算を決めて管理するとよいでしょう。
「特別費にあたる支出を特別費に振り分けなおす」というひと手間をかけるだけで、家計簿全体の予算を立てることも守ることも簡単になると思いますよ。
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今回のご相談内容
家計簿アプリzaimを使用しています。(年金生活です)
固定資産税やNHK受信料、車検、車保険、国保等々1年に1回、2回、9回、2年に1度等支払いの特別費をどう入力すればよいかわかりません。
これまではそれぞの費目にその都度入力してきましたが、それだと¥0の月もあればまとまった大きな出費の月もあり、月の予算があってないようなものになります。
特別費は専用の口座に入れており、そこから引き落とされるようにしています。
通帳で管理できるのであれば、特別費以外の費用のみ(食費等)をアプリで管理するという方法もあるかもしれませんが、それだと家計全体が把握できないので困るのです。
「特別費を家計簿アプリで管理する方法」についてですね。
特別費を家計簿アプリで管理する方法
家計簿アプリで家計簿をつけている時、意外と困るのが特別費の管理方法です。
特に、自動で支出を振り分けてくれる家計簿アプリを利用していると、「自動で支出が振り分けられるのは便利な反面、思ったところと違う費目に振り分けられてしまう」という問題に直面することが多くなります。
そのような場合は、以下の点に気をつけながら家計簿アプリを利用するという方法をおすすめいたします。
1.オリジナルの費目を作成する
家計簿アプリを利用する場合は、「オリジナルの費目を追加で作成できる家計簿アプリであるか」をまず確認してみてください。多くの家計簿アプリではオリジナルの費目を追加で作成できますが、一部の家計簿アプリでは、小分類は追加できるが大分類は追加できないといった仕様になっていることがあります。
このような家計簿アプリは、オリジナルの項目を使いたい時に不便なので、気をつけましょう。
オリジナルの費目を作成できる家計簿アプリであれば、家計簿アプリ内に「特別費」という項目を作成すると「特別費の管理」が簡単になります。
すでに「その他」など利用していない項目があれば、そちらを「特別費用の費目」などに利用を限定して利用する方法でも良いと思います。
2.手作業で項目を変更する
家計簿アプリで特別費を上手に管理するなら、手作業で支出の項目を都度変更していくと良いと思います。例えば、実家に帰省するために新幹線を2万円分利用した場合でも、家計簿アプリでは自動的に交通費として振り分けられることが多いものです。
しかし、この支出を「特別費」として振り分けたいという希望がある場合は、一度交通費に振り分けられた支出を気付いた時に「特別費」に振り分けなおすという作業を行うと良いでしょう。
このようにすると、新幹線代など「特別費として管理したい支出を特別費に集める」ということができるようになります。
他の支出は通常通りの振り分けで行えば、食費などと同時に特別費も家計簿アプリで管理できます。
現金で支払ったものは、自動的に記録はされませんので、こちらも手入力で特別費に支出を入力すると整合が取れると推測されます。
3.特別費は月にいくらと決めず、年にいくらと決める
家計簿アプリ上で特別費を管理できるようになったら、特別費にも予算を組みましょう。特別費というのは、性質上「月にいくら」と決めることは難しい支出です。従って、家計簿アプリでも「月にいくら」というのは意識する必要はなく、「年いくら」と予算を決めて管理するとよいでしょう。
「特別費にあたる支出を特別費に振り分けなおす」というひと手間をかけるだけで、家計簿全体の予算を立てることも守ることも簡単になると思いますよ。
※アプリの商品名などは、開発・運営している企業の登録商標です。家計簿アプリ自体の使い方などについては、開発・運営している企業の方へお問い合わせをお願いしております。
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