【貯金】800万円貯まる予定でも、いくら貯めても不安になる。
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日頃の家計管理のちょっとした疑問や質問などはありませんか?
当ブログに寄せられた「家計に関する」ご質問にお答えします^^
**今回のご相談内容**
こんにちは。
いつもブログ楽しみに読ませていただいています。
本もすごくよかったので、今は姉に貸し出し中で、姉もさっそく家計簿をあきさんのやり方でつけ始めたようです。ありがとうございます。
今日は貯金について教えていただきたくてメールしました。
以前、目標としている金額まで貯まったら貯金はしないつもりだとブログに書かれていたのを読みました。
子どもさんのための学費もここまで、と決めてらっしゃいましたよね?
それはそれぞれいくらまで貯めたらと思ってらっしゃいますか?
我が家は主人が50歳、私は37歳で、もうすぐ2歳になる息子がいます。
なかなか子供を授からなかったため私は仕事を辞めて妊活に専念。
病院の治療費や漢方薬など結構なお金を使ってきました。
子どもを授かってからやっとお金に関して先の見通しがたつようになりましたが、今は二人目が欲しくてまた病院に通っています。
私はお金に関して心配性で、あきさんのブログや本を読ませていただくまでは、とにかく貯めないと!と思っていました。でももっと楽しむためにお金を使っていいんだなぁと最近思えるようになってきました。
ただ、主人がもう50歳なので子供のお金を貯めつつ老後のお金も貯めないといけない状況です。
家は主人の実家(両親は亡くなられました)に住んでいるので車のローンがあるくらいですが、築20年なのでそろそろいろんな所が壊れてきていて、リフォームが必要かなぁと思っています。
そういう先々のお金を計算していると、いくらあれば安心できるのか、むしろいくらあっても不安な気がしてきて、二人目はやめておいた方がいいのかなぁとか、でも兄弟をつくってあげたいなぁとかモヤモヤして相談させていただくことにしました。
ちなみに、子供の学費はこのまま順調にいけば児童手当も合わせて400万円ずつは貯められる予定です。
でもこれで足りるのかなぁと不安に感じています。
お忙しいところ申し訳ありませんが教えて下さい。よろしくお願いします。
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(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「老後や学費に貯めるお金」についてですね。
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ご質問は、あき家の将来のお金についての考えについてかな?と推測いたします。
老後や学費といった将来のお金に対する考え方は、色々ですね。
貯金に対する考え方も色々です。
結論からお伝えすると、将来に対するお金も、貯金も「不安になると際限がないということです。
”以前、目標としている金額まで貯まったら貯金はしないつもりだとブログに書かれていたのを読みました。
子どもさんのための学費もここまで、と決めてらっしゃいましたよね?
それはそれぞれいくらまで貯めたらと思ってらっしゃいますか?”
そうですね^^
そんなことをブログに書いた覚えがあります!笑
記事数が少なかったころは、どの記事に何を書いたか、自分でも把握できていたのですが、今はもう自分でも過去何を書いたのか100%は覚えていない・・という状況になっております。^^;
なので、時々前と言ってることが違うじゃないか!というようなこともあるかと思います。
でも、私も普通の人間ですので、時が立てば考え方が変わることもありますし、昔よりも今はこう考えられるようになったという発展や成長をしていることもあるということをご了承いただけると幸いです。
それを前提として、(前になんとか書いたかはっきり覚えてないのを前提として^^;)読んでくださいね^^
1.あき家の教育費についての考え
あき家が子どものために貯めようと思っている資金は、1人につき200万円です。
大学進学のための資金として、それぞれが高校卒業までにこれだけは貯めようと決めています。
最低限1人200万円ということで、できれば1人300万円用意できればいいなと思っています。
もちろん、それだけじゃ大学の費用は足りないだろうと思われると思います。
大学の費用は、1年で100万円かかったとしても4年で400万円です。(実際にはもっとかかるかもですが)
でも、これって、400万円を全額貯金を切り崩して行かせる場合の計算なんですよね。
わが家は、全額貯金で大学に行かせるつもりではなく、
一部はその時の家計で負担し、足りなければ貯金で賄うというスタイルにしようと思っています。
つまり、1年で50万円~100万円は、その年の家計でまかなうつもりだということです。
今でも、年間で貯金は出来ていますから、大学在学中は貯金を減らして対応すれば、貯金を全額切り崩さなくても、行かせられるだろうという予測をしています。
また、私も今は家にいることが多いですが、子どもが大学に行くようになれば、だいぶ手が空くようになると思いますので、外に働きに出て収入を支えれば、多少の助けになれると思っています。
それから、主人の「生命保険の終身保険」の満期の1つを、あえて、長女の大学進学前に設定して組んでいます。
この終身保険は、老後のための資金として貯めているものですが、どうしても足りなければ、これを解約すれば教育資金に補填できるように準備しています。
満期を迎えている保険ですので、解約しても元割れはしません。
また、終身保険が長女の大学進学前に満期になると、生命保険の支払いの一部がなくなりますので、年間10万円ほど家計の負担も軽くなるようにしています。
さらに、私がまだ貯められなかった頃、何も考えずに組んでしまったわが家の家計を圧迫している「住宅ローン」も、繰り上げ返済を毎年実行しているので、おそらく長女の大学進学前に、だいぶ返済が進むように計画しています。
そうなると、さらに家計の負担は今よりも年間で10~30万円ほど軽くなります。
このようにして、長女が大学に進学するころには、年間で20~40万円ほどさらに家計がラクになるようにしてあります。
これをさらに教育費に回せば、貯金はそれほど崩さずに、大学進学まで対応できるのではないかと考えています。
このようにして、教育資金を老後に流用することや、負担を軽くして教育費に対応することを考えていますので、1人につき最低限200万円、あわよくば300万円程度の準備で充分だと考えています。
2.あき家の老後の資金についての考え
老後資金については、終身保険で準備しています。
それほど大きな金額ではありませんが、最低限夫婦二人の万が一の時に使えるお金にはなると思います。
それプラス、上記の教育資金の余りを基本の老後資金として考えています。
あとは、健康であればできるだけ長く働きに出ようと思っています。
今の60代って若い人は若いですよね。
私の知っている方でも、老後に起業して、バリバリ働いて、会社員時代よりも多い月収を老後から稼ぎ始めた人が何人もいます。
私の父も70歳くらいですが、まだ働いています。
仕事がなくなってヒマになると途端に体にガタが来る人もいます。
適度に仕事があった方が、ボケないし、かえって健康でいられます。
うろ覚えで恐縮ですが、私もご一緒にお茶などさせていただいたり、直接メッセージなどをいただいたりと、ごくまれにですが交流させていただいている「大江秀樹」先生も、定年後貯金150万円から起業されて、今や全国のみならず海外でも大成功されています。大江先生も、月8万円くらい働いて収入があれば、年金の不足分の老後の赤字は補えるとおっしゃっています。
↓大江先生のご著書はアマゾンの家計管理部門で現在1位です。
私も体さえ健康なら、老後はできるだけ長く働いて何とかするつもりという感じです^^
老後はゆっくり日向ぼっこを日課にして、時々孫の面倒でも見て・・なんて生活だけじゃ退屈過ぎてすぐにボケちゃいそう。
そうは言っても、働けないような健康状態になったらどうするんだ、そのために「働けなくなった時の介護のお金や医療費を貯めないと・・・」と思っている人もいるでしょう。
でも、「介護や医療費」のために大金を貯める人は、本当に「介護や医療費」に大金を使うことになるという説もあります。
だからあき家は、自前医療保険と称して「医療費」は貯めていますが、使い道は医療費限定にせず、使わなかったらリフォームが必要になった時でもなんでも使えるお金と考えるようにしています。
だって、本当に医療費として使うことになったら嫌ですもの^^;
3.あき家の貯金についての考え
質問者様は、多分お金を貯めても貯めても不安なのですね。
わが家は、車、教育資金、老後の3つの貯金さえ最低限出来れば、あとは貯金はしないつもりです。
だって、そんなに貯金ばっかりしてどうするんでしょうか。
老後に使い切れないほどのお金があったって、老後じゃビーチや遊園地は行きたいとは思わないかもしれません。子ども達だって、友達と遊ぶことの方が忙しくて旅行についてきてくれない年ごろかもしれません。
今だから行ける場所やできることにお金を使わないで、ケチケチして貯めることばっかり考えても、もったいないですよね~。
お金はあの世にもっていけるものでもないし。
お金は使ってこそ生きるのだと思っています。
いつまでも貯金しているだけのお金は死金といいます。
そうやって適度にお金を使っていると、出るお金の枠も大きくなるかもしれませんが、入ってくるお金の枠も大きくなるように思います。
こう書くと、じゃあ最低限の貯金以外は全部散財しろというのかという人がいますが、そういう意味ではありません。
例えば、100万円はらうことで130万円のリターンが見込めそうな時には100万円を使う。
こういうお金の使い方を投資といいますが、このような投資を含めて、使うという表現をしています。
また、これは現金の話で、株などの資産については、これとは別に増やすことも検討しています。
明日の配信で、私の貯金についての考えをアップしますので、よろしければそちらもあわせてご覧くださいね^^。
4.まとめ
お二人目のお子さんを考え中なのですね。
子どもは1人っ子も素敵ですが、2人以上いても楽しいですよ~^^
私は、もしも自分たち夫婦に何かあった時に、天涯孤独にならないように、相談できる相手がいるっていうのがいいなと思って、授かれるなら兄弟はいたほうがいいかな?と思って3人までは出産を決めました。
3人いるから今大変なところもありますが(お金もかかりますし)、3人いるからよかったところもたくさんあります。
色々書いてはいますが、最終的に何かを決めるのは自分です。
私がこう言ってたから!ではなく、自分でこうしたいから!という自分をもって行動していかれてくださいね^^
多少失敗したって苦労したって大丈夫。
失敗や苦労から学べばすべてが成功です^^
今成功している方から話を聞くと、大体の方が、ある時ものすごい失敗や苦労をしていて、それを何とかしようと頑張って・・、あの時代があったから今の成功があるという方がほとんどです。
逆に、ラクして成功し続ける人なんてあんまり見たことないです。(ラクして成功しました!というのを売りにしていて、プロモーションで言っているだけの方はたくさんいます。でも実はそういう方に限って、私生活では大変な苦労をしているのに世間には隠しているだけっていう場合が多々あります)
私も別に特別な成功なんてしていない、普通の主婦ではありますが、今でも日々失敗と苦労と反省をしながら、成長できる方法を日々考え模索しています。
何が正しい、何が間違っているということではないのですよね。
結局は、自分が望む方向のために、何を自分が選び、どう行動していくかというだけのことだと思っています~。
そのチャレンジした結果が失敗でも成功でも、どちらでもいいですよね。
一番つまらないのは、いつまでもうじうじ言い訳だけして、何にもチャレンジしない自分です。
人間ですから、うじうじ言い訳する時期も必要ですが、いつかえいやっと歩き出す勇気も必要です。
お金がどうの、それで苦労するからどうの、よりも自分が一生を終えた時に、苦労したり失敗したりしたこともたくさんあったけど、ああこういう人生で良かったと思える選択は何か?を考えて選んでみて下さいね^^
私も、家族に迷惑をかけない程度にしたいことができれば充分というタイプなので、見る人から見るとチャレンジ精神が足りなさすぎる!もっとガツガツ頑張れや!ってよく怒られますけどね^^;
また、やや脱線気味の話になってしまいました^^;
本もブログもご覧いただきありがとうございます♡
少しでも良い方向に進んでいかれますように・・♡
お役に立ちましたか?
またいつでもご利用くださいませ^^☆彡
あき
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このように、ブログ内のメールフォームなどからいただいたご質問に
ブログでお答えいたします。
友達にもなかなか本音が聞けない家計のちょっとした質問、
いつでもお待ちしています!
※お金のプロとして責任もって回答するということはできません。
あくまでも、私 だったらどう考えるか、という視点でお答えさせていただいております^^
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コメント
コメント一覧 (2)
あきさんの、貯金に対する考え、大学費用の考え、老後資金の考えもとってもとっても参考になりました!
我が家も主人が定年まで10年切って子どもがまだ小さいので大学費用、老後資金が重なる上住宅ローンもまだまだ残っているので、あきさんのご家庭のようにうまく回せるかは不安ですが、今できることを少しずつやっていこうと思いました!
いつも、読者さまへの回答を丁寧にされていて、その中に書かれていることがとても参考になるので欠かさず読ませていただいております!
これからもがんばってください(^^)v
ひょろ子さんは今回の質問者様と似ているということなのですね^^
ご主人が定年まで10年切っている中での子育てかつ住宅ローンということで、お気持ち的にまだ不安なのですね。不安は底なしなので、あまりはまり込まないように、よりよい家計になっていかれるといいですね^^
いつもブログもご覧いただきありがとうございます?少しでもお役に立てたら嬉しいです!