2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

お金を使うことに罪悪感・・・?

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お金を貯めるということは、尊いことのように思われがちです。

だけど、限度を超えるとただの守銭奴と考えることも出来ます。

お金を貯めると、お金を使うのバランスについて、私はこう考えています。

pkお金を貯めるということ


お金を貯めることは、一見すると素晴らしいことのように思います。

しかし、日本人の全員がお金を貯めることだけに集中するようになったら、日本の経済はどうなるでしょうか?

お金を貯める=お金を使わない=産業が発達しない

のです。

つまり、日本人全員がお金を使わなかったら、景気は悪くなるのです。

景気が悪くなる=雇用が不安定になる=賃金も上がらない

自分自身の雇用状況を悪くするばかりか、
これから先、わが子を世に送り出そうという時にも、仕事もない、給料も安いという状況を自ら作り出すことになってしまいます。

景気を良くしたいのであれば、お金は使った方がいいのです。

お金は循環してこそ、雇用や経済などによいスパイラルが生まれることになるわけです。

つまり、「お金を貯める」という行為は、「お金の循環を自分で止める」ということで、「社会のことを考えていない」「自分さえよければいい」というある意味「自分のことしか考えていない人の行為」ともいうことができます。


pkただし、最低限の貯金は必要


そうは言っても、貯金はゼロでは心配です。

貯金をしないでお金を使えと言っているわけではありません。

急に職を失ったら・・・
急に長期間働けなくなったら・・・
子どもの学費や自分たちの老後は・・・


このような将来の生活を防衛するための最低限の貯金はあってしかるべきです。

当ブログでも、そのような必要最低限の貯金が出来ていない方のご相談には簡単にではありますが、お答えさせていただいております。

しかし、考え始めると、将来の不安というのは、際限がありません。

いくら貯めても不安という底なし沼にずぶずぶと沈んでいってしまいます。

では、いくら貯めればいいのか?は人によって違うと思いますので、一概には言いにくいものがあります。

でも、ある程度の貯金が出来ているのなら、もっともっと貯金しなくてはと不安になるよりも、
どこかで、「うちはこれくらい貯められていればこれ以上は貯めなくてもいいわ」という前向きな線引きもあってもいいのではないかと感じます。

pkお金を使う時には

同時に、お金を貯めなくてはと考えている人は、お金を使うことに罪悪感を感じることが多いようです。

ああまたお金を使ってしまった・・と。

しかし、そんなことを考える必要はないと私は考えています。

お金を使う=社会にお金を返す=誰かの賃金になる=誰かを幸せにする=巡り巡って自分の賃金に変わる

という経済の流れに自分のお金をのせたということです。

自分の出したお金が、誰かの幸せに変わる。
そして、巡り巡ってまた自分のもとに帰ってくる。


そう思うと、とてもいいことをしているように感じることができます。

また、ある程度の貯金が出来たら、
次はまだ貯金が出来ておらず思うようにお金が使えない人のために、社会経済を支えるつもりで、お金を社会に返してあげることも、一種のボランティアと言えるのではないでしょうか。

自分と自分の家族だけのために貯金をするのではなく、他者を潤わせるためにお金を使う。

そういう意識もあってもいいと思います。

(もちろん、この「お金を使う」という言葉には、散財をするという意味ではなく、資産運用など投資も含まれます。)

pk終わりに

お金を貯める、お金を使うという行為はバランスが必要だと私は考えています。

貯めることに執着しすぎてもよくないし、
使うことに執着しすぎてもよくない。


お金は、自分の人生をより楽しく豊かに彩るための道具にしかすぎません。

自分の人生の主人公は自分であり、お金ではありません。

貯めることや使うことばかりを考えると、お金に自分を合わせていくような、いつもお金のことばかりを考える、いつしかお金に支配されている人生になってしまうかもしれません。

貯めすぎず、使いすぎず。

自分を守るための最低限は貯めるけど、あとは社会のために返す。

適度に手放すことで、経済の発展に貢献することができるのです。

貯めると使うのどちらかに偏りすぎないことで、お金に支配されない、うまく距離をとってお付き合いできる関係になれるように感じます。

このように考えなさいと、言っているわけではなく、私はこう思っているという程度にとらえていただければ幸いです。

当ブログの書籍はこちらです↓



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コメント

 コメント一覧 (5)

    • 1. みよし
    • August 17, 2017 21:22
    • はじめまして
      やはりあきさんのように思えたらいいですが、やはり貧乏人には、生活が苦しく自分のことを考えるだけで精一杯です。
      だから金を持ってる人が社会をためを思うなら、腐るほど寄付金や募金をするのが一番いいと思ってしまいます。
      気を悪くさせてしまうかもしれませんが、本当の貧乏人には、選択肢がないんです
    • 2. あき
    • August 18, 2017 08:52
    • みよしさん コメントありがとうございます^^
      みよしさん、この記事は今お金がない人に、もっとお金を出せという記事ではありません。
      今お金がある人は、貯金する事ばかりでなく、今お金がない人たちの代わりにお金を出しましょうという記事です。
      それから、みよしさん、自分を「貧乏人」というのはとてももったいないことです。
      オリンピックで金メダルをとろうと思っている人が、
      「自分は金メダルは絶対無理な人間です」と思っていたら、絶対取れません。
      結果がでないのです。
      それと同じで「自分は貧乏人です」という人のところにはお金は流れていきません。
      これは、スピリチュアルとか迷信とかでなく、心理学やコーチングや脳科学といったたぐいの分野でも言われることだと思います。
      自分は金メダルを取るに値しない人間だと思っている人が、金メダルを取る確率が0%であるように、
      自分は貧乏人だと思っている人がお金持ちなる可能性は0%です。
      今お金がない人は、自分を貧乏人だなんて思わず、「今はお金がないが、もうすぐお金がはいってくるための準備をしているだけ。お金はどんどん入ってくる」と考えた方が、0%よりは確率が上がります。
      お金がない人は、お野菜を買う時でもいいので、
      「このお金が農家の人やスーパーで働く人たちを支えるお金になるんだなあ~」と思いながらお金を払ってみて下さい。
      「ち!野菜がいつもより高いわ!まったく貧乏人から野菜を買うお金も高くとりやがって・・」なんて思ってお金を手放すよりよっぽど気持ちがいいはずです。
      できるところからやるだけで、見える世界が変わると思います^^
      この度は ご意見、ありがとうございました。
      このようなご意見をいただけたことに深く感謝をするとともに、
      真摯に受け止め、より誤解のない記事をかけるよう精進させていただきますね^^
    • 3. 納得ママ
    • August 27, 2017 17:42
    • いつもありがとうございます!
      まさに!納得!
      いつもよりお金を使うと、罪悪感あります。
      気持ちが楽になり、楽しむお金もふえてかま
    • 4. 納得ママ
    • August 27, 2017 17:49
    • いつもありがとうございます!
      まさに!納得!
      わたし、いつもよりお金を使うと、罪悪感あります。
      気持ちが楽になりましたさ、最近はアキさんのおかげで楽しむお金もふえてきました☆
      とはいいつつ、8月は普段の予算プラス夏休みレジャー費もあるので、使うお金が多い日常に少し罪悪感あります(笑)
      予算残ってるからって、使わんくていいんちがう?みたいな、、、
      まだまだ不安定な気持ちではありますが、貯金だけでなく、確実に楽で楽しくなった日々を続けていきたいです(*´∀`)
    • 5. あき
    • August 28, 2017 15:28
    • 納得ママさんコメントありがとうございます!
      納得ママさんはお金を使うことに罪悪感があるのですね^^
      私も初めはそうでした。
      でもだんだん慣れると、このお金は使ってもいいんだ!という安心感になると思います~♡お金を使うことを是非楽しんでみて下さいね^^
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